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2026/02/01

■ まなぶ ■ 鉛筆を使って - Tombow MONO 4Bで - 1

新品を開封した
Tombow MONO 4B

今日もすごい雪の量。24時間降雪量としてはこの週末が今シーズンピークとの予報ですが、屋根雪の重みによる家屋倒壊や屋根からの落雪で直下の路上の人身物損事故がないことを、固唾をのんで祈る思いです。

  明け方の真っ暗な時間の、つらい除雪作業。冷たく寒くキツく息苦しい作業をこの1/20の寒波以来、毎日欠かさず1時間半以上。昼にまた1時間弱。腰痛や筋肉痛の対策の整理運動としてついでにクロカンスキーなんかしているものですから、夕刻に就寝して深く長くぐっすり眠れます。

 この作業がない時期は、毎日2時間以上は浮くはずなわけです。

 そのことに、もっと貴さを感じて前向きに対処すべき...とは、もう何十年もツラい除雪作業中に闇の中で考え続けてきたことなのに、何一つ実践していないこの愚かさ...。

 毎日のこの作業から解放される日が1日でもあるのかと、今は想像すらできない状態。

 でも、いくら冬が長く雪が多くても、春は必ず来ます。除雪をせずにすごせる日は今月中には必ず来ると信じます。

 年来の反省を活かし、実践しましょう、鉛筆という小道具を使って。

 2月の月始めをきっかけということにして、毎日何か書いてみようかな。

 2023年6月のあのとき(🔗2023/6/23)以来、鉛筆を使う楽しさを再認識しています。ある程度自分の好みや使う場面に応じた硬度や銘柄の快適さの経験値が蓄積されました。ここ1,2年は、意識しない間に1ダース使っていたりします。

 そこで今回の目標は;

【1】除雪をしなくてよい日(1年のうちのほとんどではあるのですが)、除雪せずに浮いたラクな貴重な時間があるのだから、その分、大学生時代に後悔だらけだった科目のうちの1つを選んで勉強してみる。

【2】その際に、鉛筆を主として使ってみる。"どのくらいの期間で1ダースを使い切るのか"を、実感してみる。新品の1ダースで今日から開始。

新品12本をいま削りました

 【1】は、学生時代に比べて、今は明らかに快適な環境(部屋・冷暖房・デスクとチェア・PCとプリンタ・インターネット・文房具)がある上に、"将来のため"、"資格試験合格のため"などという精神的重荷がないです。好きにのびのびと再び学んでみます。

"のびのび!"...
"乱雑"とも言うが...

 【2】の鉛筆の消耗速度は、以前も幾度か試しました(このウェブログのPCサイト(ウェブバージョン)の右ペインにあるラベルのうちの「2-01-鉛筆で」をご参照)。ただ、それらはすべて欧米文の筆記体でした。1日1時間ちょい書いて、およそ"1ダース使い切るのに半年"な感じでした。今度は小中高生みたいに、もう少し長い時間、漢字・かな・数字が混じったお勉強で試してみたいです。欧米文の"書写(?)"と違い、今度は、読んだり考えたりしますので、消耗のペースは落ちるかな。

 【2】の用途では、現時点における私の好みは、画像の通り、Tombow鉛筆製の"MONO 4B"です。

 4Bを筆記用途で用いると、ごく軽い筆圧で黒々と見やすいです。もっとも、すぐ芯の先端が減って丸まってしまうのですが、環境的に、たとえ5分おきに鉛筆を交換して1時間で1ダースを使ったとしても、気分転換を兼ねて立ち上がってすぐ削ることにしますので、学校の教室で使うよりも自由です。

 鉛筆削り器は、今回は敢えて"電動シャープナー"で。荒削り用とトリミング用の2台の電動シャープナーを駆使します。この点も、学校で学ぶ皆さんより快適です。

 1ダース使うのにどのくらいかかるでしょうか。無理せず気長に試します。世の中の小学生に負けないように、楽しんで鉛筆を使おうと思います。時々報告してみようかと思います。

2026/01/23

■ つかう ■ 買えなかった鉛筆

本日開店の開店時間直後
鉛筆はこの1缶のみ

■ 今日1/23は、近くのショッピングモール(🔗2025/5/6)に、"Daiso / Standard Products / Threeppy"複合店がオープンする日。3ヶ月前の告知から、楽しみにしていました。というのも、Standard Productsのみにて販売している北星鉛筆製の鉛筆、Craftsman Pencilを購入したかったからです。新規オープンのStandard Products店舗にはフルラインナップが揃っているはず...。

■ 2Bを,北星#9500と、6Bを,経済学上の"時価評価主義"では同価格帯と言えるTombow MONO 6B と、それぞれ1ダースずつ使用してくらべてみようかな、悲しく哀れで痛々しい立場に貶められた"ダイソー販売北星6Bかきかた鉛筆"の雪辱や何如!?(🔗2025/10/3)、など、使って実感して楽しい半年になりそう...と、わくわくしていました。

■ 今朝はひと冬でも1,2の豪雪。現在"大雪警報"発令中です。

■ 明け方外に出ようとすると膝までの新雪&深雪。ただ事ではない事態です。除雪車が来るか微妙でしたが、am3:30頃から5:00頃にかけて念入りに除雪してくれました。が、除雪車が通った痕の片付けが大変なのは、豪雪地帯の人なら、思い出すだけでうんざりの通り。

■ その後必死に除雪機2台を駆動してケリをつけ、生活に必要なことをこなしてから、午前10時の開店時刻にピタリとショッピングモールに着くよう、吹雪のなか除雪もろくにしていない深雪の歩道をかきわけて徒歩で参りました。

■ 開店直後の店舗には、店員サンたちがズラリ並んで頭を下げます。恐れ入ります。Standard Productsに足を踏み入れたら、店員サンが「買い物かごをどうぞ。何かお探しですか。」とさすがに開店初日の最初の客にはていねいです。

■ 「あのぉ、鉛筆は...?」とボヤっと訊いてみます。
「鉛筆ですか? こちらのダイソーの店舗にたくさん揃っております。」
「いや、こっちのStandard Productsの扱いのでぇ...」
「えぇ?、鉛筆ですかぁ? ...(少し歩き回って文具の棚を見て)...う〜ん、シャーペンとかじゃなくて鉛筆ですよね...。あちらのダイソーの店舗にたくさん揃っておりますが...。」
「いや、こっちのStandard Productsの扱いで、北星鉛筆製のクラフツマンという黒軸のものがあるはずです。」

■ ...店員サン、こいつぁうるせぇ客だぞと察知したか、ただちに電話をとって、数人にかけまくります。「Standard Productsの鉛筆をお探しのお客様が...」と同じことを繰り返し、たくさんの援軍を呼びます。

■ まもなく5,6人に取り囲まれ問い詰められました。うち3人は、さっき入口付近で、客を迎えずに、離れて見て祝賀モードでにこやかダベっていたスーツに名札のおエラいサン、本社よりご来場風の東京弁の方々。

■ うち一人が詳しくて、「北星製の鉛筆は、こちらだけですが...。」
トップ画像↑ の"12硬度セット缶"を手にとって示してくれます。

■ 「いや、硬度別に6本1組の紙箱があったはずですが...。」

■ ...おエラいさん、こいつぁうるせぇ客だぞと察知したか、ちょっと目を大きく見張って、
「あっ、クラフツマンのバラ売りと硬度別の箱売りは、今回こちらでは取り扱っていないんですよ。」

■ 虚を衝かれました。取り揃えているものとばかり思っていそいそでかけてきた自分...。2B1ダースと6B1ダースを買う気満々だった自分...。

■ 「入荷の見込みはありますか?」
「いまのところ無いです。」
「生産中止ですか?」
「それはわかりません。」

■ "12硬度セット缶"を虚しく眺めます。12種類の硬度の鉛筆を1本ずつ揃えてシャレたシンプルな缶に入れたモノです。私の用途とは無関係です。6Bから4Hまでの12硬度の鉛筆を1本ずつ均等に使うような超絶変人が地球上に存在するのですか? 販売店側の経営判断では存在するのが前提だとして、その人がバラで補充することはもはや不可能なのですか...。

