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2026/06/20

■ なおす ■ 寝袋 - mont-bell #1を洗う


今年もまたシュラフ(寝袋)を洗う季節(?)。→ ref. 🔗 2023/8/21

■  今日は難物の#1。軽い#3は先週洗い、乾燥も念入りに完了。

■  大きなタライ(φ = 60cm)に、洗剤を入れ、タライの中で足踏みによる押し洗い...。重労働で汗が出ます。そのまま一晩浸け置きします。

■  明日になったらまたそのまま押し洗いして、3回程度のすすぎ。これも足踏みです。かなりたいへんなので、なかなか苦痛な年中行事です。

■  気候の良いこの季節に頑張って、秋冬に暖かく過ごせるよう(この想いは切実...)、備えます。

2026/06/16

■ つかう ■ シェービングソープ "Proraso / 赤"


シェービングソープとしては、Cella(チェッラ)と並んで世界一の定番と言えるProraso(プロラソ)。ジャーに入ったソープは、"赤", "白", "緑"と、イタリア国旗のトリコロールで異なったフレーバーをラインナップしています。

■  簡単に豊富な泡立ちが得られるチューブ入りクリームタイプもあります。"白"と"緑"は、すでにこの場で取り上げました。→ ref. 🔗 2025/7/31

→  🔗 2025/7/31

■  シェービング用品としては世界的にメジャーな企業だけに、日本語サイトも10年ほど前に立ち上げてあります。

 🔗 Proraso 日本語 Website (外部リンク)

■  チューブタイプのクリームのみならず、このジャー入りのソープも、泡立ちが早く、剃り味も標準的、気軽に日常的に使っています。

【サイズ】
Shave Jar (円筒形 ) φ = 75mm,  h = 64mm, wt = 150g

【価格】
£4.00 (送料別) / Connaughtshaving.com (Suffolk, UK) 2021
■  幾度か繰り返し使ってきましたが、直近の購入伝票を調べたものがこれです。

【成分】
水、ステアリン酸、ヤシ油、水酸化K、グリセリン、乳酸、水酸化Na、香料、ラウロイルサルコシンNa、シア脂、カカオ脂、ビャクダン油、テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル、ヒドロキシエチルセルロース、EDTA-4Na、エチドロン酸、酢酸トコフェロール、ヒドロキシメチルグリシンNa

■  "ヴィーガンソープ"とカテゴライズできますね。

【泡立ちと使用感】
■  シェービングブラシでの泡立ちは早く簡単です。

■  が、肌の上でもブラシでも、泡持ちは儚いです。2パス目でもはやけっこうもの足りないです。やはり"毎朝素早くシェービングする"用途という印象です。

【香り】
■  この"赤"は、"サンダルウッドの香り"として知られてきました。つまり"白檀"。オリエンタルな香りがヨーロッパ人にウケているようです。

■  でも...。日本人にとっては、あきらかに"仏壇の線香の香り"で、けっこう強い香りです。シャワールームに、仏間や仏壇周辺の香りが漂います...。「ゆえに、がっかりだ」というつもりはないです。それなりに不思議な感覚ではあります。

日本語公式サイトでは香りについてのアナウンスはなく、"ナーリッシュ"というサブタイトルがついているので、その後もしかしたら、レシピとフレーバーが変わったかもしれませんが...。

【使ってみて】
■  まずは、"日常使いで何ら不便は感じない世界的スタンダード"。良い意味で、やはり同じイタリア製品のCella(チェッラ)と並んで、"これがシェービングソープの最低基準"です。

■  石鹸分はけっこう強く(日本の通常の固形石鹸並み)、香りもかなりクセがあります。が、気の持ちようで、気分転換には悪くないです。

■  長年の疑問点が2つ...

■  1) ブランドの日本語表記:

■  イタリア語表記は"Proraso"。発音は"プロラソ"または聞こえ方により "プロラゾ"です。

■  日本のAmazonのマーケットプレイス転売サイトでは、なぜか"ポロラーゾ"と妙に統一的な記載がなされています。

■  ま、どっちでもいいんですがね。

■  2) 価格:

■  上に置いた日本語の公式ウェブサイトの画像価格をもう一度よ〜くご覧ください。ジャーが1個¥2,200円。

■  私の購入履歴もよ〜くご覧ください。同じ製品が£4.00。当時は1スターリングポンドは日本円で150円前後でしたので、約600円。現在イタリア本国では€2~€3前後(500円~800円)です。


■  10年以上前は、Amazon マーケットプレイスの転売サイトでは1個4,000円程度で、ヨーロッパで購入する価格の10倍でした。日本語公式サイトが設置されてその半額の2,000円程度で売り出して、Amazon扱いとしても販売するようになりました。

■  "日常使い"という価格とは言えないです。

■  シェービングソープという製品は、欧米では、日本円にして2,000〜5,000円の価格帯に集中しています。同じ価格帯で、品質も量もパッケージの高級感も手にしたときの満足度も、アメリカ製のアルティザンソープには大きく水を開けられている上に、独自の製法・フレーバー・伝統・高級感をもつイギリス製品という長年のライバルからもとっくに置いていかれている印象です。

■  私は600円で購入したので、「日常使い」と表現しました。アメリカ製やイギリス製の競合製品に比して半額以下なら買いです。ただしそれは日本国内では残念ながら不可能です。国内最安値はAmazonですが、そこにおける2,000円弱での価格では、買わないし使わないです。海外からの通販で送料減額となる購入価格へのフィルアップに補充する感じでしょうか。

2026/06/06

■ つかう ■ CDが聴けるようになりました


懸案だった、"デスク前でニアフィールドリスニング"のシリーズ(?)。

■  今日やっと、CD/SACDプレーヤー(Esoteric XD-03) - アッテネータ (イシノラボ製CA-999FBG/P)(ref. → 🔗 2025/8/11 ) - 左右パワーアンプ (イシノラボ製BA-999ZBG/MA) - スピーカー(Magico Q1)のフルラインナップをXLRフルバランスで接続。石の床に直置きです。

