■ 万年筆の値上げが止まらない、のは、興味がある方なら耳タコです。
■ Pilot製の"カスタムURUSHI"は、初出時の2016年は、高品質で納得のいく価格に、しばらくは入手できずに、待ち状態だったようです。
2016年9月
デビュー時のPilot Website
¥88,000 + 税
■ ごく数年の間に2倍の価格となり、今は165,000円ですか。でも、他の万年筆に比べると、2倍の値上げなら穏やかな方です。
■ 「腕時計に」「指輪に」「耳輪に」「首輪に」(カタカナで言えよ,って(;^^?)、「純金は必要か」という議論も、堂々巡りでしょうか、やはり。宝飾品・奢侈品としては、いくら贅沢で高額でも良いと思います。彫金技術なども発達し、経済的にも社会的にも豊かな文明が...。
■ それはいいとして、話を「実用的な筆記具」とする場合、20世紀前半までならまだしも、現在の冶金(金属の素材・精錬・加工)技術では、"耐蝕性""弾性変形性"を、"筆記具としての実用性"に応用する程度の範囲ならば、「純金が存在しなければ工業製品として成り立たない」「純金を使用するがゆえに優れた製品である」ということは無いのでは?
■ しかも、国産の場合特に、その"仏壇カラー"なデザインといい(私はキライじゃないですが)、ハイエンド高級品がなぜか一様に"仏教","文化芸術"モチーフだったり(私はキライですが)...。使用者のすそ野をあらたに広げる努力は無く、むしろ煙たがられて避けられるような世界では?
■ たとえばゲルインクボールペンに「耐蝕性」「しなやかさ」「所有の満足感」「漆工芸」などと蘊蓄を語り、『鳳凰』『四神』『七福神』『曼荼羅』なんて名前を付け、価格を100倍くらいに上げて、高付加価値でメーカーにうまみのある製品で統一したら...?
■ 売上がどうなるかは誰でも予想できそう...。
■ 日本の万年筆も、機械式腕時計と同じく、実用を捨てた宝飾品としての運命をたどりそうです。
■ せっかく軽やかな書き心地と独特な構造をもつ無二の筆記具なんだから、小難しい蘊蓄や高価格のまとわりつかない、新しい素材("珍しい金属"を意味しない)や新しい発想で未来を拓くような抜本的なブレイクスルーが、いま現れてくれればいいなと思います。
カクノ; 善戦中...。
ペン先が細すぎ追従性が悪く、
胴軸が華奢で低品質なので、
児童用の外観をしてはいるのだが、
力加減を知らない児童には使えないかも
ペリカーノ; 意気盛ん。
高剛性で高耐久性。持ちやすく親しみやすい。
義務教育の場で大量に使われるからだろうけど。