■ それって"ブログネタ専用記念品"とでも言えるような虚しい製品です。「買っちゃいましたぁ。」の報告は掃いて捨てるほど幾多のブログで拝見してきたのですが、「使い切りました。」の報告、「使いこなした結果、こう感じた」「UniやMONOと比べると...」という心からの鉛筆ラバーの報告など絶無な、"買ってオシマイのネタ商品"です。

Standard Productsの自慢の商品なはず...
画像上(奥)が"12硬度セット缶"
画像下(手前)が硬度別6本紙箱入

■ 手ぶらで帰ります...。結局、どの製品も地に足がついていない位置づけにされちゃったのか、北星鉛筆...。じゃ今後これまで通りUNIとMONOで生涯とくに何の不満もないぢゃないか...。

■ とぼとぼと帰路につきます。往路は、膝下まで埋まるような除雪ナシの歩道をものともせずにあるいてきたのですが、復路はすごい豪雪の日であることを実感。往路の何倍も苦労してあるいた気分でいっぱいでした。

2025/12/15

■ つかう ■ 消しゴムの消しくずは、どう始末


やあ、こんにちは、お邪魔します。

ま、どうぞ。デスク散らかってるけど。

  おや、今度は、"消しゴム商品テスト"かい? 感心すると言うか呆れると言うか...。キミって『暮しの手帖』編集部に採用してもらえそうだね。

 夏頃から、決まったフォームに細かくたくさん書く必要ができて、"鉛筆 > シャーペン(🔗10/15) > 鉛筆"と多用するようになって、消しゴムもかなり使うようになったんだ。

  で、どんな消しゴムが"ベストバイ"なのか、結論は出たの?

 う〜ん、たくさん消してデスクが消しくずまみれになるから、消しくずがまとまるのがいいと思ってさ、いくつかためしたんだけどなぁ。

  まとまったら、いいんじゃないの? キミみたいにそうたくさん使うって言うなら。

 たしかに、一度に消す量がすごく多いなら、まとまると便利なんだ。けど、書いては消したり、細かい数字の一部を消したり、なんて使い方だと、どれも同じように細かい消しくずが出るから、大差ないとわかったよ。

  んじゃ、"ベストバイ"は選べなかったってことだね。ま〜時間の無駄だったねぇ。

 かもね。でも、わかったのは、
1) "消しくずが出ない"を謳う物って、ちょっと堅くて使い心地は悪くない、
     でもとても減りやすく、コスパの点でどうかなぁ。
2) 伝統のスタンダード品、あの青・白・黒の、"Tombow MONO"を基準にすると、 
     "KOKUYO RESARE"はそれに追従した感じ。
     "PILOT FoamEraser"は、"MONO"を研究し克服し、より硬めで、軽い力で消えるよう努力とした痕跡が感じられる...
 
  やれやれ、消しゴムの違いがわかるグルメになっちゃったね。じゃ、ボクが使うとしたら、何を買おうとあんまり変わらないってことだね。

 うん、国内メーカーものならネ。百円均一の、量が多くてオトクな中国製は、どれもことごとくゴミだとわかった。全部捨てちゃったけど...。

  消しくずになる前に早々とくずになっちゃったのかよ。ふぅん。あんまりボクには役立つ知識じゃなさそうだけど、参考にします。

 で、悩んだのが、ココ数日、消しくずまみれになっちゃって...。

 払えばいいだけじゃないの?

 床に落としても、掃除する手間は同じだし、チェアのローラーで轢いちゃったら潰れてこびりつくので、デスクの上できれいにするしかないよ。

  手で寄せてデスクの端で、紙に取れば?

 そうしていた。けど、けっこう神経をつかって...。

  神経質なヤツだなぁ。んじゃぁ刷毛や羽ぼうきで悠長におしゃれに楽しめば? キミらしくて笑っちゃうね、あはは。

 実は、刷毛で試した。時間ばかり食っていっそうイライラと...。それで、消しくずが出ない消しゴムを試していたってことだよ。消しくずがまとまってくれればいいじゃない。

 それでけっきょく、どの消しゴムも同じだという結論に戻る堂々巡りかい。おいおい、もう付き合ってられないね。なら、いっそのこと手っ取り早く、ダイソンとかの電気掃除機を机の上に上げて徹底的にガーガー吸っちゃえばいいじゃない、あっはっは。

 無責任なコト言うなよ、乱暴なヤツだなぁ。こっちは神経すり減らして真剣なんだ...。
あぁっ!そうだっ!

 な、なんだよ急に。びっくりした。

 以前、職場の事務所で使っていたマキタの18V掃除機があった!

 なんのこっちゃ。

 いや、強力充電池セット式の建築現場用の小型掃除機が複数あったのを思い出した。

 へぇ、試したら?

 うん。

---...---...---   おもむろに探してきて、手指消毒用アルコールとウェスで清拭。


 ノズルのうちの一つを、デスク専用にしよう。台所用洗剤で徹底的に洗って拭いて...。よし。

 いいんじゃないの? ガ〜っとやってみたら?

 うん。

---...---...--- ガ〜〜ッ

 おぉ!

 いいねぇ!

 コレだ! ありがとう!"消しくず問題"は、消しゴムを選ぶよりも、コレで一気に解決だったんだねぇ。君のアイディアに感謝!持つべきものは、無神経な友達だ。

 なんか余計なこと言わなかったか? 

2025/10/24

■ まなぶ ■ 夏目漱石・寺田寅彦・中谷宇吉郎エッセイの筆記具


 漱石『余と万年筆』は、短いですが万年筆の使用歴をユーモラスに描いていますね。

 万年筆についての著作で興味深いのは、個人的にはなんと言っても松田権六『うるしの話』(🔗2023/10/28)です。万年筆そのものの記述はごく短いのですが、作り手の側からする貴重で真摯な体験は魅力に満ちています。

 使い手の側からの記述は、玉石混交掃いて捨てるほどです。私のこのウェブログも箒の餌食のひとつでしょう。

 漱石の随筆は、ブリュブラックがイヤでセピヤ色の墨を万年筆に飲ませていた、など、豪快な話ですが、そこは、天麩羅蕎麦を四杯食って温泉で泳いだり、運動と称して墓場で墓石を片っ端から倒したりする江戸っ子の豪気なんですか。

 とは言え、万年筆は当時かなりの高級筆記具で、しかも彼のものは破損続きで、結局はペンを使って執筆していた時間のほうが圧倒的に多かったでしょう。

 "ペン"?...今ではボールペンか万年筆を指しますが、当時油性ボールペンやゲルインクボールペンがあったはずもなく、他方で"万年筆"と"ペン"を区別し、万年筆の中には"三百円もするのがある"と言う一方、"一銭のペン"と安物筆記具として対比していますので、この場合は、もちろん"つけペン"です。

 いずれにしてもやはり作家はペンか万年筆、というイメージですネ。

 愛弟子の寺田寅彦(物理学)は、おびただしい数の彼の随筆で、正面きって筆記具を扱ったものはないのですが、それら随筆の随所に"鉛筆"が普段の筆記具だったことが読み取れます。他に、漱石との出会いの最初からの因縁たる"俳句"や両者が好んで描いた"南宗画風戯画"は水墨毛筆で、また、水彩画・油絵など好んで画材に手を付けたようすが、複数の随筆に。(彼の随筆は、まさに、漱石が描いた寒月君で、飄々とした雰囲気に満ちているものが多くて、未だに愛読書です。)

 その弟子の実直な物理学者中谷宇吉郎の随筆では、鉛筆のことを書いたものがあります。

 寺田や中谷の文には、科学者特有の、世間一般に対する狭い精神地平を感じる場面も往々にしてあるのですが、中谷の、ごく短い随筆『鉛筆のしん』にも、かすかにそれを感じます。でも同時に、鉛筆の話を通じて、寺田寅彦や中村清二(物理学)の、ブレのない強い価値観から薫陶を受けたことが推し測られ、感銘を受けます。

