2024/02/29

■ まなぶ - 常夏の国と青森のスポーツ? 3 - 青森県立高校入試 H15(2003)年 - 英語第4問

妹の「のあ」さん(中学3年)が、姉の「りな」さん(大学1年)に、また質問。

のあ;昨日の例のブログさ、最後に「良い子はマネしてはいけません」って言ってるんだけど、あの英作文どこがだめなの? ちゃんと英語だし、青森の冬の文化を紹介している気がするんだけど。私も、入試本番中で時間がなくてアセったら、アレに近い書き方しそうなんだけどな。

りな;たしかに、内容も、英単語も文法も、間違っていないと思うんだけど、何て言うかな。たとえばさ、のあが、インドネシアの人だとしてみようか。そこに中国のお友だちのキュウさんから、冬の中国の風物について、昨日と同じこんなメールをもらったらどう?

…   …   解答例; 

“ In winter, I eat Niángāo and Júzi

I play Xuě qiú dàn hàn.   

I love Xīnnián lǐwù.  

But I don’t like Chǎn xuě.”


のあ;え~、なにコレ!? 意味不明。

りな;でしょ。そういうことなんじゃないかな。

のあ;そうかぁ。でも、だったら、青森の文化を日本語表記ナシで説明ってムリなんじゃないのかな。

りな; あれもこれも話題に出してこないで、どれか1つにしぼったら? それで、いったん日本語表記して、それを関係代名詞の非制限用法とか使って、あらためて説明すればいいんだよ。

…   …   解答例;

“ In winter we have so much snow that we cannot play outside very often.

However, we enjoy some winter sports like skiing and snowboarding.  

Among them, I always feel excited when playing yukigassen with my friends, which means a playful snowball fight.  

It is really good exercise by throwing snowballs and escaping from them.”


のあ; わはは、本番でこんな長い英文つくるのムリ。でも、わかった。日本語を出してもいいけど、ひと言英語で言い換えてあげるのがコツってことだね。

2024/02/28

■ まなぶ - 常夏の国と青森のスポーツ? 2 - 青森県立高校入試 H15(2003)年 - 英語第4問

(4) “Do you like winter?  How do you spend winter days?  Could you write to me about your winter life?”

の質問に答えるつもりで、「青森の冬の生活」について、四つの英文で紹介しなさい。

---...---...---

「じゃぁ、(4)の問題を考えようかな。こういう問題には、『青森県の文化の紹介』『日本の文化の紹介』みたいな性格があるしなぁ。う~ん、インドネシアのヤント君にわかってもらうには...そうだなぁ。」

「そんな悩まなくたって、中1のレベルでいいんでしょ? ボクなら10秒でデキるよ。」

「え!? そうなのかい。じゃ、教えて。」

「うん。サっと流ちょうにいくから、よく聞いてね。

※ フリー素材いらすと屋 https://www.irasutoya.com/
…   …   解答例;

 “ In winter, I eat mochi and mikan

 I play yukigassen

 I love Otoshidama.  

But I don’t like yukikaki.”

どうだい、わかったかい? キミにはちょっとスピードが速すぎたかな。」

「こ、これって、英語...なの?」

「よく見ろよ、英語に決まってるじゃないか。いくらボクが流ちょうだからってこれがフランス語に見えるかい? これで入試は軽く満点さ、あっはっは。」

中3受験生のよい子の皆さんはマネしてはいけません。

2024/02/27

■ まなぶ - 常夏の国と青森のスポーツ? - 青森県立高校入試 H15(2003)年 - 英語第4問 英作文

2003年 第5回アジア冬季競技大会 - 初のカラー硬貨 & 記念切手

津軽地方は、連日、冷たい雪かみぞれです。他方、今日の話題、東南アジアの国インドネシアは、年間を通して温度差はあまりなく、平均気温が27~28℃、最低気温が24~25℃ですので、一年を通じて常に半袖だそうです。
※ ジャカルタ(インドネシア)と札幌の今週の気温 (天気.jp)

 青森県立高校入試の過去の問題に、「インドネシアの友人ヤント君からのメール」というのがありますので、私の拙い和訳と幼い解答例で、いっしょに見てみましょう。

---...---...---

こんにちは、アヤカ。

青森の写真を送っていただきありがとう。 たいへん気に入りました。 白い山と木々がとても美しいです。

ご存知のとおり、インドネシアはとても暑い所です。 ここには雨季と乾季の2つの季節しかありません。 雨季は11月から4月、乾季は5月から10月です。 雨季の時期は涼しいので、私は好きです。 ここには冬はなく、雪も降りません。 ですので、雪は見たことがありません。 でもいつかは雪だるまを作ってみたい!

