2026/05/20

■ つかう ■ シェービングソープ "Soap Commander / Honor"


アメリカのアルティザン & ヴィーガン系のシェービングソープとしては、定番中の定番を。

■  Soap Commander製品は、レギュラー品と季節限定品がありますが、この"Honor"はレギュラー品のさらに定番商品です。アメリカのシェービング用品ウェブサイトではセールにかかっていることもよくあります。

■  レギュラー品は、その量が、競合製品を作っている他のどれよりも多く、6oz170g。価格は18ドル前後と、量にしてはかなりお安い方で(といっても日本円にしたらもう3,000円になろうかという高値になってしまいましたが)、たっぷり使いでがあります。

使い勝手も良く香りの傾向が穏やかで、バランスが良く、泡切れや洗い流しもスッキリした、不満のない高レベルな定番品です。

【サイズと価格】
Shave Jar (円筒形 ) φ = 90mm,  h = 79mm, wt = 6 oz (= 170g)
$18.49 (送料別) / Westcoast Shaving (PA / USA) 2022

【成分】
ステアリン酸、精製水、シアバター、ココナッツオイル、水酸化カリウム、グリセリン、水酸化ナトリウム、ヒマシ油、香料

【泡立ちと使用感】
■  植物油脂のみのヴィーガンソープです。ブラシの水分をよく切って、比較的多めにローディングします。

■  ラザリング時に水分が多いとすぐベシャベシャしますので、その点は気をつけて、2パス程度使います。3パス時のブラシの泡持ちは厳しいかな。

■  ですが、もっちりと泡立ちもよく、カミソリの滑りもなめらかです。何の不満もなし。

【香り】; ウェブサイトより拙訳
伝統的なバーバーショップをイメージした香りを構成するのは、ベルガモット、オレンジ、バジルの葉、樫の苔、パチョリ、香りの良い香辛料。これにほのかなハチミツとタバコがかすかに香るようブレンドしたものです。

■  柑橘系の香りがまず立ち上がりますので、日本で育ってきた日本人なら、これが床屋さん(バーバーショップ)の香りだとは誰も思わないでしょう。ベルガモットだけでなく、たしかにオレンジの甘い香りも感じる、と同時に森林のような深い香りもあります。

【まとめ】
泡立ち良く香りよく、他のアルティザン系に比べて特別何か尖った性能を誇示しているわけではないのですが、ゆえに安心感のある定番で、まよったらコレにしておこうかと思う基本のシェービングソープです。

■  香りの性格が、"覚醒", "興奮","攻撃"とは逆の、やすらぎ、くつろぎを感じさせる良い香りです。それも、"夕方の", "仕事や緊張後の"というよりも、明るい午前中の、これから仕事に向かうような、気持ちをリセットして精神を統一するようなくつろぎ感です。この特徴は、Soap commanderのみならず、前回のStirlingやBarrister & Mannといった、アメリカのメジャーなアルティザン系シェービングソープの魅力です。この独自の世界観に匹敵する製品群は、他国には無い不動の存在感です。

2026/05/19

■ あるく ■ りんご畑の小径


軽トラがすれ違えない極狭い農道を、農家の人たちがいない昼休みの時間帯にあるきます。

■  広大な面積のりんご畑に網の目のように張り巡らされている迷路のような小径。砂利だと、たいていが行き止まりです。対して、昭和の時代の古いコンクリート道路は、通り抜けできるような道です。

■  いつもの位置からあるき始めます。ハリエンジュ(ニセアカシア)の、くるりと巻いてある若葉が展き始めるのが初夏の始まりの合図です。そろそろ道路がハリエンジュの梢に覆われそうですね。


■  天気も抜群に良く、風も穏やかで、一年で最も過ごしやすい時期です。


■  コンクリートの農道も乾ききって、気分良く歩けます。


■  あの冬の日や早春の日がつい先週だったかのようです。

cf. 同じ地点 🔗 3/5

■  この農園の方は、生け垣として、常緑のコニファーをキレイに刈り込んで農園の外構に巡らせています。夏も冬も、通るたびに、心やすらぐ心地よいたたずまいです。


■  趣ある刈り込みもありますね。

2026/05/18

■ きく ■ スピーカーをデスクに載せる


先日の"小さなスピーカーでデスクワークを楽しむ"スタイルだと(ref. 🔗5/15)、意外にも単純なデスクワーク作業がはかどります。

■  欲を出し、調子をこいて、"もっと音が良い別なスピーカーをデスク周りに"...。

思ったことは何度もあるのですが、実行に移せずためらっていました。ただ、このまま不十分で不満な使い方しかしないよりも、思いついたことはもう何でも試してみましょう。

■  手持ちの三菱DIATONEの"DS-9Z"です。専用スタンドは低すぎるので、デスク周辺では使えないという固定観念がありました。

■  でも、デスク幅2400mmを利用して、両端に載せてみましょう。まさに"デスクトップ"オーディオな状態。この時点でも、使える机の幅は1800mm(畳1帖分)程度あります。