 話の前半は、行儀・しつけについて、戦時中にはゆがめられた形で、戦争が終わった直後の今ではゆるくなってしまった、という趣旨の話を運びます。

 後半の三分の一程度を;

  "しつけといえば、すぐ、生活のしつけのことが言われますが、勉強のしつけ、学問のしつけも忘れられてはなりません。

 あなたの鉛筆のけずり方を、見てごらんなさい。むやみにしんを長く出し、その先をきりのようにとがらせてはいませんか。反対に、ちょっぴりしんが顔を出せば、それで平気でがさがさと、大きな字をなぐり書きにしてはいませんか。

「きりのしん」の人は、小さな事をいつも気にかける型、「ちょっぴりしん」の人は、ずぼら型といわれますが、本当はそうではなくて、そんな鉛筆を使っているから、そういう型の子供になっていくのです。

 ペンや万年筆は、使った後、ぬぐっておくものだということを知っていますか。賢人といわれた昔の中国の学者は、顔を洗わない日はあっても、硯を洗わない日はなかったといわれます。万年筆は、ぬるま湯で時々掃除することです。

 ノートの書き方、本の扱い方、学用品の使い方の、上手下手、手入れのよしあしというようなことは、つまらないことのようですが、これがその人の勉強に対する心構えを養う大変大切なことなのです。

 私が大学にはいった頃、中村清二という大変傑い先生がいらっしゃいました。私たちが、この大先生から一番はじめに教わったことは、何と、実験室の掃除の仕方と、ビーカーの洗い方でした。

 その頃は、くだらないことに思っていましたが、考えてみますと、ビーカー一つ満足に洗えなくては、立派な研究も出来るはずがありません。レンズを持つ時の注意、器械の持ち運び方、器械の触ってよいところと触ってならないところ。このような細かいしつけが、どれ程それからの私の研究を助けてくれたかしれないのです。"

 電動鉛筆削りはおろかポケットシャープナーも無い時代ですので、すべての国民が切り出しナイフで鉛筆を削るのが当然の頃です。

 振り返って今の私は、ここ数ヶ月はすっかり電動鉛筆削りで1時間ごとに1ダース(🔗8/26)、あるいはここ数年は、ポケットシャープナーを解体して刃を砥石で砥ぐ(🔗1023/12/30)などというみっともないことをしている気がします。

 自分では"いつもきっちり尖らせて快適に使っている"="いつも硯を洗っている"というつもりなんですが、しつけがなっていないかなぁ。

2025/10/15

■ つかう ■ シャープペンシル「ぺんてる Orenz」を使ってみて


 鉛筆6Bを使い続けたいのですが、細かい英数字をたくさん書く必要が あって、なるべくシャープさが持続してくれたら...。その際のみシャープペンシル(シャーペン)を使ってみようかなと。

 自動芯送り機構が備わっていなかった初代Orenzは使ったことがあります。

 その機構が備わる最新型を、0.3mm, 0.5mmと、ここ2,3ヶ月ほど使ってみました。

 感想を2点のみ。

 1) 重い...。

 Orenz0.3mmは、金属パーツ製でリジッド感に満ちあふれています。


 Orenz0.5mmは、外装のみならず内部機構にも敢えて樹脂パーツを新開発投入した野心作です。


 ここ2,3年ずっと使い慣れた鉛筆。その3倍以上の質量ですか...。


 Orenz0.3mmは、重心という1点があるというより、全体に重いボディです。

 「鉛筆をかなり立てて書く」ことがここ数ヶ月で可能になりましたので、重さがあっても、自動芯送り機構のおかげで、そう苦痛ではないです。逆に、"寝かせて、かつ、いちいちノックして"書き続けるとしたら、1日で投げ出していたかも。

 芯を、0.3mmでは最も濃い2Bに、0.5mmでも最も濃い4Bにして使っています。所期の目的は達せられているのですが、薄いです。さすがに鉛筆6Bの比ではないですね。

 2) 書くたびに弾力性がある。

  自動芯送り機構のゆえか、軽く筆圧をかけるたびにクニョクニョするという、経験のない書き味。一定の慣れが必要です。

 これには、いつまでも嫌悪感を拭いきれない方も一定数存在するでしょう。例えば、"狂い"や"遊び"を許さないようなカッチリした書き味の同社製"SMASH"ですが、長年に渡り強固な支持層が存在します。この愛用者にとっては、Orenzのクニョクニョ感は、対極に位置する天敵のような書き味と曖昧な操作レスポンスに感じられるかもしれません。

 今後も使い続けるだろうか...。"0.4mmで4B"などいうニッチなものが出たら使いたいですが。それでも、重量感が違いすぎます。今は、鉛筆を持つと、気持ちまで軽やかになり、しかもごく軽い筆圧でも文字がクッキリと書けますので、心底ホッとします。

2025/10/05

■ つかう ■ 鉛筆6Bの幸せ


「6Bの鉛筆を、何種類にもわたって、思う存分使える」だなんて、気持ちがほんとうに豊かになっているのを感じます。

 先日来ぼやいてはみたものの、そんな些細なことより、なによりもそもそも、大いに気分が良いです。ぼやくのも楽しんでいるうちです。 

 あえて意識して鉛筆を使用するようになったのはおととし(🔗2023/6/23)。

 考えてみれば、拙いなりにずいぶんいろいろと試してきました(🔗2024/1/15)。

 児童生徒学生だった頃には思いもよらなかったような"大きな贅沢"のような気がします。

 感謝して、引き続きこの豊かさを楽しんでいきたいと思います。

2025/10/03

■ つかう ■ "北星鉛筆"に想う


 ダイソーで、北星鉛筆製#9900の6B(トップ画像手前)が、3本110円で販売されて久しいです。いや当初は4本110円だか108円だったと思います。

 北星鉛筆の#9900は、かつて、ダイソーで販売される以前は、北星鉛筆のトップグレードでした。

 セカンドグレードとして、#9500(トップ画像奥)が、HB, B, 2Bで、現在も存在し、一般に販売されていて入手性は比較的良いです。(ダイソーにて販売、ではなくて、AmazonやYodobashiで取扱い中です。)


 画像は、北星鉛筆メーカーWebsiteより。


 この話の内容からそれますが、ウェブサイトは、"htms xmlsn ="http://...")なので、ご覧になりたければご自身で。ついでに、このサイトの「鉛筆の正しい持ち方」は、とてもわかりやすくて参考になりました。

 さて、ダイソー扱いの#9900は、税抜きなら3本100円だから、1本33円ですネ。セカンドグレードだったはずの#9500は、1本あたり50円。一見すれば、逆転していますね。

 書き味は;

 ダイソー扱いの#9900の外観は、6Bらしく、極太の芯。丸軸ですが滑りにくいような高級感ある黒い塗装。国産の他の鉛筆には類のない手触りの良い塗装。しかも塗装は厚めです。削るのがなかなかたいへんでした。33円でいいんですか。うれしい!

 ら、....。これ、6B?...う、う~ん。正直に告白すると、薄くて、硬くて、その...。

 他方、#9500は。

 6Bはないので、ラインナップ中で最も濃い2Bを愛用しています。外観は、三菱の#9800やトンボの#8900といった普及価格帯品と同じ、濃緑色の六角軸。

 この品質の良さは、歴然です。三菱の#9800やトンボの#8900のような普及価格帯品にある、"サリサリ感"よりも、黒鉛含有量の多そうな、素晴らしい滑らかさ。筆跡も"2B"の表示を上回るような黒々としたものです。

 言っていいのかな、#9900の6Bより、#9500の2Bの方が、濃く、滑らかで、高品質なのは、2本同時に比べれば誰でもわかるのでは?

