■ 農村では江戸時代に飢餓対策として、救荒植物のつもりで柿を植えた...、という話をたまに目にしたり耳にしますが、豊かな現代人になじみそうなおっとりしたお話です。真偽はともあれ、見聞きするこちらも気持ちがやすらかになります。
■ 冬枯れのいなかの遠景。鮮やかな柿の実がちりばめられているのを目にするのは、こころあたたまります。
今、ふと思い出して、PCの電源ボタン押す前に試しにEscボタンを押すと、やはり電源入り、普通に使えます。
PS/2だと、こういう現象あったりしますか?問題無ければ何も気にしません。一応お聞きしたり共に考えたいだけです。"
■ クレームじゃなくてよかったです。
■ 当方より返信;
"マザーボードの設定により、PS/2キーボードでは、Escボタンや、Ctrlボタンで、PCの電源をONにできます。かつては一般的なBIOS設定事項でした。
現在も高機能なM/Bには、BIOS画面で、PS/2マウスやPS/2キーボードでON可能なAPM Configuration項目があると思います。
でも、これまで使ったことがないのに、突然キーボードで電源ONになったら、ビックリしますよネ。"
■ M/Bは工場出荷時Defaultで"Disable(d)"になっていると思うのですが、この方のものは何かの拍子でAble(d)となっていたのでしょう。
■ 私のこのPCは、AS-RockのM/Bですが↓、キーボード上のどのキーでもPC始動OK、また、USBポート経由のキーボードやマウスからでも設定可能なようです(キャプチャ画面を撮るには別途USBデヴァイスが必要なようなので直撮りですみません)。
■ 1980~90年代、東京でしがない大学生やバイト生活の頃に、「全集版」としては出ていなかったのですが、この人のLP1枚1枚を、図書館で借りた感じでしょう(文京区の小石川図書館や真砂図書館でした)。演奏家がどういう人だかわかりませんでした。今もよくわかりません。
■ その後、なじみあるその演奏家の、CDになり廉価となった全集を2008年頃に購入。
■ ところで、話は飛ぶのですが、「その曲にまつわる逸話」「その曲が描かれた背景」「その時の作曲家を取り巻く状況」「それを演奏する演奏家の逸話・受賞歴」など、実は、個人的に嫌悪感があります。吹聴するあなたの「事情通」な博識を大いに尊敬いたします...とはまったく思えないです。そのゴシップ情報は、自分の、あなたの、現実存在に、何か影響を及ぼしますか? 無前提で音楽だけ聴けないものなの?(🔗2023/3/22)...と強く意識したのが大学生の頃。
■ その発想の延長で、その後のCDの時代になって、シューマンの場合、同じ鍵盤曲でも、バッハやハイドンやモーツァルトやベートーヴェンのように、または、シューマンの歌曲集のように、彼のピアノ曲に「親しんでいる」というわけじゃなかったので、これを機に、「シューマンのピアノ曲」の聴き方としては、CDの利便性を活用して、「曲名がずっとわからないままつぎつぎと聞いていこう」と、実験でもするみたいに決めました。
■ この発想で当初、ハイドンの交響曲104曲余りを、「CD数十枚組ボックスセット」などで全曲聴けるようになって、「104曲全曲を、番号や表題など全く知らないまま通して聴く」ことにトライしたのですが、十代の頃から知っている曲も多く、また、104曲CD数十枚といえど、1回・3回・10回・100回と繰り返して聴くと、感性の鈍い私でも、作曲技法や楽器編成について、様式や時代の区切りやステージの違いを感じ、結果、ある程度体系的に分類や位置づけができてしまいます。
■ 他方で、シューマンのピアノは、その手で、この曲がなんていう曲か、極力知らないまま聞き続けてきましたので、「子供の情景」なんだか「クライスレリアーナ」なんだか「ダヴィト同盟」なんだか、今もって十分区別できません。同様に「天国的長さ」のシューベルトのピアノソナタ全集でもそんな調子です。
■ ですが、デムスの13枚を通して聴いて、やはり、既知の曲、けっこう詳細を知っていた曲があり、それが「交響的練習曲」で、13枚の中では、どうしても突出した高みに位置付けてしまっています。もうこれはどうしようもないかな。ルービンシュタインやアシュケナージやポゴレリチやで幾度も聴いてしまっていたからでもあります。彼らのことはイマは目をつむって捨象しましょう。
■ この、自分の中では、シューマンの全ピアノ曲のうちで突出してしまった存在の曲ですが、どういう経緯で作曲されたか、などわからないです。が、ただ聴き続けているってだけの人間の感想を、しかもやはりそのほんの1つの細部についてのみ、書いてみようかな。
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■ このOp.13のテーマ、C#-G#-E-C#の動機がずっしり重く暗く、続くEtüde 1、Etüde 2と、重い軛を背負ってあるいていかなくてはなりません。それゆえ十年以上も、「さぁ聴こう」と手が伸びるような1枚ではなく、好きになれなかった曲でした。