四季があるって素敵ですね。 あなたはどの季節が一番好きですか? 日本には雨季があるんですか? もしそうなら、それはいつ始まりますか?

冬は好きですか? 冬の日々をどのように過ごしているのですか? 冬の生活について書いてもらえますか?

お返事を楽しみにしています。

   あなたの友人、ヤント

---...---...---

今日は英作文をしてみましょう。県立高校の入試英語「英作文」問題は、どこの県でも、中1か中2の単語と文法レベルでじゅうぶん満点に達します。私も、ムリせず、なるべく中1レベルで受からせてもらえるよう、つくってみたいです;


(2) ヤント君は電子メールの中で次の1,2の質問をしています。それぞれに対して、あなたは何と答えますか。3語以上の英語で書きなさい。

 1. What season do you like the best?

…   … 解答例;I like winter the best.

...   ... 質問が “...the best?”と比較構文(最上級)なので、答えも “(the) best”をつけなくちゃ。ココがひっかけどころなのかな。でも中2のときに習ったかな。


2. When does your rainy season begin?

…   … 解答例;It begins in June. 

...   ... 動詞beginを使っているので、マネしてbeginを使いましょう。seasonという単数名詞をitで受けたので、三単現の “-s” をつけなくちゃ。月や年には前置詞inを使わなくちゃ。


(3)  ヤント君に出す電子メールに次の1, 2のことについて書くものとします。それぞれ一つの文を英語で書きなさい。

1. 雨季のスポーツまたは遊びに関してたずねる内容。

…   … 解答例;Do you play any sports in the rainy season?

...   ... なるべく簡単な英文にしたいです。 “in the rainy season”は、本文にあった表現なので、マネして使いましょう。ふう、気を遣うなぁ。


2. 青森で第5回アジア冬季競技大会(the 5th Winter Asian Games)が2月に開催されたこと。

…   … えぇ~っ!Σ(;゜ω゜) 突然難易度の高い珍妙なモノが!? そんな大会知らないよっ!?  (;`ω´) 中学生のフリをかなぐりすててなるべく簡単に書いてみましょう;

…   … 解答例;The 5th Winter Asian Games was held in Aomori this February.   

...   ...「開催された」 “be held”の、hold自体は中学で「保つ」などの意味で習うけど、「受動態」を用いて「be held = 開催される」に。「この2月」ならば前置詞不要...って、中3には酷なんじゃ...。

※ マスコット「ウィン太くん」; 八戸市ホームーページ 氷都物語 (平成15年2月)

 この受験生1万人がさせられた最後の英作文さ、当時の青森県知事がぶち上げた「スポーツ立県宣言」とかいう大号令のもと、公共事業にスポーツ系箱物を増やし、入学試験にスポーツ系特別枠を設け...、といった「ゆとり教育」の調子の波に、「権力者への奉仕者」であるお役所の方々のうちの入試作成者が、賛美の一言を添えたのですね。青森県行政をもろ手を挙げて称揚する今回の出題者の方も、組織内でおおいに出世なさったに違いありません。

 な、なんとな~く気分がイマイチなので(;^^A...(4)は、気を取り直してあしたやろうかな。


2024/02/26

■ なおす - クラシックシェービング - 今日


起床時に、昨日のクロカン・スキーのせいで、カラダのドコが痛いかなと思ったら、特にどこも。腰痛は、スキー滑走時点から危なげだったので、拮抗筋である腹(直)筋を意識してたら、事なきをえました。上腕二頭筋と三頭筋に軽い筋肉痛があります。ゲレンデ・スキーと違って、腕も足同様の推進力だったのでした。

 シャワーを浴びたら、顔がイタタ...。先日(2/1)とちがって、今度は雪焼けですネ。

 ブラシはバジャーで。シェービング・ソープは、パッと明るい気分になるUS madeの “Catie’s Bubbles” で。

 それにしても、クロカン・スキー1時間って、ほんとうに気分がいいと実感します。景色の良さ、非日常の気分転換の大きさ、終えた直後のホカホカ感、帰宅後のシャワーのうれしさ、入眠の速さ、眠りの深さ...。あの池の周辺だけまた寒くなって軽い粉雪がどっさり降ってくれないかなぁ (な、なんてことを!)