■  痛恨の課題として、電源コード。自作のフルテック3ピンBタイプ(2極接地極付)差込プラグですが(ref. → 🔗 5/29)、これはデスク周りの埋込(壁コンセント)には接続できない点です。埋込(壁の差込)を交換する電気工事しかないです。壁の内側の近距離にアース線は来ているので、そのうち工事しなくては...。(電気工事士の資格者のみ可能で、私は資格を持ち登録してあるんですが、"ペーパードライバー"みたいなもんですので、怖気づいているところです...。)

■  さて、ひとまず接続した以上、もうまちきれずに、電源を入れて、短時間ウォームアップし、ずっと、聴いて確かめてみたくて仕方がなかったバッハのオルガンをCDで。

■  うぉっ!やはり...。

■  もう年来、"お手軽なウォークマン的なシリコンディスクプレーヤー、もちろんヘッドフォンで"や、"Bluetoothを介してYouTubeMusic系ダウンロード音源をお手軽なD/AコンバータからD級アンプで増幅して"、などのパターンの"音楽ライフ"ばかりでした。いったい何年そうしてきたかな。

■  いま、バッハのオルガン曲のうち、ごく穏やかな「トリオ・ソナタ(BWV525~530)」を、マリ=クレール・アランの2度目のアナログ録音(エラート盤)のCD(ref. → 🔗 2023/12/7)で、ごく小音量で聴いただけですが、やはり...。

■  CDの1.4MBps/44.1KHzのダイナミックレンジは、お手軽シリコンプレーヤーの数百KBpsのMP3やAACなどの圧縮音源とは空気感がまるで違います。無音ですが突き抜けるようにいっきに広がる高音域の空気感、内臓が抜け落ちるような低音の音圧感、いや、"風圧"...。

■  生涯これかな...。

2026/05/30

■ なおす ■ 包丁砥ぎ


砥ぐためにお預かりした2本。

■  うち1本(右)のペティは、関孫六の高炭素ステンレス3枚合せ刃です。高グレードな刃物鋼材・砥ぎやすさ・柄は鋼材が貫通する本通しと品質重視。他方、柄のPOM樹脂材と口金はコストをガックリ落としています。が、その分、低価格で質実剛健です。

■  他の1本は、ステンレス刃物鋼インゴットから削り出した小出刃。ずっしりと重いです。


■  これは私の技量に余る品です。本鋼と違って、非常に堅く、砥ぎづらいです。耐久性と切れ味の持久を要求される用途でしょうか。まるで朝から晩まで次々と鯛をさばくプロそのものの厨房で御用達みたいです(たんなる比喩です)。

何日かに分けて何とか砥いでみました。切れ味は復活したと思いますが、砥ぎの仕上げがうまくなく、機能は十分だが美しくない...。それを"技量"というんですねぇ。

■  それに比べると、自分がふだん使っている"鋼の菜切包丁"は、なんて砥ぎやすい。


でも一日使うとすぐナマる。また砥ぐとすぐまた素晴らしい切れ味...。週に何回か砥いでいますが、たまに高級品に触らせてもらうと、自分が使う包丁のお気楽さに、庶民の幸せを感じたりします。

2026/05/29

■ つかう ■ CDプレーヤーを取り外して清掃

Esoteric K-03XD

メインのCD/SACDプレーヤー。ケーブル類を取り外して清拭。

■  質量28kg...。これを持って階段を...と考えるだけで憂鬱です。ま、スピーカーMagico Q1も階段を越えたので、それに比べれば...。

■  この重量級を、やはりデスクトップオーディオに...いや、デスクに載せるのはさすがにちょっと...。石の床にじかに置いて、デスクで使いましょう。スピーカーと違って、音出しをするまでに、電源の取り回しからセッティングにひと苦労しそう。長い道のりかも。慎重に考えて気長に実行してみます。

自作した電源ケーブル類

2026/05/28

■ なおす ■ CDレシーバーを修理に出す

Aura Note Premier

CDプレーヤーとプリメインアンプが一体となった"CDレシーバー" 。

■  ディスクは、厚いガラスのリッドをスライドさせて、トップローディングします。見た目はいいです...その"見た目"に惹かれて入手しました...。

■  1年ほどしてほどなく(?)、スピーカーからブーン音が...。

■  "コンデンサがあっけなく死んじゃったか。電源入れっぱなしのことも多かったかも。トランスの故障ならもうアウトか"、と思いつつ放置して数年。生産は中止、サポートも終了。あんまり早くないですか? オーディオ機器は、買うなら国産メーカーにしたほうがよかったか。

■  友人のオーディオ熱に感化されて、じゃぁ自分でも"いろいろ買いたいな"...は、もう半世紀ほども散々散財したので、もう生涯絶対にご法度です。手持ちのオーディオ製品を発掘し整理し処分する以外ないです。やっと重い腰を上げたところです。長い道のりの第一歩、まずはコレから。修理してくれるところを探します...(泣

2026/05/24

■ きく ■ スピーカーをデスク前に置く


行き着くところまで行き着いてしまいました...。

■  まさかしないよね、しないだろうとも...と思っていたことをしました。

■  デスク上に載せていたDIATONE DS-9Z(🔗5/18)に代えて、メインの音響装置を置くことにしました。この10日で数十kgのデスクやスピーカーを3回も移動...。まるで、短気な釣人が、次々と餌やロッドを交換するかのような。

■  その分、デスクで聴くニアフィールドリスニングの分解能の良さをいやというほど痛感できたというわけで。

■  音楽ディスクの最後の音決めを総括する録音プロデューサーが、すぐの耳元で高級なスタジオモニターを使っているのに倣って、ウルトラニアフィールドリスニングでいきたいと思います。

