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2025/04/14

■ なおす ■ ロードスターのオイル交換


 オイル交換スパンが到来。

 排出されるオイルを見た感じでは、距離相応かやや淡い程度。

排出終了。目に入るのは、見るからに高強度なアルミ合金製L字型ロワーアーム。ナックルジョイントの真上にダンパー&コイルのユニットがかなり寝かされて取り付けられていて、非常に低いボンネットを可能にしつつ強度も確保できる設計になっています。運動物体の操縦安定性に優れた理に適った構造...。作ってくれた人たちの能力や誠実さを感じます。


あとはオイル給油です。口を開けて見とれている妙な客がいるってのも、作業しづらいところ、この間、いろいろと実のある話やおしゃべりをしていただけるのも、ほんとうにうれしいです。いつも実にていねいな作業と気配りをいただいて、どうもありがとう、F. GarageのSさん!

2025/03/30

■ なおす ■ 軽トラのタイヤ交換


 今日午前中は一瞬銀世界になってしまいましたが、昼には強い冬の季節風が吹いて、ほどなく乾燥。イマ「1℃」。3月も終わりなのにと思うと、かえって寒さがコタえます。

 今季もう軽トラで雪の中を走ることはないでしょう、この10日予報を見ると。それにしても、10日後の4/9の「19℃」って、ホントですか!?

tenki.jp 2025/3/30

■ 雪が消えて乾燥したところを見計らって、冬タイヤから夏タイヤへ交換しました(正確には"ホイール交換"ですが、"タイヤ交換"と呼び馴らわされているので)。

 私の今の生活では、軽トラで深夜早朝の通勤通学(?)は無いので、12/1に交換、3/31に交換、をメドにしています。(🔗2024/12/1)

 軽トラは12インチの純正鉄チン貧弱仕様、かつ、電動ですがインパクトレンチがある、という2点で、本当にラクです。タイヤと工具一式積み込み・交換・トルクレンチ増し締め・エア加圧とゲージチェック・撤収まで、作業時間30分。試行錯誤の連続だった30年間ですが、経験は尊いナと思います(🔗2023/12/10)。

 もっとも、油断大敵、しょせん素人の手作業ですので、いつも交換後しばらくは、乗ったら、不安・緊張をもってびくびくしながら五感フル動員で具合を確認しています。

2025/03/21

■ なおす ■ ブリヂストン・アルベルトを譲渡


あのブリヂストン・アルベルト(🔗2024/9/12)、お譲りできました。

 有償で、個人売買サイトにて、お声がけいただきました。

 私の申し出た金額...、ホームセンターなどのお安いママチャリならば新車で買えるくらいです。「だったら新品の方が」とお考えにならずに、私が整備したブリヂストン・アルベルトを、あえてお選びいただく方もいらっしゃるのですね。

 ホームセンターのお安いのをディスるのは、もうヤメておきます(;^^A...。

 ご家族のために、キッチリ安全な自転車を、と、じゅうぶんよく考えて決めようという意識の人たちも、世の中には当然存在します。進んで、素人の私みたいな人間を、ひとつ信じて、個人的に譲ってもらおうじゃないか、とお考えの方は、私にとっては、涙が出そうなくらい稀有な存在だと感じます。

 信じてもらったことが報われますようにと、祈るような気持ちで見送りました。

何とか積載。
無事にご帰宅できますように。
(画像は、用途をお話して
撮影のご諒解を得ました)

2025/03/13

■ なおす ■ ロードスターのリコール処置


今日はクルマの整備に。と言っても、いつものF.Garageさん(🔗2024/7/4)ではなくて、珍しくマツダのディーラーさんへ。"リコール修理のお願い"の封書をマツダ本社から送付されていましたので。


 予約の日時にいったん車両を預け、2時間後に改めて取りに伺います。着くと、いつも気の利く工場長Sさんが、洗車をしてくれていました。洗車までしていただけるとは恐れ入ってしまいます。

 ひとまず終了したので、非常に詳しい説明を受け、のちサインします。

 「どういう所を走られています? もしかして今月雪融けの頃は山あいの道などよく行かれます?」と、思わぬ質問を受けてたじろぎます。「えぇ。見かけたとか?」と驚いて答えると、「いや、すみません、その...、タイヤハウス内部がそれを物語っているような気がして...。じゅうぶん洗っておきましたが、それでよかったですか?...」

 つ、つまり、めちゃめちゃに汚れていたってことですよね(;^^A...ここのところ毎日、雪融け水とともに杉・松・広葉樹の葉などたっぷり巻き上げていますもんね。たしかに、推理できることでしょう。

 それにしても、よく気づくものです。さすがかゆいところに手が届くような気づきと気配りのSさん。ていねいな清掃点検というメカの基本が、大きな信頼につながります。どうもありがとうございます。ディーラーのSさんといい、F.GarageのSさんといい、良いメカニックの方に面倒を見ていただいて、ほんとうにしあわせです!

