2026/10/27

■ あるく ■ 白神山地 - ブナ林の散策道


■ ■ 岩木川の源流の一つ、白神山地の暗門川を遡ると、ブナ原生林のなかに散策道が整備されていますので、たまに気分を変えて紅葉のちょっとした山道をあるきましょう。
→🔗 世界遺産の径 - ブナ林散策道 (西目屋村・白神エリア観光サイト)


■ ■ この散策道は、山歩きに不慣れな観光客を意識しています。とは言え、小径は猛烈な急坂と泥道ですので、足首を覆う登山靴でないと。また、狭い散策路のいたるところにクマの爪痕や掘り起こし痕があり(熊鈴必須・熊スプレー推奨)、まさに"マタギの山"に入った感があります。

■ ■ コースは"小回り→大回りの2つのループを巡って"所要時間60~120分"と訪問者の多様性を考慮して幅があります。ガイド付きツアーは2時間30分で、楽しい解説付きでゆっくりあるいてくれるそうです。いいなぁ...。


→ 🔗 白神山地ガイド会(PDF)

■ ■ 昼過ぎにひとりであるき始めます。訪問の人が比較的いそうな午前を避けて、おそらく森閑とした雰囲気が味わえると思って。実際そうでした。複数のクマさんたちに監視されながらあるいたかもしれないです。


■ ■ いきなり急坂ですが、これでも、コース上ではもっとも整備されたラクな道行きです。


■ ■ ブナ原生林の小径の雰囲気に満ちています。


■ ■ ブナは、モミジのような紅葉にはならず、"黄葉"になり、茶色がかって枯葉落葉となります。ブナの森の秋は、黄色や茶色の柔らかい雰囲気を醸し出すのが特徴です。

■ ■ 北斜面であることと、原生林ゆえに樹間の垂直密度も高いので、この小径全体は一日中日が当たらない湿った地形ですが、それゆえ植生は豊かです。

■ ■ 見上げると、梢越しに見る陽の光が独特の美しさに満ちています。


■ ■ 冬枯れから早春の初めての芽生えの頃が、ブナの森の緊張感ある美しさがあると、個人的には感じていますが、穏やかな秋の日も、実に佳いです。

cf. 早春のブナ樹林帯 →🔗 4/27

■ ■ コースの最奥に"水飲み場"があります。地表に露出した本当の生水です。私は躊躇なく飲みます。


■ ■ あっ!ほんとうにやわらかい!口にしたことのない超々軟水です。これはすばらしい。

■ ■ しばらくその場で深山幽谷に浸ったあと、急坂を足元に注意して降りることにします。


■ ■ 今回の所要時間は、"小回り→大回り→小回り"と巡って45分でした。

■ ■ このコースは、2026年度は、もうまもなく、11/10で閉鎖となるようです。まだこれからさらに"黄葉"が美しく進みそうで、名残惜しいです。

2026/10/26

■ あるく ■ 親柱のオブジェ - りんご


【津軽りんご大橋】河川距離標 R_41.2km地点

■ ■ 20年あまり前に、全く新規に架けられた現代的な構造の広く長い橋です。

■ ■ 親柱の4柱のオブジェは...まんまベタな 橋の名前にふさわしいものがゴロリと乗っかっていますね。

■ ■ 直径60cmの巨大な岩石です。素材は赤い御影石、淡い色の台座は安山岩です(ref.→🔗施工した石材店のサイト(PDF)。


■ ■ 近づいてみると、鏡面加工された"りんご"は、緻密な等粒状組織の結晶が輝いています。野ざらしの運命ですが、毎日拭けばさぞ美しいことでしょう。台座は、荒い斑状組織が割肌加工されています。

■ ■ 深成岩である花崗岩と、火山岩である安山岩(なんだか高校地学や高校入試の理科2分野みたいな話ですみません...ref.→🔗2023/12/23)。りんごと台座はその素材感が対照をなしているように見え、制作者にそういう素材感の対比を醸し出したい狙いがあったのかなと思います。

■ ■ でも、こんなふうに重箱の隅を いっしょうけんめい凝視するこの橋の利用者って、いるのでしょうか...。想像を奔放に膨らませつつ隅々まで味わいつつさんぽするのもまた一興です。

2026/10/25

■ あるく ■ 秋の小雨降る湖畔の道

湖畔

■ ■ 小雨まじりの曇天。雨具とトレッキングシューズで、自分は暖かく乾燥を保つように装備してあるき出すと、意外にも快適で違った風情や空気感を楽しめます。

朽ちかけたあずま屋

■ ■ 本州北端、平地からはやや山寄りの地形ですが、紅葉は、まだ"盛り", "見頃"には届かないようです。

りんご畑に接する散策路

■ ■ 昨日の岩木山の画像では、山頂付近は冬枯れ、中腹が紅葉見頃という色づきでした。

■ ■ でも平地はこれから楽しめると思うことにしましょう。

2026/10/24

■ あるく ■ 岩木川に沿って [14] 37k > 40k - 保安橋>津軽りんご大橋


■ ■ 前回は夜明け前の薄暗い画像だった河川距離標"R_37k"。

cf. →🔗10/22

■ ■ たまに晴天のお昼休みにあるいてみましょう。

■ ■ りんご収穫期のピークです。"Véraison(色づき期)"の8月以来、りんご畑のエリアにはさんぽの足を踏み入れないように留意してきました。漢代の『君子行』"李下に冠を正さず"ではないのですが、農家にしてみれば、神経を尖らせるピークの時期に、知らないヒトが自分のりんご畑の脇を能天気にあるいているようすは、やはり気に障る不審者です。

