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2026/09/22

■ あるく ■ 岩木川に沿って [3] 7k > 10k


良いお天気。かなり強圧な高気圧に支配されています。"秋晴れ"というよりは"炎天下"に近くなりそうですが、せっかくのお休みの快晴ですので、岩木川河口から河岸を遡上するさんぽをつづけてみます。

■  前回→🔗9/18は、河川距離標"L_7km"で折り返しました。

前回 🔗9/18 明け方

■  今日はその7Kキロポストにタッチしてさらに進みます。


■  同じ7km地点でも、さすがに夜明けの風景と快晴真昼の風景とでは、雰囲気が違いますね。それもあるく楽しみです。

■  岩木川にかかる最長にして最新の橋(2020年開通)の"津軽令和大橋"が遠くに見えます。"橋を架け替えた"のではなく、原野の中に、まったく新規に造成した巨大な橋です。1km離れて撮影してもカメラフレームに収まりきれない長さです。

■  河口から8kmの原野の中に架けられた橋ですので、その交通量は...。たまに軽トラが通過するようなのですが...。たとえば逆に"岩木川に架かる橋で最も渋滞する"と思われる弘前の旧市街、弘前城亀甲門・紺屋町から浜の町に抜ける"富士見橋"の交通量とは比べ物にならないほど少ないのでは...?

■  国土交通省の道路交通センサスデータで類推すると、"津軽令和大橋 vs 弘前富士見橋"では、"1,000台余り程度 vs 1万数千台の限界通過量(慢性渋滞)"です。いやこの橋は1,000台も無いのでは...? 平日はヒト桁少ないと思うのですが...。開通当初の値でしょうか。

■  だのに、原野にかかる高速道路並みの高規格なこの津軽令和大橋。距離は600m、橋を架けるために、周辺の原野と水田を用地買収し切り開いて東西に一直線に貫いて新規に通した高規格バイパス道路が5.5km。

■  日本国が原野の中にこの巨大構築物とりっぱな道路インフラをつくってくれた理由は、きっと、地元農家の軽トラのお父さんたちの農作業をねぎらってにちがいありません。

■  いやぜったいに、西の日本海側にある航空自衛隊ミサイル基地とアメリカ軍レーダー基地、これと、C国やR国の軍用艦船が海面や海中を近年頻繁に堂々と通過する本州と北海道の間を分断するように存在する国際海峡たる津軽海峡とを結ぶ、国家安全保障上の理由もあるのではないか、などという疑い深いあなたの勘ぐりは、のんびりと 平和を愛する国民としては誤った態度です。

■  ま、本州最果てで暮らす末端の庶民としては、おかげで、原野に忽然とそびえるふしぎな非現実の光景をながめつつ非日常的な体験を享受できます。

■  この巨大な橋の下を河川管理通路がくぐります。いやこの河川管理通路がある巨大な二段堤防自体、地元の田んぼのあぜ道から眺めると、見上げるような巨大な堤防なんですが、それをかるくまたいでいるこの橋の規模って...(絶句)。


■  直下が"L_8km"です。


■  L_9kmポストから橋を振り返ります。画像いっぱいの"河川敷"というか原野そのものですが、すばらしく広い美しい葦の大平原が広がっています。


■  これが、"河岸の水際から堤防の間"にすぎない"河原"という空間だとは...。

■  さて、番組の途中ですが、L_9.6kmの地点で、今日は折り返します。


■  この地点から、国土交通省河川管理事務所管轄の"河川管理通路"が、青森県県土整備事務所管轄の"青森県道43号"と合流しました。青森県警察本部の設置した制限速度50km/hの規制標識もあります。片側1車線対面2車線、何kmにも渡って信号なし交差点なしもちろん歩道なしの、広く快適な堤防道路です。

■  という場所ですので、往来する一般車両があり、しかもかなりのスピードです。ヒトが二足歩行するのは想定外と思われている場所で、特に明け方などうっかり二足歩行していると、かんたんに跳ね飛ばされそうです。

 次回から、この"L_9.4k(左岸9.4km地点)"を境に、対岸の、車両通行止めとなっている河川管理通路"R_9.4km"から継いであるくことにします。

■  せっかくですので、今日は、あの長い橋もあるいて往復してみます。歩道があるようです。初めて足を踏み入れます。

■  水面から橋の道路の高さは、およそ15m程度、ビルの4~5階くらいでしょうか。きのうの雨で増水し濁った水面が動いているのを見ると意識を失いそうです。


■  猛烈な強い海風にさらされます。うっかりするとあなたのかぶる帽子や装着しているコンタクトレンズなどは吹き飛んでいくでしょう。撮影しようとかまえるスマホも風圧で吹き飛ばされそうです。ふんばる足元が不安なので、シューズの紐を結び直したい...。二足歩行で通過する生物などぜったいにありえないりっぱな歩道にて、どうやら体育座りをしないと不安定で結べない...。座ると、橋が盛大に揺れているのが実感できます。

