2024/11/24

■ なおす ■ PCキーボード - トープレ リアルフォース 89が、異様に高値に...。


「またキーボード...」でごめんなさい。今月上旬に売却した古いキーボードの、ちょっといつもと違う話。

■ 2003年頃の初期型ですが、当時はどのメーカーのキーボードにも標準装備だった「(数字)テンキー」をバッサリ省いた点が斬新でした。

■ 1970年代に機械式タイプライターからキーボードを打ち始めた私は、数字入力の際は、文字キーの上段で入力するので、PCのキーボードに別途テンキーは不要です。製品発表時には飛びつきました。

■ 20年たってイマ、売却することにします。レガシーデバイスのPS/2コネクタ。買ってくれる人がいるのかな。

■ この個体も、🔗10/19同様、幾度も分解清掃を重ねてきた個体です。

■ 出品にあたって、やはり最後の分解清掃をしました。

■ 個人的にPCの前では飲食しないので、飲料や食品のこぼし痕の汚れは無く、開けてみても汚れはあまりないです。


■ ただし、 外板パネルやキーには洗浄では落としきれない傷や汚れはあります。

■ また、通常使用時は見えないのですが、打鍵入力を受け止めるキー下の肉厚鋼板は、錆びやすく、この個体も錆があります。

■ 中古品にありがちな「Enter」「Space」キーのテカりや汚れは、無いです。この点で、この個体の白いキー群は、今どきの黒いキーよりヘタリ感がなくキレイなことがわかりやすいです。

■ いずれにしても、すくなくとも「清潔な状態」で快調に動作しますので、もし次に使ってくれる人がいたら、その人は気分よくお使いいただけると思います。

■ トップカバーとキーを外し、基盤の表裏はエアスプレーと刷毛で。


■ キートップは、台所用中性洗剤に浸漬します。

■ キー1コ1コを、スポンジでそっと洗い、水道水で数回すすぎました。


■ のち、1コ1コを、新しいタオルで拭きとり、数日間自然乾燥。


■ キレイに並べるのは手間ですが、整列させた方が、結局は乾きがムラなく早いです。


■ 手持ちの同種製品と見比べて気を遣ってていねいに組付け、最後はPCにつないで、動作を確認します。


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■ いつものように、個人売買サイトに出したら...な、何か、異変が!

■ 自分的には、新品購入時に数万円したこのキーボードは、もし自分が中古品を個人売買で買う立場になったら、その現在価値としては、7,000円くらい...ならチと高いかな、と思い、6,000円からオファーしました。

■ いつもは、事情通なお一人かお二人が6,000円かプラスアルファでスグ入札かつ落札してくれるところ、今日は、ど、どうしたんだっ!?

■ 終了間際に次々と入札があり、システムのルール通り、10分延長、また10分延長を繰り返します...。

■ 1時間以上延長を繰り返し、7,000円を超え、1万円を超え、1万5千円を超え...。入札件数は57件に上り、ラスト8分の手動入力合戦に、私すら蒼ざめました。



ちょっとスリリングな体験をしました。コレ、レアなアイテムなんですか?

でも、いくらであろうと、私は使用をあきらめることに決めたんだし、次に使ってくれる人が、気分よく、この清潔で軽やかに作動するキーボードを楽しんでくれることを願っています。