■ ■ "ウォーキングに熱心なヒト"を装って、土手の上の管理用通路から降りずキョロキョロせずまっすぐあるきます。

■ ■ 土手は、巨大な堤防工事がこの1年で完成し新品(?)の堤体になりました。距離標も距離杭(きょりこう)も新しく、先月に除草作業も入ったばかりです。


■ ■ 河川管理通路の土手は、車道と袂を分かつように、私のまったく知らないりんご畑の森に入り込んでいきます。実にのどかで広々とした土手の道。

■ ■ "R_38"を快適に通過。


■ ■ この先で、旧堤防に接続しました。手前のコンクリート壁の防流堤が旧堤防。奥に上がって新堤防。水平の防流堤が高い新堤防に吸い込まれていくようすから、新堤防は高く広く造られているのが肌身で感じられます。


■ ■ 旧堤防とはいえ、この区間はその防流堤でわかるように、かなり新しく強固で、また、集落と国道と河岸とがまた接する箇所で、大規模な堤体拡張工事の手が入りづらかったか。

■ ■ さて、旧堤防の数百メートルには、河川距離標がありません。肝心の格子点"R_39.0k"のキロポストもありません...。

■ ■ 戻ったり見回したりすると...。あっ!


■ ■ 河川側と反対の、国道側の、しかも反対車線側に...。道路交通標識と並んでいます...。


■ ■ クルマのドライバーに"岩木川、河口から39km"をアピールしてどうする!?

■ ■ あるく河川管理用通路は舗装されたばかりで、舗装仕上げ用の重機タイヤ式ロードローラーの痕がはっきり。幅員は対面2車線程度あり、左の旧国道R339よりどう見ても快適そうです、が、車両通行止めです。

■ ■ ら、さらに足元に、旧タイプの河川距離管理杭がコロリと...。


■ ■ そういえばあの幟(のぼり)...;新規に設置し直す作業ですか...。あたりに人影はなく、お昼休みですか...。


■ ■ "R_40k"ポストも、どうやらモデルチェンジ間近な装いですね。


■ ■ 向こうに、"津軽りんご大橋"が見えてきました。ここで今日は折り返すことにします。

2026/10/23

■ つかう ■ シェービングソープ "D.R.Harris Shaving Soap / Windsor"


■ ■ イギリスの老舗を代表するシェービングソープである点で、前回のTaylor of Old Bond Street(cf. →🔗7/12)と双璧をなす、Dr. Harrisの製品。

■ ■ "創業1790年"、"英国王室御用達"とのことです。

■ ■ 木製ボウルにソープが入ったセット(マホガニー材かウォールナット材)がありますが、高額なので、レフィルを購入し続けてきました。

【サイズ】
φ = 80mm,  h = 40mm, wt = 100g

【価格】
£9.00 (送料別) / Connaughtshaving.com (Suffolk, UK) 2022 
...現在のスターリング・ポンド価値を円換算して1,892円

同店では現在、
_ refill: £12.00 (ex.VAT10)...£13.20(2,774円):

_Wood Bowl & Soap: ...£15.30 (3,216円) :

_ cf. Amazon Jp. での現在の出品販売:

【成分】
パルミチン酸K、牛脂脂肪酸Na、水、グリセリン、ステアリン酸K、パルミチン酸Na、パーム核脂肪酸K、ステアリン酸Na、パーム核脂肪酸Na、ヤシ脂肪酸Na、パーム核脂肪酸、香料、ワセリン...以下略

■ ■ 牛脂を使った伝統的レシピです。寒い時期に向きます。

【泡立ちと使用感】
■ ■ 泡立ちは速いです。前回のTaylor of Old Bond Streetのようなネットリ感はなく、比較的あっさりした泡が立ち上がります。シェービング中はしっかりもっちり感がありますが、お湯でさっと流れます。

【香り】ウェブサイトより意訳要約
・エリザベス女王の即位60周年を記念して作られた、当ブランドを代表する香りです。
・トップ・ミドル・ベースの香調順に、シトラス、グレープフルーツ、ブラックペッパー、ベチバー、パチョリ、シダーウッドなどをブレンドした、温かみと重厚感のある上品でフレッシュな紳士の香りです。

【使ってみて】
■ ■ サラリとした泡切れで使用後の満足感は高く印象的です。何よりその高貴な香りがすばらしいです。花や果実の香りをコントロールして君臨する香りは、いかにもこれこそが"高級な英国調"といわんばかりの、高雅・洗練・上流社会を彷彿させるような誇り高い香りです。

■ ■ 我が陋屋が、あたかも"中世の城塞の名残を残す重厚な石造りのテューダー朝の古風な貴族屋敷"になったかのような...幻想を抱かせてくれる香りです。

■ ■ "高級"などという実体験はないとしても、一瞬で誰でも感じられるんじゃないでしょうか。あなたも初めてアキュフェーズのハイエンド・プリアンプを聴いた瞬間、まさに"雲の上", "天上の音楽"に自分を引き上げてもらったような錯覚を覚えたでしょう? あれと同じです...え? 主観的誇大表現ばっかりだなって?...(;^^A 

■ ■ シェービングという日常的な行為を、隔絶された非日常的空間・非日常的時間にしてくれる重要なアイテムの一員として、クラシックシェービングには欠かせないひと品...と、実感します。