2025/09/12

■ まなぶ ■ 鉛筆の持ち方


鉛筆のうち、数十年も使ったことのなかった手持ちのHや2Hで筆記していると、薄すぎて、リキんでしまいます。手に力も入り、持ち方がいびつになり、姿勢が崩れ、気がついてみると無理な姿勢で首や腰が...。

 筆圧をぐっと下げ、もっとまともな姿勢になるよう心がけるとして、Hや2Hを使い続けるのはあきらめます。HBならグっと見やすく快適になりました、が、すぐに、心がける意識が飛んで、高い筆圧に戻ります。B、2Bと使い、少し快適です。

 ふと、そもそも自分の鉛筆の持ち方に疑問が...。いやそんなことに気づくのは50年遅いのですが...。鉛筆の持ち方って、欧文を書く太字の万年筆とも、髪の毛のような細い筆跡のペン書道のつけペンのかまえ方とも、ハッキリ違うと思います。

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 小学生向けの、鉛筆メーカーのウェブサイトでまなびます。

 日本筆記具工業会のサイト。ちょっとわかりづらいです。


 業界最大手の三菱鉛筆のサイト。なるほど、少しわかります。日本筆記具工業会とほぼ同じことを教えてくれています。「人差し指に沿わせる」という二者共通の教えが、私には重大な発見でした。


 業界2位のトンボ鉛筆のサイト。たいへんわかりやすいです。


 動画の説明でもおなじように、7歳小学校1年生向けに優しく教えてくれています(が、強烈なドンシャリ系の音楽を流すのみで、音声による言語のガイドはナシ。テロップ活字を目で追うしかないです)。


 トンボ鉛筆も、上の二者と同じ趣旨で、三者とも異なることは言っていないので、鉛筆の持ち方として、ほぼ共通した認識で一致するようです。

 「"正しい"鉛筆の持ち方」という表現も、三者に共通していますね。私は、じゃ、"正しくない""不正な"持ち方をしていたようです。

 すなおに悔い改めて、ぎこちなくマネてもってみます。

 私にとっては、非常に立ちあがった角度で、不安定。芯先が自分のおなかに向けられているようで、心理的に不安です。つい指に力が入ります。

 でも、鉛筆やボールペンには向いている気がしますし、何よりも、いろいろなサイトの"正しい"持ち方は、「どれもバラバラな教え」というワケではなく、だいたい上の三者で共通しているようで、モデルさんたちの画像は、老若男女とわず、キリっとして美しい姿勢に見えます。

 これを機に、背筋を伸ばして顔を机から離して軽い筆圧で書けるよう、この"正しい"持ち方を心がけ、実践していきたいと思います。

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 他国は?「鉛筆を(も)学童に使わせ、かつ、鉛筆の生産国」といえば、ひとまずドイツが思い浮かびます。対極にあるのが、義務教育初年からボールペンと万年筆を使わせるフランスや中国です。

 ドイツでは「鉛筆の"正しい"持ち方」を啓蒙しているのでしょうか。

 メーカーウェブサイトを見てみましょう。

 ステッドラーには、「正しい持ち方」のウェブページが無いようです。画像は、"鉛筆礼賛”のページなのですが、持ち方は、上で挙げた日本のサイトとはだいぶ違いますね。

Staedtler Website

 ファバーカステルの、小学校低学年の子どもたちのこの画像は、鉛筆ではなく、万年筆とシャープペンです。そのせいか、"寝かせた"持ち方で、下のFaber-Castell_1(学童用万年筆)は、人差し指第1関節にネガティヴライン(逆反り)をつくらない持ち方です。私の万年筆の持ち方は、この画像F-C_1とほぼ同じ、それをさらに寝かせた感じです。

Faber-Castell Website_1

■ 下のF-C_2(シャープペンシル)は、人差し指にネガティヴラインをつくる持ち方。

 このページでは、具体的な「"正しい"持ち方」は強要しておらず、「"持ち方"(または"姿勢")を意識して」という見出しです。"小学校に入る頃には、三本の指で支える洗練された持ち方に収れんされていく"(下の画像の説明)とのことです。

Faber-Castell website_2

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 日本人の鉛筆の持ち方は、それなりにノウハウが重なり高度に洗練されていることでしょう。できる限り改めたいと思います。"これが正しい"という持ち方を今すぐ実施するとぎこちないので、鉛筆筆記量がたまたま多い今の時期に、少しずつ意識して、三菱鉛筆やトンボ鉛筆の小学生と同じ、きれいな持ち方を目指したいと思います。