2024/02/25

■ あるく - 堺野沢溜池


■ 氷点下の真冬の日々が続いています。でもせっかくなので、真冬の日曜日の気分を味わおうかなと思い、またヒトのいない雪原を、ひとりしずかにあるいてみることにします。



 今日は、堺野沢大溜池に行ってみようかな。夏はハリエンジュ(ニセアカシア)の花の良い香りでいっぱいなのですが(2023/6/16)、冬は一面雪原となり、湖面と湖岸の区別がなくなって、ヒトが近づける場所ではなくなります。

 小さな雪崩がそのまま湖面に落ち込んだ斜面や起伏のある小さな沢筋を、何度かトラバースすることになりますので、スノーシューではムリな地形です。今日はノルディック・スキーのうちのクロカン・スキーを使ってみましょう。


 板はスケール(鱗)付きのクラシックです。ワックスは湿雪用を塗りこんであります。しずかにゆっくり、新雪にトラック(軌跡)を刻んで進みましょう。

 さっそく、アカシアの花香る初夏にご紹介した湖畔の道に取り付きます(2023-6-16 ご参照)。同じポイントから撮影します...おや、やはり私より先に、深い新雪をこいで散策を楽しんだヤツが...。


※ 2023-6-16 同じポイント

 湖畔からそれて、あえて新雪のりんご畑の雪原をショートカットします。この辺は軽トラも入れず、農家が剪定に入った跡はまったく見られません。まだまだ真冬の眠りです。動物たちの愉快な雪原でしょうか。


 動物たちのうち、どうやらこの辺に多いのは、湖面にウサギたちのぐるぐる回った無数の足迒、これに釣られるように探索し回るネコの足迒。イマ、遠くから私をうかがっているネコさんがいました。目が合うとサっと逃げました。先日のあのキツネ(2/20)の、見かけないよそ者(=私のコト)を見咎めるような、あのエリアの食物連鎖の頂点に君臨する王者の風格と異なり(?)、今日のネコは、ヒトに慣れない警戒心、鋭い目つき、ヒラリとかわす敏捷性、スラリとした体格、毛並みはボサボサ、ですので、飼い猫ではなさそう。(この以下の箇所の表現は、私的諮問機関から「うちのかわいい猫ちゃんと(体型を)比べるのはけしからん」と是正勧告が出されましたので、12時間以内に書き直しました...。)
 このエリアの食物連鎖の頂点を構成する生物は、フクロウとトンビでしょうか、思いのほか巨大な個体が多いです。ウサギや子猫など格好の...。キミはその警戒心すなわち臆病さゆえにひとり孤独に生き延びて、狩りを楽しむ毎日なのかい...。



などと考えると、ひとりしずかに、という気がせず、妙に気持ちがにぎやかです。
 遠くの景色に目をやると、複雑な形状のこの溜池の四季の風情は、実に心に沁みます(トップ画像)。近々、ポットに紅茶でも入れて、ひとりしずかにすわってひと休みするひとときをもうけたいものです。

 何年ぶりかの「歩くスキー」は、なかなか要領を得ず、ふらついたり息が上がったりしたのですが、そのうち勘を取り戻して、軽快に進めるようになってきました。
 でも、大溜池を1周回ると6km程度あります。無雪期は速あるきと下り坂はランニングを組み合わせて1時間程度。雪原で慣れないクロカン・スキーでは倍以上かかりそうです。周回せずに、戻りましょう。
 さっき自分が刻んだトラックをたどります。


  1時間ほど歩きました。そうとうな運動量だったようです。ネコよりかなり大きな動物の足迒のところで、スキーを脱ぎます。前半はぎこちなく無駄にリキんだりしたので、明日はきっと思わぬところが筋肉痛になりそうです。帰って熱いシャワーが楽しみです。


2024/02/24

■ なおす - 倉庫整理 - 工具チェスト&キャビ - 電工用


永遠に続く倉庫整理...。

 青チェスト&キャビに『電気・弱電(PC;パソコン)』工具をひとまず収納。

 電気工事士の資格と免状は、持ってるんですが、自動車免許のたとえで言えば「ペーパードライバー」です。

 昭和の倉庫(のオマケで寝泊りする住居がある)程度の建物の、電灯やコンセントやスイッチボックスを付け替える程度です。

 でも、有資格者じゃないとやっちゃダメということになっていますので、自分で資格を取りました。実際、100V以上なら資格がないと怖いです(怖さが理解できたのも、資格の勉強をしたからです)。自動車のドラレコやETCの12V電源とか、自作PCの組付けとか、オーディオ機器の配線なら、中高生でも安心して楽しめる(?)んですが...(どれもいまだ中高生レベル以下の私...)。

