ラベル 1-00-巡:めぐる の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 1-00-巡:めぐる の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026/06/14

■ あるく ■ 蔦沼のブナの森


早朝から一日中快晴のようです。夜明け前のam3:30、八甲田山系に向かいます。

■  八甲田山系を貫くR103を、濃霧に苦労しつつ進みます。酸ヶ湯・猿倉・谷地の各温泉を越え、いつもの"ブナ二次林の森"(ref. 🔗 4/8)を、日の出の明るさを味わいつつゆっくり通過。


■  南八甲田連峰側南麓にある蔦沼周辺。白神山地と並ぶ深いブナの森に、いくつもの湖沼が点在していますが、無雪期にはヒトが入れない箇所が多く、わずかに蔦温泉周辺に一周3kmほどの山道の散策路が整えられています。山道をすべてぐるり回って1時間半くらいでしょうか。

■  その散策路のうち、起点の蔦温泉から蔦沼までの最初の区間500mは、足元の不安定な湯治観光客や児童生徒が往復できるようきれいに整備されています。実は以前に訪れたのが30年ほど前。生徒さんたちの集団に前後されて、春も秋も混雑している印象をいだき足が遠のいていたのでした。早朝ならばと思い立った次第。

■  今朝はしばらくぶりに訪れて、道がウッドチップになっていてびっくり。数日来の雨と朝の湿り気で、ふかふかのあるき心地。すばらしく快適です。


■  明治の昔からすでに知られた湯治場でしたので、散策用の小径も、百年も経つような苔むした石畳や石橋や水門などがあり、深山の中に歴史を感じます。



■  眺望が開ける蔦沼に出ました。朝5:00過ぎですが、霧はすっかり晴れています。今日はよほど良い天気になりそうです。


■  それにしてもなんて立派な木道(トップ画像も)。すぐ近くの奥入瀬渓流と並んで、ここも近年、観光客や遠足や修学旅行の立ち寄り先として知られるようになり、"蔦沼野鳥の森"と銘打って環境省の肝いりで鋭意整備したようです。


歌舞伎の花道みたいに立派ですよ。


■  急坂を、蔦沼を見下ろしながら先に進みます。ここから先は、"お客様用"の整備は無し。古来の山岳路です。個人的には登山靴(トレッキングブーツ)推奨。急坂で泥道です。


■  深山幽谷の風情がいっそう深まります。ブナの湿った森の中に差し込む朝の日の光の気持ちよさをひとり存分に味わいます。

2026/06/11

■ あるく ■ 湿原のニッコウキスゲ


朝のうちだけ晴れ、のち曇り・雨の予報。朝のうちだけ開く花ニッコウキスゲの群生する道を、朝にあるいてみましょう。

■   早朝の湿原地帯。


■  花の時期はもう過ぎています。でも、早朝5時過ぎということもあって、誰もおらず、広い湿原を一人で堪能できるようです。

今日 6/11

■  小さなミズバショウがおそるおそる顔を出していた早春の2ヶ月前とは別世界です。

cf. 同じ地点 →🔗 4/11

■  花の盛りは過ぎてはいますが、そのぶんこころ静かに楽しめていることに気づきます。


■  次に控えている花のつぼみが...。

2026/04/29

■ あるく ■ 八甲田山系のミズバショウ

4/20

今の時期、気になってそわそわする花が、梅とミズバショウです。

■  ミズバショウは、春先の寒冷な湿地に、白い花弁のような仏炎苞が現れます。国内の南限は関西ですが、北限は北海道より高緯度でしょうか。津軽地方や八甲田山系は、今がちょうどきれいな時期のピークです。

■  今年は、八甲田山系のここに、4月初旬に早くもぽつりぽつりと。

cf. 🔗4/9

■  4/20に訪れると...個人的に、もっともきれいだと思うのは、ごく初期の開き始めで、今日この日です。(トップ画像)

4/20
思わず駆け寄ります

■ ■ 近づくと...;

4/20
みんなキレイに開いています

■ ■ 香りは立っていませんが、小さいながら、みな、いっぱいに仏炎苞を開いて背伸びしています。

4/20

■ ■ 1週間と置かず、4/20に引き続いて、4/26に訪れました;

