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2026/06/05

■ あるく ■ 梅の山の坂道


巖鬼山の山道をあるいていた昨日、"雪崩ポイント"で、かなり息切れがしました。4月はまるで楽だったのに。

■  というか、4月のあの時点で「どうして今日は息が楽なんだろう?」と、山道の急坂を登りきったところで不思議に感じた記憶がありますが、すぐ合点がいったのは、それまでの冬の期間、毎日の大雪のなか、除雪作業とクロスカントリー・スキーを毎日こなし、3月に入ると、梅が気になって、梅の咲くあの山の急坂に日参していたからです。

■  自分の心肺機能のAT値は、冬を終えた4月上旬が、年間で最大値に達していたということです。

■  これはもう少し心肺に負荷をかけてみたほうが、QOLの向上につながりそうです。

■  急坂がある手近な場所として、あの梅の山を周回することにしましょう。1周30分ですので、2周してみたいです。

急坂が続く...

■  梅の実を見つけながら、ゆっくり登ります。が、やはり心臓が苦しいです。4月とはまるで違います。梅の花に心踊らせながらサッサとあるいていた4月がうそのようです。


■  2周目の頂上まで来た時、目に留まった"アスレチックフィールドコース"でふと思いついたのですが...。

左に『ひよどりごえ』と...
つまり猛烈な急坂

■  これ、昭和の頃にココができた当時からある小学生向けに整備した小径です。雑木林に細かく網の目のように張り巡らした細い道で、ロープ付きの急坂のある小径も多いです。syn → 🔗 2025/5/2

■  小学生の頃は幾度もこのコースの"冒険"をし、知り尽くしていました。無謀な坂ばかりで、必ず転び、道が濡れていたらもう泥人形。ヤブ蚊やハチに刺され、好奇心いっぱいのタヌキの見世物になり、樹間で見物するサルたちに笑われ、森の哲学者カモシカに静かに見下され、たいていは打撲や切り傷を負いますが気にしない。あるとき友人が藪でマムシに噛まれ、りんご畑で作業していたおじさんに軽トラで病院に連れて行ってもらった記憶まで。校長先生や市の職員に聞き取り調査されました...。

■  今どきは、親が「危ない」「市の管理責任」などと騒ぎますので、利用して探索を楽しんでいる小学生を見たことはないです。が、草刈り作業やロープの貼り直し作業をしているのは何度も見ています。

■  ちょうどトレーニングになりそうです。

■  ほぼ半世紀ぶりに足を踏み入れてみます。

バランスをとるのが難しい...

■  舗装路用のウォーキングシューズ(New Balance "Fresh Foam 1880")では歯がたたない論外の道でした、が、小学生だってスニーカーなんですがね。

一本の丸太のみ
たわんだロープでからだは大きく傾く

■  しかし、行程の半分がロープ付きの急坂は、小学生の敏捷さがないと...。

這うような急斜面

■  考えようによっては、上半身も使うので、よさそうです。次回は革手袋持参で ← また来るつもりなのでしょうか!?

2026/05/04

■ あるく ■ 新緑の深い森


梅の小山から、さらに山の奥深くに入ってみましょう。syn. 🔗 2024/4/7

■  古い登山道で、トレールの手入れがなされていることは全く期待できないです。登山靴・ゲイター・藪用の長袖に熊鈴というフル装備で。林業の手入れはありそうですが、今の時期はどうかな。津軽半島の山々は本来クマが棲息していないエリアでしたが、今どきはやはり"クマ注意"の表示があります。


■  西斜面は、ナラ・クヌギ・ブナの雑木林で、明るい新緑が穏やかな表情で、一年でも、秋の落葉の頃と甲乙つけがたい佳い表情です。

■  ヒトのトレールなのかシカのケモノ道なのか判別しがたいような極細の踏み跡を行きます。近年の人跡は稀のようです。でも、個人的には小学生以来50年ほど知っている道で、基本的には稜線をトレースしています。

