■ 手持ちCDを、PC(パソコン)に取り込んで(🔗11/5)、使用頻度の少なくなった古いタブレット+Bluetoothヘッドフォンで聴いています。とても効率が良いです。
■その際にぶつかった問題が...。いやじつは20年以上もぶつかり続けていて、解決をあきらめてきました。今度こそ解決するつもりです...。
---...---...---
■ 音楽媒体であるCDには、発行者が、媒体内部に、メタデータをテキストファイルで組み込んでいます。アルバム名、トラック番号、曲名、作曲家、演奏者、音楽ジャンル、録音日などに関する情報です。
■ 音楽CDを、CDプレーヤー等の音響再生装置で聴く分には、目に触れないのですが、PCに音声ファイルとしてリッピングすると可視化できます。どの項目もタグ化され(例えれば、「しおり」「付箋」がつけられた状態)、例えば複数のCDをまたいで同じ「演奏家」タグのみ選び出すと、複数のCDからその演奏家のCDのみをピックアップできます。
■ どんな短い曲にもタグは複数ありますので、何百枚のCDだろうと、例えば、「交響曲第1番」のタグだけ指定すると、ハイドンもモーツァルトもベートーヴェンもシューベルトもブラームスもシューマンもシベリウスもチャイコフスキーもマーラーもショスタコヴィッチも、彼らの「交響曲第1番」をすべて同時に複数の演奏家で、1秒も待たずに手元に集められるわけです。「作曲家:ブクステフーデ」「曲名:オルガンコラール」とタグを絞ると、膨大な数のバッハや他のスウェーリンクなどの作品を除外して、なおかつ複数人の演奏家の「ブクステフーデ、オルガンコラール」だけを絞れます。
■ 複数タグを組み合わせて、「ピアノソナタだけを、複数の作曲家をまたいで、でもロマン派以降に限り、アルヘリチ(アルゲリッチ)の演奏だけで、聴きたい」「グールドの、バッハ以外の演奏(ハイドンやギボンスやベートーヴェン)を、聴き直したい」場合も、ものの数秒でそろいます。
■ CDが100枚程度なら、自分の記憶ですぐ1枚や5枚を物理的に取り出せばいいのですが、1,000枚程度ならちょっと...。メタ・タグを指定すれば、これをPC操作ですぐに解決可能だという素晴らしさ。
---...---...---
■ ところが、問題は、
1) スマホやタブレット画面に表示されるアルバムアート(ジャケット画像)は、音楽再生アプリにより、再生時に即座にインターネット上で検索し取得するのですが、できたりできなかったり。いや、クラシックCDは、ほぼ絶望に近い。また、取得できたとしても、ムダに巨大なデータサイズだったりする。
2) CD製造者側の、メタデータ表記の不統一、以上の2点です。
■ エクスプローラ上からメタデータの書き換えはできないです。メタデータのタグ編集専用のアプリケーションソフトウェア(MP3tag)をダウンロードしてインストールします。
---...---...---
1) アルバムアート
■ ネットからの自動取得は完全に放棄し、手持ちのCD1,000枚につき、1枚1枚、オリジナルのアートをネット上の画像からたんねんに拾ってきて、のち、サイズを、スマホやタブレットでじゅうぶんな250px四方(20kB程度)に加工し、その後1枚1枚に関連付ける(貼り付ける)ことにしました。
2) メタデータ表記の不統一
■ 気が遠くなる作業にとりかかりました:
■ 言語の違いはもちろんあります:
「交響曲第1番」「Symphony No.1」「Symphonie Nr.1」「Symphonie n°1」「Симфония n°_1」。
■ CD1,000枚にわたり、かならずどれか1つのみに統一しなければなりません。
