■ ■ 秋晴れののどかな昼。岩木川沿いの土手の小径をあるきます。が、足を踏み入れたことがない初めての道です。
■ ■ 土手の左右、つまり河川側にも集落側にも、広大なりんご畑の森が広がります。
■ ■ 河川堤防の細道。"河川管理道路"で、通常の生活道路ではないので、知らない道です。クルマなど通れないような砂利道の印象でしたが、史上初めて舗装されたのは、立派な橋が新たに架け替えられた令和の時代です。
■ ■ そもそもここの以前の古い橋も、60年以上前の、修理を重ねた狭〜い橋で、幼少時の記憶では、木造で、360ccの軽自動車同士がすれ違うのも不安な怖い橋でした。隣接集落の地元民でない限り、通りかかるのは無意識のうちに避け続けてきたと思います...。
■ ■ しばらくあるくと、別な河川"旧大蜂川(きゅうだいばちがわ)"が流れ込んでいます。
■ ■ この川は、大雨のたびに警戒水位に達する川です。岩木山の山麓斜面から水田地帯にストレートにやってくる川で、江戸時代からすでに水利需要の多い割にキャパシティがじゅうぶんでない氾濫しやすい小規模河川のようです。
■ ■ 「岩木川河岸をあるく」ことを意識して河川距離標(キロポスト)を目で追うようにあるくと、図のA地点が「岩木川L(左岸) 37.8km」、図の左下から流入してくる旧大蜂川を挟んだ対岸B地点が「岩木川L38.0km」で、キロポスト距離表示によると、岩木川左岸としては、トレース距離では200mです。
■ ■ が、青い点線のとおり合流地点をまたぐ橋を渡るため迂回して最短距離をあるくと650mです。のどかな土手の道にたまに起こるこういう波乱もまた楽しいです。
■ ■ 合流地点付近の堤防の道(図のA地点)に、「旧大蜂川 0km」の表示があります。ここでこの"あばれ川"は終了ですね。
■ ■ この小径は、たまに農家の軽トラがゆっくり通りますが、クルマの心配なくのんびりあるくことができます。
■ ■ 考えてみれば、"河川管理道路"は、「公道」ではありません。河川の巡視や水防活動、災害復旧のために設けられた「通路」であって、道路交通法の「道路」ではないので、"一般車両"の通行は禁止されています。ということは、よく整備され安心してあるける"さんぽ道"でもありますね。
■ ■ そう思いついて、地図を見て、選んであるいてみると、やはり快適でした。景色はりんご畑ばかりですが、知らない道をひとりゆっくり快適にあるくのは楽しいものです。
■ ■ 加えて、いろいろな知識も得られて合点がゆき、また先日のような災害時(ref. →🔗9/2)などにも、川の線形や広狭・水位測定地点・カメラ設置地点の知識が増え、国土交通省河川管理事務所のウェブサイトをリアルタイムに見ながら、自分なりにより客観的に状況を把握できるような気がします。
■ ■ そう思うと、これから、あるくルートをもうちょっと体系的に計画し、身近で大きなこの川に沿ってあるいてみたいなという気になりました。