 二種電工資格は、試験だけでしたら、大学入試共通テストやセンター試験で「物理基礎」程度を選択するヒトなら、1週間程度対策をすればじゅうぶん受かると思います。二次試験は実技で、回路を作るのが楽しいです。大学入試を、この春終えた皆さんにも、いや30年前に終えた皆さんにも、ぜひオススメ...、とはいえ、ちゃんと電気工事士として実務で鍛えられないと、いつまでもスキルは身につかない笑っちゃうレベルだナと実感しています。

 そう大したコトができるわけじゃないので、工具は少ないです。

 と言いつつ、電工ペンチは...画像の通り...。やっぱり、楽しくなるにつれて、工具は増えます。困ったものです。

 また、乱雑だったせいで、検電テスタもサーキットテスタもドコへやったかわからなくなり、泣く泣くホームセンターに買いに走ったことが、この数年間で数回...。今回、複数のテスタが発掘調査により出現しました。そんなんじゃぁいくらエラそうなコト言っててもダメですね。まずはおかたづけから始めなくては。

2024/02/23

■ なおす - 倉庫整理 - 工具の収納整理基準をつくって守らなくちゃ(独り言)

※ ハンドツール 「メガネ」(KTC-nepros)

永遠に続く倉庫整理...。

 そのうち、今年今回まずはツールチェスト&キャビネットの整理に取りかかったのでした。毎年のように整理したつもりになっては、次第にドコにナニをドウ整理したつもりなのか忘れ、そのうち適当なすき間に収納し、1年後はカオス...。この永遠の繰り返しです。

 今回の整理、別名ムダな抵抗は、そもそもツールキャビをだな...、この辺から、以下は、来年に向けての独り言備忘録となります...あなたがお読みになって役立つコトはなさそうです...。

・赤チェスト&キャビは『汎用ハンドツールとマキタ18V電動工具類』

・青チェスト&キャビは『電気・弱電(PC)』

・赤チェストを『チャリ工具』

とし、

・パーツ類・部材・消耗品は『収穫コンテナへ』!チェスト&キャビに置くな。

・おクルマのオマケ車載工具とホームセンターお気楽工具は、全部徹底的に捨てなくちゃ。

 完全に整理したつもりでも、厳格な整理基準は、かえって結果的に壊されるためにあるようなものです。自動車整備(エンジンは腰上のみ)に凝った時期、チャリ組付けに凝っている時期(ここ47年?)、PCの組み立てに凝っている時期(ここ29年?)、日曜大工の必要性、電気器具工事や暖房器具工事の必要性(注;私は電気工事士資格と免状、石油機器技術管理士の資格があります...マメなお父さんも節約したいお兄さんも、自分でやっちゃいけないみたいだよ)、など、時期によって工具の使用頻度は大きく変わります。赤チェストにアレンキーセットを置いたとして、4mmと5mmはPCの組付けにもチャリの組付けにも使います。結果、探していた4mmのアレンキーが青チェストに放り込まれていたり...。そんな場合は、複数必ず同じものを買って用意すべきですネ。

 「安物工具の存在」。自宅には、以下のような使えない工具がたくさんあります。切れない砥げない安物包丁と同じく、非効率で精神衛生に悪く、作業内容が「散漫>乱雑>ヘタ>つまらない>したくない(>散漫に戻る)」の悪循環(...なんだか私の子ども時代のお勉強みたいな気がしてきました...悲)。しかも包丁と違って工具の場合は生命の危険もありますので、この機会に徹底的に発見して捨てることにします。

 1) 自分で組み立てる家具など買った際に、安物工具が附属します。これは見たらすぐ捨ててきました。

 2) 同様に、「百均の工具」というのもあります。隠語「一発物」というプロのメカから愛称を賜っています。1回作業に使ったらもう使えなくなるという意味。プライヤや電工ペンチやワイヤカッタ類など「挟みモノ」に多いという個人的実感を持っています。発見次第捨てます。

 3) 自動車にも、同様に「車載工具」が...。今乗っているクルマには必ず車載しておかなければなりません。ただ、使うべき事態になった経験も出先で使った経験も、ないです。父の頃からの歴代の車載工具が未使用ピカピカ状態でいくつもあります。車載工具の中には、新旧の京都工具(KTC;京都機械工具(株...今や高級ブランド)製もあります、が、精度は...。捨てます。

 4) いつから存在しているのかわからない古い大工道具(箱)が、どこの昭和のおうちにもありそう。まるごと捨てるべきです→自分。「なんだと!先祖伝来のものに対してなんてことを!」とおっしゃるお父さん、こういうわけですよ;

 たとえばいわゆる「のこぎり」「剪定鋏」「トンカチ」「ドライバー」が、古い錆びだらけのクギ類といっしょにデタラメな箱に入っていたり...しませんか?...