■ また、終曲のEtüde 12の、力いっぱい輝かしい変ニ長に転じた大音響も、鬱々と悲観的な20代を暮らした私には、むしろ苦痛だったかも。そう言えば、ベートーヴェンの「運命」を聴くとしても、2楽章と3楽章のみ聞いて、途切れなく突入する4楽章の直前0.1秒で針を上げるマネをしていました...。
■ じゃ、好きな曲でもなければ「突出した存在」にもならないじゃないか、という言われるのもごもっとも。ただ、この曲を思い出すとしたら、ポリーニの演奏による、まるでか細いように聞こえるEtüde 3でした。
■ すぐ上に書いた通り、Etüde 1は、低音の左手の打鍵で続きざまに心臓を衝かれるようです。続くEtüde 2は、エスプレッシヴォとして強くも暗いそれ。4拍子の、1拍1拍を6分割して、傷つきつつふらつきつつもズシリズシリと地を震わせて歩みます。
■ この右手の軽く小さいスタッカートの分散音階を一瞬思い出すだけで、この曲を聴かずにはいられない気持ちが溢れます。
■ ずっと、デムスの、少年のような情熱と包むような誠意あふれる演奏で聴いてきました。古い録音で、木質な、響きの少ない、硬いタッチ。中部ヨーロッパのベーゼンドルファーでしょうか。聴く分には、感情の起伏も穏やかで、じっくりとこころあたたまります。他方、ポリーニの、天上を舞う夢のように軽やかなタッチと透き通るデジタル録音で、響きの広がりと美しさ・滑らかさのおかげで、このEtüde 3の小さな流れに、あっと気づいた思いでした。
■ シューマンの曲すべてに想うことですが、同世代同年齢のショパンと対極的なのは、シューマンの「内から突き上げ横溢する湧き水のような自発性」「疑わなくてよい誠実さ」だと感じます。
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■ デムスのCD13枚組を、PCにリッピングし、microSDカードにコピーして、古い8インチのタブレット+JBLの肩掛けスピーカー(🔗2023/12/1の画像)で聴きます。13枚組だろうと途切れなく連続演奏してくれて、所用の無い日は、1日で13枚はすぐ聴き終える感じでしょうか(JBLは充電池が切れますが2つ所有していますので交換しつつ...)。
■ 1曲1曲にまつわる知識も標題名も先入観もまったく無いままサラサラとシューマンの感情が流れ出して、私には理想的な聴き方の1つです。ただ、そのときでも、CD13枚のうちのこのSymphonische Etüdenはいったんスキップして、その後また、無知な私にとっては無名であっても心から溢れ出る無数の音楽を、聴き続けるのですが。
■ 最後の秋晴れ、かな...。日が傾きかけ、空気はヒヤリと澄んでいます。
■ 津軽平野と言っても、広くて、どこだかさっぱりわからない言い方なんですが。
■ 南を望むと、右に岩木山、左に八甲田連峰が、広い水田地帯の果てに、遮るものなく見える気がして、ほんとうに清々とした気分になります。
■ かなり高層の巻積雲(うろこぐも)が、昨日今日とクッキリ。いまはおだやかな秋の夕暮れ前ですが、もう天気は下る一方の気配です。
■ 個人売買に出した品が意外に高額になってむしろ焦った話を書きましたが(🔗11/24)、この数か月で、4,5件そのような事態に遭遇しています。
■ 今日は、「高額」ではないんですが、似たような驚いた経験を。実は、昨日の午後から今朝の話です!
■ 東京で一人暮らししていた後半、平成の最初期に(またずいぶんと古い...30年以上前にさかのぼるのかよ...)、洗濯機を新調。といっても、当時すでに少数派で現在では絶滅危惧種の「二槽式」。しかもごく小さく、最小水位でたった1.0kg洗い。最大でも2.5kg洗い。一人暮らしの学生や社会人に向けた商品です。大学生協から1万円チョイ程度で新品購入。
■ それが、あろうことか、いまだに青森県の実家倉庫にありまして...。いろんな物の下にうずもれていたほころだらけの箱で、コレがいったい何だったか、近づいて埃をこすらないとわからないほどの状態です。
■ 二槽式洗濯機だなんて、いまどき使っているおうちなどあるはずもなく...。昭和の遺物。表示によると「SANYO 三洋電機(株) SW-S7 (色;TB) 二槽うず巻式 1992年下期製造。
■ おっくうですが、棄てましょう。もう晩秋の晴れ間もこれで最後。来週からは雪を覚悟して、早く作業を完了させなくては。
■ 洗濯機のリサイクル処分はやはり何千円かかかりますので、あの昭和のTV同様(🔗10/22)、自分で分解して廃棄処分することにしました。今度は筐体が大きいので、電動工具に、インパクトドライバのみならず、レシプロソーと、その刃をプラ用・鋼板用と用意。
■ 30年以上の永い眠りを経て本体を取り出し、日の下に晒し、解体前に屋外でほこりを払い、ひとまずウェットウェス(濡れ雑巾)でキレイに拭きあげて...みると、ピカピカと...。
■ コ、コレ、破壊しないで、誰か活かせる人がいるんじゃなかろうか...。そういえば、知り合いの自動車整備工場で「軍手やウェスやつなぎ作業服洗い」に、近所の美容室でタオル洗いに「二槽式」を使っていたのを思い出し、声掛けしてプレゼントしようか、いや、もしかしたら、現在でも職業系の用途があるのかなだろうと思い、調べてみました。