■  葦の原の広大さに、あるいて移動しているはずなのに、地に足がついていない非現実さを感じます。


■  橋の上から、いまあるいた河川管理通路を見下ろします。画面では追えないほど遠く長い距離をあるいたのが実感できます。


でも、ドローン目線のような、ステキな非現実の眺めです。

■  ...帰宅すると、長い旅行でもして帰ってきたみたいな気になりました。歩数計は2万歩を超えていました。

2026/09/21

■ あるく ■ 朝霧の小径


秋めいてきました。朝はぐっと冷えて、平地でも秋の霧がかかりやすいです。霧がでた茂みの小径は、特有の雰囲気を醸し出します。


■  葉が色づくこれからの時期の早朝。また別な趣のある景色が楽しめる、と思うことにして、寒い暗い朝にあえてさんぽに出かける億劫な思いを振り払うようにしましょう。



2026/09/20

■ あるく ■ 田んぼのアートな掲示 - 2


収穫の時期となりつつある旧柏村の田んぼ・りんご畑・左の青いネットはぶどう畑をあるきます。

用水路沿いのアートな掲示その2です。

■  この時代考証不明ながら不思議な"ほっこり感"のある画風は、実に独自の趣がありますね。

2026/09/19

■ あるく ■ 芦野公園


いつもの芦野公園。子ども地蔵やキャンプ場を抱える太宰治の故郷です。

■  向かう途上の広々とした田んぼの平原は、稲刈りが始まっています。藁焼きの煙はまだ本格化していない程度ですが、夕方近くになると、津軽地方どこにいても匂いでわかります。


■  公園エリアのどっしりした桜の巨木の並木。紅葉はよほど圧巻です、が、まだ先です。でも、いったん色づくと一瞬で落ち葉枯れ葉になる気がしますので、今年は見逃さないようにひんぱんに見に来たいです。


■  散策エリアをあるいて明らかに感じられるのは、陽の光のやわらかさです。夏の勢いなどとっくに衰えたおだやかな雰囲気です。


■  散策路からだと胸を突くような急坂を登ってたどり着く川倉地蔵尊の、真夏の大祭のようなおどろおどろしい雰囲気も、今日のようなのどかな秋晴れの日だと、人の気配もなくおっとりと柔らかい雰囲気です。お彼岸になるとどうかな。

2026/09/18

■ あるく ■ 岩木川に沿って [2] 4k > 7k


岩木川の河口付近の河岸をあるいて遡上してみましょう。

■  ...と言ってもあくまで"朝のさんぽ"ですから、片道3km前後、往復で1時間程度ですが。

■  先日→🔗9/11に、岩木川河川距離標"L_0km"から"3km"をあるきました。実際にはあるき始めた橋のたもとが3.6km地点です。

■  今朝は、その3.6km地点から逆方向に川を遡上(地図上では南下)しましょう。

■  夜明けのだいぶ前からあるきはじめます。さすがに原野の夜明け前は、真っ暗でかなり寒く、漠然とした恐怖もあります。"決意"が必要なさんぽになってしまいました。


■  "L_4.0k"(河口から左岸4km地点)を過ぎ(トップ画像)、"5k"へ。まだ日の出の時刻まで間があります。


■  "6k"地点で日の出の時刻を過ぎました。日はまだ山の端の下にいますが、だいぶ明るくなりました。星空から青空に。緊張した気持ちがゆるみます。


■  "7k"。空の表情が変わってきました。日は昇りきっていますが、山の上にかかる積乱雲に阻まれています。


■  稜線付近で散乱光が雲間からチンダル現象となって上下に拡散しています。

高層の巻雲も、複雑な刷毛さばきの模様が、いっぱいに広がっています。

■  北の空。画像左はすぐ日本海なのですが、右の東側から吹く冷たく湿った海風(陸奥湾と太平洋)が強く、山脈にぶつかって、積乱雲が巻き上がるように屹立した列をなしています。この津軽地方北部の特徴です(ref. → 🔗8/14)。


■  南西の空。見慣れている岩木山がさすがに遠く小さいです。でも遠く小さく見えることで、360°ぐるりがまるっきり広々とした平原であることが、朝の冷たい空気のなか、存分に感じられます。


