2023/12/21

■ まなぶ - インク「強色」と鉛筆「Hi-Uni 10B」の減り具合


11/1から開始した、英単語集の例文を書いて、鉛筆とインクの減り具合を見る試み。中間報告というか備忘録です。

 使っている英単語集は、7月のものと同じ(2,100語の見出し語に添えられた2,100の例文。単語数にして33,241語)。(もう単語集全文を5回も書いたのに、記憶の方は...┐( - ω-)┌)

 実施ルールは11/1の通り、万年筆と鉛筆とで、毎日、それぞれ英文を50文ずつ、計100の例文、単語数にして約1500語を、筆記体で書き進みます。

 万年筆インクは、新品の、パイロット万年筆の水性顔料インキ「強色(つわいろ)30ml 黒」「同 ブルーブラック」の2本。使う万年筆は、パイロット万年筆 742 (S)を同時に2本(同じ製品で別の個体)。インクを同時に2本の空(から)カートリッジに充填。

 万年筆で書いた量は、i) 11/1~11/21までの、約16,620語=1,050文 + ii) 12/1~12/21までの、約16,620語=1,050文で、i)+ii)の合計の33,241語=2,100文です。これを、2色(2本)でぴったり均等に使い分けました。

 したがって、1瓶あたりの減った量は、16,620語分ということです。

 ほぼ4,5日おきにカートリッジ(0.8mlくらい)は使い切って、都度補充しました。

 さて、画像を見ると、ほとんど減ってないようですネ。

 太字ででかでかと気分よく書いてきましたが、インクの減りは瓶を目視して2,3mm程度でしょうか。なんとコストパフォーマンスが良さげなのでしょう。この分では1年はもちそうです...。毎日、英文を、一色あたり25文程度、時間にして20分~30分、ずっと書いてきたのにこの減り方ですから、たいていの個人ユーザーにとっては、インク瓶は、1本買えば2年も3年も持つ感じでしょうか。

 鉛筆は、新品の三菱鉛筆「Hi-Uni 10B」を6本。ポケットシャープナーで削っています。今日で実施から42日間終了。

  7月~9月には、同じ「Hi-Uni」ですが、「2B」で試してみました。実施から42日間が終了した8/23の記事の画像と比べます。

左;Hi-Uni 2Bで4200文(8/21)   /   右;Hi-Uni 10Bで2100文(12/21)

 減りはほとんど同じです。右画像の「10B」の方が5mmほど減りが速い程度です。

 が、注意。左画像の「2B」は、42日間で4,200文、単語数にして66,482語を書いた後です。

 これに対し、右画像の「10B」は、42日間で、その半分の2,100文、33,241語を書いた後です。どちらも書く文字のサイズはほぼ同じです。

 つまり、10Bの減りの速さは、2Bのちょうど二倍ということがわかりました。

 「滑らかに、軽く、色濃く書ける」「書いていて楽しい」のは、圧倒的に10Bです。ただし、書いているそばから芯が減って丸まっていくので、私は、5文書いたら次の鉛筆にスイッチしていました。慣れなければ書き進む際のストレスです。慣れれば夢見心地で書き進められます。この10B芯は、本来は筆記用ではなく「画材」であり、「画材を筆記用に転用している」という意識が必要だと思いました。

 引き続き、1/1~1/21の間に、繰り返したいと思います。が、予想では、1月の実施の途中に、イマ使用中の鉛筆「Hi-Uni 10B」 は消耗しきって書けなくなると思います。その際は、100%を万年筆インク(パイロット「強色」)にスイッチします。文字・語数のカウントは検証可能なように心がけます。