2025/02/25

■ なおす ■ 除雪機オーガの消雪

今日2025/2/25, 11:00
これでも8時からの3時間で
だいぶ融けました

 津軽地方の、12月以来の豪雪。第1波第2波第3波は、ついに終焉を迎えたようです。今日日中は、ほんとうに待ち焦がれた"日中は0℃以上"!

 連日の、氷点下の明け方出動だった除雪機。オーガは、🔗1/6の対症療法シリコンスプレーなどとっくに効力は切れて、雪団子状態。いくら回しても雪は詰まる一方で、飛びません。豪雪という自然界の威力は、家庭用除雪機の能力などあざ笑うように軽く限界を踏み越えています。

 ですが、今日はついに、朝8時ころから晴れ間。

 日当たりが悪い我がわびしい陋屋ですが、除雪機を、直射日光が当たる南東の位置にオーガを向けて、置きます(トップ画像)。

 昼にかけて、みるみる気温は0℃、2℃、4℃、6℃と上昇。

 14:00。除雪機の鉄部材はどこも、ほんのり暖まっています。

今日2/25, 14:00

 お日さまは偉大です(🔗2023/4/1)。

2025/02/22

■ なおす - ガソリンを買いに


ガソリンを買ったくらいで記事にしないでよ、と言いたいところです...よね。

すっかりクルマなんか車庫から出し入れしなくなったので、除雪機のガソリンを"ついでに"買うべきメインのクルマ出動案件が無くなりました。

ということは、ガソリンを買う目的のためにクルマで行きますか? 

ガソリンを買うために、ガソリンを消費するのですか?

…バカげています。

あるいていきましょう。

5ℓ携行缶だけなら、もしすぐ近所にガソリンスタンドがあれば、片手に持っていけばよいのですが、距離は1km弱。帰りは缶の重さ込みで6kg以上を持ってあるいて帰ることになります。背中に背負えればいいのですが、ちょっと抵抗があります。しかも何よりも、この連日の豪雪と燃費の悪い除雪機のこと、すぐ使い切るでしょう。5ℓ缶と10ℓ缶の計15ℓ必要です。

ソリ遊びに使うスノーボートがあればよかったのに...。あれ、いや、スノーダンプでじゅうぶんでは? 

というわけで、チョッと恥ずかしいのですが、裏道を縫って、大きな通りに出たら100mほど行くだけですし...。あ、でもこのまま信号を渡らなきゃ...(汗。

で、無事往復しました。

近所の人たちは、見て、挨拶をしただけで、特にそれ以上は何も。見るからにガソリンを買いに行くんだなというのが明らかですしネ。

コレはラク。おばあさんたちの手押し車みたいで便利です。食料品の買い物もこの手でいきたいくらいです。

2025/01/06

■ なおす ■ 除雪機 - オーガのシリコン潤滑


今日は、珍しく冷たい雨です。連日の大雪で、朝3:30、朝6:00の少なくとも朝に2回は、除雪機が出動。

 除雪機のうち、雪を飛ばすロータリー・シュート式の個体において、オーガ(取り込み羽根)への雪詰まりが頻繁になってきました。これは20年来なかった事態ですが、オーガ部分の塗装の錆が、シーズンオフごとに手入れはすれども、進行し、もう、分解・脱脂・やすり掛け・サーフェサ・再塗装を、抜本的に施したほうがいいみたいです。

 ただ、今のシーズンは、分解していられませんので、対症療法ですが、洗浄・乾燥・潤滑材の塗布で乗り切らなくては。コレはいかにもその場しのぎですので、頻繁にしてやる必要がありそうです。

 これまでは、オーガを含めて、除雪機の機体を乾燥させるために、車庫に入れて「七厘に炭火を熾して一晩放置」していました。それで、翌日午後には、付着した雪や水分がある程度融けて蒸発してくれていました。(🔗2024/12/24)