 いや、ハッキリ言いましょう。#9900は、#9500よりも、大幅に品質とコストを落とした、低級品です。現状で入手できる価格の序列の通り。

 のみならず、#9900には"6B"を称する価値は無いです。6Bの鉛筆が欲しいなら、三菱鉛筆のUni(エンジ塗装軸)シリーズか、トンボ鉛筆のMONO(黒塗装軸)シリーズ以外を買ったとして、満足を得られることは、無いです。硬筆書写の方、デッサンの方は、手を出さない方が...。逆に、"6B"を期待しないで、ふと太とした書き心地の筆記用として使えればそれで、というつもりなら、サリサリした書き味と、サラサラした心地よい塗装の手触りが楽しめるかもしれないです。

 他方、北星鉛筆の#9500は、しかし、--  #9500のB, 2Bをこの2年で1ダースずつ以上を使ってきて感じるのですが、--  その品質の高さは(その安い価格を大幅に上回って)、上のエンジ軸や黒軸に匹敵します。HBやBや2Bを使いたいなら、まず北星鉛筆の品質の良さと価格の安さは、購入する際の候補の筆頭です。

 ここからは憶測なんですが、北星が、ダイソーの販売網で販売できるとして、北星は、"ダイソーで売れる"と大喜びしたのかな。

 両者がその商談をする際に、強い立場って、どちらでしょうか。東京の下町の町工場に、強大な企業は、どんなことを要求したのでしょうか。

 北星が、従来の最高グレードを、リテール価格3本100円や4本100円の条件で卸して、利益の余地がある話だと信じる人類が存在しますか?

 外観は従来の最高グレードのまま、同時に、目に見えないけれど製品としての生命線である"芯"の品質だけを、ガックリと抜いたのではないかな、断腸の思いで...。

北星の無念たるや...。でも、ダイソーの販売網に乗せられることで、少なくとも知名度を得られそうですね。P/L(損益計算書)に金額で表示できる取引以外の利益と将来性が得られることを、願わずにはいられないです。

2025/09/12

■ まなぶ ■ 鉛筆の持ち方


鉛筆のうち、数十年も使ったことのなかった手持ちのHや2Hで筆記していると、薄すぎて、リキんでしまいます。手に力も入り、持ち方がいびつになり、姿勢が崩れ、気がついてみると無理な姿勢で首や腰が...。

 筆圧をぐっと下げ、もっとまともな姿勢になるよう心がけるとして、Hや2Hを使い続けるのはあきらめます。HBならグっと見やすく快適になりました、が、すぐに、心がける意識が飛んで、高い筆圧に戻ります。B、2Bと使い、少し快適です。

 ふと、そもそも自分の鉛筆の持ち方に疑問が...。いやそんなことに気づくのは50年遅いのですが...。鉛筆の持ち方って、欧文を書く太字の万年筆とも、髪の毛のような細い筆跡のペン書道のつけペンのかまえ方とも、ハッキリ違うと思います。

---...---...---

 小学生向けの、鉛筆メーカーのウェブサイトでまなびます。

 日本筆記具工業会のサイト。ちょっとわかりづらいです。


 業界最大手の三菱鉛筆のサイト。なるほど、少しわかります。日本筆記具工業会とほぼ同じことを教えてくれています。「人差し指に沿わせる」という二者共通の教えが、私には重大な発見でした。


 業界2位のトンボ鉛筆のサイト。たいへんわかりやすいです。


 動画の説明でもおなじように、7歳小学校1年生向けに優しく教えてくれています(が、強烈なドンシャリ系の音楽を流すのみで、音声による言語のガイドはナシ。テロップ活字を目で追うしかないです)。


 トンボ鉛筆も、上の二者と同じ趣旨で、三者とも異なることは言っていないので、鉛筆の持ち方として、ほぼ共通した認識で一致するようです。

 「"正しい"鉛筆の持ち方」という表現も、三者に共通していますね。私は、じゃ、"正しくない""不正な"持ち方をしていたようです。

 すなおに悔い改めて、ぎこちなくマネてもってみます。

 私にとっては、非常に立ちあがった角度で、不安定。芯先が自分のおなかに向けられているようで、心理的に不安です。つい指に力が入ります。

 でも、鉛筆やボールペンには向いている気がしますし、何よりも、いろいろなサイトの"正しい"持ち方は、「どれもバラバラな教え」というワケではなく、だいたい上の三者で共通しているようで、モデルさんたちの画像は、老若男女とわず、キリっとして美しい姿勢に見えます。

 これを機に、背筋を伸ばして顔を机から離して軽い筆圧で書けるよう、この"正しい"持ち方を心がけ、実践していきたいと思います。

---...---...---

 他国は?「鉛筆を(も)学童に使わせ、かつ、鉛筆の生産国」といえば、ひとまずドイツが思い浮かびます。対極にあるのが、義務教育初年からボールペンと万年筆を使わせるフランスや中国です。

 ドイツでは「鉛筆の"正しい"持ち方」を啓蒙しているのでしょうか。

 メーカーウェブサイトを見てみましょう。

 ステッドラーには、「正しい持ち方」のウェブページが無いようです。画像は、"鉛筆礼賛”のページなのですが、持ち方は、上で挙げた日本のサイトとはだいぶ違いますね。

Staedtler Website

 ファバーカステルの、小学校低学年の子どもたちのこの画像は、鉛筆ではなく、万年筆とシャープペンです。そのせいか、"寝かせた"持ち方で、下のFaber-Castell_1(学童用万年筆)は、人差し指第1関節にネガティヴライン(逆反り)をつくらない持ち方です。私の万年筆の持ち方は、この画像F-C_1とほぼ同じ、それをさらに寝かせた感じです。

Faber-Castell Website_1

■ 下のF-C_2(シャープペンシル)は、人差し指にネガティヴラインをつくる持ち方。

 このページでは、具体的な「"正しい"持ち方」は強要しておらず、「"持ち方"(または"姿勢")を意識して」という見出しです。"小学校に入る頃には、三本の指で支える洗練された持ち方に収れんされていく"(下の画像の説明)とのことです。

Faber-Castell website_2

---...---...---

 日本人の鉛筆の持ち方は、それなりにノウハウが重なり高度に洗練されていることでしょう。できる限り改めたいと思います。"これが正しい"という持ち方を今すぐ実施するとぎこちないので、鉛筆筆記量がたまたま多い今の時期に、少しずつ意識して、三菱鉛筆やトンボ鉛筆の小学生と同じ、きれいな持ち方を目指したいと思います。

2025/08/28

■ まなぶ ■ 変わった鉛筆 - 番外


■ 鉛筆を大量消費する点、小学生に負けない状況です。アマゾンで何かお得な鉛筆を買おうかな。安くて種類が多くて目移りします。

 え...?

(赤い下線は私が書き込みました。以下もおなじ)

 な、なんて言ってるんですか? 誰か翻訳して。


 枝の枝鉛筆bird延した学校のオフィス」とは、どんな学校にある事務所なんですか。

 その直下の説明を見ると、"あなたのための十分な保護を確保する"とのことです。身に何か危険が迫っている後ろめたい方にはぴったりですね。また、"子供たちを使って(!?) 子供たちを引き付け"るんだそうです。子供たちを動員して/使役して何かしたい後ろめたい方にはぴったりですね。

 あの...、私の状況と用途には合わないみたいですので、今回は残念。次を見ましょう。

 おお、今度は良さそうです。私でもわかる日本語で、値段もとても安いです。

 説明をよく見ると...