■  今年はもう新緑が色濃くなっています。今年は早いなぁ。

■  稜線越えをきっかけに鋭角にトラバースする形で、東斜面にスイッチします。針葉樹が目立ってきます。


■  杉林の森林相になりました。新緑も明るく、あるいていて気持ち良いです。林業の手入れの痕跡がある小径ですが、横枝も繁茂し、倒木も今年は非常に多く、ここ2年ほど放置されている感じです。くぐったり乗り越えたりと、なかなか全身運動です。


■  今の時期は、針葉樹林であっても、下生えに日が差して、一年でもっとも明るい表情です。


■  クロマツ・アカマツ・スギと広葉樹林の混成林の谷筋に降りかけます。


■  今日のウォーキングはこのくらいで折り返しましょう。良い森林浴となりました。

2026/05/03

■ あるく ■ 新緑の季節に


新緑の進みが早いです。

今年の梅は、つらかった...。あの梅園の一番大きな木は、今年ついに、花をつけてくれませんでした...。

2026/4/23

cf. 昨年の同月同日

■  梅は、本来、冬の低温には非常に強いのですが、雪にはたいへんもろく、今年の降雪被害となった枝折れの甚だしさは、近年にないほどだというのは、痛感していました(ref. 🔗3/30)。梅の木は、枝折れや幹割れの修復に多くのエネルギーを費やして、花も実もいっさい結ばないことがあるようです。

■  それでも、この小山も、遠景の桜が、春の彩りを補ってくれました。


cf.  同じ地点 🔗 3/3

■  見下ろす谷すじの遠景は、桜と新緑が。



■  新緑の里山の小径をあるく楽しみは、これから始まると思うと、また心がはずみます。

2026/04/22

■ あるく ■ 梅 - 桜より好きな理由


3つに絞ってみます;

【1】立ち姿


■  ホントはこの1つの理由だけで良いくらいです。


■ ■ 寒い中にスっと立ち上がる梅の枝と花には、感極まるものを覚えます。

■ ■ 桃、梨、桜も、花の時期の枝ぶりはほんとうに見事ですが、現代では、あたたかい環境でたっぷり肥料を与えられ、人の手で豊かに育ってまるまる肥えた実をつける商業的栽培しか目にできない点とは対照的な思いにかられます。


【2】花の種類

■  木も花も、種類が豊富で個性豊かです。


■  背景に、中国の歴史や漢詩の伝統を彷彿とさせるものから、日本で生まれ育てられたものを感じたりと、文化的背景が数千年に渡るような豊かさがあります。


【3】寒中、雪を背景に咲こうとする

■  真っ白な雪の中、浅い春の、ごくほのかな暖かさを感じ取って、少しでも赤いつぼみを膨らませようとする姿に、心打たれます。

🔗 2025/4/3

■  桜の、春爛漫の豪華絢爛さに比べれば、以上の個人的な感傷による3点など、しかし、吹けば飛ぶようなささやかな魅力でしかないかもしれませんね。

■  が、いまでは、桜咲くところに人の群れあり。

豪華妖艶 - 
うっすら"グロテスクさ"も...

■  歴史的には、万葉の時代には桜は知られず、古今集の時点で静かにしかし競って味わい、新古今の時点ではすでに技巧と虚像の耽美へと消えていきました。

■  桜の良さを静かに味わう環境は、現実の地上から消え去って久しく、もはや架空の世界です。ネットで見かける"AIに描かせた「桜」"は、「ゴージャスな桜満開の背景に自分ひとりがたたずむ」という定番のレイアウトではないでしょうか。

■  梅は...ひとりで静かにいるとき、目が合うかのような一輪の紅梅...

🔗 2024/4/13

■  青空に弾け散るかのような白梅...


