■ 今日もすごい雪の量。24時間降雪量としてはこの週末が今シーズンピークとの予報ですが、屋根雪の重みによる家屋倒壊や屋根からの落雪で直下の路上の人身物損事故がないことを、固唾をのんで祈る思いです。
■ 【1】は、学生時代に比べて、今は明らかに快適な環境(部屋・冷暖房・デスクとチェア・PCとプリンタ・インターネット・文房具)がある上に、"将来のため"、"資格試験合格のため"などという精神的重荷がないです。好きにのびのびと再び学んでみます。
1) "消しくずが出ない"を謳う物って、ちょっと堅くて使い心地は悪くない、
でもとても減りやすく、コスパの点でどうかなぁ。2) 伝統のスタンダード品、あの青・白・黒の、"Tombow MONO"を基準にすると、
"KOKUYO RESARE"はそれに追従した感じ。
"PILOT FoamEraser"は、"MONO"を研究し克服し、より硬めで、軽い力で消えるよう努力とした痕跡が感じられる...
■ 万年筆についての著作で興味深いのは、個人的にはなんと言っても松田権六『うるしの話』(🔗2023/10/28)です。万年筆そのものの記述はごく短いのですが、作り手の側からする貴重で真摯な体験は魅力に満ちています。
■ 使い手の側からの記述は、玉石混交掃いて捨てるほどです。私のこのウェブログも箒の餌食のひとつでしょう。
■ 漱石の随筆は、ブリュブラックがイヤでセピヤ色の墨を万年筆に飲ませていた、など、豪快な話ですが、そこは、天麩羅蕎麦を四杯食って温泉で泳いだり、運動と称して墓場で墓石を片っ端から倒したりする江戸っ子の豪気なんですか。
■ とは言え、万年筆は当時かなりの高級筆記具で、しかも彼のものは破損続きで、結局はペンを使って執筆していた時間のほうが圧倒的に多かったでしょう。
■ "ペン"?...今ではボールペンか万年筆を指しますが、当時油性ボールペンやゲルインクボールペンがあったはずもなく、他方で"万年筆"と"ペン"を区別し、万年筆の中には"三百円もするのがある"と言う一方、"一銭のペン"と安物筆記具として対比していますので、この場合は、もちろん"つけペン"です。
■ いずれにしてもやはり作家はペンか万年筆、というイメージですネ。
■ 愛弟子の寺田寅彦(物理学)は、おびただしい数の彼の随筆で、正面きって筆記具を扱ったものはないのですが、それら随筆の随所に"鉛筆"が普段の筆記具だったことが読み取れます。他に、漱石との出会いの最初からの因縁たる"俳句"や両者が好んで描いた"南宗画風戯画"は水墨毛筆で、また、水彩画・油絵など好んで画材に手を付けたようすが、複数の随筆に。(彼の随筆は、まさに、漱石が描いた寒月君で、飄々とした雰囲気に満ちているものが多くて、未だに愛読書です。)
■ その弟子の実直な物理学者中谷宇吉郎の随筆では、鉛筆のことを書いたものがあります。
■ 寺田や中谷の文には、科学者特有の、世間一般に対する狭い精神地平を感じる場面も往々にしてあるのですが、中谷の、ごく短い随筆『鉛筆のしん』にも、かすかにそれを感じます。でも同時に、鉛筆の話を通じて、寺田寅彦や中村清二(物理学)の、ブレのない強い価値観から薫陶を受けたことが推し測られ、感銘を受けます。
■ 話の前半は、行儀・しつけについて、戦時中にはゆがめられた形で、戦争が終わった直後の今ではゆるくなってしまった、という趣旨の話を運びます。
■ 後半の三分の一程度を;
"しつけといえば、すぐ、生活のしつけのことが言われますが、勉強のしつけ、学問のしつけも忘れられてはなりません。
あなたの鉛筆のけずり方を、見てごらんなさい。むやみにしんを長く出し、その先をきりのようにとがらせてはいませんか。反対に、ちょっぴりしんが顔を出せば、それで平気でがさがさと、大きな字をなぐり書きにしてはいませんか。
「きりのしん」の人は、小さな事をいつも気にかける型、「ちょっぴりしん」の人は、ずぼら型といわれますが、本当はそうではなくて、そんな鉛筆を使っているから、そういう型の子供になっていくのです。
