2026/02/18

■ あるく ■ "抽象的な"道?


また砂沢溜池の"掘削路"(🔗2/14)へ。

■  こちらの道は、たぶんまだ通れない。


■  けど、どこまで行けるかな。左右の視界がない雪の回廊をあるきます。


■  除雪はここで行き止まりでした。農家のおじさんがりんご畑へのアプローチを掘り進むために軽トラから除雪機を下ろしていました。「3月まで来ないよ、この先の除雪。」とのこと。たしかに(🔗2025/3/10)。


■  ならば、堰堤の道をずっと奥まであるいてみましょう。


■  雪の壁はすこし低くなり、道幅はほんの少し広がりました。

■  が、あるくとやはり左右の視界はないです...。


■  あるいてもあるいても景色はないこの感覚は、何かとても抽象的です。背景を描いていない画用紙の中の絵の道をあるくような。

■  当初は、不安になり、つまらなくなり、たまに雪の壁の上に上がってみたりもします(トップ画像)。これはもう、ほんとうにすがすがしい光景が広がっています。クロカンスキーで疾走(?)したい気分です。

■  再び雪の"白い山脈"に挟まれた谷・回廊に降りてあるきます...。

■  雪に反射する光で目がくらむような白と青だけの、形がない背景をあるくのは、現実感がなく、浮遊感に満ち、たいへん不思議です。前回少し意識の俎上に出てきたこの不思議な感覚は、"目をつむってあるく"よりも、もっと抽象的であるがゆえに、日常感覚から浮き、それが楽しく、また来たくなるのだと気持ちを分析しました。

■  たまに視野が開けると、見えるのは、りんご畑の雪原(トップ画像)、岩木山、湖面とハクチョウ。聞こえるのは、水の音、ハクチョウやガンの声、ときおりパサリと落ちる雪の塊の音。

みんな首を丸めて日向ぼっこ

■  目にも耳にも脳にも、たいへん心地よいです。

2026/02/17

■ まなぶ ■ "ココナッツサブレ"(Nissin)と...


地元の食料品店で買い物をしたら、セールの景品(?)で、Nissinの"ココナッツサブレ"をもらいました。これおいしいですよね。うれしい!

 知らぬ者なき定番。1965年からの超ロングセラーとのこと。

 近隣のスーパーでは、税抜98円か99円です。いつの時代も、確実に安くて、保証されたおいしい"あの味"は、大きな安心感があります。

 内容物は、16枚90gです。おそらくピッタリ規格通り1gの誤差すら無く製品化しているのではないでしょうか。


 100gあたりだと、109円です。

 自分でお金を出して買った最後の記憶は、あるといえばあるのですが、10年前?、いやもっと遡るでしょうか。現在はお菓子は買わず食べずの暮らしなので、今後も一人で過ごしているときには買わないでしょう。でも"何かコーヒー・紅茶に添えるお菓子をすぐ手軽に"と考えたときには、手に入るのはまずはコレです。

 が...。数年前まで、一人でデスクに向かっているときなどはコーヒー・紅茶の時間がありましたが、その際に添えてきたお菓子は、コレではありません。その強力なライバルがいます。

 "業務スーパー"チェーンストア網で販売している"Galettes Bretonnes ガレット ブルトンヌ"です。その名の通りフランスからの輸入菓子です。


 今回、ココナッツサブレをもらった機会に、業務スーパーで、これも一人で食べるためとしては2019年以来6,7年ぶりくらいに購入しました。

 値上がりしています。前回最後に購入した2019年には税抜き128円でした。今回は168円です。

 内容量は、表示では"120g"ですが、実際は128gありました。


 100gあたりだと、128円の当時ならば100円、現在は131円です。

 一度店舗で品切れになると次回入荷は不規則です。

 両者の原材料を見ます。

 ココナッツサブレは、小麦粉と砂糖、他は微量原料でしょう。人工的な工業用食品化合物も、スーパーで買う工業的製法の"パン"や"菓子パン"並にさまざま使用。おいしくて安いなら別にそれで。


 ガレットブルトンヌの原材料は、ヨーロッパの伝統的レシピに何の疑問も挟まずそのまま実直に使った雰囲気です。なんだかずいぶん良心的に思えてしまいます...。


 表示の通り、口にすると、たっぷり濃厚なバターと卵のフレーバーが広がります。

 久々に食べ、やはり大きく感激。次に買うのは何年後か、それとももう廃番になっているでしょうか。ヨーロッパ人の良心に、数十円多めにお金を出す値打ちはあると考えていいかも、と思いました。

2026/02/16

■ まなぶ ■ 草葺き屋根


子どもごころにつねづね思ってきたのが、"薪ストーブ", "草葺屋根"をもつ住居構造です。いまだに、生涯叶わぬ"あこがれ"でもあり続けています。

 画像左の草葺(くさぶき)屋根 は、屋根雪が落雪していないのに対し、画像右と中央奥の金属葺きの屋根は、きれいにどっさり落雪しています。

 この冬の豪雪災害のうち主要なものの一つが、屋根からの落雪による人身物損被害です。

 茅葺(かやぶき)や藁葺(わらぶき)のような草葺屋根は、自然の断熱調湿性がありますので、夏涼しく冬暖かく、24時間365日通気性が確保され、素材はサステナブルな上に耐久性も高く、ついでに吸音性も良く、また唐突な落雪による人身被害がないという、個人住宅の屋根葺き工法としては理想的です。

 近隣在郷にも、いまだ草葺屋根の現住住居があり、そのたたずまいのすばらしさに見とれます。

 ただ、現代の建築として多くの需要に気軽に応えられるかというと...。

 草葺屋根の現代における問題点は、"専門職人の激減", "維持・葺き替えの高額なコスト", "防火性の低さ"です。数十年に一度の葺き替えは、新築家屋1軒分より高額です。屋根材料としての茅や藁の流通はほとんど無いです。何よりそもそも決定的なのが、防災面で、建築基準法上の種別居住系の用途地域では新築など許可されることはないです。

 残念...。あるくたびに、貴重な光景を、いつくしんで眺めるのを楽しむことにしましょう。