■ 日が当たる斜面で、雪の回廊は次第に低くなり、美しく形がそろうブナ二次林の森に降りてきます。
■ 年来、この道路をあるいたら、とは思っていました。でも、観光用の幹線道路みたいな存在で、標高800m程度の山中ですが観光車両の往来が比較的多いです。
■ ところが、今日は平日、曇天で、このあと午後から雨の予報のせいもあるのでしょうか、意外にも閑散としています。
■ クルマを降りて、あるいてみましょう。山中といえど、舗装路である限り数十年来勝手知ったる道ですので、谷地温泉分岐点からカントリークラブ分岐点までの3km程度を往復してみます。(画像↓は、閑散とした路肩に停めて撮りましたが、あるくために駐めたのは、閉鎖林道分岐の雪寄せ場で、往来の邪魔にならない場所です...言い訳)
■ 車を降りた途端、雲がとぎれて、爽やかに晴れ始め、気温が上がり始めました。
■ この南八甲田の南麓エリアのブナの表情は、白神山地の深い無限のブナ原生林とも、岩木山中腹の親し気な二次林や岩木山高層帯の巨木の原生林とも、また、八甲田山北麓の萱野高原付近の密生した独自のドーム的世界観をつくる二次林とも(🔗2024/4/14)、表情がまるで違います。ほっそりときれいに整った木立群が果てしなく奥深くまで広がっているようで、穏やかな包まれ感に満ちています。
■ 坂は、あるいてみると、やはり傾斜がしだいに体力にコタえてきます。今日ココであるく予定ではなかったのですが、お天気と雰囲気に誘われて、少しあるこうかな、と思っただけなのですが、次第に、AT値付近での限界有酸素運動になってきました。
■ でも、空はいっそう青く、なぜかそよ風がいっそう暖かく吹いてきます。曇りのち雨の予報だったはず...。いや、それは津軽地方の天気予報か、ココはもう津軽地方じゃないですね、そう言えば...。
■ とりとめのないことを考えながらも、気分良くあるいていくと、30分あまりで、あのミズバショウ生息地付近に。🔗2024/4/26
■ とは言え、今年は、雪の壁が立ちはだかっています。この壁を登って越えるのはムリ。付近に、巨大な大型除雪グレーダ数機が仮格納されていますが、スペース確保のために雪の壁を一部寄せ倒しています。そちらから伝って湿地までいけるかな。浅型のトレッキングシューズなので、行けなければあきらめましょう。
■ ら、何とか侵入できました。
■ まだ雪融けの水がじゅうぶん流れ込んで貯水されていないようです。今の時期はまだ、夕方・夜・午前中と、ずっと氷点下なのでしょう。
■ みんな小さいですネ。
■ 折り返しましょう。
■ 下り坂を軽やかにあるきます。
■ 登り坂の苦しさはなくなり、さわやかなブナの森を、暖かい春の風に背中を押されてあるく軽快感、つぎつぎと広がるすばらしい光景...。
■ 遠い童話の国を旅してきたような気がします。もしかして夢でしたっけか...。