「のこぎり」は、「両刃のこ」「折込のこ」「弦掛け」のどれ? 「両刃のこ」や「折込のこ」の『目立て』や「剪定鋏」の上刃の『砥ぎ』も下刃の『砥ぎ』は、何年もせず放置では? 自分で『目立て』『砥ぎ』はできるの? 手入れするに値する品質なの ?

「トンカチ」は、「金槌」「玄能」のどれ? 

「ドライバー」は...「クロスなのバーなの」「それぞれ何番なの」「貫通なの非貫通なの」「ボルスタついてるの」「先端マグネなの非帯磁なの」「グリップの材質は、形状は」? (え?ドライバーって、プラスとマイナスじゃないの? というだけの区別は非効率で危険だと思います)。

...以上、いずれも、区別も意識もできない、自分では手入れできない、などといったものは、危険そのものなので、ご先祖様に心の中で謝ってから、ごっそり捨てます。

 5) 「クギ」や「ネジ」(いずれも不正確な表現)は「工具」ではないので、保管場所がそもそも別。箱の中にあるさびているモノは論外。捨てます。ピカピカしてても使用済みの「クギ」や「ネジ」は、捨てます。ボルト&ナットのペアが組めない片方のみ散逸散乱したモノも、ピカピカしてても二度と使えないと考えて、捨てます。

 以上、捨てまくるのは、たま~に道具類を手にした素人である自分の命をまもるためです。捨てるべきもののうち、まだ使う必要がある、などという場合は、新品を買います。それじゃぁカネがかかりすぎる、と少しでも感じる場合は、そもそも自分でやるべきではありません。プロに頼みます。

 などと、ずいぶんエラそうなことを自分に言い聞かせて、今回も、虚しい努力だけど、さぁ、今度こそは、と心に決めて、やってみようかな。

2024/02/22

■ まなぶ - タンカン(柑橘類)


■ 
タンカンという柑橘類だそうです。採れる地方に移住した方から送ってもらいました。


 こないだうち春だと浮かれていたら、いきなり真冬に逆戻りの津軽地方。昼なお氷点下の一面雪景色となったところに、南国の柑橘類がとどきました。



■ 「本土の温州ミカンのように手でむくのは難しいのでナイフで」と書かれていました。

■ ペティナイフで、りんごの皮をむくようにします。

■ 外国産のオレンジみたいに見えます。バレンシアオレンジのようなみずみずしさと濃厚な甘さです。が、あれほど刺激的な酸味はないです。

■ コレは彼の地では日常的に農家の百円コーナーで売っているそうですが、極寒の津軽地方では、エキゾチックです。

■ 家中に良い香りが漂います!不思議な体験。どうもありがとう!

2024/02/21

■ なおす - 倉庫整理 - 工具キャビネット


恒例、春の倉庫整理祭り...この20年間、永遠に片付かない倉庫の整理を...。

まずは、工具ツールキャビネットの、中身を全部取り出して、一から収納し直そう...って、ソレが何日もかかりそうです。

2024/02/20

■ あるく - キツネ


おや? キミは?...(お互い)

    ( ; ・ω・)    (・ω・ ? )


2024/02/19

■ あるく - 切通しをスノーシューで

※ これが自宅から軽トラで20分の「非日常」...。ちょっと不思議でもあり、うれしい気持ちにもなります。

おととい2/17の、冬季閉鎖道路をあるいてみます。


 軽トラを置いて、上の画像正面奥に見える雪原をあるいて登ってみます。この道は、丘陵地帯の直線路で、ジェットコースターのような急坂のかなり広い直線の農道です(2023/3/26)。この画像の手前側(振り返った背後)は、谷状の深い森林になっていて、雪解けは遅く、除雪のホイールローダが道中央にどっさり雪を積み上げていて、袋小路状態です。軽トラを置いた箇所は十字路で、左右にごく細い舗装農道が走ります。この右側は集落に下り、唯一開通しています。左の道はりんご畑とその奥が林道で雪の壁となっていて、これも当分通れないでしょう。

 スノーシューを履きます。冬にもあるけるようにと、1997年頃に、アメリカ(REI.Coop)から通販で買いました。最近は数年ごとに数回使うのみです。でも、こんなに長持ちするとは。今後活用の機会を増やしたいです。他方で、剪定作業をする農家向けにホームセンターの店頭で売られている手軽なプラスチック製のカンジキも何度か使いましたが、連続してあるくのには適さないことと、破断や破損が多く寿命が極端に短いので、今はもっていません。

 前を見上げると、動物の足迒以外はない、きれいな雪原!

