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2026/09/18

■ あるく ■ 岩木川に沿って [2] 4k > 7k


岩木川の河口付近の河岸をあるいて遡上してみましょう。

■  ...と言ってもあくまで"朝のさんぽ"ですから、片道3km前後、往復で1時間程度ですが。

■  先日→🔗9/11に、岩木川河川距離標"L_0km"から"3km"をあるきました。実際にはあるき始めた橋のたもとが3.6km地点です。

■  今朝は、その3.6km地点から逆方向に川を遡上(地図上では南下)しましょう。

■  夜明けのだいぶ前からあるきはじめます。さすがに原野の夜明け前は、真っ暗でかなり寒く、漠然とした恐怖もあります。"決意"が必要なさんぽになってしまいました。


■  "L_4.0k"(河口から左岸4km地点)を過ぎ(トップ画像)、"5k"へ。まだ日の出の時刻まで間があります。


■  "6k"地点で日の出の時刻を過ぎました。日はまだ山の端の下にいますが、だいぶ明るくなりました。星空から青空に。緊張した気持ちがゆるみます。


■  "7k"。空の表情が変わってきました。日は昇りきっていますが、山の上にかかる積乱雲に阻まれています。


■  稜線付近で散乱光が雲間からチンダル現象となって上下に拡散しています。

高層の巻雲も、複雑な刷毛さばきの模様が、いっぱいに広がっています。

■  北の空。画像左はすぐ日本海なのですが、右の東側から吹く冷たく湿った海風(陸奥湾と太平洋)が強く、山脈にぶつかって、積乱雲が巻き上がるように屹立した列をなしています。この津軽地方北部の特徴です(ref. → 🔗8/14)。


■  南西の空。見慣れている岩木山がさすがに遠く小さいです。でも遠く小さく見えることで、360°ぐるりがまるっきり広々とした平原であることが、朝の冷たい空気のなか、存分に感じられます。


 次回はこの7kに継ぐようにあるきましょう。いつになるかな。

2026/09/11

■ あるく ■ 岩木川に沿って [1] 0k > 3k - 河口へ向かう原野3km

岩木川河口3km付近
遠景に、日本海に突き出た"権現崎"

一級河川は、歴史的に、河口に大きな港や都市が発展しています。東京・大阪・名古屋・仙台など。

■  他方で、河口に大規模な都市や街が開けておらず、豊かな大自然のまま海に注いでいる川も東北には目立ちます。

本州北端の津軽半島

■  地元の岩木川も、汽水湖の"十三湖"が河口です。宮城の北上川同様、河口付近には、日本屈指の規模を誇る広大なヨシ原が広がる大自然の風景が残っています。

■  しかし、同時に、原野なので、クルマで巡れるような道がないです...。

■  河口まで二足歩行してみましょう。

地図中、
ベージュ色は水田、
緑色は原野

■  最寄りの一般道路は、岩木川にかかる最後の橋「津軽大橋」でまたぐ県道189号線です。橋のたもとから河川管理用道路のうち進入可能な道の退避帯にクルマを停めます。

■  河川標識のある管理道路を河口までたどります。車両進入禁止ですが、舗装されています。橋から河口地点、すなわち河川標識0.0km起点まで、3.6kmほどあるようです。あるくにはなかなか遠いです。

河口から3km地点
水田の色づきが美しいです

■  秋晴れの良いお天気と暖かい日差と微風。あるくなら今日です。

河口から2km地点

■  広大な光景のなか、延々とあるいて...。

あと1kmで河口

■  ついに一級河川の原点に。これは初めての体験です。

"0.0k"だなんて...

■  復路はもちろんいま来た4kmほどを延々と戻ります。

海を向く風車群

1時間あまり、11,000歩程度で往復しました。

■  たまにこんな気の遠くなるような光景のまっただなかに身を置くのも、特別感や非日常感を味わえて、おおいに刺激になります。

2026/08/11

■ あるく ■ 霧のぶなの森


山々を越えて、深い霧のぶなの森へ。

■  晴天の日を選んで遠いこの森を年来訪れてきましたが(cf. → 🔗2026/4/27)、今日は濃霧の特別感にこころを打たれます。


■  霧雨の牧場に出ます。


■  ...も、もどりましょう...

2026/08/10

■ あるく ■ あの霧の山々を越えて


霧の山々を越えて、山のあなたの空とおくに行ってみたいです。

2026/07/23

■ あるく ■ 土手の道




今日もおととい同様、広大な平野の土手の道を。


■  あるいて向かう先の空は雨の暗雲です↑。振り返ると晴れ間が(トップ画像)。

■  異様に広い空間で、超絶的な孤絶感。往復の田んぼの農道も、天上天下唯我独尊を楽しみます。


2026/07/21

■ あるく ■ 土手の道


天気はどんよりとし、小雨もぐずついていて、かなり蒸します。視界が広々と開けるすがすがしい土手の道をあるいてみましょう。

今日7/21

cf. 同じ地点 →🔗 2/27


■  一級河川岩木川のずっと下流の水田地帯。河岸以外はぐるり見渡す限り津軽平野どまんなかの田んぼの大平原です。半径2~3kmの人口密度は1人の状態でしょう。狭小な河川管理用の舗装路は車止めが何箇所もあり、一人のびのびとあるけます。