 次回はこの7kに継ぐようにあるきましょう。いつになるかな。

2026/09/17

■ あるく ■ 初めての土手の小径


秋晴れののどかな昼。岩木川沿いの土手の小径をあるきます。が、足を踏み入れたことがない初めての道です。

■  土手の左右、つまり河川側にも集落側にも、広大なりんご畑の森が広がります。

■  河川堤防の細道。"河川管理道路"で、通常の生活道路ではないので、知らない道です。クルマなど通れないような砂利道の印象でしたが、史上初めて舗装されたのは、立派な橋が新たに架け替えられた令和の時代です。

そもそもここの以前の古い橋も、60年以上前の、修理を重ねた狭〜い橋で、幼少時の記憶では、木造で、360ccの軽自動車同士がすれ違うのも不安な怖い橋でした。隣接集落の地元民でない限り、通りかかるのは無意識のうちに避け続けてきたと思います...。

■  しばらくあるくと、別な河川"旧大蜂川(きゅうだいばちがわ)"が流れ込んでいます。


■  この川は、大雨のたびに警戒水位に達する川です。岩木山の山麓斜面から水田地帯にストレートにやってくる川で、江戸時代からすでに水利需要の多い割にキャパシティがじゅうぶんでない氾濫しやすい小規模河川のようです。

■  「岩木川河岸をあるく」ことを意識して河川距離標(キロポスト)を目で追うようにあるくと、図のA地点が「岩木川L(左岸) 37.8km」、図の左下から流入してくる旧大蜂川を挟んだ対岸B地点が「岩木川L38.0km」で、キロポスト距離表示によると、岩木川左岸としては、トレース距離では200mです。


■  が、青い点線のとおり合流地点をまたぐ橋を渡るため迂回して最短距離をあるくと650mです。のどかな土手の道にたまに起こるこういう波乱もまた楽しいです。

■  合流地点付近の堤防の道(図のA地点)に、「旧大蜂川 0km」の表示があります。ここでこの"あばれ川"は終了ですね。


■  この小径は、たまに農家の軽トラがゆっくり通りますが、クルマの心配なくのんびりあるくことができます。

■  考えてみれば、"河川管理道路"は、「公道」ではありません。河川の巡視や水防活動、災害復旧のために設けられた「通路」であって、道路交通法の「道路」ではないので、"一般車両"の通行は禁止されています。ということは、よく整備され安心してあるける"さんぽ道"でもありますね。

■  そう思いついて、地図を見て、選んであるいてみると、やはり快適でした。景色はりんご畑ばかりですが、知らない道をひとりゆっくり快適にあるくのは楽しいものです。

加えて、いろいろな知識も得られて合点がゆき、また先日のような災害時(ref. →🔗9/2)などにも、川の線形や広狭・水位測定地点・カメラ設置地点の知識が増え、国土交通省河川管理事務所のウェブサイトをリアルタイムに見ながら、自分なりにより客観的に状況を把握できるような気がします。

そう思うと、これから、あるくルートをもうちょっと体系的に計画し、身近で大きなこの川に沿ってあるいてみたいなという気になりました。

2026/09/16

■ あるく ■ 湖面の巻雲

明け方 - 東の空

巻雲(けんうん)です。秋口の晴れた朝には、上空に湿った強い寒気が入りやすいので、見る機会に恵まれる高層雲です。最も美しい雲です。湖面に映る巻雲もまた別の美しさがあります。


■  夜半すぎから久々に晴れて星空となりましたが、明け方の冷え込みがきつくなってきました。今朝は11℃台。日の出前にあるくにはもう防寒用の手袋が必要だと感じます。

明け方 - 西の空

■  この時期に晴れる昼は、一年で最も過ごしやすい時期のひとつです。でも朝のお天気と光景の多彩な表情は見逃し難いものがあります。朝昼2回さんぽしたい気分です。

2026/09/15

■ あるく ■ 田んぼのアートな掲示 - 1


いつもあるく旧柏村の広い田んぼ。用水路沿いに、掲示があります。

周辺の他の地区にもたくさんあります。地区ごとに画風(?)が異なります。他の地区は、はやりのアニメ調が主流ですが、ここ"下古川保全会"の画風は、地元の篤農家が主催するNPO法人が描いたもののようで、一見無骨ですが、素朴でひと癖あるアートデザインです。

  定期的に絵柄が変わるんです。地元の人しか通らない抜け道のような農道にたくさん掲示してあり、誰に何をアピールしたいのかわからないんですが、ほっこりした気持ちになる絵ばかりで、個人的には大いに魅了されます。

