2023/04/02

■こわすつくる - 実家整理 - 燃えるゴミを処分場へ

 


※ 画像は、google streetからお借りしました。

■3月から何度も往復しているこの道のあの「燃えるゴミ」処分場へ軽トラで。

■ 個人でする「実家整理処分」の場合、町内の特定箇所にあるごみ収集所に、指定収集日に、ふだんから地道に、袋に詰めてゴミ出しをするのは、限界があります。特に私の自治体では、「ゴミ出しは1回につき4袋まで」と制限があります。

■ 自治体やその広域連合で公設の「廃棄物処分場」は、少なくとも「燃える」「燃えない」「プラスチックリサイクル」の3種類あり、それぞれ別の場所にあるでしょう。

■ ここに、住民が直接搬入すると、有料ではありますが、ゴミ処分が一気に片付きます。

■ 持ち込むには、車両が必要。 「『実家整理処分』を自分で」、と考える場合、トラックや軽トラがあるとないとでは、消耗する労力と時間は雲泥の差です。

■ 「軽トラなんかもっていないよ」という人の方が多数派でしょう。クルマは、首都圏や大都市圏以外の、地方在住の平均的日本人で所有している世帯は多いでしょう。が、トラックや軽トラまで所有している人は、それが日常必要な生活をしていない限り、少数派です。だから、この実家整理作業をやってみて思うのですが、個人の住宅であれば、やっている間はほんとうにたいへんな労働と精神的負担であるにせよ、丸1年もかかるわけではないので、軽トラは、1か月2か月半年などの単位でレンタルするのが賢明かなと思います。

■ 私もふだん軽トラに乗り慣れていると言えるほど乗っているわけではないです、ただ、積雪期も無雪期も、手元にあれば、思わぬ時に頼りになる存在です。

■今回は、ゴミ処分場の往復だけのため、3月下旬~4月上旬で600km走りました。しかし、その往復は、楽しい気分というワケではないです。

■画像の道は、岩木川下流のおおらかな川面を脇目に進む土手づたいの道(青森県道43号線)。水の流れや土手の鮮やかな緑が新鮮で、幼い頃から大好きな道。クルマでもチャリでも、晴れた春の土手の道は、気分もよく鼻歌混じりにでもなりそうな...。

■ところが、軽トラだとこんなに怖いとは!いつも乗るクルマより座席は狭い高い位置にあって不安で、乗り心地がぐにょぐにょして、荷物はずっしり重く、春の強い風の中、黄砂が吹き荒れ、対面から道幅いっぱいのサイズのダンプカーが次々と遠慮なく突っ込んでくるところ(「ダンプカーは、1台きたら、あと5台来ると思え」がいなか在住の鉄の掟)、風圧で軽トラのハンドルが取られ、生きた心地もしない恐怖のひととき...。

■ 軽トラでの処分場往復が、だんだんキライ、行きたくない、と、当初のお気楽な土手の道が、意識下に精神的圧力がかかり、強い緊張感に変わってきました。