■  "じっくりくつろいでベッドサイドのリクライニングチェアで聴く"はずだった人生設計が...(大げさ)。そのために壁コンセントはホスピタルグレードにしたのに... (ref. 🔗2025/8/10)。でもそのパターンだと、くつろぎついでに次の瞬間すぐ眠りに落ちてしまうことなど、もう20年来知っていたのですが。

■  残りの生涯、デスクで、極微小音量で、ショパンのマズルカからヴァグナーの指輪4部作まで何でも聴きましょう。

■  まずは今日は、スピーカーを移動設置。それだけで1日仕事...。スカンジウム合金、ベリリウムドーム振動板、ナノカーボンコーンという、私みたいな一般民間人には非現実のはずの素材でかためた2本で108kgの"Magico Q1"。


■  ひとまずはお気楽なDAC付きD級アンプで。エソテリックのVRDS機とイシノラボのパワーアンプは、明日以降順次接続します。

■  稼働時間は今後"毎日数時間"となるでしょう。なんだかまるで、ふだん着ないとっておきの晴れ着を24時間365日着て過ごす覚悟(大げさ)。精一杯使い尽くしたいと思います。

2026/05/20

■ つかう ■ シェービングソープ "Soap Commander / Honor"


アメリカのアルティザン & ヴィーガン系のシェービングソープとしては、定番中の定番を。

■  Soap Commander製品は、レギュラー品と季節限定品がありますが、この"Honor"はレギュラー品のさらに定番商品です。アメリカのシェービング用品ウェブサイトではセールにかかっていることもよくあります。

■  レギュラー品は、その量が、競合製品を作っている他のどれよりも多く、6oz170g。価格は18ドル前後と、量にしてはかなりお安い方で(といっても日本円にしたらもう3,000円になろうかという高値になってしまいましたが)、たっぷり使いでがあります。

使い勝手も良く香りの傾向が穏やかで、バランスが良く、泡切れや洗い流しもスッキリした、不満のない高レベルな定番品です。

【サイズと価格】
Shave Jar (円筒形 ) φ = 90mm,  h = 79mm, wt = 6 oz (= 170g)
$18.49 (送料別) / Westcoast Shaving (PA / USA) 2022

【成分】
ステアリン酸、精製水、シアバター、ココナッツオイル、水酸化カリウム、グリセリン、水酸化ナトリウム、ヒマシ油、香料

【泡立ちと使用感】
■  植物油脂のみのヴィーガンソープです。ブラシの水分をよく切って、比較的多めにローディングします。

■  ラザリング時に水分が多いとすぐベシャベシャしますので、その点は気をつけて、2パス程度使います。3パス時のブラシの泡持ちは厳しいかな。

■  ですが、もっちりと泡立ちもよく、カミソリの滑りもなめらかです。何の不満もなし。

【香り】; ウェブサイトより拙訳
伝統的なバーバーショップをイメージした香りを構成するのは、ベルガモット、オレンジ、バジルの葉、樫の苔、パチョリ、香りの良い香辛料。これにほのかなハチミツとタバコがかすかに香るようブレンドしたものです。

■  柑橘系の香りがまず立ち上がりますので、日本で育ってきた日本人なら、これが床屋さん(バーバーショップ)の香りだとは誰も思わないでしょう。ベルガモットだけでなく、たしかにオレンジの甘い香りも感じる、と同時に森林のような深い香りもあります。

【まとめ】
泡立ち良く香りよく、他のアルティザン系に比べて特別何か尖った性能を誇示しているわけではないのですが、ゆえに安心感のある定番で、まよったらコレにしておこうかと思う基本のシェービングソープです。

■  香りの性格が、"覚醒", "興奮", "攻撃"とは逆の、やすらぎ、くつろぎを感じさせる良い香りです。それも、"夕方の", "仕事や緊張後の"というよりも、明るい午前中の、これから仕事に向かうような、気持ちをリセットして精神を統一するようなくつろぎ感です。この特徴は、Soap commanderのみならず、前回のStirlingやBarrister & Mannといった、アメリカのメジャーなアルティザン系シェービングソープの魅力です。この独自の世界観に匹敵する製品群は、他国には無い不動の存在感です。

2026/05/18

■ きく ■ スピーカーをデスクに載せる


先日の"小さなスピーカーでデスクワークを楽しむ"スタイルだと(ref. 🔗5/15)、意外にも単純なデスクワーク作業がはかどります。

■  欲を出し、調子をこいて、"もっと音が良い別なスピーカーをデスク周りに"...。

思ったことは何度もあるのですが、実行に移せずためらっていました。ただ、このまま不十分で不満な使い方しかしないよりも、思いついたことはもう何でも試してみましょう。

■  手持ちの三菱DIATONEの"DS-9Z"です。専用スタンドは低すぎるので、デスク周辺では使えないという固定観念がありました。

■  でも、デスク幅2400mmを利用して、両端に載せてみましょう。まさに"デスクトップ"オーディオな状態。この時点でも、使える机の幅は1800mm(畳1帖分)程度あります。

■  1本20kgほどあり、もともとそれ2本を机に載せていいようなサイズじゃぁないです。

載せて、着席し、机に向かうと、猛烈な圧迫感...。あたりまえだ。


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■  このスピーカー、まず目に入る特徴は、トラピゾイダル型のエンクロージャ。220mmのコーンウーファと1インチ(25mm)のドーム型ツィータで構成される2ウェイ密閉型。