ペンや万年筆は、使った後、ぬぐっておくものだということを知っていますか。賢人といわれた昔の中国の学者は、顔を洗わない日はあっても、硯を洗わない日はなかったといわれます。万年筆は、ぬるま湯で時々掃除することです。
ノートの書き方、本の扱い方、学用品の使い方の、上手下手、手入れのよしあしというようなことは、つまらないことのようですが、これがその人の勉強に対する心構えを養う大変大切なことなのです。
私が大学にはいった頃、中村清二という大変傑い先生がいらっしゃいました。私たちが、この大先生から一番はじめに教わったことは、何と、実験室の掃除の仕方と、ビーカーの洗い方でした。
その頃は、くだらないことに思っていましたが、考えてみますと、ビーカー一つ満足に洗えなくては、立派な研究も出来るはずがありません。レンズを持つ時の注意、器械の持ち運び方、器械の触ってよいところと触ってならないところ。このような細かいしつけが、どれ程それからの私の研究を助けてくれたかしれないのです。"
■ 電動鉛筆削りはおろかポケットシャープナーも無い時代ですので、すべての国民が切り出しナイフで鉛筆を削るのが当然の頃です。
■ 振り返って今の私は、ここ数ヶ月はすっかり電動鉛筆削りで1時間ごとに1ダース(🔗8/26)、あるいはここ数年は、ポケットシャープナーを解体して刃を砥石で砥ぐ(🔗1023/12/30)などというみっともないことをしている気がします。
■ 自分では"いつもきっちり尖らせて快適に使っている"="いつも硯を洗っている"というつもりなんですが、しつけがなっていないかなぁ。
■ 自動芯送り機構が備わっていなかった初代Orenzは使ったことがあります。
■ その機構が備わる最新型を、0.3mm, 0.5mmと、ここ2,3ヶ月ほど使ってみました。
■ 感想を2点のみ。
■ 1) 重い...。
■ Orenz0.3mmは、金属パーツ製でリジッド感に満ちあふれています。
■ 「鉛筆をかなり立てて書く」ことがここ数ヶ月で可能になりましたので、重さがあっても、自動芯送り機構のおかげで、そう苦痛ではないです。逆に、"寝かせて、かつ、いちいちノックして"書き続けるとしたら、1日で投げ出していたかも。
■ 芯を、0.3mmでは最も濃い2Bに、0.5mmでも最も濃い4Bにして使っています。所期の目的は達せられているのですが、薄いです。さすがに鉛筆6Bの比ではないですね。
■ 2) 書くたびに弾力性がある。
■ 自動芯送り機構のゆえか、軽く筆圧をかけるたびにクニョクニョするという、経験のない書き味。一定の慣れが必要です。
■ これには、いつまでも嫌悪感を拭いきれない方も一定数存在するでしょう。例えば、"狂い"や"遊び"を許さないようなカッチリした書き味の同社製"SMASH"ですが、長年に渡り強固な支持層が存在します。この愛用者にとっては、Orenzのクニョクニョ感は、対極に位置する天敵のような書き味と曖昧な操作レスポンスに感じられるかもしれません。
■ 今後も使い続けるだろうか...。"0.4mmで4B"などいうニッチなものが出たら使いたいですが。それでも、重量感が違いすぎます。今は、鉛筆を持つと、気持ちまで軽やかになり、しかもごく軽い筆圧でも文字がクッキリと書けますので、心底ホッとします。
■ え...?
■ その直下の説明を見ると、"あなたのための十分な保護を確保する"とのことです。身に何か危険が迫っている後ろめたい方にはぴったりですね。また、"子供たちを使って(!?) 子供たちを引き付け"るんだそうです。子供たちを動員して/使役して何かしたい後ろめたい方にはぴったりですね。
■ あの...、私の状況と用途には合わないみたいですので、今回は残念。次を見ましょう。
■ おお、今度は良さそうです。私でもわかる日本語で、値段もとても安いです。
■ 説明をよく見ると...
