2026/04/11

■ あるく ■ 湿原のミズバショウ


またあのふかふかとした気持ちの良い道をあるいてみます。→ ref. 🔗4/3


■  湿原もこの1週間で、冬枯れの光景から、ついに緑がかってきました。



cf4/3

■  この湿原は、今の時期、陽が当たると、冬枯れのほっこりした気分も、これから春に向かう淡い緑の予感も、同時に豊かに感じられて、私にとっては魅力的です...でもヒトの気配は絶無ですので、魅力を感じるヒトはいないのでしょう...。

■  あるいて心地よく、ごく小さなミズバショウたちも目に心地よいです。

■  海沿いの湿原...。ヒト以前の地質時代はかつて海だった場。寒冷な泥地で痩せ切った土地。

背景は風力発電風車群
ref. 🔗2024/5/15

■  生存競争を回避したミズバショウや食虫植物。湿原はほんらい貧栄養地質ですので、そうした動植物が生息します。ですが、街や身近な野山をあるいていては見られないような、ごく小さいですが多様な動植物が目に入り、日常離れした感覚が得られ、別世界感が得られます。

■  ここのミズバショウも、八甲田のそれとは異なり、小さいです。この手のひらサイズで終わりのようです。なかにはもう仏炎苞が剥がれているものも見られます。


■  でもここはこれから初夏にかけての移ろいが美しいです。やはり小ぶりですがたくさん群生するニッコウキスゲの初夏を楽しみにします。

2026/04/10

■ あるく ■ 梅は三分咲き

4/9

梅の花の、日本の北限は、当地のようです。沈丁花も銀杏も竹も、ほぼ青森県が北限です。

■  この梅の花咲く山の斜面は、南西側斜面と北西側斜面に分けられます。

■  日は当たるのですが、気温が低く推移している上に、冷たい海陸風、つまり昼は今の時期には冷たい海風が、斜面に強く吹きつけます。

■  南西側は、早咲きの紅梅が三分咲き~四分咲きでしょうか(トップ画像)。

■  雪が融け始め、つぼみが膨らみ始めた早春の晴天の風情もまた良いものです。

cf. 同じ地点 3/30

■  が、いったんつぼみがほころび、花が咲き始めると、気持ちが少しせわしなくなります。もう2日と置かず見に来ないではいられない思いです。


■  北側斜面は、坂の上側の雪こそほんの10mほど除雪してくれましたが、基本的には自然消雪にゆだねられるままのようです。

3/20

■  北側斜面に大きな梅の木があるのですが、まだまだ冬枯れ。残雪があって、あるくのも難儀します。つぼみはまだ眠っているみたいです。

4/9

cf. 🔗 3/3

■  なんてゆっくりな開花でしょうか。でも、そう豪華絢爛に咲くわけではないにせよ、花はずっと長持ちし(🔗2024/4/29l)、5月初旬の連休いっぱい花を楽しめる点、この地のおっとりした梅の花の良さでしょうか。

2026/04/09

■ あるく ■ 八甲田山系のミズバショウ

背景は高田大岳(北八甲田連峰)

きれいに開き始めたところです。

cf. 同じ地点 2/22

■  去年の今頃はまだまだだったのですが (cf. 🔗 2025/4/11)。

cf.  同じ地点 🔗 2025/4/11

■  きれいな雪融け水も豊富で、この湿地全体がどんどん潤ってくるところです。


■  こんな奥深い山中に...。時間を忘れて見入ります。


■  この場を離れがたいです。また近々、と思い、離れることにします。

2026/04/08

■ あるく ■ 八甲田山系南麓の道


あのブナ二次林の森の道をあるきましょう。ref. 🔗 2/24


cf. 🔗 2/24

■  1年でもっとも楽しみな時間。夏も秋も冬も、今日の、この早春のブナの森の道をあるくのを、ずっと思い出してきました。

■  新緑前、林間の雪原もすばらしく見通しが良く、青空・雪・ブナの幹だけの、単純ですがすがしい色彩の空間が延々と続きます。


■  往復5kmあまり。すべて傾斜地で、マニュアルミッションのクルマやバイクなら"2速"のS字坂もたまにあり、息が切れますが、路面には雪融け水が爽快に流れ、苦しさを忘れます。

除雪目安の3mポール

■  新緑の頃が美しさのピークですが、その間しばらくは、夢のような空気感に包まれるのを楽しみたいと思います。

2026/04/07

■ あるく ■ ロードスターで行く八甲田山 - 酸ヶ湯温泉 - 笠松峠付近

酸ヶ湯温泉上の"地獄沼"

■ 冬季閉鎖から全線開通した八甲田北線(R103)を、今年もたどってみます。(昨年 → 🔗2025/4/10)

4/6
ロードスター
積雪150cm程度

■  快晴。平地の気温は12:00で17℃、絶好のコンディションです。

cf. 🔗 2/24
ジムニー
積雪200cm程度

■  ブナの森の、芽吹き前にこのすがすがしい空気を吸い込むことができて、感慨深いです。無事に冬をやり過ごすことができた実感...。

■  この冬はほんとうに記録的な豪雪でしたが、1月中旬から2月上旬の"居座り寒波"一発のしわざでした。その後は寒波襲来もなく、ひたすら順調に雪融けが進んだ印象です。

■  昨年の雪も今年に準じて多かったですが、雪融けの進捗は、去年より今年が早く、多くの山道で冬季閉鎖が解除されています。

■  そんな山道を縫って、R103に取り付き、八甲田山麓の雲谷スキー場脇ゲートを越え、ぐいぐい高度を上げて、ロープウェイ、城ケ倉、酸ヶ湯と上り詰めます。

 小型軽量のロードスター。気持ち良くふけ上がるエンジン音、サスバネ下の弾む感覚。水を得た魚のような軽やかさを存分に実感します。うれしい気持ちを抑えきれないです。

酸ヶ湯温泉と八甲田大岳

■  酸ヶ湯温泉はあい変わらず観光客でごった返しています。そそくさとやりすごして地獄沼(トップ画像)の上の冬季閉鎖ゲートを通過。

■  今年の"雪の回廊"は、3月下旬の除雪作業時には、10mなどとっくに越していたようですが、その後の急速な雪融けで、舗装路で最も標高の高い笠松峠(1040m)付近で8m~10mとのことです。


■  見た感じは昨年並で、10mはなさそうです。

■  睡蓮沼付近の避難帯にクルマを寄せて、あるいてみます。ずっしり重い圧迫感...。背景に具象的造形物のない、まさに"抽象的な道"(ref. 🔗2/18)。


■  さらにあるいて雪の壁の上に出てみます。登山靴(トレッキングシューズ)に簡易アイゼン装着です、が、上半身はもうTシャツでいいくらいの照りつける日光と雪面からの反射です。ただし気温は9℃...。


■  左端↓の八甲田大岳ほか、北八甲田連峰のピーク群が、すぐ行けそうな小山のように鎮座しています。ぐるり360℃の眺望を楽しみます。


■  南八甲田連峰の櫛ヶ峰・駒ヶ峰がゆったりのびやかな稜線を描いています。


■  日常の空間から離れた浮遊感、春がきた実感を、今年もじっくり味わいました。