■ 言語の違いに重ねてさらに、例えば英語で統一したとしても、人名表記法は、CD製作者や、また、同じCDの組み物でも1枚1枚表記が違っていて、困難を極めます。作曲家バッハを表す場合、「Bach」「Bach, Johann Sebastian」「Johann Sebastian Bach」「J. S. Bach」「Bach JS」「Johann Sébastien Bach」など。
■ 私の手元のフランス・エラート盤「バッハ:オルガン曲全集 マリー=クレール・アラン」の17枚組は、CD1枚1枚の作曲者タグが、1枚ごとに上の6種類のどれかのメタデータになっていて、噴飯物です。
■ 「モザート」「モザール」「モーツァルト」「アマデウスモーツァルト」「ウォルフガングアマデウスモーツァルト」、五者とも同一人物のW. A. Mozartを指しているつもりだとしたら...。
■ でもまぁ、それらの違いは仕方のない話です。ただ、自分のライブラリ内で、冒頭に述べた便利さを享受したいなら、その表記を、強い意志で統一しなければ、実現不可能です。
■ 1枚1枚、手作業で、1,000枚のメタ情報を書き換えることにしました...。
■ トップ画像は、その一例、上記のエラート盤アランのバッハオルガン全集です。
■ 上がオリジナルのメタ情報、下が書き換え後です。
■ 図左の赤枠は人名。表記法は「Familiy name, First name」で統一。
...作曲者名も演奏家名も、「先に苗字」表記で統一。"カンマ+スペース"を入れて個人名。
バッハなら「Bach, Johann Sebastian」、
モーツァルトなら「Mozart, Wolfgang Amadeus」で統一します。
■ 「アルヘリチのショパン『プレリュード』」とは言うが、
「マルタのフレデリック『プレリュード』」とは絶対に言わない。
「グールドのバッハ『ゴルトベルク』」とは言うが、
「グレンのヨハン『ゴルトベルク』」とは絶対に言わない。
■ 図左の橙枠はアルバム名。
前「作曲者: アルバム名 (CD発売社国籍語) [Disc 17]」
後「アルバム名 (CD発売社国籍語)_Disc17」
...アルバム名に作曲者名を入れる命名法は、タグの重複なので、アルバム名から作曲者名を削除。
...アルバム名(曲ジャンル名:「交響曲」や「ピアノソナタ」など)は、オリジナル盤命名のままで。ラテン文字表記のヨーロッパ語では、語頭や語幹が共通しますので、検索ヒット性は保たれそうです。
...組み物のCD番号は「_(アンダーバー)Disc**(2桁)」。組み物のCDセットで「100枚組」以上のものを持っていないので、「Disc01」~「Disc99」でじゅうぶん。
■ 図右上青枠の「トラック1」について、ヨーロッパのCDは、必ず空欄なので、手入力。
■ 同じく右上緑枠の「ジャンル」は、クラシック音楽CDの場合、ほぼすべてが「Early Music」しか選べないので、自分でジャンル分けを決めて書き換え。
■ 私個人としては「Medieval」「Baroque」「Classic」「Romantisch」「Modern」とのざっくりな「時代区分」ですが、さらに「交響曲」「管弦楽曲」「室内楽」「独奏器楽」「声楽」など『レコード芸術』風な分類を加えたいとも思ったところです。
■ が、中世ルネサンス期のCDなど、作曲家、演奏家、器楽声楽が、1枚のCDに複数、あるいは、複数のCDに1者が、入り混じった場合も多く、細かい分類はむしろ大混乱しかねないと発見しました。
■ むしろ大まかに、時代か作曲家をタグでまず絞り(例えば「Romantisch」か 「Brahms」)、「ピアノソナタ」か「弦楽四重奏曲」かは、次の段階の「曲名」「アルバム名」「演奏家名」タグで、スグ絞れると思っています。
■ タグを手入力する膨大な手間を考えれば、ひとまず完成させて、聞く際に2回選別すればいいだけだと予想しています。
■ 構想は良いのですが、いったい、CD1,000枚の手入力、いつ終わる事やら。