 でも、重く湿った雪に、息が上がり、汗だくになってきました。半袖Tシャツ1枚でもいいくらいです。

 振り返ると、意外にも高所感があります。

 4枚上の軽トラ画像の、最奥左手に見える最も高い斜面に登ってみましょう。すぐ上のこの画像の右手のスロープを上がります。知らない方の畑に失礼します。


 なんてすがすがしい!同時に、怖いくらい高いです。近くの廻堰大溜池の白鳥や雁のにぎやかな声がよく聞こえます(高い山の山頂では意外に高速道路を行くクルマの音がよく聞こえるのに気づいたことはありませんか? 八甲田大岳・岩木山・岩手山・鳥海山のいずれでも経験できます。今度機会があれば耳を澄ませてみてください)。黒い軽トラが画像中央右にポツンと見えます。

 それにしてもここで日常的に脚立に上がってりんごの木の作業をするのは、めまいがしそうですが、なんだか気持ちが現実から離れて世界観が変わりそうです。ステキな体験をさせてもらってありがとうございました。気分よく降りることにします。

2024/02/18

■ まなぶ - 動物って遊ぶんだろうか? - 大学入試センター試験1991年追試験 - 英語第5問


早春に、雪のある田やりんご畑の道を行くと、また、雪でヒトがまだ足を踏み入れられない野原を行くと、動物の足迒がたくさんついています。

 見るといつも思い出すセンター試験の英文があります。和訳してみます。

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動物って遊ぶんだろうか。確かに多くの動物、特に若い動物は、遊びのように思われるふるまいをする。しかし、なぜ遊ぶのだろうか。この疑問は専門家にとってさえも答えるのが難しい。一つには、自然環境にいない場合には、動物が遊んでいるのを観察するのは相当な困難があるからだ。例えば、サルは野生の状態ではよく遊ぶが、檻の中では遊んでほしいときに遊ばせるのは難しい。遊んでくれるその瞬間を辛抱強く待っていなければならない。さらに、サルが確かに遊んでいるとわかる場合でも、なぜそのような行動をしているのかを言うことは困難だ。

2匹のサルが「ケンカごっこ」をしている時には、彼らは交替で勝っていることに科学者らは気づいている。1匹のサルが上に乗ってまるで勝っているように見える。すると突然このサルは、もう一方のサルに行動の支配権を握る機会を与える。この種の遊びは、サルが大きくなったときさまざまな役割を果たせるようになるのに役立つと考えられている。ヒトと同様、動物もあるときには他の者の上に立ち、あるときには他の者に従う必要がある。サルは遊ぶことでこの教えを学ぶようだ。

遊びのもう1つの目的と思われるものは、動物に同年齢の他のものとどのようにしてうまくやっていくかを学ばせることだ。兄弟姉妹といっしょに飼われているネズミの赤ちゃんは、荒っぽいことをたくさんするが、母親とだけいっしょに育てられているネズミの赤ちゃんは、ほんの少ししか遊ばないことがわかっている。しかし、母親としかいっしょにいなかったネズミが他の若いネズミといっしょにされると、大家族で育ったネズミよりもずっとよく遊ぶ。彼らは失われた時を取り戻すのだと思われる。

動物の遊びにはまだわからないことがたくさんあるが、これらの研究は動物が遊びのような行動に加わることで、非常に基本的な技術を学ぶということを示しているように思われる。

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 「動物は遊ぶのだろうか」「なぜ遊ぶのだろうか」について、「専門家にとってさえも答えるのが難しい。」としながら、前の問いが肯定であることを当然の前提にして、その理由を考察して答えを出しているではないですか(;^^? 「社会的役割を果たすためのトレーニングとしての目的があって遊んでいるのである」、とする結論は、でも、ヒトならば納得のいく回答であると言えば言えるのですが、前半のサルの場合は言えても、後半の一人っ子ネズミにはあてはまらなそうな...。ま、うるさいこと言うなよ、ってな感じですか。

 画像↓の青線はウサギが同じ場所をくるりと1回走り回った足迒です。社会適応訓練じゃぁないと思いますが、でも、遊んでいるとしか思えないです。冬の月夜の?ウサギが、愉快でたまらないようすで、1匹のみならずみんなで走り回った迒は、この時期、いたるところに見られます。