 ですが、今年は、こう毎日、頻繁な出動と氷点下の真冬日ばかりだと、炭火の穏やかな熱程度じゃぁ、乾くどころか、ガッシリと雪が詰まったまま...。

 強硬策として、軽トラ1台がやっと入るような6畳程度の車庫を、気密性確保のため、マルチシートや養生テープやたくさんのウェスやらとで、壁とシャッター下部のスキマを養生してすき間風をできるだけ遮断し、そこでダルマストーブ(大サイズ)を焚くことに。


 ご丁寧に、除雪機の上に、"室内対流ファン"を置いて稼働させて暖気の流速を高めます。

 さらにセコいことに、ダルマストーブの上には、もちろん、鉄瓶やら圧力鍋やら煮込み寸胴鍋やらをとっかえひっかえ置きます。

 コレは強烈。気温の上がり方が、ものの数分にして、氷点下から15℃になろうかという勢いです。すぐに芯を最小火力に絞ります。二酸化炭素も強烈で、目がチカチカします。なお、この密閉空間で炭火を焚いたら、一酸化炭素濃度は、一瞬にしてあっさりと致死量に達するでしょう...。


 庫内の熱で、雪は完全に消滅しました。乾燥半ばで、さらにタオルドライすべく、ウェスでゆっくりていねいに細部まで手を入れて拭きます。オーガの刃に皮膚が触れると、簡単に引き裂かれます。昔は両手の甲を、血だらけにしてたりしました。革手をして拭いたら、やはり拭き取りが雑になるし、手袋は引っかかったり破れたり...。ベストなのは、素手+スローモーションに限ります。


 拭ききったところで、ストーブを消火し、シャッターを全開し、不織布マスクをして、シリコンスプレーで潤滑します。1本たっぷり使い切ります。手軽ですが、可燃物だし、肺胞をもシリコンコーティングするクセがありますので、通気性を確保し、かつ絶対に吸い込まないようにします。


 除雪機のついでに、スノープッシャーという安易な雪かき道具も、清掃・潤滑します。

 "プッシャー"とか"雪はね"とか"スノーダンプ"とか、この種の使い捨てプラ製品さ、数千円も取るくせに、もう少し、誠実な設計と高品質な素材を投入して、造りが良く耐久性のある製品って、できないものなのでしょうか。コストは上がってもまったくかまわないのですが。出回っているどの製品も、もれなく、雪かきなんかしたこともない工業デザイナーが、上司からの「とにかく安く」というコストダウンの圧力に屈して、軽薄な発想とデタラメな強度計算で適当につくっているとしか思えないですよ。設計・製作の完成度の高さ抜群の"金象印のショベル"の、爪のアカでも煎じて飲んでくれよ...(けっこう怒...)。

 ...と、ま、雪の苦労を除雪用品メーカーに長年の鬱憤をやつあたりしてチョっとストレス解消したところで、今シーズンもプラ製品はボロボロになるまで使い倒しましょう。除雪機は、明日からまた快調だと思うと少し気が軽くなりました。いくらでも修理とメンテナンスを惜しまず重ねて存分に使いこなしたいと思います。

2024/12/26

■ なおす ■ 除雪機のブロアロックボルトが折損

※ 奥上の4本が汎用ボルト(1本19円)、
手前下の2本がホンダ純正ボルト&ナット(1組167円)

今日は雨。雪解けが進みますが、今夜半から、また先日同様の警報級の降雪予報です。

 ご近所の除雪を手伝い中、慣れない敷地の平面で、突起物にオーガが当たったようで、カツンという音とともに、ブロアから排雪しなくなりました。シャーボルトのいずれかが折れたようです。

 どれどれ...、あっ!