■  ウーファは高密度炭素繊維と芳香族ポリアミド系アラミッドのハイブリッドウィーヴィングです。その炭素繊維はカーボン系粒子を繊維状に組んだ超高弾性率を持つとか。

■  ツイータにも驚き恐れたのは、ボロン振動板という点です。こんな素材を成形して技術力の高さを誇るのはリクツではわかるけどダイジョブなんでしょうか。

■  他に、フレームやエッジやネットワーク、エンクロージャのバッフル板素材に至るまで、ハイテクな贅の限りを尽くした感がある技術立国ニッポンのスピーカーです。

■  購入したのが1987年頃。

■  先行して1985年にDIATONEの記念碑的作品"DS-10000 Klavier"が発表されていたのですが、翌1986年に、その"二番煎じ"的存在として発表され、構造は類似しています。DS-10000が欲しくてたまらなかったが、とうてい手が出なかったところに出現したわけで...。

■  その後、2010年頃に、リヤのターミナルが湿気で錆びていたのを機に、ターミナルはじめ内部のネットワークなどを専門業者に交換してもらいました。

■  挙句の果てに、DS-10000に倣って、ピアノ塗装業者に依頼して、ピアノブラックに全塗装し直してもらいました。

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■  三菱Diatoneのハイエンド2ウェイの特徴は、音圧レベルが低く能率が悪く、内臓をゆさぶるようなずっしりと重く沈んだ低音と、ガツンと硬いきらびやかな高音です。

■  ...など、長々と述べてきた点で、自分にとっては、いわば"ピアノソナタを聴くための専用機"として、ずっと手放せないでいたというわけでした。

■  Tannoyのデュアルコンセントリック(同軸フルレンジ)やJBLの15インチコーンウーファ搭載機にも手を出しましたが、結局このDIATONE DS-9Zが手元に残りました。1986年初出ですので、今年で40年目ですね。

■  結線し、アムラン盤のハイドンのピアノソナタで音を出してみます...

■  おぉ! KEFのミニチュアスピーカーとは全然違う!(あたりまえだ!?) 

■  こんなに耳に近づけて聴くんだから、"超ニアフィールドリスニング体験"となりますね!

■  極小音量で、異常なリアル感。ピアノの鍵盤を叩いたときに、羊毛フェルトが鋼線にあたるあの音まで聞こえるかのようです(たぶん半分は気のせい)。

■  "巨大なヘッドフォン"?...いや、耳をふさぐあの閉塞感はないです。

■  異様に広く高密度な空間が広がります。まったく新しい経験です!

■  前回のKEFの小さいスピーカーをつかって、ニアフィールドな"デスクトップオーディオ"の独特な世界の良さを実感しましたが、ここまで来ると、存分にその独自の世界に浸れそうです。

■  こんな冒険に踏み切ろうと思ったのも、「オーディオを始めてみようかな」と悩む友人Mくんのおかげです。彼にまた感謝!

2026/05/15

■ きく ■ 小さなスピーカーで楽しむ


"オーディオ"らしきものを意識し始めたのは11歳小5のときの"ラジカセ"とか(;^^?...。以来半世紀...。ずいぶんいろんなものに手を出してきました。

■  「アコースティクなJazzを聴くために"オーディオ"を始めてみようかな」という友人。検討しているオーディオセットはエントリーモデルで、購入する候補が次々と変遷しているようです。もう若者じゃない今の年齢で、しかも現役の医師なんだから、予算の制約の問題ではなくて、「何を買えばいいのか、種類が多すぎて、また、店頭で聴いても、じゅうぶんにわかった気にならない」ということのようです。

■  何度かオーディオショップに通っているようですが、店頭で聴いて"良い、これにしようかな"と思っても、次回同じ場で同じ機種を聴いて"音がこもっている、おかしい"と思う日もあるそうです。

■  あれこれ悩む彼を目の当たりにして、傍観しているだけのこちらの目には、なんだか楽しそうで(本人は"わからなくて楽しい"ということはないでしょうが)、うらやましいです。

■  趣味の道具は何でもそうかもしれないですね。"これじゃ不満だ"という思いと"これで十分じゃないか"という気持ちが葛藤します。

■  思えば、人生初めてのオーディオの"ラジカセ"、初めてのクルマの"親父の360cc軽自動車"、初めての腕時計の"親父に買ってもらったシチズン(昭和50年前後に5,000円の機械式(クオーツは存在しなかった)でプラスチック風防)で、「周りの友人らはもっと良いものを持っているのに」と思いつつ、どれも夢のように贅沢で、じゅうぶん愛着をもって親しんだ気がします。

■  だのに、その後どんどん贅沢なことばっかり言って、次々と買い替えて、今はどれもろくに手入れもせずに...。

■  彼の、"初めて、迷い、不安、ワクワク"を傍観して、我が身を反省...。

■  一時、彼の購入候補に上がった"KEF LS50"。おお、懐かしい。


■  この機種、2012年の初出の際には、往年の名機"LS3/5a"の現代技術版という位置づけに心ときめいて、私も購入を検討し、ショップに見積もりまでお願いしたのですが、結局見送りました。今このモデルは、アクティブスピーカーかつネットワーク機能が当然のように搭載されているんですねぇ(ほ、ほしい...)。

■  2012年のその時は、もともと仕事上の必要があって検討しました。そもそも"音楽 or オーディオ"目的でなく、"音声"再生用として探していた経緯から、結局、ぐっと出費を抑えて、KEFの"HTS-3001SE"を購入。その後、スタンドごと保管しておいたのを思い出しました。2本で7,8万だったのを憶えています。


■  どこに保管していたかなぁ...。で、なんとか倉庫から発掘して、ホコリを払い、キレイにしました。

■  "デスクトップオーディオ"として、彼に倣って私ももっと気軽に音楽を流してみようかなと思い、手持ちの小型のD/Aコンバータ内蔵アンプにスピーカーケーブルでつないでみました。ウォークマンやスマホからBluetoothで接続可能です。