 ① 「環境保護は毒がなくて」...え? (アピールしたい内容は何となく理解できます。)

 ② 「大人の子供はすべて安心して使う」ことができるのですか...。(理解が及ばず。)

 ③ 「牛革素材のファスナーバッグ」を採用って、どう見ても紙袋...。(「分厚い"beefy"」という意図は理解できます。)

 ④ 「私达は24时间以内に返事する」...返事は中華人民共和国簡体で、ですか...。日本語での返事がいいんだけどな。

 この鉛筆についての、購入者による評価を、amazon AI が集計した要約;

お客様はこの鉛筆について、以下のような評価をしています: コストパフォーマンスが高く、普通の鉛筆に近く、書き心地が良いと好評です。また、芯の固定について不満の声があります。芯が飛び出ていてかけない、芯が抜けやすい、接着がきちんとされていないなど、全体的に品質が高いという声が多くあります。一方で、芯の折れやすさについては意見が分かれているようです。特に、子供が握ると丈夫さに欠けるため、落として折れてしまうといった指摘もあります。』

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

① 「普通の鉛筆」に近くてよかったです。「普通」でないことが前提ですね、amazonで販売されている"鉛筆"は...。ちょっと恐怖感がこみあげてきました。

 ①-2 「コストパフォーマンスが高く、ふつうの鉛筆に近く、書き心地が良いと好評"と言った直後に"また、芯の固定について""、"不満の声"があります。」と、突如こき下ろしました。"も"って...、実は当初から不満の声が鬱積していたが隠していたところ、うっかり漏らしてしまったんですか。

 ② 「芯が飛び出ていてかけない、芯が抜けやすい、接着がきちんとなされていない」と欠点をあげつらっておきながら、それを前提に突如「全体に品質が高いという声が多くあります」なのか? 

その後の二文は、製品の欠陥の指摘で終えている要約。

で、買う? ...う、う~ん。

2025/08/27

■ まなぶ ■ 変わった鉛筆


自宅倉庫にある"風変わりな鉛筆"。

 ウッドにクリア塗装の美しい3本は、"技術家庭科用"の鉛筆です。昭和の時代に、中学入学時に、入学準備用品として、精密で立派なコンパスやデヴァイダ(いずれも両脚中折れ、針は焼き入れ炭素鋼)とともに、製図用品一式を学校によって押し売りされました(とはいえ、居住地の学区となる市町村立の中学では"技術科用製図用品"までは強要されなかったそうです、兄弟姉妹によると)。

 手元には「全線用」「半線用」「細線用」の3本が生き残っていました。他に「矢印用」を加えて4本セットだったと思います。「矢印用」はHBだったので、筆記用に流用したのでしょう。残ったこの3本は、F, H, 2Hだったので硬く筆跡が薄く、筆記には向かなかったので、今日まで生き残っているんだと思います。


 これはトンボ鉛筆製ですが、他にまったく同じ規格で製造されたコーリン鉛筆製もあったと記憶しています。他学年の人の物を見て、まったく同じ塗装デザインなのにコーリン鉛筆製だったので、意外な思いをした50年ほど前の記憶が...。

 トップ画像銀色の鉛筆は、"マークシート専用鉛筆"を謳ったトンボ鉛筆製"OMR100"JISマーク入り。これも50年...はまだ経っていないけど、昭和の時代、大学入試"共通一次試験"用に1ダースを購入した残骸の1本。試験実施当局によるお触れでは「"H"の"鉛筆のみ"使用可」でした。今のようにBやHBではなく、また、シャープペンシルは不可でした。

 緑色の"ちからいっぱいがんばろう"と書いてある三菱鉛筆#8800は、下に小学校の名前もネーム入り印刷されています。小学生の時に運動会で入賞して得たものの名残ですので、50年は経ったか...。以前に同時に画像にした鉛筆(🔗2023/9/27)はすべてもう使って小さくなり、今回イマもう捨てる寸前ですが、コレ1本は、使い進む気になれませんでした。でも...

 どれも昭和のもので、ほとんど使っていなかったのですが、ついにすべてを削り進みました。やはりこの夏でお別れです。

2025/08/26

■ なおす ■ 鉛筆 - 電動鉛筆削りで


ここ2年間ほど、意識して鉛筆も使ってきました。最初に記事にしたのは2023年6月のようです(🔗2023/6/23)。

 いろいろと普及価格帯のものを試してみたり(🔗2023/9/27)、Hi-Uniの濃度別で試してみたり(たとえば🔗2023/9/26)。幸せな思い出!

 その"鉛筆削り"は、ポケットシャープナー(ハンディシャープナー)でした。依然、強引に刃を研いでいます(🔗2023/12/30)。この種のステンレスの刃って、やはり、"刃物鋼"としてはイマイチ、にすら程遠い品質かもしれない、と気づきつつあります...。

 ここ1カ月ほど、机に向かう対象に、数字と漢字が増え、チョっと時間を気にして書き進む必要が出てきたので、ポケットシャープナーでHi-Uniを優雅に削って『間を楽しむ』心のゆとりは、いったん棚の上に載せているという状態。なんだか哀しいですが、今していることに充実感はありますので、それはそれとしてあらたに楽しんでいます。(ついこないだまで"ジェットストリームの替え芯の減りが早い"とボヤいていたんですが...(🔗2025/8/2)。永遠にボヤいてばかりのヤツなんです...)

 "シャープペンシル(シャーペン/シャープペン/メカニカルペンシル)"も、数年ぶりにワクワクして試してみました。

 が、芯径0.5mmも0.3mmも、剛性感がないことと、減りが早すぎることが原因で、やはり鉛筆が好きです。芯が丸まった鉛筆は、1時間で5,6本を交換するようです。2時間なら1ダースですが、腰痛にならないように、1時間程度で鉛筆を研ぐことにしています。

 ポケットシャープナーの欠点は、電動シャープナーと比べて、今の状況に限って言えば、
1) 紙に細かい数値などを書いている途中に、先端が見えづらい、
2) 芯先の減り(丸まり)が早い、
3) シャープナーの切れ味の鈍りが早く、砥ぎの頻度が頻繁。

 ポケットシャープナーの刃の砥ぎ方は、今は少しは進化して、専用砥石とウォーターポンププライヤなどを動員していますが、その砥ぐ際の姿勢といい、そもそも廉価なポケットシャープナーの刃を砥ぐなどという行為といい、考えてみたら、人さまにはお見せできない恥ずかしさを感じます。ま、そんなことは気にせず、私は今後も...。

 いやそれはともかく、電動シャープナーの「速くて鋭い」良さも、今回それなりに認識します。

 それにしても、電動シャープナーのせいもあり、鉛筆の減りが早いです。1ダースが1カ月ですか。UniシリーズやMonoシリーズは、当初から高額に思えたので、家にあるありったけの鉛筆を、芯の濃さにこだわらずに使い潰そうとかき集めたのが2ダースほど。使いかけだったこともあり、もうお別れ。

 今日は、手持ちの第2陣"ちょっともったいなくて...が続いて何十年も使っていなかったもの"も、すべて躊躇せずに電動シャープナーに入れて、スタンバイしました。よくお勉強する小学低学年の皆さんにも迫ろうかという大胆な勢いです。

 今日削ったものには、硬度"H", "2H"も。さすがに文字としては見えづらいですが、画像の二十数本は、この夏で全て使い尽くすでしょう。ドイツ製だろうとアメリカ製だろうと、この先まだ持ち続けるよりも、使い切って満足することにしましょう。

 秋以降、手持ちの高級品UniとMono(トップ画像左端のカートン入り)をぐいぐい使う日が来るのが楽しみです。

2025/05/21

■ なおす ■ 色鉛筆で記憶し直す


 忘れたくないけれど忘れそうな知識を、色鉛筆で暗記し直します。

 色鉛筆は、実に便利で、かつ楽しいです(🔗2023/8/28)。小学生中学生なら、または美術系の人なら、使っていても周りの理解を得られそうですが、何でもないただのおっさんが使っているところを人さまに見られようようものなら...。

でも、そんなことを気にしないで、一人楽しんでいます。最先端のハイテクなボールペンの持つ雰囲気や上質で華やかな万年筆の持つ雰囲気とはまた別の、親し気で懐かしく、居心地のよい特別な雰囲気があります。もっと普及してほしいです。