2024/02/17

■ あるく - 切通し


切通しの道です。2023-3-24(↓)と同じポイントです。

 ここはさすがに、まだ気温2℃の冬ですが、例年だと積雪量は人の背の高さを越えていて、そもそも2月にはココまで歩い近づくのはムリです。が、今年は1mもなく、この切通しの道を人や獣が延々と歩いた跡が。人の足跡は、プラスチック製のカンジキを装着しています。剪定作業の方でしょうか、それとも犬と散歩でしょうか。いずれにしても大いに気分が良さそうです。まねしたくなりました...。明日2/18(日)は、気温が大幅に上がりそうですので、もう今年はまねできないかな。

※ 昨年3月(2023-3-24)

 画像↓は、さらに山に向かう未舗装の林道ですが、こちらは、ヒトの足跡は無く、獣の足迒だけです。斜面や道のわきには、特徴的なウサギのものやネコ(かテンかイタチ)や鳥のもあるのですが、ヒトが造った林道の真ん中をわが道のように歩いて往復しているのは、肉球や爪がハッキリわからないのですが形やサイズからして、他のもう少し大きな動物です。左右または前後に2本ずつ足迒をそろえているならタヌキですが、等間隔に縦一直線ならキツネです。でも何往復もしていてわかりづらいです。ま、上に登場のみんなふつうにこの辺にお住まいなのは明らかですが、真ん中を歩くエラいヤツは誰だい? 

2024/02/16

■ あるく - 菊ケ丘公園


やはり冬の嵐になりました(2/14)。

 かなり重い湿った雪がまとまって降りました。あちこちで除雪車も出動です。

 みぞれが吹き付け、足が取られる重い雪ですので、ちかくの菊ケ丘公園をひとまわりするにとどめます(2/9)。明日は0℃を超えるので、今回平野部に積もった雪は融けるでしょう。あさって2/18日は、気温上昇の予感...。楽しみにします。

2024/02/15

■ まなぶ - キノコ関係者のご家族? - 青森県立高校入試平成11(1999)年 - 英語第3問

※ 青森県庁website「まるごと青森」2006年4月17日

私の地元の県立高校の過去の入試問題の英語の読解問題を、またいっしょに読みましょう。なお、英文を私の拙い和訳にしてあります。

※ 私は中高生のいる家族でもなく学校関係者や業界関係者でもありません。末端の庶民が外野席から、お気楽に連想して、眺めているのみです。

---...---...---


3. 次の英文は、和雄君と彼の友人のRobby君との対話の一部である。

R;やあ、和雄君。

和;やあ、ロビー君、入ってください。母と私は、あなたのためにちょっとしたランチをつくりました。

R;どうもありがとう。

和;どういたしまして。キノコ・スパゲッティが気に入ってもらえればいいんだけど。

R;キノコ・スパゲッティは大好きですよ。毎年私の町では、きのこ祭りが行われるんです。

和;それはいつあるんですか?

R;8月です。町でいちばん大きなお祭りなんです。

和;どんなことをするんですか?

R;たくさんのきのこを、料理して食べるんですよ。

和;そうですね、青森県では、去年、新種の白いきのこが開発されたんですよ。名前は「ハツユキタケ」というんです。「ハツユキ」とは冬最初の雪のことです。

R;へえ、きれいな名前ですね。今日はそれを料理したのですか?

和;いいえ、違います。ハツユキタケは、来年から発売される予定なんです。さて、食べましょうか。

---...---...---

Robbyクンは、外国のキノコ名産地の町から来た人なんですね。他方、和雄くんのセリフからわかったのですが、「初雪茸(ハツユキタケ)」というのは、未発売の新種キノコなんですね。

 しかも、互いにキノコにゆかりがあるとはイマこの時点まで知らず...。

 しかも今日のおもてなしメニューは、キノコ・スパゲッティ...。

 キノコの新種開発情報に関して、他の一般的な地球人より、非常に詳しい方...一般に市場に出回る発売の2年前から新種キノコに関する情報を持っている和雄君って...。

 想像なんですが、Robby君は、キノコが取り持つ町の縁で、青森県三戸郡田子町かどこかに交換留学生で来日ですか? でもそのわりに、和雄君は、Robby君の町の「キノコ祭り」は知らなかったのか...。

 ホスト側の超絶キノコ・マニアの和雄君のおうちは、青森県産業技術センター農林総合研究所にお勤めのお役人の方のご家庭とかではないでしょうか...全部デタラメな空想です(;^^A

 キノコに関するニッチでエンスーでマニアな会話を、1万人あまりの青森県立高校受験生が、大して 大きな興味を抱きつつお付き合いいたしま せん した。青森県行政をもろ手を挙げて称揚する出題者の方は、組織内では間違いなく有能な方ですね。