■  "音楽用"スピーカーとしては、特にアコースティックな楽器の再生には向かないんじゃぁ...?オーケストラ編成の曲などの再生は最初からあきらめて、器楽のみ再生しましょう。シューマンのピアノソナタで音出しします。


■  う、う〜ん、やっぱり"音楽"再生はちょっと...。もっさりとこもっている...。

■  でも、"ラジカセ"で夢見るように楽しんでいた半世紀前に比べて、なんて贅沢な環境。しばらく聴けよ、どうせデスクで作業しながら流し聴きなんだろう?...と、自分を叱ります。

■  当初、モゴモゴしていた音ですが、数日経つうち、音に慣れて、高音域もなんとなくクリアに冴えるような気がしてきました。

■  何より、気軽です。つべこべ言わず、これでいいじゃないか。当分、楽しんでみようかな。彼に触発されて、少し反省し、生活に潤いがでた気がしています。感謝!

2026/04/21

■ なおす ■ タイヤ交換


"夏冬のホイール交換"ではなく、摩耗によるリプレイス交換です。

■  今回交換前のヨコハマ・アドバン(Yokohama ADVAN Sport V105, 195/50R16 84V)は、15,800km走行でした。ふだん使わない銘柄ですが、いきがかり上...。

■  今回用意したのは、自分にとっては20年来いつものミシュラン・パイロットスポーツです(Michelin PILOT SPORT 5, 205/45ZR16 87W XL)。

■  1990年代後半から、1年365日、1日60kmを通勤するようになり(ref. 🔗 2023/9/24)、2014年頃から毎日100kmとなって、クルマは年3万kmのペースに。この30年間で、タイヤの違いをいやというほど痛感。ミシュランのPS(パイロットスポーツ)は、2000年代半ばにPS2を経験して以来、いったい何組...。小うるさくこだわるようになってしまいました。

■  次々と交換し比較し選択し...を重ねて、結論として、今、5台目のロードスターに"ミシュランのPS"一択です。

■  関係ないのですが、50年近く趣味だった自転車(ロードバイク)も、"競技用自転車タイヤ=チューブラータイヤ"という図式を抜本的に変革したミシュランのWOタイヤ"AXIAL"を、1993年から使い始め、その後2000年代に、そのフルモデルチェンジの"Michelin PRO", 引き続いて"PRO2", "PRO3", "PRO4", "PRO5"と、20年あまりミシュランタイヤを使い続けました。他の銘柄もたくさん試しましたが、この1つに完全に収斂していきました。

■  ミシュランのタイヤには、ハッキリ強い主張というか理念があります。ブリヂストンにもコンチネンタルにも感じますが、競技用自転車にも自動車にも体感できるミシュランの強い理念に共感します。

■  さて、これまた20年来、今日でいったい何組目なのか?...の交換をお願いしているF. GarageのSさんに。

■  ヒマな人間になった今、これまで"お任せ"でクルマもタイヤもF.Garageに置き去りにしてきていたのを、今回は、なんと迷惑なことに、作業を拝見させていただく許可を得ました。やはり何でも見たがる"子ども野次馬"に、人間性が原始回帰しているものと思われます。

■  自転車タイヤを自分で交換するのと比べて、脱着の原理は同じでも、スケールが違うでしょう。

■  まずアウターリムからハズす作業にビックリ!


■  ホイール全体から外すのは、自転車同様、タイヤレバーを補助的に使ったコツと力技。

■  新品タイヤのリムへの嵌合が、やはり、知識と経験と力とコツをすべて動員する作業なんですね。


■  ホイールバランサー。操作からウェイトの決定から、やはり知識と経験に左右されそうです。


■  初めて間近で見て、作業の壮絶さに呆然...。Sサンは、これだけの作業を1人で...いや、エンジン整備もシャシ整備も、入庫する美しいフェラーリもハーレイも、40年前の除雪機も農機具も補助輪が付いた子どもの自転車も、いや、ご家庭の鍋までウェットブラスタで研磨...(;^^A...。超人的...まさにカリスマ整備士...(鍋はともかく)。


■  無事装着し、着地してトルクレンチで締め付けてもらいました。これでまた、あの弾むような軽やかなミシュラン・パイロットスポーツの新品タイヤを味わうことができます。楽しみで楽しみで、居ても立ってもいられないくらいです。

2026/04/18

■ つかう ■ シェービングソープ "Barrister & Mann / Bay Rum"


ただでさえ"ニッポンの日常"から乖離した"シェービングソープ"という分野の日常使いの製品のうち、もっともエキゾチックな - ニッポンやアジアから遠く隔たった異国情緒という意味で - エキゾチックな香りを持つものは、"Bay Rum/ベイラム"の香りです。

■   香りの組成は、ラム酒 - この時点で馴染みが無いです - の香りに、クローブ(丁字)に似たベイリーフの香りが基調。シトラス(柑橘)とスパイス(香辛料)の香りも非常に強いです。

■  いまこの場合の"ベイリーフ"は、西洋料理厨房に常備するあのベイリーフ(ローリエ; 月桂樹)やローズマリーとは違い、どっちかというと中華料理のスターアニス(八角/ハッカク)かチョウジ(丁字)に似た刺激臭のある葉です。

■  この"ベイラム"というフレーバーが確立された由来は、諸説あれど、通説は、戦国時代=大航海時代後期、カリブ海を航海する船乗りや海賊らが、長期の航海中に、殺菌・消毒・消臭の効用を実用化したものが、その後製品ジャンルとして次第に具体的に収斂されていった揮発性の液体...と、私個人は理解しています。

■  シェービング用品としては、男性のスキンケア効果に着目した19世紀イギリスやアメリカで、ちょいと高級なバーバーショップ(床屋)のヘアトニックかアフターシェービングローションとして普及していったものと理解されます。

