■ "まなぶ"と言っても、何かを新たに学習しているわけじゃないんですが、自分で再認識したことが...。
■ リフィル式の金属軸ボールペン、長年使ってわかったのは、"重くてグリップ部が膨らんでいるのが好み"、"芯は太字"ということです。
■ 太軸なら、「MontblancのMeisterstückではどうだい?」という意見もありそうです。たしかに、万年筆の#149なら。他方で、ボールペンの最重量級#161 Le Grantでは、ちょっと軸が細くて軽すぎるようです。
■ アメリカ人が発明し、日本で猖獗を極めている、使い捨てプラスチック軸のボールペンも、たしかに気軽で良いです、次々と計算を重ねるような分野には。私も大いに利用し、最盛期にはJetstreamの0.35替芯を10日ごとに使い捨てていました。が、紙からペン先を離さず書くようなくねくねした欧文筆記体とか言う波波模様やペン字の行書連綿体などというにょろにょろした模様には、"粘りのあるインクと太字のペン先"、"重い軸"が、もしあるとしたら、むしろ使いやすいかも...、どんな書き味なのかなぁ...と想像していたのが30年くらい前か...。
■ 2007年頃に(また20年前の話ですか...)、見つけました。ペリカンのボールペンで、普及価格帯(と言っても3,000円くらい)。なのに、ずっしり重いです(44g)。たしか、"ペリカン・ベル"とか言う、なんだか日本語感覚では冴えないネーミングでした。
■ 購入直後にPelikan "Bell"は廃番に(2007年頃)。Pelikan"Souverän"とか言う無駄に豪華で高額な商品(すみません)は、こんにちに至るまで販売され続けています。そのデザインの方が、高く売れそうですね、たしかに。個人的には、この音が、英語のsovereignに似て、大げさでありながらゲルマン語にとってはシラブルの前半がフランス語風で外来語のような音。取って付けたよう...、いやそれは言いがかりで、実は、高すぎて手が出なくて(;^^、私は所有していません...(とか言いながら、おい、お前、トップ画像の万年筆は、Souverän M1000とか#149とかCustom Urushiに見えるんだが...ま、気のせいか...)。
■ 話を戻して、Pelikan Bellは、購入し、大いに気に入りました。以来、20年、ねとねとしたPelikan純正芯を使い、途中で、いや待て、コレ、Parker替芯じゃないか、と気づき、その後、Parker替芯 = G2芯の互換でジェットストリームが発売されたのがほんの4年ほど前。すぐPelikan Bellに入れて、大いに生気を取り戻し、以後今日まで、もっそりと重いながら、波波模様やにょろにょろした模様を書いてきました。
■ その後、アッと驚いたデザインの、Parker Urbanのボールペンが発売されました。
■ このとき、初めて、自分の、意識下の意識が、意識の俎上に自ら這い上がってきました。
■ 自分って、このデザインが、実は好きだったんだ、人差し指と親指を当てる部分が、たっぷりと膨らんだこのデザインが!
■ 1本、重い真鍮ボディの、ギラつかないマットブラック+サテンシルバーの個体を購入。重さ自体は、Pelikan Bellより10gも軽いものの(33g)、筆記具としてはじゅうぶん重く、重量バランスは同じ設計思想で、ペン先が重く、軸が軽く、尻軸がまた重いです。これはすばらしい!
■ 翌年、また1本、同じ真鍮ボディの、ギラつかないマットブラック+サテンゴールドの個体を。
■ ジェットストリームのG2芯が出たのが、この頃でしょうか。太さが、0.7mmと0.5mmとで選べるようになりました。使いやすさに勢いを得て、さらにParker Urbanの、ブラック&シルバーながら、グリップ部に、洒脱なストライプ状のチゼリング加工を施したモデルを購入。1920年代の、アメリカン・ゴールデンエイジを彷彿させるような(?)、デカダンな装飾のくせに(??)、手にしてどんどん書いてみたい、と思わせるような、すばらしい雰囲気です。う~ん、わかっているなぁ、さすが前世紀以来のジョンブルな雰囲気を脈々と湛えるパーカー。
■ Pelikan Bellといい、Parker Urban の3本といい、JetstereamのG2替え芯で、俄然、若返り、バリバリの現役になりました。
■ とは言え、今の私の生活からしたら、その重量級の存在や太字(0.7mm)のリフィルという点で、用途は、一度紙面にペン先を置いたらしばらく紙面から持ち上げず離さずに書くような、欧文筆記体の波波模様か、和文縦書きのペン字に限られるのですがネ。一文字ずつ紙から離して書くような、日常のメモや手帳や計算や数学やコンピュータプログラミング構想などには向きません。
■ 趣味の分野でもあり、暮らしをこころ豊かにしてくれる分野、考えるだけで楽しい分野です。万年筆とともに、楽しんでいます。






