2026/04/26

■ あるく ■ 静かな湖畔


ふぅ、喧騒の公園を抜け、湖畔に出ました。ピタリと静まり、人の気配がありません。

■  桜とその下の賑わいが彼岸のものとなりました。


■  静かに良い季節を楽しみます。


■  枯れ葉の道と木陰にこころが穏やかになります。


■  あの"賽の河原"を模した地峡は、満ちた水にまだ没していて渡れないです。


■  子ども地蔵の皆さん。たたずむ理由は哀しくても(ref. 🔗2025/7/27)、いちばん明るい軽やかな表情の時期です。緑が繁茂し蒸し暑くなると、日が当たらない湿った泥まみれの急坂です。落葉し尽くした冬の入りの小春日和の時期と並んで(cf. 🔗2025/11/17、今この明るくからりと乾いた時期をかみしめてあるきたいと思います。

2026/04/25

■ あるく ■ 桜の名所


たまに明るくにぎやかな花の名所に身を置いてみましょう。

■  さすがに100万人の観光客でごった返す弘前城址公園は体力気力財力時間とも無理すぎるので、次善の策となる場所を(🔗2025/4/24)。

■  晴天の田んぼの農道をゆっくり快適に駆け抜けて20分で行けるので、往復も楽しみです。

■  やはり公園のふだん無料でガラガラのはずの駐車スペースや近隣の私有地のパーキングは、どこも激しいボッタク...、場所的付加価値に伴う高利益率を誇る企業経営をされていますので、1kmほどやりすごして、湖の対岸のひっそりした場へ。

■  あるいて公園まで来ると、桜満開のピークを過ぎているものの、さすがにすばらしい賑わい。日本語が通じないスポットとなっています。


■  なるべくヒトが写らないように、風景を画像に収めます。画像フレームの外にはたくさんの人がいるとご想像ください。でも、弘前公園と違って、"押すな押すな"や"早く歩け"や"一人コケたら皆コケそう"の渦巻く人混みの殺伐さやスピーカーの轟音喧騒や屋台の肉臭はなく、良いお天気で風も通り、和やかです。


■  どなたもいろんな言語でおしゃべりしながら明るく楽しそうです。それにしてもこんな辺境の地にお越しになるのに、海を越え飛行機と列車とバスで...。どうぞ楽しい思い出になりますようにと素直に祈ります。


■  "公園の時計"。ref. 🔗 2/21


cf. 🔗 2/21
冬枯れの"公園の時計"

■  そろそろ喧騒を離れて、奥の湖岸の道をしずかにあるきましょう...

2026/04/24

■ あるく ■ 湖面の蒸気霧


春から秋に、日の出前後の湖面に見える"蒸気霧"。今の気温は2℃。明け方は冷え込みますが、日中は晴れて暖かくなりそうです。

■  春の"靄(もや)"や"霞(かすみ)"の直接の原因ではないですが、生成の機序は基本的に同じです。

■  日中にあるく見慣れた風景でも、この時間帯ならではの、日常離れした特異な雰囲気に包まれます。

2026/04/23

■ あるく ■ 静かになった湖面


はるがすみ立つをみすててゆく雁は          
          花なきさとに 住みやならへる
                                                                            伊勢
                                           古今集 巻第一 春歌上
三上秋果の手跡                                       
                         「三上流を倣う」日本ペン習字研究会

湖面ではしずかなハクチョウ...。上空でクゥクゥと響く声が、実に憧憬をさそいます。

🔗 3/21

■  なんだか主がいない舞台みたいな鏡面をうつろに見つめます。

同じ地点 4/19 日の出

■  湖面にいればガァガァとにぎやかなカモとガン...。寒さを追い出すかのような喧騒でした。

🔗3/13

■  静まり返った湖面。急に寂しくなった気がします...。

同じ地点 今日 4/23 夜明け前

2026/04/22

■ あるく ■ 梅 - 桜より好きな理由


3つに絞ってみます;

【1】立ち姿


■  ホントはこの1つの理由だけで良いくらいです。


■ ■ 寒い中にスっと立ち上がる梅の枝と花には、感極まるものを覚えます。

■ ■ 桃、梨、桜も、花の時期の枝ぶりはほんとうに見事ですが、現代では、あたたかい環境でたっぷり肥料を与えられ、人の手で豊かに育ってまるまる肥えた実をつける商業的栽培しか目にできない点とは対照的な思いにかられます。


【2】花の種類

■  木も花も、種類が豊富で個性豊かです。


■  背景に、中国の歴史や漢詩の伝統を彷彿とさせるものから、日本で生まれ育てられたものを感じたりと、文化的背景が数千年に渡るような豊かさがあります。


【3】寒中、雪を背景に咲こうとする

■  真っ白な雪の中、浅い春の、ごくほのかな暖かさを感じ取って、少しでも赤いつぼみを膨らませようとする姿に、心打たれます。

🔗 2025/4/3

■  桜の、春爛漫の豪華絢爛さに比べれば、以上の個人的な感傷による3点など、しかし、吹けば飛ぶようなささやかな魅力でしかないかもしれませんね。

■  が、いまでは、桜咲くところに人の群れあり。

豪華妖艶 - 
うっすら"グロテスクさ"も...

■  歴史的には、万葉の時代には桜は知られず、古今集の時点で静かにしかし競って味わい、新古今の時点ではすでに技巧と虚像の耽美へと消えていきました。

■  桜の良さを静かに味わう環境は、現実の地上から消え去って久しく、もはや架空の世界です。ネットで見かける"AIに描かせた「桜」"は、「ゴージャスな桜満開の背景に自分ひとりがたたずむ」という定番のレイアウトではないでしょうか。

■  梅は...ひとりで静かにいるとき、目が合うかのような一輪の紅梅...

🔗 2024/4/13

■  青空に弾け散るかのような白梅...


■  私が生きているこの世界では"現実"であって、飾らない、ありふれた日常です。こころからくつろいでうちとけた表情を、生涯味わえる幸せを感じます。