■ すると、おぉ、現在でも新品で販売されているんですね。
■ やはり根強い需要があるようです。
■ まなんだ事は、全自動にない長所として;・構造が単純で壊れにくく、修理もしやすい。 ・カビがはえたり異臭の元になることはない。 ・モーターは小さいが洗濯槽も脱水槽も小さいのでむしろ強力。 ・洗濯とすすぎの工程を同時進行や片方だけ進行できる。 ・ ゆえに短時間にむしろ多い量を洗濯可能。 ・石鹸水や仕上げ剤などその都度捨てずに使い回せる。 ・汚れ具合によって、水量も洗濯時間も洗剤の量と種類も微調整や節約が可能 ・本体価格が安い。・日常衣類とは異なる汚れが出る洗濯もの専用で清潔、・サブ洗濯機として有益...なんとメリットが多いことでしょうか。
■ 解体廃棄やリサイクル廃棄の手間や費用を考えると、私なら0円で譲渡したいです。でも、通常の個人売買サイトだと、送料だけで数千円か...。
■ そこで、主に地元の人たちの間で対面手渡しができる個人売買サイトを選び、「二槽式洗濯機完動品¥1,000(即決価格)。半径50km以内なら当方が軽トラでお届け(¥1,000は配達のガソリン代のつもりです)」、ということで、詳細な経緯や製品諸元を書いて、出品しました。昨夜の話です。
■ 驚いたのは、15分後に「ぜひお譲りください」といきなり連絡が来たこと。近隣の企業的りんご農園経営者の方でした。年内最後の多忙が終わる来週に向こうからロープ持参でトラックで取りに来るとのこと...。その30分後に、一般家庭の主婦の方から「お譲りください。先客がいるならキャンセル待ちをします」...。さらに2時間後に製造業自営業の男性から「仕事で使いたい」...。今朝6時になって植木趣味のご年配の男性から「ぜひ」...。もうさっさと受付終了としないと次々と来そうでしたので、あわてて出品表示を取り下げました。
■ 私の側が世間知らずでもあるのですが、ずいぶん不思議な思いをしました。そんなに需要があるものなのですね。
■ 二槽式洗濯機の現在最先端の利用形態、見直すべき長所、なんでも解体して棄てればいいってもんじゃぁないんだ、...など、1992年製の洗濯機からまなびました。
■ ここを訪れる期間を、ほんの1週間ほどあけただけで、季節の移り変わりが実感できて、うれしいというよりも、おいていかれた感じがしてしまいます。周りの自然は美しく移ろいゆくのに、自分だけは進歩もせず何も変わらず...なんて、劣等感にひたりにきたわけじゃないので、今日の晴れてのどかな静けさと秋の終わりの美しさを実感することにしましょう。
■ カラリと乾いた今日。また冷たいみぞれに打たれ、雪化粧する日が近いかな。
■ 2003年頃の初期型ですが、当時はどのメーカーのキーボードにも標準装備だった「(数字)テンキー」をバッサリ省いた点が斬新でした。
■ 1970年代に機械式タイプライターからキーボードを打ち始めた私は、数字入力の際は、文字キーの上段で入力するので、PCのキーボードに別途テンキーは不要です。製品発表時には飛びつきました。
■ 20年たってイマ、売却することにします。レガシーデバイスのPS/2コネクタ。買ってくれる人がいるのかな。
■ この個体も、🔗10/19同様、幾度も分解清掃を重ねてきた個体です。
■ 出品にあたって、やはり最後の分解清掃をしました。
■ 個人的にPCの前では飲食しないので、飲料や食品のこぼし痕の汚れは無く、開けてみても汚れはあまりないです。
■ また、通常使用時は見えないのですが、打鍵入力を受け止めるキー下の肉厚鋼板は、錆びやすく、この個体も錆があります。
■ 中古品にありがちな「Enter」「Space」キーのテカりや汚れは、無いです。この点で、この個体の白いキー群は、今どきの黒いキーよりヘタリ感がなくキレイなことがわかりやすいです。
■ いずれにしても、すくなくとも「清潔な状態」で快調に動作しますので、もし次に使ってくれる人がいたら、その人は気分よくお使いいただけると思います。
■ トップカバーとキーを外し、基盤の表裏はエアスプレーと刷毛で。
■ キー1コ1コを、スポンジでそっと洗い、水道水で数回すすぎました。
■ いつものように、個人売買サイトに出したら...な、何か、異変が!
■ 自分的には、新品購入時に数万円したこのキーボードは、もし自分が中古品を個人売買で買う立場になったら、その現在価値としては、7,000円くらい...ならチと高いかな、と思い、6,000円からオファーしました。
■ いつもは、事情通なお一人かお二人が6,000円かプラスアルファでスグ入札かつ落札してくれるところ、今日は、ど、どうしたんだっ!?
■ 終了間際に次々と入札があり、システムのルール通り、10分延長、また10分延長を繰り返します...。
■ 1時間以上延長を繰り返し、7,000円を超え、1万円を超え、1万5千円を超え...。入札件数は57件に上り、ラスト8分の手動入力合戦に、私すら蒼ざめました。
■ ちょっとスリリングな体験をしました。コレ、レアなアイテムなんですか?