2024/01/15

まなぶ - 三菱鉛筆 Hi-Uni 10B の6本を使い切って


 三菱鉛筆 Hi-Uni 「10B」の6本を、ひとまず使い切りました。

 使ったのは、2023年11月1日の新品開封から2024年1月14日まで。

 11/1-11/21の21日間、12/1-12/21の21日間、1/1-1/14の14日間、毎日英文を50文ずつ書きました(1/13&1/14のみ100文)。毎日1時間足らず。この間の合計で2,900文、単語数にして40,880語です。6本合計の値ですので、1本あたりにすると、483文、6,813語です。

 1か月前の2023/12/14の記事に書いた通り、7月から9月まで、同様に使った 三菱鉛筆 Hi-Uni 「2B」は、同じく1本あたり、1,100文、17,380語でした。

 また、従来型高粘度油性ボールペンのパイロット レックスグリップ1.6mm(極太)は、360文、5,700語で1本を使い切りました。通常の、0.5mmや0.7mmの細字なら、もっと長寿だと思います(が、「欧米文を書く」場合には個人的に好みではありません)。

 いずれも、同じ単語集を使っています。

 以上の「1本あたり書ける英単語数」の値を可視化すると;



 油性ボールペンも鉛筆も、一般的に言って、それぞれ独自の存在価値があります。他方で、私が英単語を書く、というごく狭い状況では、「油性ボールペン」と「Hi-Uni 10B」は、筆記量にそう違いはないけれど、まるで別世界です。

 鉛筆の芯濃度「10B」は、特殊な体験でした。以下に感想を;

 良い点として、

1) 「軸を寝かせて(←ボールペンにはムリ)」「どんな粗悪な紙でも(←万年筆にはムリ)」「力を入れずに弱い筆圧で(←鉛筆HBにはムリ)」という条件(🔗2023/6/26ご参照)を、6月のあのときに考えて予想した通り、まさにピンポイントでドンピシャと合いました。一種の理想の筆記具です。

2) 濃く、速く、筆跡も筆圧も文字サイズもたいへんコントロールしやすく、紙の上を舞うような軽やかな書き味です。

 劣った点として;

1) 芯が極端に柔らかいです。使い始める前にまず、電動や手動回転式の鉛筆削り機では、芯が、回すそばから粉々に崩壊して、永遠に削れません。ポケットシャープナーかナイフだけでしか削れません。

2) ほんの少しの筆圧で、いや、紙に少し触れただけで、芯が、「折れる」のではなく「砕ける・崩壊する」。文字を書き続けるには、ちょっと熟練の必要があります。そもそも「10B」は、「画材」であって「筆記具ではない」とわかる瞬間です。

3) 書き始めると、一瞬で芯が減ります。1文(16単語)ほど書くと、もう先端が丸いです。削りたいです。私は、後半は、3文を書くごとに、別な鉛筆を使いました。

 三菱鉛筆 Hi-Uni 10Bの6本を使った2か月半の、「良い点」と「劣った点」をまとめると;

 削っていった鉛筆の後半は、手で持てないほど短いので、ステッドラーの補助軸を使いました(🔗2023/9/26ご参照)が、3文を書くごとに、つまり3分おきに補助軸を付け替えます。この補助軸の使い心地もまた夢のようにすばらしく、自重だけで筆圧ゼロで書き進み、私の手は紙に筆記している感覚がなく、宙を舞っている錯覚に陥ります。また、6本を20分程度で使い切るので、毎日1時間弱の間、6本まとめて削るタイミングが3回程度必要でした。ただ、削るのは、シャープナーを1回転させるだけで、1秒で、薄くシャープな削りカスがシュっと舞い上がって、実に快感です(🔗2023/12/30ご参照)。「道具を使っている」感じを堪能しました。

つまり、自宅以外では使えないほど手間なのは明らか。「10Bの芯」「ステッドラーの補助軸」「自分で砥石を使って猛烈にシャープに刃を砥いだポケットシャープナー」と、極度にこだわった道具立て...。真冬の夜明け前の1時間...。現実を離れた世界へと遊離しました。「君もやってごらん」などとは口が裂けても言えないかも...。

 Hi-Uniの、2Bと10Bを使ったのですが、次は、その中庸を行くことを期待して、6Bを使います。実はもう使い始めています。思った通り、濃く、軽く、それでいて減りは抑えられるようです。三菱鉛筆Hi-Uniと、トンボ鉛筆Monoの両方を試しているところです。違いはあります。が、いずれもとてもよいです、鉛筆の濃度のうちでは、いや、すべての筆記具に勝って!

2024/01/14

■ なおす - おつかれさま


おつかれさまでした。共通テストの受験。ついでに私の鉛筆Hi-Uni 10B も今日で。

 明日から、またあたらしい気もちで、いっしょうけんめいにやろう。



2023/12/30

■ なおす - 鉛筆削りの刃を砥ぐ


ポケットシャープナー(筆箱に入るサイズの携帯用鉛筆削り)で、鉛筆を、毎日1ダース削っています。ここ半年ほど、使わない日はないです。濃度10Bや6Bを使うようになりました。電動鉛筆削りは芯が崩壊して使えないです。

 もっぱら使っているポケットシャープナーは、ステッドラー製の「510 10」ですが、もはや切れ味の減衰は、実用に供せないレベル...。

 切れ味のおちたポケットシャープナーの刃を砥いで使っている人なんて、私の知る範囲では、ネットでの検索も含め、絶無なのですが、9/21に書いた通り(🔗→9/21)、「新聞紙で研いで」います。が、この切れ味の復活はやはり一時的なものです。

 そもそも包丁と違って、削り方と切り方の効率の差は明らかです。たとえば、お刺身のさくを、刺身包丁で、刃のあご(根もと)から切っ先(先端)にかけての小刃部分すべてを使って切っている「引き切り」を、ご覧になったり実践しているかもしれません。物理的に、包丁の刃の断面を鉛直方向に進む(「落とし切り」する)よりも、引いた場合のほうが、剪断される対象物に包身が割って入る厚みが小さくなり、見かけ上の刃角が小さくなります。これによって食材に対する抵抗が少なくなり、切れがよく、切り口が滑らかになります。野菜の場合も、重くて面積の広い菜切り包丁で真上からザッザッザッと落とし切りするのは、しても見ても気持ちの良いものですが、引き切りほどではないにせよ、逆にゆっくり押し切りをした方が、すばやい落とし切りよりも、同じリクツで、切れ味はスムーズで切り口は滑らかです。

 これに対して、鉛筆削りの刃は、そもそもの材質からして、包丁のような刃物鋼とは異なる単なるステンレスです。また、構造的に、引き切りや押し切りのように、刃と対象物の交差は斜めにならず、もろに落とし切りの原理が働きますので、剪断面は荒く、力も必要になり、刃の寿命も短いはずです。

 ゆえに、ポケットシャープナー式の鉛筆削りは、その性能に、価格やメーカーは関係なく、ひとえに「イマこの時点でその刃はどのくらい磨がれている状態なのか」です。ドイツの有名どころのDUX, EISEN, KUMは、お安いものから、目を疑う高額なものまでありますが、「価格と刃の性能」とは、相関係数 r = 0 に近く、正の相関関係はないと思います。ついでに言うなら、包丁全般にそう言えるかもしれません。何万円もの高額な「ダマスクス鋼(っぽい表面模様処理を全ての市販の包丁は施してそう称している)」を購入して、パッケージを開けて砥ぎもせずにすぐ「買っちゃいました~。やっぱ切れますね~。違いますね~。」...あのさ、貝印やパール金属など国内の刃物メーカーの新品なら、980円のステンレス三徳文化包丁でも同じだよ。

以上より、ポケットシャープナーは、いかなる製品であっても、本来的に、寿命は短く、切れ味は悪く、鉛筆の木部分の見た目は荒くなる宿命なはず。

 切れもよく剪断面も滑らかで自在な形状に仕上がるという点で、ベストな鉛筆削り用品は、やはりよく砥いだナイフや「肥後守」です。他方で、ナイフを使う際にさらに必要なのは、コツ・熟練・根性・時間・心のゆとり...。一度に1ダースを毎日削りたいとしたら、このハードルは大きいです。