 ブロアロックボルトが折れて吹き飛んだようです。シャフトのボルトホールが噛み合っていません...。


 もしも、除雪機の作業部であるオーガ(回転刃)と動力軸とが、頑強に固定されていれば、埋もれた石や木片などの噛み込みによる一定以上の衝撃があった場合、加えられた極端に強い抵抗が、オーガやブロアのモータに過負荷を与え、オーガの変形・折損・破断、モーターの焼損、と、機械全体に損傷が伝播し拡大します。場合によっては、機械本体が暴れて、操作者が負傷することもあるでしょう。

 一般に、「シャーボルト」は、作業部材と動力軸を、ボルトでつなぎ、過負荷検知時に、折れることによって、作動部と動力部の連結を解き、機械の根幹部に大きな損傷が伝播することを未然に防ぎます。

Website: yamaha-motor_snowblower

 安全装置の一種ですね。

 名前の由来がわからないのですが、電気工作分野に、「シェアボルト」があって、結線の圧着完了値となる一定の締付トルクに達したら、破断し、その瞬間の適切な圧着トルク値を維持するパーツがあります。それと発想が似ている気がします(単なる連想です)。

 ホンダの表現では「オーガボルト」「ブロアロックボルト」です。品番型番を調べ、いつも行く、除雪機も農機具も扱いがある巨大なホームセンターに。買いに出掛ける直前に、万が一置いてないかも、と思ったので、ネットを調べ、ホンダ純正パーツ取扱店ウェブサイトにて注文。送料込みで687円。良心的な方です。

 で、ホムセンに着いて、おじいさん風な店員さんに聞きます。

 店:「除雪機の型がわかればいいんだがな」

私:「古い機種のHS970です。カクボルトは6mm×16mmのようですよ。えぇと、パーツのメーカー品番が、(スマホのメモを見ながら) 06921-767-...」

店:「ああ、000番の3本セットね。それなら、そこのパーツ棚に...無くて、向こうの[2番]って書いた柱の側に同じパーツ棚があるので、在庫は2個くらいあったんじゃないかな。行って見てごらん。」

 スゴイ...。季節柄需要期とはいえ、この店員さんは、こんな多品種少量のスモールパーツの現時点の在庫を把握しているんですか...。歩くPOSシステムですね。

 たしかに2個ありました。1個買います。同一商品二重の買い物となりましたが、反復性のある「修理代・予備部品」と考えて、部品の冗長性を確保します。今後20年はダイジョブそうです。

 ボルト頭部の表記には、無限大マークというかメビウスリングマークというか、ホンダの「H」にもブタ鼻にも見えるマーク。それと、アンダーバーがあるだけです。漢字の「旦」にも見えるので、俗称「ホンダの旦マーク」と言われています。ホンダの古いオートバイ部品には、アンダーバーなしの「ホンダのブタ鼻マーク」というのもありました(昭和の話)。

※ フランジナットは、撮影の安定のため、逆に入れています。

 本来は、少なくとも日本の工業規格品ならば、ココには「強度区分表記」があるはず。

 ふつうの汎用ボルトは、同じサイズの鉄製ユニクロームメッキ6mmならば、「4.6」表記があるはず。


 「4.6」は、せん断臨界の引っ張り強度は400N/mm^2で、塑性変形の降伏点はその60%という意味です。(TAは製造者識別記号)

  しかも、肉眼で外観を見た感じでは、ホンダ純正ボルトと汎用ボルトは、違いがわからないです(トップ画像)。

 ホンダの純正パーツたるこのブロアロックボルトの価格は:

鉄ボルト6mm×16mm+フランジ付きロックナット、3組が、

ネットで502円。1組あたり167円(送料込なら229円)。

実店舗で473円。1組あたり158円。

 他方、汎用の鉄ボルトでほぼ同サイズ6mm×15mmとナイロンナット1組が、

ボルト1本19円+ナイロンナット1コ52円、

つまり1組あたり71円。

(ナイロンナット(鉄ナットに耐緩み高抵抗となるナイロンリングを内臓したモノ)を選んだのは、純正品形状のフランジナットの在庫がなかったことと、個人的な好みによるものです)

 父が、1970年代に、近所でもまだ珍しかったヤマハの除雪機を購入し、2000年代まで父と私とで使っていました。ヤマハ製品は、本当によく壊れました。壊れた、という事態の中には、シャーボルトが折損し、父には交換方法がわからず、販売店に除雪機ごと持参して修理してもらっていたことも含まれます。その都度、「修理にはカネも時間もかかる」とボヤいていました。

 自分でホンダ製品を2000年代に購入し、購入した年に一度、このトラブルがあって、自分で純正ボルトを買って直しました。が、その後は先日までこの20年間一度もなかったというワケで。その時、「ボルト1本だけなのに高いなぁ。ふつうのボルトでもいいんじゃないかなぁ」と思って購入しました。その時点では、知識もなくグーグル先生もおらず、うやむや。

 今回、ハッキリまなんだこと:

