■ 植物処理後。画像ではただの乱雑なアスファルト空間に見えます。
■ 「ただの乱雑に見える」という表現にさらに何か補足があるのかと問われれば、「ある」ので、今後同様の行為をお考えの方は、どうぞご参考に。
■ 作業するあなたの生命の危険があります。
---...---...---
■ 世間様は、今日4月1日が、春風そよぐ希望に満ちた新しい年の始まりですね!
■ で、私は…。腰をかがめてマスクをして延々と続くゴミ処理の日々…。
■ 今日は、この狭い空間にて、手作業での撤去と分別の作業が必要でした。
■ 鉢植えとプランター撤去作業時に気づいたのですが、植物を置いてあったホームタンク下と、これに続く建物と塀の間の日陰の空間の接地面は、数十年来の、高湿・遮光・遮紫外線・嫌気的空間…等の条件を得て、暗湿地帯と化しており、目視では苔やカビ、さらにはおそらくその環境で繁殖しているであろう微生物で、ぬたぬたネトネトしており、かつ、猛烈な臭気がいっせいに解放空間に発散された模様です。
■ ここは、菌類・細菌類が豊かな繁殖を謳歌する培養床となっていたことでしょう。永田町や霞が関を彷彿とさせる空間ですね(意味不明でしょうか?)。もちろんその中には、人体にとっての病原体やアレルゲンも無数に種の世代を重ねており、中には、今この作業による空間膨満と直射日光照射と気温上昇を得て、空気中に浮遊するチャンスを得た菌類細菌類が、等比級数的な体積膨張、いわば空気爆発を発生したものと思われます。「臭気」という国語的日常表現も、化学的には「物質」があなたの鼻孔に入り吸着されるという機序を経た結果です。あなたの鼻の中の粘膜に付着する物質は、菌類細菌類にほかなりません。
■ この作業を、あなたが、「あ~やだな~、でもやんなきゃな~・後で手を洗わなきゃな~」ってな気分で、ゴーグルなし・ヘルメットなし・帽子もなし・マスクなし・素手・半袖・ステテコ・素足・サンダル・の、お気軽ないでたちで、とりかかったとしましょうか…。あなたの皮膚やその傷口・髪の毛・まつ毛・眉毛・口や鼻や目や耳などのあらゆる粘膜のすべてに、何かの生物(有機物)がいっせいに付着すると思いませんか…。ゾ~ッとします。
■ これに先立つ数日前、私は、家屋の屋根裏を整理して、膨大なホコリと綿ゴミの森に入りましたが、「防塵マスク」と「ヘルメット」と「安全ゴーグル」と「安全靴」と、2020年代の最新素材「ニトリル軍手」、加えて最後は、ホコリもウィルスも放射線ですら、水圧のあるシャワーで、何とか除去可能です。
■しかし、今日の、この植物エリアのバイオハザートは、デュポン・ド・ヌムール社製コロナヴァイラス感染防護服と酸素ボンベがなければ、接近不可能なんじゃぁ…?
■ ということで、除去後は、数日間、日光にさらしておきます。その後、乾燥したら、残滓をシャベル/スコップでさらってから、ごみ整理や分別を行う予定です。
■ ネトネトがニトリル手袋やビブラムソールに糸をひいて付着する拡大画像を添付しようか、と思いましたが、見る方のトラウマになって、食事ができなくなりそうなので、またの機会にしておきます(;^^w
■ 一人で今スグ解決できるわけじゃないんです。「時間」「太陽光線」「カラリと乾いた風」という、ふだんは気にも留めない、あって当たり前の役者の皆さんに、今日はすがって助けてもらうことにしましょう。
■苦痛・危険・理不尽・不満・涙に満ちた作業が延々と続きますが、チョっと背を伸ばして空を見上げて、気を取り直して、何かに感謝する気持ちを取り戻したいと思いました。