■ 不覚にも買って数百km程度走行の新車のバッテリーをダメにしてしまいました。
■ 数日来の極低温と長らく乗らないでいたせいで弱っていたバッテリーに、メンテナンス的に0.2A程度の微弱電流を数日間流し続けたら、車庫=倉庫に漂う硫化水素臭...。あわわ、と思ったのですが遅かったか..."バッテリー上がり"状態を敢えて作り上げたようなものです...。
■ うち、ロードスターには、1997年頃から、スイス生まれの"イェティ・スノーネット"を愛用してきました。→ ref. 🔗2024/12/3
■ ジムニー用にもこのたび調達しました。個人売買サイトで "数年前に購入後未使用"としてある品で、定価の4割程度の価格でした。勝手知ったる製品ですので、これでじゅうぶんでしょう。
■ ジムニーというまったく知らないクルマは、しかし、だいぶ勝手が違いますので、チェーンの脱着のノウハウは新たにゼロから自分の経験で積み重ねなくては。そのためにはトレーニングあるのみ。
■ こういった製品のメーカーサイトにあるプロモーションビデオや取り扱い方法動画サイトは、「女性でもすぐにらくらく取り付けられる」という嘘八百モード全開に決まっています。JAFの"チェーン取り付け方法サイト"から、すべてのチェーンメーカーのサイトに至るまで、"女性が最も劣った作業者"という前提の女性差別である点、"すぐ"なワケがない点、"楽"なハズがない点で、100%嘘と欺瞞に満ちていると決めてかかって差し支えありません。それを信じた結果、吹雪の日に途方に暮れて凍結路面に座り込んで泣くのはあなたです。それを前提にビデオで予習します。
■ ...などと、独自の楽しみ方で拝見すると、手慣れた製品ですが、いくつかコツがあることを新発見。メモなどせずに、実は、1,2ヶ月前から、20回30回と動画を見て、ひたすら覚えてしまうことにしてきました。カンニングペーパーが本番で役立つはずがないです。
■ 今日は朝から冷たいみぞれでもちろん濡れ路面。絶好の日和です...。というのも、いざチェーンを脱着しなければならないまさにその時は、悪天候悪条件に決まっています。練習するなら、お姉さんのように"あたたかそうな穏やかな日に本社工場の広く乾燥した駐車場"が適している...ワケないだろう、おい。むしろ条件の悪い日に、できれば最初は無積雪の状態、次回は"悪天候で積雪"が好適です。服は濡れて汚れ、指もからだもこごえているでしょうが、擬似的な本番悪条件だし、家に帰ってすぐ服も洗えシャワーで温まることができるだけ逃げ場があります。
■ 泥まみれになっても良い服装で、近くの土手のやや広めのクルマ回しスペースへ。
■ 以下備忘録。まずはバネのロックを開放して外周スプリング計4本を広げます。力9:コツ1か。
■ 車両をタイヤが半回転するよう移動し、かぶせた部分を踏みます。力0:コツ10か。経験値の積みどころ。(左後輪)
■ 100メートルほどゆっくり走ります。
■ スプリングが徐々に締り、真円に近くなります。タイヤチェーンって、正しく装着しさえすれば、回転軸保存性(ジャイロ効果)により、そうなる...かどうか知らないけど、一定速度で軸モーメントを維持すれば...(またホントか冗談かは不明)。
1) 軽トラやロードスターとちがって、タイヤ直径が巨大なので、スプリングを広げることと上半分にかぶせることにかなり苦労する点。腹筋背筋大胸筋上腕筋など、ウェイトトレーニングのキツいバージョンをこなしていると思うことにします。
2) 素手で作業は絶対ムリ。と言って、頑丈な耐荷重耐熱豚革手ではこの案件で必要な細かい作業ができない。付属の軍手も市販の軍手も"テムレス"も、気温0℃以下のみぞれや雪で濡れたコンディション下で、硬質ゴムや金属を力いっぱい引っ張るのは、指はびしょ濡れで千切れそうなほど痛く冷たい。...けっきょく、"防寒テムレス"が、クッション性保温性に優れ、快適です。また、膝はかならず路面に着くので、"膝パッド"必須。風呂マットや銀マットでも可。
■ ゆっくり段取りを思い返し撮影しながら、片側10分、もう片側は4分で装着。
■ ハズすのは、ロードスターと同じか、フェンダーのクリアランスが大きいだけジムニーの方がラクかも。外すのは、力勝負な側面が8、コツが2という感じ。
■ 収納できる形に整えます。これも相当な力ワザです。
■ 収納袋に入れます。以前は付属していなかったけど、便利になりました。
■ 排出されるオイルを見た感じでは、距離相応かやや淡い程度。
■ 排出終了。目に入るのは、見るからに高強度なアルミ合金製L字型ロワーアーム。ナックルジョイントの真上にダンパー&コイルのユニットがかなり寝かされて取り付けられていて、非常に低いボンネットを可能にしつつ強度も確保できる設計になっています。運動物体の操縦安定性に優れた理に適った構造...。作ってくれた人たちの能力や誠実さを感じます。