 純正品のせん断強度が不明(おそらく公表していない)。機能を考えれば、おそらく汎用品とは大幅に異なる値だろうと予想できます。

 純正・汎用の両者で、サイズは同等でも、汎用品のせん断強度が低ければ、少し硬い氷片を噛んだだけでしょっちゅう除雪機は止まり、明け方真っ暗な氷雪の中でのボルト交換作業となるだろうし、逆に強度が高ければ、本来のフェイルセイフ機能が作動せず、より大きな故障につながり、結局は、より高額な修理となるだろう...。

 汎用品ならば半額以下ですが、純正品と汎用品とで、金額的に莫大な違いとまでは言えないこと、ならば純正品です。これが結論です。

純正品を装着。空転止めに雪かき棒を挿入しています

 とは言え、ホンダのこのバーツを買ったのは20年ぶりです。私の場合は、1シーズンに1回も出会わないトラブルです。よそ様の敷地を除雪しなければ、もしかして今後二度と使わないパーツかも。

 でも、まなんですっきり納得しました。


 10mmソケット+エクステンションバー+ラチェットレンチでキッチリ締め、完了

2024/12/24

■ なおす ■ 七厘で除雪機を暖める?


■ 
炭火を七厘に熾します。


 車庫になんとかスペースをつくって、除雪機を入れます。

 七厘を、オーガの前に置きます。

 除雪機の雪詰まり...。シューターが機能しなくなるまで詰まることもあれば、そこまでいかなくても、除雪終了後は、やはり内部に雪は詰まっています。

 車庫のシャッターを締め切っても中は氷点下...。まぁ気休めとわかってはいますが、炭火で0℃さえ超えてくれたら、雪詰まりは解消します。


炭火を熾したら、やはり鉄瓶をかけましょう。

 待降節も、もう終わる時期でしたか。お砂糖どっさりの甘い茶菓など1片もない4週間でした。が、雪積もる寒空の倉庫のなか、炭火の上の鉄瓶で沸かした、まる~い味わいの白湯が、こころからほっとする憩いのひとときです。

2024/12/20

■ まなぶ ■ LEDヘッドライトと雪


かつて、LEDヘッドライトが装着されたクルマが出回り始めた頃、"ハロゲン球やHIDに比べると、発熱しないので、夜の雪道ではヘッドライトカバーが氷雪に覆われて暗くて使い物にならない"旨の風説が流布しました。

 現時点で実際どうでしょうか。

 個人の小さな体験なのですが、2台、真冬に乗り続けています。

 まずは、マツダデミオ2018年型(15S-Touring 4WD、LEDヘッドライト装備)。冬は毎日のように深夜早朝の雪道通勤をしました。

 現在。画像は、ダイハツハイゼットトラック2023年型(S510P 4WD)の、昨日(12/19)のもの。

 結果、以上の少ない経験からすれば、いずれも、ハロゲン球と比て、氷雪の付着は、同等に溶け切っているとは言えないです。が、思っていたより着雪は少ない印象で、無雪期同様、常に非常に明るいという実感。

 そもそもハロゲン球とは明るさが比べ物にならないので、LEDライトに多少の雪の付着はあれど、ハロゲンより劣ることはありません。

 近づいてみて、熱は感じないのですが、レンズ面の雪は、他のフロントパネル面より少ないです。なお、撥水コートなどの加工はしていません。


 思うのですが、設計の段階で、"雪道批判"は織り込み済みで、レンズ面の樹脂成型やコーティングの技術的成果じゃないのかなと思います。

2024/12/08

■ なおす ■ 除雪機の緊急停止スイッチ


■ カールコードを購入。除雪機の緊急停止スイッチ(キルスイッチ)の補修です。この商品は、本来、高所作業で電動工具などの器具を身体や作業ベルトにつなぐためのもののようです。amazonのコメントには、釣り趣味の方々がその便利さについて多く書き込んでいました。


■ 雪を飛ばすロータリーシュートタイプ(上の画像手前)は、除雪作業中に危険を回避するために、とっさに両手をパっと放してしまうと、オーガ(取り込み羽根)の回転も前進後退も完全停止します。

■ 対して、押して除雪するタイプ(画像右上)は、除雪作業中に両手を放すと、そのまま本体だけが、操作者から離れて独り前進し続けます。歩行者や車両や構造物に衝突する虞れがあります。逆に後退中に操作者が転倒すると、操作者を轢いたまま後退を続けます...。