 そういうワケで、私の場合は、砥石で、この小さな刃を研いでみます...。

 いずれ、「新聞紙でなくて、砥石で砥ごう。そのスキルと習慣をつけて、続けてみよう」...と思っていたのですが、なるべく違いがわかるよう、切れ味を限りなく鈍らせてから砥ぐつもりでした。

 今日はもう限界かと思い、暦もそろそろ替わって良いタイミングです。初めて、砥石で砥いでみます。

 砥ぐ角度を、必至に探して、指が痛いけど、右手で刃の入っていない辺の隅をつまみ、左手の人差し指と中指を刃裏に押し当てて、砥石の長辺を最大限に使って、一方方向にのみ砥ぎ始めます。痛くてむずかしい...。

 ひとまず荒砥#800で100回。ステンレスの刃に返りはつきません...。指が痛いです...。次に中砥#1500で100回。改めてごくわずかに立て気味にしてさらに100回...。うう、痛い...。あ、いちおう返りがついています。片刃なので返しの取りはラクです。

 さらに、仕上砥#4000で100回。そこまでヤルか。でも悔いなくベストを尽くそう。うう、砥石がもったいない...(;^^A。さすがに小刃は0.2mm程度の美しい鏡面になりました。それはいいけど、切れるかな、違いがわかるかな...。

左; before (何度も回すが、木地は荒れ、削りかすはとぎれとぎれ) 
/ 右;after (1回転させただけで、木地は滑らかに光沢、削りかすはかつお節状態。
なお、鉛筆は全く同じ個体(Tombow Mono 6B)。

 削ります...。おぉっ!経験のない軽い切れ味!すぐ鉛筆削りから薄いかつお節がでてきました。1回転させるだけでウルトラシャープです!さすが#4000の威力。新聞紙で必至にやったときも研いだ当初はシャリっと削れたのですが、一瞬にして(数週間で)切れ味は元の木阿弥。今回はどうでしょうか。大いに期待しています。
 でも、新品など及びもしないこんなすばらしい切れ味が得られるなら、毎月砥いでもいいナ...。この点でも、やはり包丁と同じだったんですね。

2023/12/21

■ まなぶ - インク「強色」と鉛筆「Hi-Uni 10B」の減り具合


11/1から開始した、英単語集の例文を書いて、鉛筆とインクの減り具合を見る試み。中間報告というか備忘録です。

 使っている英単語集は、7月のものと同じ(2,100語の見出し語に添えられた2,100の例文。単語数にして33,241語)。(もう単語集全文を5回も書いたのに、記憶の方は...┐( - ω-)┌)

 実施ルールは11/1の通り、万年筆と鉛筆とで、毎日、それぞれ英文を50文ずつ、計100の例文、単語数にして約1500語を、筆記体で書き進みます。

 万年筆インクは、新品の、パイロット万年筆の水性顔料インキ「強色(つわいろ)30ml 黒」「同 ブルーブラック」の2本。使う万年筆は、パイロット万年筆 742 (S)を同時に2本(同じ製品で別の個体)。インクを同時に2本の空(から)カートリッジに充填。

 万年筆で書いた量は、i) 11/1~11/21までの、約16,620語=1,050文 + ii) 12/1~12/21までの、約16,620語=1,050文で、i)+ii)の合計の33,241語=2,100文です。これを、2色(2本)でぴったり均等に使い分けました。

 したがって、1瓶あたりの減った量は、16,620語分ということです。

 ほぼ4,5日おきにカートリッジ(0.8mlくらい)は使い切って、都度補充しました。

 さて、画像を見ると、ほとんど減ってないようですネ。

 太字ででかでかと気分よく書いてきましたが、インクの減りは瓶を目視して2,3mm程度でしょうか。なんとコストパフォーマンスが良さげなのでしょう。この分では1年はもちそうです...。毎日、英文を、一色あたり25文程度、時間にして20分~30分、ずっと書いてきたのにこの減り方ですから、たいていの個人ユーザーにとっては、インク瓶は、1本買えば2年も3年も持つ感じでしょうか。

 鉛筆は、新品の三菱鉛筆「Hi-Uni 10B」を6本。ポケットシャープナーで削っています。今日で実施から42日間終了。

  7月~9月には、同じ「Hi-Uni」ですが、「2B」で試してみました。実施から42日間が終了した8/23の記事の画像と比べます。

左;Hi-Uni 2Bで4200文(8/21)   /   右;Hi-Uni 10Bで2100文(12/21)

 減りはほとんど同じです。右画像の「10B」の方が5mmほど減りが速い程度です。

 が、注意。左画像の「2B」は、42日間で4,200文、単語数にして66,482語を書いた後です。

 これに対し、右画像の「10B」は、42日間で、その半分の2,100文、33,241語を書いた後です。どちらも書く文字のサイズはほぼ同じです。

 つまり、10Bの減りの速さは、2Bのちょうど二倍ということがわかりました。

 「滑らかに、軽く、色濃く書ける」「書いていて楽しい」のは、圧倒的に10Bです。ただし、書いているそばから芯が減って丸まっていくので、私は、5文書いたら次の鉛筆にスイッチしていました。慣れなければ書き進む際のストレスです。慣れれば夢見心地で書き進められます。この10B芯は、本来は筆記用ではなく「画材」であり、「画材を筆記用に転用している」という意識が必要だと思いました。

 引き続き、1/1~1/21の間に、繰り返したいと思います。が、予想では、1月の実施の途中に、イマ使用中の鉛筆「Hi-Uni 10B」 は消耗しきって書けなくなると思います。その際は、100%を万年筆インク(パイロット「強色」)にスイッチします。文字・語数のカウントは検証可能なように心がけます。

2023/11/21

■ まなぶ - 鉛筆を使って - 英単語集の例文を書く-21日目

※ 左 Hi-Uni-2B (7/21)  -  右 Hi-Uni-10B (11/21)

11/1から始めた「英単語を書く」の最終日。2001-2100の例文を書き終えました。

 使った鉛筆は、三菱鉛筆 ハイユニ Hi-Uni - 10B の6本。今日11/21で、2100の単語に添えられた2100の例文33,241語のうち、半分を書きました。残り半分の例文は、万年筆です。

 7月に同じ試みを、Hi Uni - 2Bの鉛筆を使って実施しました。あの時は、2100の例文全てを、2Bの鉛筆で書きました。(7/21)

 7月は、21日間で、2100文を、11月は、21日間で、半分の1050文を書き、その減り具合を、上の画像で見比べると...ほとんど同じです!左右とも、白いバーコード表示の箇所が消えかけているくらいの使用度でしょうか。

 ということは、10Bの鉛筆ハイユニは、2Bの鉛筆ハイユニに比べて、減りの速度はほぼピタリと2倍だということですね。

 10Bで開始する前は、もっと減りが激しいと予想していました。鉛筆って、やはり長持ちです。なお、私の筆圧は僅少です。書き進む際のハイユニ10Bの感想・インプレ・レビュー(?)に類したことは、11/8に書いた通りです。

 今日までに気づいたことですが、毎日、のべ10本を削ってきた画像右端にあるステッドラーのポケットシャープナー(鉛筆削り)について、2点。

■ 1) 最初は、全部ポケットシャープナーだけで削るのはたいへんな作業だと思ったのですが、コツがあるようです。しかも、一定量を書いたら削る(たとえば「5文書いたら削る」)と決めていれば、減りは一定ですから、シャープナーで何回転させるか記憶できますので、効率よくシャっと一瞬で尖らせることができるようになりました。ヒトに見せたら軽い驚きを惹起する曲芸かもしれないです。こんなワザを会得するとは...。

■  2) 切れ味の減衰が顕著です。ポケットシャープナーという存在は、9/21に書いた通り、研ぎつつ使い続けなくてはならない製品なのだと、認識を新たにしました。近々また分解して研いでみます。