4/26 
上と同じ地点

■ ■ 明らかに湿原の雪融け水の水量が増え、並々と潤っていて、どの個体もサイズが大きくなり、緑が増しています。


■ ■ 香ります。ひんやりした雪原の空気に、クリーミーな強い芳香が乗って流れていくのがわかります。

■  風下を選んで、しばらく陶然と、また呆然とたたずみます。

■  逆光と反射する光。背景の、蒸気霧が立ちのぼる白い残雪と明るい灰色のブナの森。

■  動けなくなってしまいました...。

2026/04/27

■ あるく ■ 田子町の牧場


今年もまた、たどりつきました。

4/26

cf. 🔗 2025/5/4

■  昨年よりも、季節の進みが早く、新緑が進みかけています。


■ ■ "冬季全面通行止め"だったこの道は、つい先日開通したばかり。ですが、今日は気温26℃、湿度30%で、乾いた初夏の陽気です。


■ ■ 日常からはるか遠くにいっきにかけ離れるかのような強烈な寂寥感に、また、じっくりと、浸ります。


■ ■ 自分のこころを、"鎮める", "耽る", "瞑る", 手繰る"ための"場"とでも言い表したいこの場所...。

2026/04/20

■ あるく ■ 八甲田山系の道のカーブミラー

今日4/20

カーブミラー。和製英語ですが、この正式名称"道路反射鏡"は、見通しの悪い交差点やカーブに設置され、運転席から見えない死角を凸面鏡で映し出し、安全確認を補助する道路付属物です(Wiki)。

■  何十年来不思議に思ってきたのは、八甲田山系の道の雪融け時期のミラー。何が不思議かは、最後の段落で...↓

■  トップ画像のものは、今の時期の"ブナ二次林の道"、標高700m舗装道路のもの。このくらいの雪なら機能に支障はなく、私の住む平地で積雪のある日常生活圏でも冬はこんな感じです。

■  2週間前は、埋もれていました。晴れた日は、春のおとずれさえ感じさせるような穏やかな表情ですね。これもそう珍しくはないんですが...。

cf. 2週間前 4/6 の同一物

■  迫力を感じる始めるのは...;


■  道路管理の除雪隊は、ミラーを発掘しています。ポールが雪や除雪時の圧力で湾曲しているのを、副え木で補修しています。

■  鏡面部分のみの発掘。全身を救助する作業はあまりにも大変そうです。


■  こ、これは...(゚ω゚;)


■  雪洞の奥深くに鏡面のみが鎮座しています。

■  除雪前の八甲田山中の白い悪夢のような茫漠たる雪原で、"この下のココに反射鏡がある"と、なぜわかる?

■  "ココに必ずある"という、確実な根拠資料や強い確信をもって掘り進むんですね...。除雪作業の、想像を絶する、計画と作業の緻密さ・深い配慮・強い意志を感じます。

2026/04/11

■ あるく ■ 湿原のミズバショウ


またあのふかふかとした気持ちの良い道をあるいてみます。→ ref. 🔗4/3


■  湿原もこの1週間で、冬枯れの光景から、ついに緑がかってきました。



cf4/3

■  この湿原は、今の時期、陽が当たると、冬枯れのほっこりした気分も、これから春に向かう淡い緑の予感も、同時に豊かに感じられて、私にとっては魅力的です...でもヒトの気配は絶無ですので、魅力を感じるヒトはいないのでしょう...。

■  あるいて心地よく、ごく小さなミズバショウたちも目に心地よいです。

■  海沿いの湿原...。ヒト以前の地質時代はかつて海だった場。寒冷な泥地で痩せ切った土地。

背景は風力発電風車群
ref. 🔗2024/5/15

■  生存競争を回避したミズバショウや食虫植物。湿原はほんらい貧栄養地質ですので、そうした動植物が生息します。ですが、街や身近な野山をあるいていては見られないような、ごく小さいですが多様な動植物が目に入り、日常離れした感覚が得られ、別世界感が得られます。

■  ここのミズバショウも、八甲田のそれとは異なり、小さいです。この手のひらサイズで終わりのようです。なかにはもう仏炎苞が剥がれているものも見られます。


■  でもここはこれから初夏にかけての移ろいが美しいです。やはり小ぶりですがたくさん群生するニッコウキスゲの初夏を楽しみにします。

2026/04/09

■ あるく ■ 八甲田山系のミズバショウ

背景は高田大岳(北八甲田連峰)

きれいに開き始めたところです。

cf. 同じ地点 2/22

■  去年の今頃はまだまだだったのですが (cf. 🔗 2025/4/11)。

cf.  同じ地点 🔗 2025/4/11

■  きれいな雪融け水も豊富で、この湿地全体がどんどん潤ってくるところです。


■  こんな奥深い山中に...。時間を忘れて見入ります。


■  この場を離れがたいです。また近々、と思い、離れることにします。

2026/04/08

■ あるく ■ 八甲田山系南麓の道


あのブナ二次林の森の道をあるきましょう。ref. 🔗 2/24


cf. 🔗 2/24

■  1年でもっとも楽しみな時間。夏も秋も冬も、今日の、この早春のブナの森の道をあるくのを、ずっと思い出してきました。

■  新緑前、林間の雪原もすばらしく見通しが良く、青空・雪・ブナの幹だけの、単純ですがすがしい色彩の空間が延々と続きます。


■  往復5kmあまり。すべて傾斜地で、マニュアルミッションのクルマやバイクなら"2速"のS字坂もたまにあり、息が切れますが、路面には雪融け水が爽快に流れ、苦しさを忘れます。

除雪目安の3mポール

■  新緑の頃が美しさのピークですが、その間しばらくは、夢のような空気感に包まれるのを楽しみたいと思います。