■  "運命を切り拓く荒々しい男らしい香り"が、ロンドンやニューヨークの高級理髪店の上客にウケてソフィスティケイトされ、現在の高級なシェービングソープやリキッド製品群になっています。

■  "Bay Rum"フレーバーのシェービングソープには、名品が多いです。私の手元にあるものは3種類ですが、最も洗練された(気がする)製品は、この、いかにもイギリス風な名前やフレーバーの傾向を堅持する...しかし実はアメリカ製の、Barrister & Mannのアルティザン(職人手作り)製品です。

■  製品の詳細を書きます;

【サイズと価格】

Shave Jar(円筒形) φ = 103mm, h = 40mm, wt = 4.0oz (= 113g)

$24.99 (送料別) / Maggard Razors (MI / USA)

【成分】

ステアリン酸カリウム、グリセリン、タロウ酸カリウム、ステアリン酸ナトリウム、ガルシニアインディカ種子バター(コカムバター酸カリウム)、ポリアクリルアミドメチルプロパンスルホン酸、ヤシ果汁(ココナッツミルク)、タロウ酸ナトリウム、リシノール酸カリウム、乳酸ナトリウム、シア脂、エチレンジアミンジコハク酸3価ナトリウム、キサンタンガム、クプアス種子脂、コカバター酸ナトリウム、ココ酸カリウム、ヒドロキシエチルセルロース、リシノール酸ナトリウム、サッカリドイソメレート、ヤギ乳粉末、アボカド油、ココ酸ナトリウム、マシュマロ根エキス、アカニレエキス、α-イソメチルイオノン、安息香酸ベンジル、リモネン

【泡立ちと使用感】

■  かなり堅い固体状で、ブラシを立ててローディングするのに回す回数が多いですが、ねっとりとロードでき、いったんラザリングすると、すばらしい柑橘系とスパイシーな香りが立ち上がります。浴室全体、いや家中にエキゾチックな香りが広がります。

■  ねっとりもっちりしたキメの細かさがありますが、ヴィーガンソープ(植物油脂)ゆえかどうか、セカンド&サードパス頃には、泡立ちが弱まるようです...、と言っても気のせい程度ですが。

【香り】; ウェブサイトより拙訳

バリスター&マン®が自信をもってお届けするのは、伝統的なベイラムを独自に調整した香りです。丁字を大量に使用する現在の製法習慣を廃し、本物のブラックストラップラム(糖蜜度が高いダークラム; 私の注釈) に西インド諸島産のベイラム、スイートオレンジ、シナモン、そしてベンゾイン(バニラに似た安息香樹脂; 私の注釈)をブレンドしました。

あたたかみのある男性的で古典的な香りをもつ、歴史を感じさせる逸品です。特に冬場に好まれるのですが、一年を通じてお使いいただけます。

【まとめ】

■  ここでも、"男性的で古典的(masculine classic)"だと主張していますね(cf. 🔗 3/19)。こちらのほうがいかにもその概念にふさわしい気がします。もちろん今の場合の"男らしさ"は"むさくるしさ"というイメージなど遠く振り棄てて、柑橘系の香りが強く、清潔感と高級感に満ち溢れています。

■  今の自分の生活から、遥かにかけ離れた世界が広がるのを実感できるひととき。前回のStirling製品と同じく、日常生活を非日常というかけがえのない高みに率先して引き揚げてくれる製品です。

2026/03/31

■ つかう ■ クラシックシェービング - 片刃


"両刃カミソリ"を使うクラシックシェービングですが、ただでさえ狭いこの分野のユーザーの、さらにごくごく一部の人が"片刃カミソリ"を使っています。

■  上の画像左が、片刃カミソリのブレードとヘッド、画像右が、両刃カミソリ用のブレード(刃)とヘッド、です。

■  かつて昭和の昔、どなたも思い出せる通り、床屋さんに行けば、1枚の金属プレートから削り出した包丁みたいな構造の顔剃り刃(ストレートレザー)を、床屋さんが"革砥"で研いで使っていました。画像上の左の"片刃"は、これを、日本のフェザー社が、床屋さんや美容師といったプロユース向けに、カートリッジ式として使えるように開発したものです。

■  現在は、よほど刃物に凝った床屋か個人でない限り、ほぼすべてのプロは、このカートリッジ式を使っています。"アーティストクラブ(AC)"と命名された同社のパテントで、全世界に普及しています。

フェザー社Website

■  この"AC系片刃カートリッジブレード"は、もっぱら職業的使用を考慮したプロユースだけあって、ただでさえ切れる"両刃式"に比べて、
1) よりいっそう猛烈に良く剃れる
2) 刃の切れ味が、はるかに長持ちする
3) 使用時の刃の剛性感が明らかに高い
という美点があります。

カートリッジ刃の種類
... "顧客満足度アップ"って、
個人は相手にしていない商品ですね

■  価格的には、両刃ブレードの2,3倍、といっても、1枚50円程度から。

■  これらの優れた点に目をつけたクラシックシェービング界隈の個人ユーザーやマニュファクチュアラが、個人で楽しむ製品をつくりだすまで、そう時間は必要なかったようです。

■  両刃ブレードより上下の高さが低く、左右は幅広で、ヘッド周りは非常に軽くなります。

■  ですが、ただでさえハードルが高いクラシックシェービング...例えば;
1) 電動髭剃り機なら3分だけど、クラシックシェービングなら20分かかる、
2) ツール類をひととおり揃えるまでに、知識と経験と費用と毎回の手間と手入れが...
3) 満足のゆく剃り上がりのテクニックを習得するまで、恐怖に手が震えたり、顔面の出血を繰り返したり(!?)...
といえます。ところがそれに加えて、このAC系片刃のホルダを使いこなすのは、難易度がそこからさらに飛躍的に上がった感じです。