2023/11/08

■ まなぶ - 鉛筆をつかって - Hi-Uni 10B で単語集を書く - 7日目


英単語集の例文を、また書いていくことにして(11/1)、それで鉛筆とインクの減り具合を実感しているところです。

■ 11/1に、「芯の減りは速く、例文を10文(150語程度)書いたら、もう太くて書きづらいです。1本あたり1日150語ほどの使用で続けましょう。」などと書きましたが、10文では、太すぎるようです。

■  そこで、5文(約75語程度)を書いたら、尖らせることにします。

・  画像の上が、7月から9月に、Hi-Uni 2Bで書いたもの。

・  画像の中が、10月に10Bで書いたもの。この時点では2Bに比べるととても太く大きな字になるので、天地幅を10mmから17mmに変更して新たに用紙を印刷し直しました。

・  画像の下が、今朝。尖った芯の鉛筆のみ次々と使うことにしたら、快適です。字のサイズは、2B使用時に近いくらいに小さくなりました。

■  そっと撫(な)でるような感覚で、紙に触れるか触れないかのように書き進み、黒鉛の超微細な粉末が自動的に筆跡となって紙上に残るような、何だか宙に書いているような気がします...ちょっと経験がなかった快感です...(;^^ 

■  …これが「10B」の世界。...最高品質の最高濃度の鉛筆 Hi-Uni 10B...。

■  ほとんど自分だけの独自なあぶない世界に浸っているかもしれません。

■ 「鉛筆なんて使い捨てるただの道具」に過ぎない小中高生などの目の色を変えて勉強しなくちゃだめな若者には、わかってもらえないことでしょう。強い筆圧の彼らには、2Bが好適だと思います。それが本来の鉛筆の存在価値を全うすることなんだと思います。他方で、「鉛筆で書くこと」そのものが目的と化している今の私は、異常な在り方だと認識します。

■  さて、その2Bを、今日、久々に使ったら...。半世紀以上も生きて初めてこの6月に「鉛筆の2B」などという濃い芯を使ったあのとき(6/23)には、あれほど「濃くて柔らかい!」と驚いたのに、今日、2Bを使ったら、「薄い!硬い!ザリザリひっかかる!」と感じました!

■  Hi-Uni 10B にとり憑かれてしまいそうです...。とはいえ、6本の同時進行だと、削る頻度が頻繁です。2ダースくらい同時進行でなきゃダメかも(ますます人目をはばかるべき光景になりそうです)。

■  また、削る際に、芯も同時に削られますが、画像でお分かりのように、芯の太さが、異様な雰囲気を醸し出しています。削りかすには、木片より多い大量の芯が含まれていて、もしかして、筆跡として紙に残る量より、削って捨てる量の方が多いかもしれません (つけペンのインクも、同じ感じがします)。

■  自分史上空前絶後の書き心地といい、無駄になっていく芯の量といい、また一連のこれらに費やす時間や気分といい、「充実した生活」か「非生産的な退廃」かその善し悪しはまた別の価値判断として脇に置くとして、少なくともこれは一種の「贅沢な生活」といえるんじゃないだろうか...。

2023/11/01

■ まなぶ - 鉛筆"Hi-Uni-10B"と万年筆インク"強色"をつかって - 英単語の例文をかく-1


また今日から、7月に続いて、英単語集の例文を書いて、鉛筆とインクの減り具合を実感してみたいと思います。

 鉛筆は、新品の三菱鉛筆「Hi-Uni 10B」を6本、ポケットシャープナーで削り、開始します。

 万年筆インクは、新品の、パイロット万年筆の水性顔料インキ「強色(つわいろ)30ml 黒」「同 ブルーブラック」の2本から、インクを同時に2本の空(から)カートリッジに入れ、それを、パイロット万年筆 742 (S)に挿して書き始めます。

 鉛筆と万年筆とで、それぞれ英文を50文ずつ、計100の例文、単語数にして約1500語を、筆記体で書き始めます。

 使う英単語集は、7月のものと同じ(2100語=2100の例文)、書き進む量も同じです。これで少しは減り具合の比較を客観視できると期待します。

---...---...---

 さて、今日の分の100文(001番~100番)を書き終えて、感じたのは;

1). 鉛筆は、かなり尖らせてスタート。芯の減りは速く、例文を10文(150語程度)書いたら、もう太くて書きづらいです。1本あたり1日10文150語の使用で続けましょう。

2). 初めて使ったインク「強色」の黒は、使い慣れているプラチナ万年筆製「カーボンブラック」と比べて、滑らかさは遜色ないかそれを上回るかもしれません。色の黒さと滑らかさの点で、太字万年筆だからこそハッキリ実感できるのですが、同じパイロット製の定番品である水性染料インクの黒を大きく上回ります。

3). 同じく初めての「強色」のブルーブラックは、同じパイロット製の定番品である水性染料インク「ブルーブラック」と比べると、青の色合いとしては、染料の方が明るいです。強色は、より黒みがかった紺色で、深みがあって、書いた直後はごくうっすらと緑がかっている気がします。この点で、おなじパイロット製の水性染料インク「色彩雫-月夜」と相通じるニュアンスがあります。

 以上の1)も2)も3)も、比較対照したこれまで経験のある品よりも、大いに気に入りました。特別に高級なお買い物をしてうきうきしているって状況じゃないけれど、良い品質のものを使っている感触と充実感に満たされます。明日からまた少しずつ淡々と書きこなしていきたいと思います。

2023/10/27

■ まなぶ - 鉛筆を使って - ハイユニ(Hi-Uni) 10Bで


三菱鉛筆ハイユニ(Hi-Uni)の2Bを使う話を、小学生みたいにワクワクして6月以来書いていますが、9/26にひとまずひと区切りの満足を得ました。

 ハイユニの特性として、「滑らか」という長所も実感しました。この点をもう少し体験してみたくて、その後に10Bを購入したことも、9/26に書きました。

 未曽有の経験にまた興奮(やっぱりおおげさです...)。

 Hi-Uni 2Bと比べます。と、こう感じました;

 長所... いっそう濃く滑らか。鉛筆という製品における、濃さと滑らかさのピークであり限界でしょうか。

 短所... 一瞬にして筆跡が太くなり、減る。それも、「鉛筆」とは思えないような、経験のない極端な速さで、あたかも、少しこすったら溶けてなくなる...とでも言いたい感触です。

 雑感...パステルやチョークとクレヨンの中間のような書き味...といったら「サクラクレパス」ですが、それともまた違います。書き進む際の触感としては、珍妙なたとえですが、栗やさつまいもを蒸して油分を加えて固めた感じで、書くにつれて、そのほろほろした粒子が紙面に黒々と取り残されていく感触です。少しでも力を入れるとほろほろと崩れるようで、強く一押しするだけで芯は根もとまでつぶれてしまいそうです。なるべく力を抜けるだけ抜いて、紙面をそっと滑らせたいです。黒々としているので、つねにシャープな先端を使いたい欲求、と同時にしかし、一瞬にして減るので、もどかしい...その繊細さやはかなさが、大いに魅力的です。

 本来、この「10B」クラスになると、「筆記具」というよりむしろ「画材」です。連続して書き進むには、猛烈に頻繁に鉛筆を削らなくてはだめだろうと予想します。

 筆跡の濃さ太さは、画像の通り。上の緑軸は2Bで、下がHi-Uni 10Bです。画像一番下の印字は、MS-Word上で編集した “Times New Roman”体の8ポイント活字です。

 また、来月11/1から、英単語を筆記体で書き進んでみたいと思います。7/1から3か月間続けた6/30のルールと同じ要領です。

 が、今回は、毎日「100文≒約1,500語」ではなく、その半分の、毎日「50文≒約750語」でいこうかな。

■ また新品の6本を同時に開始します。Hi-Uni 2Bに比べて、どのくらい書けるものでしょうか。