■ でも、いくらであろうと、私は使用をあきらめることに決めたんだし、次に使ってくれる人が、気分よく、この清潔で軽やかに作動するキーボードを楽しんでくれることを願っています。
■ スポンジと台所洗剤で洗っていたら、mazdaのロゴが取れかけました。
■ この際、取ってしまいましょう。
■ 液体クレンザーで30回ほどこすります。
■ スッキリしました。
■ 使いやすくなったかも。mazdaさんごめんなさい。
■ "テントを設営して、コットを組んで..."と🔗10/18に書いた記事に関してでした。
■ キャンプ等で就寝時に使用する『簡易ベッド』のことです。起源は、軍の露営や野戦病院の用途だと思います。
■ 脚をつけない「ローコット」と、つける「ハイコット」があります。トップ画像とすぐ下の画像は、ハイコット状態にしています。
■ コットを愛用して20年前後でしょうか。その間、4台、いや5、いや...。
■ 実は、趣味の「野営」以上に、むしろ、ふだん使いだったりします。
■ 「車中泊」という旅のスタイルが流行りのようですが、私は惹かれません。それより、もう20年前後、仕事で、日常的に、自宅に帰らずに職場事務室にて就寝していた生活で...。いわば、『社中泊』ですネ!
■ 仕事が深夜に終わって、その後に自宅まで、2kmほど徒歩、または30kmほどクルマで、(つまり仕事場が2か所に分散していたというワケで)...という深夜の移動がイヤでした。深夜に吹雪の暗闇のなか、あるいたり運転するくらいなら、仕事場で数時間でも眠って、明け方のすがすがしい道を通りたいです。
■ いずれにしても、自宅には毎日必ず戻ります(私は30年以上、「泊りの旅行や出張」をしたことがありません)ので、自宅にいるのが夕方でも夜でもなく、むしろ真っ昼間で、その時に、食事やシャワーやシェービングや着替えなどをし、すぐまた仕事場へ。運がよければその日の夜に帰宅できるのですが、五分五分で「社中泊」です。
■ また、コットは、昼寝にも適しています。起きた後は、昼寝した仕事場から、温泉天国の青森県のこと、歩いても遠くて15分ほどの範囲に複数の温泉、クルマなら15分程度の範囲で選ぶのに迷う数の温泉がありますので、そこでグルーミングをして、また仕事場に戻ればよいだけです。
■ ですので、コットは、年に軽く200日以上は使ってきました。これに応じて、シュラフ(寝袋)も、年中、季節や気温に応じて複数使い分けているので、毎年初夏や秋に7,8枚の寝袋を洗う年中行事の原因となっています。🔗2023/8/15~20
■ 現在使っているコットは、トップ画像のHelinox製 "Cot One"という製品で、同製品はこれで2台目です。
■ このHelinox Cot-Oneのフレームの一部が対策品に無償交換となったことがあり、その間、やはり仕事で常用することから、一時しのぎで、Helinox Cot-Oneソックリの中華パクリ製品をamazonから購入しました。1万円程度でした。手に取って広げた瞬間、「捨てよう」と思いました、が、まんまと製品に、わかりやすい製造上の欠損があり、返品し全額返金処理してもらいました。さすが、中華パクリ製品+amazonという、品質の低さにおいてはブレのない安定コンビですね。
■ 結局すぐに弘前市内のモンベルの店舗に駆け込み、ピンチヒッターにモンベル製のコットを2万円弱で買いました。
■ 毀誉褒貶のあるモンベル製品ですが、私は基本的に肯定派です。モンベル会員を25年くらいダラダラと続けていますが、私の生活では比較的メリットが勝る感覚があります。
■ 他方で、モンベルには明らかな失敗作が散見されます。たとえば「衣類も製品もそのデザインがことごとく、これ以上考えられないほど最高にダサい」のは置くとして(...そこまで言うって、全然「置く」ことになってないだろって!?)、衣類などのジッパートラブルは定番です。また、テント製品は、モンベルの場合、70年代からずっと「つりさげ式」のダブルウォールですが、調子に乗ってこの数十年間で「スリーブ式」をいくつか販売し、その全部が壊滅的失敗作で、今は絶無。
■ このコットですが、申しわけないが、失敗作でしょう。上の通り、無駄に重く、布地は張りがなく、慣れたとしても、組み立て15分、収納25分、いずれも、持ち運びと組み立てと収納には「屈強な筋力」と「設計者並みの製品知識をあらかじめ完備」していない限り、手を出してはならないと実感しました。いまだにカタログモデルですが、意地で売っている感が漂います。
■ モンベル "フォールディグ・フィールド・コット"
質量; 6.6kg
耐荷重; 100kg
価格; 18,700円
■ ヘリノックス "Cot One"
質量; 2.2kg (モンベルの3分の1)
耐荷重; 145kg (モンベルの1.5倍)
価格; 49,500円 (モンベルの2.7倍)
■ ついでに、20年近く使って、いずれにも慣れている私の場合、展開と収納は
■ モンベル:展開15分、収納25分
...持ち運びと、短辺バー組み込みに、猛烈な筋力と指の力と、かなりのコツが必要。
■ ヘリノックス:展開4分、収納3分
...コツが必要。力は不要。