■  シェービングソープをラザリングしたら、ファーストクール(ファーストパス;基本的には"上から下へ"の"順剃り")、つまり最初に肌に刃を当てると、刃の厚みがあるせいか、引っ張り感があって、ビクっとします。

■  ファーストクールではあまり剃れた感じがしないのですが、セカンドクール(基本的には"横剃り")では、そうとう深剃りしているのを感じます。爽快でもあるけれどうっすらと恐怖でもあります。

■  ブレードが幅広なだけあって、シェービングの効率が良いです。逆に、頬の輪郭など凹凸のあるところは、取り回しが厳しいです。

■  サードクールの"(下から上への)逆剃り"は難しいのですが、剃り終えてみると、頬がほんとうにツルツルスベスベで、猛烈な爽快感に、笑ってしまいます。

■  2022年から使っているのですが、まだまだ細かいテクニックが未発達な自分を感じます。

■  とはいえ、クラシックシェービングのなかでも特異なこの"格闘する"感じもまた楽しいひとときです。

2026/03/28

■ なおす ■ ロードスターのオイル交換


ジムニーから間を置かずして(🔗3/11)今度はロードスター...春のオイル交換祭りになっちゃった。

■  またF.Garageさんにて、リフトアップします。


■  ジムニーの3D空間を見た後では、平板に見えますが、アルミ合金製のフロントロワアームといい、アルミ板や樹脂板であれ、整流とデリケートな電装系統等を保護する役割のアンダーカバー類。いかにも小型軽量低重心の軽快さを実感して、垢抜けています。

■  ジムニーは、オール真っ黒な鉄板と鉄棒と鉄プレス鉄骨まみれの重く複雑でどんくさい下回り...と、言えるでしょう、比べてしまえば。

■  でも両者には等しく、方向は違えども、キッパリとした意志が感じられます。両者とも迷いのない潔さを感じます。それは、それぞれに、1点ハッキリとした目的があるからだと思います。

■  排出したオイルの汚濁程度は、5000km走行後の距離相応です。


■  オイルが下がり切るまで、美しい二輪の博物館みたいなガレージで、あれこれとよもやま話を。楽しいひとときです。


■  ていねいな作業を今回もこの眼でじっくり見学できて、ほんとうに気持ちがかろやかになります。

2026/03/19

■ つかう ■ シェービングソープ "Stirling / Deep Blue Sea"


いちばん気に入っているシェービングソープは、STIRLING SOAP Co.の製品です。同社製品ならどれも甲乙つけがたいです。

■  シェービングの環境は、私の場合、シャワー中です。冬は寒いですが、じゅうぶんあたたまってからするようにしています。...至福のひとときです。

■  かつて何十年も、ひげ剃りなんか、しかたなく毎日やっていたルーティーンでした。
クラシック・シェービングに出会い、
  1) つるつるの剃り上がり、
  2) ずっしり重く高度な金属加工技術の造形物である美しいホルダー、
  3) 1枚10円から50円程度の、価格のストレス無しに使い続けられる両刃ブレード、
  4) もくもくと豊富に泡立つシェービングブラシ
  5) 何より気分が上がる、俗世から大きく乖離した香りのシェービングソープ
と、現実離れしたツール群を同時に使う特別なひとときとなりました。

■  中でも、シェービングソープの香りは楽しみです。

■  とりわけこのSTIRLING社製品は、気分がガラリと変わり、この場所がどこか別な空間にすら思えるような、さわやかですがすがしい香り。もっちりとした泡。仕上がりの爽快感。ほのかに、しかし長らく自分の周りだけに漂い続ける良い香り。

■  製品の詳細を書きます。

【 サイズと価格 】
円筒形; Shave Jar。φ = 103mm, h = 40mm, wt = 5.8oz (= 164g)
$14.99 (送料別) (2022/1/30) ; West Coast Shaving (PA/USA)

【 成分 】
牛脂、ステアリン酸、蒸留水、ヒマシ油、水酸化カリウム、植物性グリセリン、香料、アーモンド油、シアバター、ココナッツミルク、ラノリン、水酸化ナトリウム、乳酸ナトリウム

【 泡立ちと使用感 】
■  動物性油脂ベースなので、泡はもっちりとして長持ちします。

■  湯気だらけのシャワールームの中で使うのですが、カミソリを滑らせた後は、皮膚もじゅうぶんあたたまっているので、たとえるとお湯で顔を洗った直後のような、乾燥とつっぱりがあります。これはシェービングソープの種類にかかわらずかならずそうです。

■  この製品は、動物油脂ベースのおかげで、その直後にお湯で濡れた指でなぞるとすぐ石けん分の強い滑りが回復しますので、続けて刃を肌に当てられ、滑りは良いです。

■  使っているシェービングソープの中でも、泡立ちと刃の滑りは最も良い部類です。

【 香り 】; ウェブサイトより拙訳
この非常に複雑な香りは、ウッディ、フローラル、バニラ、ミント、アース、シトラスなど、多彩な香りの基調(note)が広がります。フレッシュでウッディ、しかもうっとりするような男性的な香りは、きっとよろこんでいただけるでしょう。Bleu de Chanelにインスパイアされています。

■  サイトの表現の"ウッディ、フローラル、バニラ、ミント、アース、シトラス"のどれか特定の一つを感じ取ることはできないです。しかし、香りはほんとうにすばらしい。"フレッシュでウッディ"も、自然界を連想させるそれではなく、"異次元の洗練"に全身を撃たれるレベルのそれです。

■  "フレッシュでウッディ" な"異次元の洗練" = "男性的"が、アメリカ東海岸のマスキュランなイメージなのかと想像します。たとえば、"男らしさ" = "ムスク系", "タバコ", "皮革"といった香りの連想とは対照的です。