2026/09/13

■ あるく ■ 朝日とひつじ雲


夜明け前に一時的に雲が切れましたが、また低い高積雲に覆われてきました。

森林と雲のラインがシンクロして伸びやかに広がっていますね。

■  湖沼霧が、曙光に浮くように立ち上がります。


■  鏡面となった湖面が、まるで銀色にふかふかと盛り上がっている雪原のようです。

2026/09/12

■ あるく ■ いつもの土手の道


昨日の"0.0k"は目のさめるような体験でした。今日は、またいつものさんぽみち。


 見慣れた川と岩木山、"30.0k"のキロポスト(川の案内標識)に、じわりと安堵感をおぼえます。

2026/09/11

■ あるく ■ 岩木川に沿って [1] 0k > 3k - 河口へ向かう原野3km

岩木川河口3km付近
遠景に、日本海に突き出た"権現崎"

一級河川は、歴史的に、河口に大きな港や都市が発展しています。東京・大阪・名古屋・仙台など。

■  他方で、河口に大規模な都市や街が開けておらず、豊かな大自然のまま海に注いでいる川も東北には目立ちます。

本州北端の津軽半島

■  地元の岩木川も、汽水湖の"十三湖"が河口です。宮城の北上川同様、河口付近には、日本屈指の規模を誇る広大なヨシ原が広がる大自然の風景が残っています。

■  しかし、同時に、原野なので、クルマで巡れるような道がないです...。

■  河口まで二足歩行してみましょう。

地図中、
ベージュ色は水田、
緑色は原野

■  最寄りの一般道路は、岩木川にかかる最後の橋「津軽大橋」でまたぐ県道189号線です。橋のたもとから河川管理用道路のうち進入可能な道の退避帯にクルマを停めます。

■  河川標識のある管理道路を河口までたどります。車両進入禁止ですが、舗装されています。橋から河口地点、すなわち河川標識0.0km起点まで、3.6kmほどあるようです。あるくにはなかなか遠いです。

河口から3km地点
水田の色づきが美しいです

■  秋晴れの良いお天気と暖かい日差と微風。あるくなら今日です。

河口から2km地点

■  広大な光景のなか、延々とあるいて...。

あと1kmで河口

■  ついに一級河川の原点に。これは初めての体験です。

"0.0k"だなんて...

■  復路はもちろんいま来た4kmほどを延々と戻ります。

海を向く風車群

1時間あまり、11,000歩程度で往復しました。

■  たまにこんな気の遠くなるような光景のまっただなかに身を置くのも、特別感や非日常感を味わえて、おおいに刺激になります。

2026/09/10

■ あるく ■ 公園の裏の小径



近所の公園。野球場の裏手、土手沿いにあり、誰もあるくことのない道。雰囲気が良いです。

■  野球場整備の際に手入れされているようです。季節が進めばどうなるかな。

2026/09/09

■ あるく ■ 土手の小径


爽やかな晴れ間広がる秋空。気温25℃、湿度55%です。穏やかな初秋のお昼休み、のびのびとあるいてみたいです。

■  先週の今日は、叩きつけるような大雨と避難指示におびえていたのでした。

■  ふだん生活にもっとも身近な一級河川岩木川の整備された堤防を、もう何年にも渡って、河口からかなりの上流まで、何十kmとなく、川の線形・監視カメラと水位監視施設の位置など、さんぽを兼ねて、繰り返しあるいて把握してきました。

■  今回の増水は、これに流れ込むいくつかの川の上流に線状降水帯がたまたま停滞したようでした。これを機会に、これらのうちで、土手があるける程度には整備されている川を、すこしずつあるいてみようかなと思いました。

■  上流へ数km程度さかのぼった地点。上流へさかのぼるといっても津軽平野の田園地帯のどまんなかです。実にひろびろとしています(トップ画像)。

■  ですが、河岸の草には冠水した痕があきらかです。

■  往復で1時間程度あるくことにして、お寺さんのある橋の袂で折り返します。

■  このお寺は、この地方では自生できない点で珍しい沈丁花があり、春先に香ります。春にはつい回り道をして通りかかりたくなる地点です。

新しい涅槃像のお釈迦様を近年お迎えしたようですネ。お背中の後ろの土手の道を失礼して通らせてください。


■  今日は、色づいた水田が、青空のもと、広い視界の前後左右に広がります。軽トラもすれ違うことが無理な細い土手の古く狭い舗装路を、ひとり快適にあるきます。


■  この川のほとりをこれからは少しずつあるいてみたい気になりました。