■ ヘリノックスの肝心の寝心地です(モンベルは置いといて);
■ 夏はひんやりサラサラ、冬はサヤサヤほかほかと、じゅうぶんに乾燥させたシュラフとの組み合わせは、軽やかそのもので、まさに夢見心地です。ベッドやふとんで眠るのとは、まったく異なる第3の睡眠の形態だと思っています。人に勧められるようなものではないのですが、私の生活では、なお、たいへん有用で、出会って良かったと、ずっと思い続けています。
■その際にぶつかった問題が...。いやじつは20年以上もぶつかり続けていて、解決をあきらめてきました。今度こそ解決するつもりです...。
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■ 音楽媒体であるCDには、発行者が、媒体内部に、メタデータをテキストファイルで組み込んでいます。アルバム名、トラック番号、曲名、作曲家、演奏者、音楽ジャンル、録音日などに関する情報です。
■ 音楽CDを、CDプレーヤー等の音響再生装置で聴く分には、目に触れないのですが、PCに音声ファイルとしてリッピングすると可視化できます。どの項目もタグ化され(例えれば、「しおり」「付箋」がつけられた状態)、例えば複数のCDをまたいで同じ「演奏家」タグのみ選び出すと、複数のCDからその演奏家のCDのみをピックアップできます。
■ どんな短い曲にもタグは複数ありますので、何百枚のCDだろうと、例えば、「交響曲第1番」のタグだけ指定すると、ハイドンもモーツァルトもベートーヴェンもシューベルトもブラームスもシューマンもシベリウスもチャイコフスキーもマーラーもショスタコヴィッチも、彼らの「交響曲第1番」をすべて同時に複数の演奏家で、1秒も待たずに手元に集められるわけです。「作曲家:ブクステフーデ」「曲名:オルガンコラール」とタグを絞ると、膨大な数のバッハや他のスウェーリンクなどの作品を除外して、なおかつ複数人の演奏家の「ブクステフーデ、オルガンコラール」だけを絞れます。
■ 複数タグを組み合わせて、「ピアノソナタだけを、複数の作曲家をまたいで、でもロマン派以降に限り、アルヘリチ(アルゲリッチ)の演奏だけで、聴きたい」「グールドの、バッハ以外の演奏(ハイドンやギボンスやベートーヴェン)を、聴き直したい」場合も、ものの数秒でそろいます。
■ CDが100枚程度なら、自分の記憶ですぐ1枚や5枚を物理的に取り出せばいいのですが、1,000枚程度ならちょっと...。メタ・タグを指定すれば、これをPC操作ですぐに解決可能だという素晴らしさ。
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■ ところが、問題は、
1) スマホやタブレット画面に表示されるアルバムアート(ジャケット画像)は、音楽再生アプリにより、再生時に即座にインターネット上で検索し取得するのですが、できたりできなかったり。いや、クラシックCDは、ほぼ絶望に近い。また、取得できたとしても、ムダに巨大なデータサイズだったりする。
2) CD製造者側の、メタデータ表記の不統一、以上の2点です。
■ エクスプローラ上からメタデータの書き換えはできないです。メタデータのタグ編集専用のアプリケーションソフトウェア(MP3tag)をダウンロードしてインストールします。
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1) アルバムアート
■ ネットからの自動取得は完全に放棄し、手持ちのCD1,000枚につき、1枚1枚、オリジナルのアートをネット上の画像からたんねんに拾ってきて、のち、サイズを、スマホやタブレットでじゅうぶんな250px四方(20kB程度)に加工し、その後1枚1枚に関連付ける(貼り付ける)ことにしました。
2) メタデータ表記の不統一
■ 気が遠くなる作業にとりかかりました:
■ 言語の違いはもちろんあります:
「交響曲第1番」「Symphony No.1」「Symphonie Nr.1」「Symphonie n°1」「Симфония n°_1」。
■ CD1,000枚にわたり、かならずどれか1つのみに統一しなければなりません。
■ 言語の違いに重ねてさらに、例えば英語で統一したとしても、人名表記法は、CD製作者や、また、同じCDの組み物でも1枚1枚表記が違っていて、困難を極めます。作曲家バッハを表す場合、「Bach」「Bach, Johann Sebastian」「Johann Sebastian Bach」「J. S. Bach」「Bach JS」「Johann Sébastien Bach」など。
■ 私の手元のフランス・エラート盤「バッハ:オルガン曲全集 マリー=クレール・アラン」の17枚組は、CD1枚1枚の作曲者タグが、1枚ごとに上の6種類のどれかのメタデータになっていて、噴飯物です。
■ 「モザート」「モザール」「モーツァルト」「アマデウスモーツァルト」「ウォルフガングアマデウスモーツァルト」、五者とも同一人物のW. A. Mozartを指しているつもりだとしたら...。
■ でもまぁ、それらの違いは仕方のない話です。ただ、自分のライブラリ内で、冒頭に述べた便利さを享受したいなら、その表記を、強い意志で統一しなければ、実現不可能です。