■  1本20kgほどあり、もともとそれ2本を机に載せていいようなサイズじゃぁないです。

載せて、着席し、机に向かうと、猛烈な圧迫感...。あたりまえだ。


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■  このスピーカー、まず目に入る特徴は、トラピゾイダル型のエンクロージャ。220mmのコーンウーファと1インチ(25mm)のドーム型ツィータで構成される2ウェイ密閉型。


■  ウーファは高密度炭素繊維と芳香族ポリアミド系アラミッドのハイブリッドウィーヴィングです。その炭素繊維はカーボン系粒子を繊維状に組んだ超高弾性率を持つとか。

■  ツイータにも驚き恐れたのは、ボロン振動板という点です。こんな素材を成形して技術力の高さを誇るのはリクツではわかるけどダイジョブなんでしょうか。

■  他に、フレームやエッジやネットワーク、エンクロージャのバッフル板素材に至るまで、ハイテクな贅の限りを尽くした感がある技術立国ニッポンのスピーカーです。

■  購入したのが1987年頃。

■  先行して1985年にDIATONEの記念碑的作品"DS-10000 Klavier"が発表されていたのですが、翌1986年に、その"二番煎じ"的存在として発表され、構造は類似しています。DS-10000が欲しくてたまらなかったが、とうてい手が出なかったところに出現したわけで...。

■  その後、2010年頃に、リヤのターミナルが湿気で錆びていたのを機に、ターミナルはじめ内部のネットワークなどを専門業者に交換してもらいました。

■  挙句の果てに、DS-10000に倣って、ピアノ塗装業者に依頼して、ピアノブラックに全塗装し直してもらいました。

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■  三菱Diatoneのハイエンド2ウェイの特徴は、音圧レベルが低く能率が悪く、内臓をゆさぶるようなずっしりと重く沈んだ低音と、ガツンと硬いきらびやかな高音です。

■  ...など、長々と述べてきた点で、自分にとっては、いわば"ピアノソナタを聴くための専用機"として、ずっと手放せないでいたというわけでした。

■  Tannoyのデュアルコンセントリック(同軸フルレンジ)やJBLの15インチコーンウーファ搭載機にも手を出しましたが、結局このDIATONE DS-9Zが手元に残りました。1986年初出ですので、今年で40年目ですね。

■  結線し、アムラン盤のハイドンのピアノソナタで音を出してみます...

■  おぉ! KEFのミニチュアスピーカーとは全然違う!(あたりまえだ!?) 

■  こんなに耳に近づけて聴くんだから、"超ニアフィールドリスニング体験"となりますね!

■  極小音量で、異常なリアル感。ピアノの鍵盤を叩いたときに、羊毛フェルトが鋼線にあたるあの音まで聞こえるかのようです(たぶん半分は気のせい)。

■  "巨大なヘッドフォン"?...いや、耳をふさぐあの閉塞感はないです。

■  異様に広く高密度な空間が広がります。まったく新しい経験です!

■  前回のKEFの小さいスピーカーをつかって、ニアフィールドな"デスクトップオーディオ"の独特な世界の良さを実感しましたが、ここまで来ると、存分にその独自の世界に浸れそうです。

■  こんな冒険に踏み切ろうと思ったのも、「オーディオを始めてみようかな」と悩む友人Mくんのおかげです。彼にまた感謝!

2026/05/17

■ あるく ■ 湿った沼地だった記憶


ここ、キレイに観光地化されたのが'90年前後のバブル期。

お役所に造られた橋

■  今ではある程度良い定評ある場となっているのではないでしょうか。行政としてやることはやった感じがあり、"インスタ蠅" "インスタ映え"御用達の風景もつくれたし、賛否あれど全体として地域観光振興には良いイメージをもたらす結果となっていると言えます。

お役所に植えられた桜

■  開発前の、朝霧の立ち込める鬱蒼とした葦の原だった頃...って、もう30年以上も前です。自転車でよく来たものですが、りんご畑と農道が沼地付近まで入り組んでいて、舗装路が少なく道も悪く、地元の農家以外は寄り付かない場でした。


■  霧・葦・鴨や雁・土埃...。もう遥か昭和の昔です。


■  が、今でも、遊歩道から少しでも踏み込むと、当時の沼地や湿原を彷彿とさせるワイルドな面影がいくらでもあります(トップ画像など)。

■  そんな雰囲気の色濃く現れる時や場を、わざわざ選んであるいているというわけです。

2026/05/16

■ あるく ■ 下生え草刈り後のりんご畑の小径


今日も良いお天気。あいかわらずお昼休みにりんご畑をあるくのが楽しみです。


■  りんご畑の下生えもさかんに繁茂しますので、マメな草刈りが必要なようです。


■  下の画像はおとといの朝に刈ったのですが、もうぼちぼちまた新たに緑がかっていますね。


■  草刈り直後は、青い草いきれがきついですが、その後、風とあたたかいお日さまで、刈られた草が乾燥していく際に、次第に香りがやわらいで、草のにおいが、ふんわりとした花のような香りになっていきます。それがまたこの季節のさんぽを心はずむものにしています。

■  奥に、りんご畑ではなくぶどう畑があります。スチューベン種です。


■  きれいに誘引しています。今の時期は枝の伸びが早く、ブドウの房になる"花穂 (Bourgeon à fleurs)"もそろそろ観察できます。この成長もかわいらしく、見るのが楽しみです。