 「初雪茸(はつゆきたけ)」は、青森県の肝いりで新種開発した目玉商品のようです。しかもトップ画像を見ると「県の試験場が長い期間をかけて開発」「マツタケのような香りが楽しめる」とまで青森県庁製作のサイトで豪語しています。でも開発されたとおぼしき1999年以降、青森県に住むネイティブ津軽人の私は、食事の場でも売り場でも一度も拝見したことがありません。今、ググってみると...(ioi;

※ 関東きのこの会 website;2023-4-28 (下線は投稿者)
https://www.kanto-kinoko.com/entry/summary-of-white-mushrooms

2024/02/14

■ あるく - りんご畑 - 十腰内


またいつもの岩木山麓のりんご畑のみちをこころたのしくあるきます。

 前回1/28のログにてご覧いただいた、その同じ地点から。2023/3/21と同じ地点でもあります。

 今日9:00JSTの高気圧は日本の南東にあって1032hPと強圧です(下に天気図)。確かに南西風から南東風にじわじわ変わっています。昼12時の気温15℃。津軽地方は4月下旬の大型連休前みたいな暖かさです。



 路面に水があふれています。昨年2023/3/21の画像とほぼ同じ状態ですが、今日は2/14。1カ月以上早いです。さすがに2月ですので雪は多いです。下の画像は、その地点から後ろを向いて撮影。


 昨日今日が、今年初めて日中10℃を越えた日。雪解けの水はまだおそるおそる流れ出しているような勢いです。それでも、今年は、春が1カ月以上も早く来た、春が1カ月以上も長く続く、と思うと、春風に押された足取りが、うきうきせずにはいられません。

 とはいえ、明日2/15,9:00JSTはシベリア気団の弱い勢力の低気圧が、質より量でゾロゾロと移動して、日本の東の海上にある太平洋高気圧となす停滞前線が、こともあろうに青森県にかかってきます。冷たい雨模様でしょう。



 翌2/16金,9:00JSTは、典型的な春の気圧配置が大陸に出現。揚子江気団由来の高気圧の皆さんが、でも、日本の東の海上方向に前日の寒冷前線を西から押し、おかげで日本の北日本の等圧線は西高東低です。西風が強い真冬の嵐の予感です。




 ところが一転、2/17,9:00JSTは、高気圧に東日本がすっぽり覆われて高温の週末です。春と真冬が3日周期...。

 以上を連続・比較すると;

2/14, 2/15, 2/16, 2/17...いずれも9:00JST (以上、天気図はtenki.jp)


左 2/14(今日)15:00JST実況 (4月並の気温)  /  右 2/16(金)9:00JST予想 (真冬の寒気)
...以上、高層気圧面温湿度配置図はGPV W.Forecast by supercweather

 典型的な春の三寒四温の天気図遷移ですが、今日から落差が極端になりそう。次回、のどかな春の日をたのしんであるけるのは2/18(日)ですね、これは...。今晩から数日、真冬を名残惜しみ、週末を楽しみにします。

2024/02/13

■ こわすつくる - 四旬節前


 明日は灰の水曜、四旬節の入りですので、ビーフシチューも今日で、つまり今年お肉を食べるのは今日で、終了です...。次のお肉はまた来年の2月に (おさかなは2019年6月に一度いただいて以来、食べたことがないですが、何かよくないことがあるのかな、やっぱり...)。

 お肉や他の楽しみを、「感謝する」んじゃなくて「謝絶する」という意味の「謝肉」の意義は今日がその境。

 お肉の最低価格部位「タン先」は「煮ても焼いても食えない」のですが、私は「加圧すれば食える」タチですので、年来ソレで感謝していただいています。

 「箸ではらりとほぐれるお肉」とは、つまり、お肉のうま味が流出しきった抜け殻でもあります。が、代わりにシチューのうま味がたっぷりじわりと...。いくらなんでも塗り箸はむりがありますが、気にせず使います。

 解凍し、生食(生理食塩水)より低い0.5%で体温程度の40℃のぬるい食塩水にロリエとローズマリを入れてお肉をさらして数時間、洗って拭いて、キツめの塩コショウと香草をふって強火で焼き、半日休ませて、ワインと加水なしの玉ねぎスープで1時間程度加圧します。我ながら、いったいいつになったらデキ上がるんだろうなと思いつつ、何かのついでに次の調理段階を進めるありさまですので、数日かかったりします。例年コレをつくるのは、気温0℃の冬の倉庫だから、ま、何日かかろうと。

 今年の、ピエモンテの「王」と「女王」は、今月2月で3本...これも年内さすがにもうこれで...。