■ 1枚1枚、手作業で、1,000枚のメタ情報を書き換えることにしました...。
■ トップ画像は、その一例、上記のエラート盤アランのバッハオルガン全集です。
■ 上がオリジナルのメタ情報、下が書き換え後です。
■ 図左の赤枠は人名。表記法は「Familiy name, First name」で統一。
...作曲者名も演奏家名も、「先に苗字」表記で統一。"カンマ+スペース"を入れて個人名。
バッハなら「Bach, Johann Sebastian」、
モーツァルトなら「Mozart, Wolfgang Amadeus」で統一します。
■ 「アルヘリチのショパン『プレリュード』」とは言うが、
「マルタのフレデリック『プレリュード』」とは絶対に言わない。
「グールドのバッハ『ゴルトベルク』」とは言うが、
「グレンのヨハン『ゴルトベルク』」とは絶対に言わない。
■ 図左の橙枠はアルバム名。
前「作曲者: アルバム名 (CD発売社国籍語) [Disc 17]」
後「アルバム名 (CD発売社国籍語)_Disc17」
...アルバム名に作曲者名を入れる命名法は、タグの重複なので、アルバム名から作曲者名を削除。
...アルバム名(曲ジャンル名:「交響曲」や「ピアノソナタ」など)は、オリジナル盤命名のままで。ラテン文字表記のヨーロッパ語では、語頭や語幹が共通しますので、検索ヒット性は保たれそうです。
...組み物のCD番号は「_(アンダーバー)Disc**(2桁)」。組み物のCDセットで「100枚組」以上のものを持っていないので、「Disc01」~「Disc99」でじゅうぶん。
■ 図右上青枠の「トラック1」について、ヨーロッパのCDは、必ず空欄なので、手入力。
■ 同じく右上緑枠の「ジャンル」は、クラシック音楽CDの場合、ほぼすべてが「Early Music」しか選べないので、自分でジャンル分けを決めて書き換え。
■ 私個人としては「Medieval」「Baroque」「Classic」「Romantisch」「Modern」とのざっくりな「時代区分」ですが、さらに「交響曲」「管弦楽曲」「室内楽」「独奏器楽」「声楽」など『レコード芸術』風な分類を加えたいとも思ったところです。
■ が、中世ルネサンス期のCDなど、作曲家、演奏家、器楽声楽が、1枚のCDに複数、あるいは、複数のCDに1者が、入り混じった場合も多く、細かい分類はむしろ大混乱しかねないと発見しました。
■ むしろ大まかに、時代か作曲家をタグでまず絞り(例えば「Romantisch」か 「Brahms」)、「ピアノソナタ」か「弦楽四重奏曲」かは、次の段階の「曲名」「アルバム名」「演奏家名」タグで、スグ絞れると思っています。
■ タグを手入力する膨大な手間を考えれば、ひとまず完成させて、聞く際に2回選別すればいいだけだと予想しています。
■ 構想は良いのですが、いったい、CD1,000枚の手入力、いつ終わる事やら。
■ お役所勤めからりんご農家に転じ、生涯を通して豪快な海釣りを楽しんでいた人で、海に山に年中出掛けるスポーツマンでした。
■ 半面、人がらは静かで謙虚で前には出たがらず、周りの人には驚くほど律義で面倒見がよい方でした。が、親しく釣りの話をするときは顔をくしゃくしゃにしてもう楽しくてたまらない表情、ロッドやリールの話など大きな目を輝かせて少年のように話し、見せてくれるために取りに立ち上がったりします。
■ また、猛烈な早起きでした。お役所勤めのときから朝4時にはもう活動時間となっていたようです。イマ私の生活(🔗2023/8/20, 2023/10/9)も、彼に見習ったという面もあります。
■ 私が大学を病気留年した1980年代中頃、数年間入退院を繰り返していて、うち真夏の数か月間ほど、猛暑の東京を避けて青森県の自宅で療養してみた短い時期があります。気持ちも沈み、周りにも沈んだ重圧感を与えていました。
■ そのうちの平日のある一日、叔父が私のいた実家に来て、「今日は天気が素晴らしいから、山の方面に行こうじゃないか」と、にこにこして、半ば強引に誘い出しました。
■ 私は、Tシャツにジーンズに裸足に鼻緒のついたビーチサンダル。特にドライブ気分ではなかったのですが、せっかくなので彼の「20万kmでエンジンを交換したんだ、もうだいぶ前だけど」という、いったい何十万km走っているかわからないニッサン・テラノに乗せてもらって、二人で、雲ひとつない夏の快晴の岩木山方面へ。
■ どんどん山に向かい、ついに有料観光道路岩木スカイラインに取り付き、ぐいぐい登り詰めて、「登山リフトに乗ろう」。リフトを山頂駅で降りたら、「山頂まで1時間程度かけてゆっくり登ろう」ですと!? たしかに岩木山の山頂登山にはいちばんラクなコースですが、私は今日の自分の服装じゃムリだと言うと、「う~ん、ま、いいんじゃないか、天気は抜群だし」と。
■ 岩木山の山頂にこんな格好で登ったら、山の神様に怒られそうです。「にわか登山者」「ヤマをナメている」「軽薄な若者」を絵にかいたような...。そんなことは彼も知っているだろうけど、天候やお互いの経験や雰囲気を考え、状況的に大丈夫だと判断したのでしょう。