■ そのような危険な前進の対策として、カールコードを操作者に結び付け、伸びきったところで、先端の小さな黒いプラグ(トップ画像中央 & 下の画像の黄色枠)が外れ、電気的にエンジンを停止するようです。


■ 後退+転倒時の対策としては、上の画像の、最も手前にある黒い鉄製の横バーを押すと、クラッチが切れるしくみです。

■ いずれの安全装置にもお世話になった経験は一度も無いのですが、動作は点検して正常性を確保しなくては。

■ ひとまず、補修により、対策は万全。冬の体調管理に気をつけて、安全に除雪作業をしたいと思います。

2024/12/07

■ なおす ■ 除雪機試運転


 イマ8時の気温0℃。今年も銀世界一色の始まりとなってしまいました。

 除雪機2台の、ガソリン入れ替え給油と始動。昨シーズンのガソリンは、吸い上げて、サラダオイルの空き容器に入れてガソリンスタンドに持ち込み、廃油処理料を支払って処分をお願いしました。



■ 充電済みのバッテリーは絶好調です。

 押して除雪するタイプ(トップ画像右上)のキルスイッチ(緊急停止スイッチ)のパーツ(右上端黄色枠)に経年劣化の限界が...。ごく小さなプラスチック片と単純なカールコードなんですが、機能しなきゃ困るし...。応急処置をして、適当に見繕った代替パーツをamazonに注文中。

2024/12/06

■ まなぶ ■ 高値がついてしまった処分品-2

自転車のブレーキレバーです。変速機(シフター)も兼ねています。

 以前に、不用品処分のつもりで個人売買サイトに出した東プレのキーボードが、予想を超えて高値になってしまった話をしました(🔗11/24)。同様に印象的だったものを。

 コレは、カンバニョッロ社製の競技用ロードバイクのパーツコンポ群ではセカンドグループとなる「Chorus(コーラス)」に属する1品。

 実は、ロードレース競技には用いられない珍しいフラットバー用のブレーキレバーです。

 以前に、ロードバイクを、「ドロップハンドル」から「フラットバー」にして便利に日常使いする話をしました(🔗6/3)。そのためにと思って2006年頃に購入していたブレーキレバーです。

 レバー本体がカーボン一体形成で、シフターはリヤ10速、フロント3速の豪華仕様です。当然、価格が高く、当時$400程度でしたが、国内のショップ通販で44,000円で購入。


 レバー本体がカーボン製なので、見た目のインパクトは抜群です...が、寒い時期に折れる可能性が脳裏をよぎります。また、リヤ10速のドライブトレイン(変速機やクランクセットやホイールやチェーンのシステム)の自転車を、結局はフラットバー化して使うことはありませんでした。

 使わずじまいとなり、売却処分することに。

 通常の例えばシマノのアルミ製ブレーキレバーなら数千円ですので、開始のオファーを「19,800円にしたら高いかな」と思いつつオファーしたら、19時台の終了予定時刻を越え、結局23時台に53,000円で終了となりました...。


 おそらくこういった趣味のパーツは、国外転売が目的かなと思います。この製品は廃番ですが、欧米中国でおそらく$500はとっくに越えて、$800前後(日本円で120,000円)などという世界のようです。私の他の自転車パーツも、この数か月で、複数の外国人やオークション参加代行業者の方々から、問い合わせやご購入をいただいた経験をしました。

 不可解な人類史の最もスミっこで生きていることを実感します...。

 いくらに吊り上がろうと知ったことではないのですが、最終的には誰かがうれしい思いで満足して使ってくれることが、いちばんの願いです。

2024/12/03

■ なおす ■ 冬眠させるアイテム?