■ ② 「大人の子供はすべて安心して使う」ことができるのですか...。(理解が及ばず。)
■ ③ 「牛革素材のファスナーバッグ」を採用って、どう見ても紙袋...。(「分厚い"beefy"」という意図は理解できます。)
■ ④ 「私达は24时间以内に返事する」...返事は中華人民共和国簡体で、ですか...。日本語での返事がいいんだけどな。
■ この鉛筆についての、購入者による評価を、amazon AI が集計した要約;
『お客様はこの鉛筆について、以下のような評価をしています: コストパフォーマンスが高く、普通の鉛筆に近く、書き心地が良いと好評です。また、芯の固定についても不満の声があります。芯が飛び出ていてかけない、芯が抜けやすい、接着がきちんとされていないなど、全体的に品質が高いという声が多くあります。一方で、芯の折れやすさについては意見が分かれているようです。特に、子供が握ると丈夫さに欠けるため、落として折れてしまうといった指摘もあります。』
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
■ ① 「普通の鉛筆」に近くてよかったです。「普通」でないことが前提ですね、amazonで販売されている"鉛筆"は...。ちょっと恐怖感がこみあげてきました。
■ ①-2 「コストパフォーマンスが高く、ふつうの鉛筆に近く、書き心地が良いと好評"と言った直後に"また、芯の固定について"も"、"不満の声"があります。」と、突如こき下ろしました。"も"って...、実は当初から不満の声が鬱積していたが隠していたところ、うっかり漏らしてしまったんですか。
■ ② 「芯が飛び出ていてかけない、芯が抜けやすい、接着がきちんとなされていない」と欠点をあげつらっておきながら、それを前提に突如「全体に品質が高いという声が多くあります」なのか?
■その後の二文は、製品の欠陥の指摘で終えている要約。
■で、買う? ...う、う~ん。
■ イソップ寓話以来2,500年、さまざまなバリエーションのある「木こりの寓話」のことです。
■ Google先生に「木こりのジレンマ」で質問してみましょう。
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▶ 目の前の仕事に忙殺される: 木こりが、刃こぼれした斧で木を切り続けるように、目の前のタスクをこなすのに精一杯で、改善や効率化を考える余裕がない状態。
▶ 効率化の重要性を無視する: 旅人が「斧を研げばもっと効率よく木を切れますよ」とアドバイスしても、木こりは「そんな暇はない」と拒否するように、改善の重要性を理解しながらも、それを後回しにしてしまう。
▶ 生産性の低下: 切れ味の悪い斧で木を切り続けると、作業効率が低下し、成果が出にくくなるように、改善を怠ると、全体の生産性が低下する。
[ 教訓 ] この寓話は、以下の点を教えてくれます。
▶ 改善は重要: 目先の仕事に追われるだけでなく、定期的に立ち止まり、仕事のやり方を見直し、改善することが重要である。
▶ 効率化は長期的な成果につながる: 改善や効率化に時間をかけることは、一時的には手間がかかるように思えるかもしれないが、長期的に見れば、作業効率を高め、より大きな成果を出すことにつながる。
▶ バランス感覚の重要性: 目の前の仕事と、改善や効率化、自己成長のための時間をバランスよく配分することが大切である。
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■ フランクリンプランナーは、心がけるべき心理的習慣として、「7つの習慣」を挙げているのですが、その7つ目が、「刃を研ぐ」というスローガンで、手帳に書き込まれた予定に忙殺されることなく、どんな状況に陥っても対応できるよう、日ごろから精神・知識・肉体のレベルを高めておきましょうという趣旨です。
■ リンカーンは、「もし木を切り倒すのに6時間与えられたら、最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう」 と応じたそうです。
■ 職人さんたちから「段取り8割、作業2割」という趣旨の基本的な心構えを複数回聞いたことがあります。昨年は自動車メカの方から、今年に入って塗装工の方から、偶然同じことを聞きました。古今東西どこの起源かはわかりませんが、相通じるものを感じます。