■ 山頂は、ちょうど真昼で、風も弱い快晴。海岸線もクッキリ見え、私の住むなじんだ狭いエリアも一望。廻堰の大溜池も、キラキラとまぶしくて、この数年間、部屋で本ばかり読んでいた目にはキツかった...。
■ けれど、鬱々と暮らしたあの頃の日々のうち、突出して明るい印象のある一日だったという思い出が、今は胸に突き刺さります。
■ あのとき彼は、きっと沈み込んでいる私のことを気にかけて、気分転換に連れ出したのでしょう。いじけた私のために、あれこれ考え、その結果、仕事や家族のこともあるだろうに、彼の貴重な、晴れた平日の1日を、私のために費やしてくれたのだと思います。いきなり「岩木山に登山しよう」などと前もって言ったら、引いてしまうだろう私のことを考え、なるべく唐突に軽やかなふうに私をお日様のもとに連れ出して...と考えてくれたのだと思います。
■ 後年そう思うと、いくら彼に感謝してもしきれない思いです。ほんとうにどうもありがとう。
■ 夕方から降り始め、明日朝にかけてしばらく降るそうです。
■ 平野部では初雪ですが、まとまって降るとの予報が...。
tenki.jp 2024年11月18日15:21
...「初雪が大雪警報」って、どうかおどさないでください。
■ あなたはお酒を飲みますか? え、飲まない? じゃ、今日はこれで。また明日。
■ え、飲むですと!? それはけしからん。生活習慣を反省すべきです...、って、それはアンタだよ、って...。
■ 私の場合、イマは、というか、記憶を辿るとここ30年ほどは、煙くさいスコッチウィスキーが楽しみのようです。
■ 月に2,3回、こんなスタイルです:
■ まず、なんといっても東北のいなか者ですので、洗練された「ハイランド」エリアを中心とする世界的ブランドとなった「ブレンディド」は一切ナシで。
■ 私の場合、ホストファミリー的存在が、津軽地方の歴史上過去の下層の農民とアイラ島の島民に共通しそうな, 先祖伝来なじんでいるだろう「泥炭」臭。それが強烈に漂うお安い現地普及価格帯の「Finlaggan」「Ileach」です(🔗10/18, 10/12)。日本で買うとさすがに「安い」とは言いづらいのですが、日本酒や焼酎よりアルコール度が高い分、長い期間にわたって楽しめるので。
■ なお、私の楽しみ方は、「ストレートのハーフショット+チェイサーとしてお湯」です。
■ 「フィンラガン」、「イーリャハ」、いずれもoriginに限ります。イーリャハは、征服民族であるイングランド語の発音では「アイリーチ」ですが、ゲール語やケルト語では、「イーリャハ」にしか聞こえませんので、そういう表記ってことで。...わがままなヤツだなぁ。
■ 数百年前に成立したオリジンレシピのモルトに限定する理由は、2つのブランドとも、他に高額な派生商品があるからなのですが、極東の島国で工業的アルコール混入飲料という錬金術でカネ儲け酒造メーカー世界一の巨大帝国「三鳥」の入れ知恵みたいな、樽をいろいろと交換してボッタクる手法に対しては、当方、愚か者ながら無い知恵を働かせると、騙されないようにひたすら逃げることにしているというワケです。
■ さて、他方、ゲスト的存在が、知識はろくにないのにチョっと興味がある、周辺の、1) ツンと澄ました高級な「アイリッシュ」か、2) 歴史上、やむなく涙を飲んで北米大陸に渡って作った大麦代替的存在のトウモロコシ製蒸留酒(バーボンとも言う)のうち、ゲルマン系移民の必死の知恵と苦肉の労作であるライ麦比率の高い「ライ麦バーボン」。
■ アイリッシュ、ライ麦バーボン、ともに、いずれまた詳細を。
■ 画像の、今日のゲストのアイリッシュは、「Connemaraカンネマッラ」のオリジナルのシングルモルトのハーフショット。実はふだんよくお越しのお客様は「Bushmills」のシングルモルトです。が、今日は、海を隔てたアイラ島に歩み寄ってほんの少しスモーキーではあるが、高貴さと距離を保ったConnemaraを。さすがにアイルランドのお客様は、矜持と気遣いをお持ちです。ゆっくりハーフショットで。
■ アイルランドの客様をお迎えすると、やはり、強い緊張感が漂います。非常に端正な深い森林の香り。Bushmillsにはない少しの笑顔で下々の者に接しようとする薫香がConnemaraには、あります。高貴さと包容力の高さに、ため息が出ます。
■ 緊張のひとときを終え、フィンラガンという自宅に戻ります。安堵感...。私の家はココだなぁと実感します。自分が育った伝統や価値観を守っている安心感はあれど、進んで、それらが洗練された心地よさを感じます。
■ 次にイーリャハのハーフショット。生まれ育った実家に戻ってきたような、こころの底からの圧倒的な安堵感。日常感、アクの強さ、垢ぬけなさ、どん臭さ、などが、一気にこみ上げますが、それらすべては、こころのふるさとです。
■ その後、やはりFinlagganという自宅に戻ります。平民で一生懸命暮らそうとこころがけるのはココです。それで一生、正直に頑張ろうと思います。
■ そんな私たち平民の頂点に君臨する「Bowmore ボウモア」が、極東の島国の首都圏や大都市圏の恵まれた若者の皆さんの共通意識として『アイラの女王』ですってぇ!?