【 まとめ 】
■  まず思い浮かべるだけで漂うすばらしい香り、さらに手にとって実際に使ったときの泡立ちなどテクスチャの満足感、他の製品に比しても量と価格は費用対効果が大きいことを思うと、やはり自分の中では最高のシェービングソープです。

2026/03/15

■ なおす ■ ジムニーのタイヤ交換

交換後のサマー純正H/Tタイヤ

気温が0℃を下回る予報がついになくなりそうです。今季もうジムニーで雪の中や氷結路を走ることはないでしょう、この10日予報を見ると。冷え込んだ明け方に出かけたりなどしないように心がけます。


■  去年の交換日は3/30でしたが(🔗2025/3/30)、今年は早めに冬タイヤから夏タイヤへ交換しました(正確には"ホイール交換"ですが、"タイヤ交換"と呼び馴らわされているので)。

交換前のスタッドレスタイヤ
この冬は1200km走行

■  今回はリジッドラック(通称"ウマ")が、老朽化して高さ調整のツメ部分が錆びていて危険なので、ナシ。命に関わるツールの不具合なので廃棄処分する予定です。ということは、2輪を同時に持ち上げるフロアジャッキが使えないです。

■  もとより、ジャッキアップポイントと予想されるジムニーのデフケースは、アクスルの中央になくて、ホーシング中心付近の鉄補強部分をジャッキアップポイントとするらしいのですが、車両の重心が高いこともあって、傾きやすいのではないか、下回り防錆処理をしたので滑りやすいのではないか、という不安、軽トラみたいに"勝手知ったる"という気軽さがない緊張感、などがあります。

■  今日は、おとなしくパンタグラフジャッキで1輪ずつ交換します。と言っても純正車載のものではなく、手持ちのKAYABA製油圧シザースジャッキにします。ジャッキアップ作業で回転させる必要はなく、レバーの上下運動で上昇可能です。30年前のものですが、現役です。

■  電動インパクトレンチのおかげもあって、作業は、フロアジャッキ使用よりむしろ早かったかもしれません。今度からこれでいこうかなと考えたりします。

■  締め付けトルクをチェック。ナット径19mm, 100Nm


■  最後に空気圧をチェック。前160kPa, 後180kPa...L/Tタイヤじゃないので。

■  F. GarageのSさんが、チェンジャを使った組み込み作業時に、夏タイヤのビードワックスの拭き取り清掃をしてくれていました。新品タイヤそのものみたいです。↑トップ画像

■  私みたいな素人が見ても気づかなかったりする部分ですが、どんな細部にも渡ってていねいな作業に気づいてハッとします。いまさら感謝の気持ちでジンときます。

2026/03/11

■ なおす ■ ジムニーのオイル交換


購入後初のオイル交換です。(いつもご覧の皆さんごめんなさい、また( ref. 🔗 2025/7/4)意味不明な画像ばかりです...。)

■  エンジンオイルとミッションオイルを、F.GarageのSさんに交換してもらいます( ref. 🔗 2025/7/4)。また見学させてもらいました。子どもみたいに何でも見たがる困った客です...。そのために作業時間を調整してもらい、しかも事前に下回りスチーム洗車までしてくれていました。うぅ、ありがとうございます(泣。

■  リフトアップされた下回りを初めてまじまじと見ます。オフロード4WDタイプのクルマは所有したことがないので、未知の世界...こ、こんな世界だったのか。異様に彫りの深い三次元空間...。ロードスターやボクスターのような平べったいヤツらとは別な空間です。


■  トラックのようなラダーフレーム。たくさんの追加クロスメンバーが筋交い状態で支えています。

■  リーディング&トレーリングアームの長いこと!これでもかというほどストロークを稼ぎたいのか...。前後とも"これが最善なのだ"という頑固さを主張する固定車軸(リジッドアクスル)の威容。

■  ラテラルロッドなど、これまでの自分のクルマでは経験のないロッド類が交錯するフロント。


■  手前のアルミ合金ケースがトランスファー。この上の運転席に2WD⇔4WD-H⇔4WD-Lのマニュアル変速レバーが直接生えています。操作感が堅いんです、これ。トランスファーの噛み合いをもろに人力で変更するかのようで、歯を食いしばって気合が必要なくらい。


■  エンジンオイルを抜きます。たった1,200kmしか走っていないのですが、この冬は自分なりに酷使した、と言うかヒドい使い方をした気がします(→ ex. 🔗 2/24)。


■  汚れ具合は、"まぁ交換まではまだ"という程度ですが、オイルフィラーキャップ付近に白濁した水和物が付着していますので、Sさんによると「低温になる冬こそマメに交換を心がけたほうが。」とのことです。


■  ミッションオイルを抜きます。「なぁんだ、きれいじゃない。まだまだ交換しなくてよかったかもね。」と知ったふうなことを言ったところ...


■  「うん、でもほら」とドレンボルトのマグネットを見せてもらったら、金属粉がねっとりと...。


■  「し、新車のマニュアルミッションですしね...」などとは言えど、自分のギア操作の拙さや扱いのヒドさを露呈してしまった動かぬ証拠だったりします...。

■  オイルエレメントの位置も、三次元空間の奥深く、しかも交換をさせないかのようにステアリングダンパーが阻んでいます。プロでもそうとう厳しい体勢での作業ではないかと思います。自分のガレージで車体の下にもぐって自力交換なさる猛者もいるのですか...。


■  初めてジムニーの下回りを見て、ため息。他のクルマなど眼中にない独自の価値観を見た思いです。すばらしい別世界を体験しました。

■  作業を終了してもらい、出庫します。あれ、なんだかエンジンもミッションもずいぶんマイルドになった...、のは、気のせいか...。でももともと操作感などというのは主観的なものですし、気のせいでも良くなったのであればそれは正しく好ましい感覚です。Sさんのていねいな作業には、いつもほんとうに感謝!