■  河口までほど近く、なみなみと水をたたえてゆったりと流れる水面のほかは、見渡す限り緑の水田と、好きなように荒々しく生い茂る河川敷の緑です。大きな爽快感があります。


■  が、他方で、足元の河川管理用のごく狭い舗装路は、明らかに人の手できれいに維持されています。管理エリアは長大な距離と広大な面積だろうに、一級河川の河川管理はすごいなぁ。

2026/06/14

■ あるく ■ 蔦沼のブナの森


早朝から一日中快晴のようです。夜明け前のam3:30、八甲田山系に向かいます。

■  八甲田山系を貫くR103を、濃霧に苦労しつつ進みます。酸ヶ湯・猿倉・谷地の各温泉を越え、いつもの"ブナ二次林の森"(ref. 🔗 4/8)を、日の出の明るさを味わいつつゆっくり通過。


■  南八甲田連峰側南麓にある蔦沼周辺。白神山地と並ぶ深いブナの森に、いくつもの湖沼が点在していますが、無雪期にはヒトが入れない箇所が多く、わずかに蔦温泉周辺に一周3kmほどの山道の散策路が整えられています。山道をすべてぐるり回って1時間半くらいでしょうか。

■  その散策路のうち、起点の蔦温泉から蔦沼までの最初の区間500mは、足元の不安定な湯治観光客や児童生徒が往復できるようきれいに整備されています。実は以前に訪れたのが30年ほど前。生徒さんたちの集団に前後されて、春も秋も混雑している印象をいだき足が遠のいていたのでした。早朝ならばと思い立った次第。

■  今朝はしばらくぶりに訪れて、道がウッドチップになっていてびっくり。数日来の雨と朝の湿り気で、ふかふかのあるき心地。すばらしく快適です。


■  明治の昔からすでに知られた湯治場でしたので、散策用の小径も、百年も経つような苔むした石畳や石橋や水門などがあり、深山の中に歴史を感じます。



■  眺望が開ける蔦沼に出ました。朝5:00過ぎですが、霧はすっかり晴れています。今日はよほど良い天気になりそうです。


■  それにしてもなんて立派な木道(トップ画像も)。すぐ近くの奥入瀬渓流と並んで、ここも近年、観光客や遠足や修学旅行の立ち寄り先として知られるようになり、"蔦沼野鳥の森"と銘打って環境省の肝いりで鋭意整備したようです。


歌舞伎の花道みたいに立派ですよ。


■  急坂を、蔦沼を見下ろしながら先に進みます。ここから先は、"お客様用"の整備は無し。古来の山岳路です。個人的には登山靴(トレッキングブーツ)推奨。急坂で泥道です。


■  深山幽谷の風情がいっそう深まります。ブナの湿った森の中に差し込む朝の日の光の気持ちよさをひとり存分に味わいます。

2026/06/11

■ あるく ■ 湿原のニッコウキスゲ


朝のうちだけ晴れ、のち曇り・雨の予報。朝のうちだけ開く花ニッコウキスゲの群生する道を、朝にあるいてみましょう。

■   早朝の湿原地帯。


■  花の時期はもう過ぎています。でも、早朝5時過ぎということもあって、誰もおらず、広い湿原を一人で堪能できるようです。

今日 6/11

■  小さなミズバショウがおそるおそる顔を出していた早春の2ヶ月前とは別世界です。

cf. 同じ地点 →🔗 4/11

■  花の盛りは過ぎてはいますが、そのぶんこころ静かに楽しめていることに気づきます。


■  次に控えている花のつぼみが...。

2026/04/29

■ あるく ■ 八甲田山系のミズバショウ

4/20

今の時期、気になってそわそわする花が、梅とミズバショウです。

■  ミズバショウは、春先の寒冷な湿地に、白い花弁のような仏炎苞が現れます。国内の南限は関西ですが、北限は北海道より高緯度でしょうか。津軽地方や八甲田山系は、今がちょうどきれいな時期のピークです。

■  今年は、八甲田山系のここに、4月初旬に早くもぽつりぽつりと。

cf. 🔗4/9

■  4/20に訪れると...個人的に、もっともきれいだと思うのは、ごく初期の開き始めで、今日この日です。(トップ画像)

4/20
思わず駆け寄ります

■ ■ 近づくと...;

4/20
みんなキレイに開いています

■ ■ 香りは立っていませんが、小さいながら、みな、いっぱいに仏炎苞を開いて背伸びしています。

4/20

■ ■ 1週間と置かず、4/20に引き続いて、4/26に訪れました;

4/26 
上と同じ地点

■ ■ 明らかに湿原の雪融け水の水量が増え、並々と潤っていて、どの個体もサイズが大きくなり、緑が増しています。


■ ■ 香ります。ひんやりした雪原の空気に、クリーミーな強い芳香が乗って流れていくのがわかります。

■  風下を選んで、しばらく陶然と、また呆然とたたずみます。

■  逆光と反射する光。背景の、蒸気霧が立ちのぼる白い残雪と明るい灰色のブナの森。

■  動けなくなってしまいました...。