■  私が生きているこの世界では"現実"であって、飾らない、ありふれた日常です。こころからくつろいでうちとけた表情を、生涯味わえる幸せを感じます。

2026/04/17

■ あるく ■ 梅は六分咲き


いつもお昼休みにあるくのですが、梅の道は、朝だと、お日さまの光のあたりぐあいで、また表情が違います。野鳥の声も静かな谷に響き渡り、晴天の早朝にはうっすらと靄・霞(もや・かすみ)もかかりがちで、"里の雰囲気"より"山の雰囲気"が少し増す気がします。


■  というわけで、今日は朝6:00にあるいてみます...寒いです。

■  梅を植えてあるこじんまりとした小山は、標高は200mに満たないですが、海から冷たい風が広い平野を渡ってここの斜面にあたる感じです。今朝の気温は3℃。梅の花が、ゆっくり開花し、その後ずっと長持ちするはずですね。その間に、桜が遅れて開花し、先に散り終える...という土地です。

今朝 4/17

cf. 🔗 3/6

■  小山のうちのふもと側にあたるエリアは、クッキリ赤く華やかな早咲きの紅梅"鹿児島紅"(🔗3/30)が。満開を過ぎていますが、あとは全体に八分咲きでしょうか。

ref. 🔗3/30


■  ここの7,8種類の梅は、合計で1,400本もあるそうですが、そのうち、白梅が遅いという特徴があります。白い梅がチラホラしてきたら、あとわずかで満開に思えて、どきどきするくらいです。

■  白い花が、快晴の朝の青空にスッキリと勢い良く花を開き始めました。


■  ふもとから、急坂をあるいて、山の上側にいきましょう。


■  まだまだつぼみの木々が多いです。でも、のぼりつつある太陽があたって見下ろす遠景は、静かな春の風情を湛えています。


■  春まだ浅い谷筋の山里みたいな雰囲気ですね。まだまだこれから楽しめそうです。

2026/04/10

■ あるく ■ 梅は三分咲き

4/9

梅の花の、日本の北限は、当地のようです。沈丁花も銀杏も竹も、ほぼ青森県が北限です。

■  この梅の花咲く山の斜面は、南西側斜面と北西側斜面に分けられます。

■  日は当たるのですが、気温が低く推移している上に、冷たい海陸風、つまり昼は今の時期には冷たい海風が、斜面に強く吹きつけます。

■  南西側は、早咲きの紅梅が三分咲き~四分咲きでしょうか(トップ画像)。

■  雪が融け始め、つぼみが膨らみ始めた早春の晴天の風情もまた良いものです。

cf. 同じ地点 3/30

■  が、いったんつぼみがほころび、花が咲き始めると、気持ちが少しせわしなくなります。もう2日と置かず見に来ないではいられない思いです。


■  北側斜面は、坂の上側の雪こそほんの10mほど除雪してくれましたが、基本的には自然消雪にゆだねられるままのようです。

3/20

■  北側斜面に大きな梅の木があるのですが、まだまだ冬枯れ。残雪があって、あるくのも難儀します。つぼみはまだ眠っているみたいです。

4/9

cf. 🔗 3/3

■  なんてゆっくりな開花でしょうか。でも、そう豪華絢爛に咲くわけではないにせよ、花はずっと長持ちし(🔗2024/4/29l)、5月初旬の連休いっぱい花を楽しめる点、この地のおっとりした梅の花の良さでしょうか。

2026/03/30

■ あるく ■ 梅の道 - 春初めての花


わが陋屋にこもって本を読んでいるよりも、一歩外に出たほうがよほどあたたかい日となりました。

■  あの山あいの梅の小径をあるきましょう(ref. 🔗3/3)。さすがに雪は融けたかな。


■  ...まだでした...(ioi)。


■  豪雪による、梅の枝折れや幹割れの悲惨さは、見ていてすぐにわかる痛々しさです。

■  剪定の人たちに、作業中のところ、かるく声をかけます。手を休めていろいろとお話してもらえました。やはり、剪定していて、今年は作業もキツイが心も痛むようです。


■  剪定枝のみならず、切り倒した幹が今年は例年になく異様に多く積み上げられています。


■  でも! ついに、枝が赤らみ、つぼみがぷっくりと膨らんでいます。


■  今日の陽気で、早咲きの紅梅"鹿児島紅"が、午前中に遠慮がちにおそるおそる開花したようです。


■  例年よりちょっと早いです。多くの木がダメージを受けて咲く花は少ないかもしれないけれど、また梅の花が見られるかと思うと、うれしさがこみあげてきます。