■ ...傀儡政権でしょう、あなた方の国、東洋の島国の「三鳥帝国」の!? 現在は、征服されてのち、若い女王に代替わりし、東洋の島国の言いなりになり、アイラの島民は泣いていることが、東洋の島国の豊かな人たちにはまったくわかってもらえないようです。そうなる以前から、影の女王はLagavlinラガヴリンだったのは、世界中の心あるウィスキー愛好家の誰もが知っている事実だというのに。ま、いずれにしても、津軽の下層庶民にはどうでもいいですが。
■ 以上のすべてに勝る楽しみな味わいの主役は、トップ画像の最前列にあります...?
■ 白湯です。南部鉄瓶で沸かした、丸~い味わいの白湯です。1.5ℓほどを、たっぷり贅沢においしくいただきます。
■...って、それよりこのブログのエントリ自体がどうでもいいたわごとだったりして...。
■ 2001年頃購入。もう20年以上も静かに稼働しているのですか。回転や摩擦接触するような消耗部品がないので、長持ちです。
■ もう1台は、トップ画像の小型45ℓの1ドア冷蔵庫。通常のコンプレッサ式です。
■ 2015年製。2ℓペットボトル1本をやっと立てて入れられる程度で、0℃以下になって氷はつくれますが、-18℃には達しないので冷凍食品はムリです。ビジネスホテルの個室などに向く用途とサイズです。
■ いずれも好調に稼働し、それなりに便利なんですが、今の生活では使わないです。今朝までは、リサイクル券による廃棄処分をするつもりでしたが、そのためにひとまずキレイにしようと拭き始めたら、やはり愛着が出てきます。結局、徹底的に拭き掃除をして、さて、どうしようかな。まずは個人売買サイトでしょうか。春以降暖かくなってからの方が買い手が見つかりやすいかもしれないですね。でダメなら、リサイクル券を買うことにします。
■ 軽トラに2回に分けて持ち込んだのですが、大きくかさばるけれど比較的軽い上、処分料単価も安いので、軽トラ二杯が合計で100円ちょっとの支払でした。
■ 軽トラでの不要物処分はひとまず年内終了ってことでよさそうです。今後当分の間は、市の収集ゴミに出せないような大きな物はなさそうですが、また来年になると溜まってくるものかもしれません。やれやれ。
■ まずは、3連日ご迷惑をおかけする宮Z商店へ。
■ ここ2日間、鉄材を持ち込んだのですが、今日は、「鉄」素材は、ボルト・ナット・ワッシャ類程度のみ。他に、「アルミ」、「ステンレス」の端材を持参。「銅」はまたの機会にすることに。
■ 到着して荷台カバーシートを開けて一目でワカってもらえるように、段ボールやハンディラップにキッチリ分別し、ごていねいに「鉄(磁石検査済み)」「アルミ」「SUS非磁性」(ステンレスのことです)などとA6サイズの紙に太いマジックで書いたタグをいちいち張り付けて、積載します。
■ 軽トラの荷重は、50kgちょっと超える程度でしょうか、昨日おとといと比べれば荷はごく軽いです。買い取ってもらう価格も微々たるものでしょうが、目的は、「売却」ではなくて、「不要物処分」ですので、引き取ってもらえるだけでありがたいです。
■ 着くと、混んでいます。ふだんは、昼休み明けの13:30頃を見計らって訪問するのですが、今日は午前10時頃に。やはり、他の業者さんたちのユニックやら塵芥車やらトラックやらで混んでいます。ショボい素人の軽トラが紛れ込んでしまって、申しわけない。
■ いつもの几帳面で生真面目な若社長が、鋭い視線で荷台を見渡し、検量します。「混んでいるので、検量と精算は、チョッとお待ちいただきます」と言われ、駐車スペースでじっくり待ちます。
■ 結果、今日の60kgあまりは、おととい「鉄」材のみ150kg程度持ち込んだのと、ほぼ同じ金額となって買取精算していただきました。とくに、今日の「鉄」材の「単価34.5円」は、鉄くずA級@35円と鉄くずB級@34円の相加平均額で、手心を加えていただきました。感謝感激。
■ 前回11/11(月)は、予想を上回る高額な処分費用でした。昨年初夏にした実家整理時の処分費用の金額から、今年は100%の値上げ(つまり2倍)、とのことです。
■ 今日は、節約のため、マメに解体して小さくすれば市のゴミ収集に出せそうな可燃ごみは積載しないことにして、解体が大変な大物だけに絞って積載。
■ 公営処分場の受付には、昨年初夏に日参していた際の、マジメで一途で気配りのきくお姉さん(🔗2023/04/10)はおらず、前回も今日もおじさん2名。平日(今日は木曜日)昼前ですので、塵芥車の出入りも止み、利用者は私だけです。誘導も作業も、フレンドリーです。精算支払時に、雑談を仕掛けてきます。「その新しめの軽トラは燃費いいのか。ATか。へぇ、私のハイゼットは古いMTだが、私の方がいいみたいだな。どこで買ったんだ。あぁ、あそこのダイハツはダメだ。LLC交換してもらった直後にオーバーヒートしたんだ」など、談笑します。
■ 行く先々の人たちがいいヒトでよかったです。受け入れてもらえるか緊張感がある金属と木材の処分を、ひとまず気分よく終えることができました。...って、まだプラスチックがあるけど...。