個人的に「冬の間に使わない」もの2点のことです。

■ その1) ロードスターです。残念。

■ 倉庫の、積雪期間の4カ月は開閉しないシャッターの内部に格納。バッテリーを取り外します。

■ こないだうち「倉庫整理」と騒いでいたのは、空きスペースをつくるためで、まぁ降雪前の年中行事です。

■ かつて1990年代後半から何年もの間、ロードスターで、往復80km、うち多くの割合に山岳路あり、平地も山岳路も冬は豪雪、という通勤路を、1年中、つまり吹雪の日も凍結の日も暴風雨の日も、週7日、通っていました。年間走行距離は3万kmです。

■ 小型軽量・最低地上高10cm・FR・と条件の揃った「スポーツカー」は、雪道走行には最悪の車両選択です。通い始めたあの30年前は、恐怖のどん底でしたが、腹をくくってコレで通そうと...。

■ このときには、スタッドレスタイヤに対してまだじゅうぶんな信頼感がなかった時代です。スタッドレスタイヤにチェーンを巻いていたこともありました。トランクには鉄の角スコップ。深夜早朝の雪道で何度も使わざるを得ませんでした。

■ チェーンは、ゴム・プラ・金属(ラダーや亀甲)など、「チェーン評論家」になれそうなくらい、さまざま試しました。うち、もっとも信頼感があったのが、ドイツ製の「イェティ・スノーネット」という製品で、これは4組程度を使い潰しました。グリップがよく、かなりの高速域でも追従します。脱着には、たいへんに苦労した結果、慣れたら、ほんの数分で完了でした。

製品Websiteより

■  ロードスターは欧州でも販売する製品なので、1980年代の設計当初から、リヤのタイヤハウスは、チェーン装着を想定した構造となっています。今でもです。敬服します。

■ で、イマは...。車両やグッズがいかに優れていても、乗る側には、もはやあれほどの気合いは無く、いまやすっかり軟弱となり果てたので、「冬はやっぱり軽トラがお気楽だなぁ」などと、30年前の自分からは力いっぱい軽蔑されそうな間抜けな言葉をつぶやいていたりします。

■ バッテリーは、毎年12/1をもって、本体をとり外し、冬期間は、微弱電流をじっくり通電させます。それと交替するかのように、夏の間取り外し充電しておいた除雪機のバッテリーを装着するというワケで。

■  その2) お酒です...。残念!?

※ 料理用も含まれています...←言いわけ

■ すべてのアルコール含有飲料は、毎年12/1をもって、倉庫の奥深くに密閉。封印を解くのは、葡萄酒1本のみを2月と4月のうちのあわせて2日(灰の水曜と復活節第1主日)。あとは、半年後の翌年5月の大型連休終了以降ということにしています。

■ 夏季の間でも、「飲む」と言っても、月に2,3回で、1日かけて口にする量は、ワンショット(30ml)もなく、多くて大さじ1杯や2杯とかです(葡萄酒はもうちょっと多いか)。が、冬は酒の種類を問わず1滴たりとも絶対禁止しているというわけです。こんな調子でもう10年20年...。1本のウィスキーをカラにするのに3年とか5年とか8年とか、かかったりりしています...。

■ この寒冷な地で、「アイラモルトとアイリッシュモルト(🔗11/17)」だの「ネッビオッロなら最高だがふだんはプーリアのネグロアマッロが... (🔗2/2)」だのと調子にのってオシャレに嗜むフリなんかしていると、ある氷点下15℃の朝に、自分自身が永遠の冬眠となりそうです。


■ 青森県の男性死亡率(年齢調整後)は、他のニッポン国民から遥か遠くに乖離した、突出した存在で、他の何者といえども絶対に追従を許さぬ勢いです。ここ20年間、狂ったようにキレッキレのぶっちぎりのようです...。

厚生労働省 『都道府県別にみた死亡の状況』

■ この永遠のトップランナー集団に、あえて私が微力を尽くして参加貢献しなくても、まだあと20年くらいはトップの座を奪われることはなさそうです。

■ 来年の雪解けの早春に、無事また、八甲田のブナの森の、ふるえるようなちいさな芽吹きに会えますように (🔗4/14)。

2024/4/14

2024/12/01

■ なおす ■ 軽トラを冬タイヤに交換


■ 12月に入った今日、昨夜来の冬の嵐で大荒れです。

tenki.jp 2024/12/01

 昼になって雪は止み一瞬青空が見えましたが、真冬の強い季節風、この辺では真西からの風です。路面や吹き曝しの場所は積雪も飛び、濡れも乾きかけています。

 この隙に軽トラのホイールをスタッドレスに交換。昨年同様、やはり近隣ではいちばん遅いヒトになったと思います(🔗2023/12/10)。


 長期予報(3カ月)では、この冬は、気温が平年並みか、降雪は平年並みか平年より多い、とのことです。当たるかな。来年3月にまた今日のエントリを見てみましょう。



 春を楽しみに、これからやってくる冬を乗り切りたいと思います。