■ 個人売買に出した品が意外に高額になってむしろ焦った話を書きましたが(🔗11/24)、この数か月で、4,5件そのような事態に遭遇しています。
■ 今日は、「高額」ではないんですが、似たような驚いた経験を。実は、昨日の午後から今朝の話です!
■ 東京で一人暮らししていた後半、平成の最初期に(またずいぶんと古い...30年以上前にさかのぼるのかよ...)、洗濯機を新調。といっても、当時すでに少数派で現在では絶滅危惧種の「二槽式」。しかもごく小さく、最小水位でたった1.0kg洗い。最大でも2.5kg洗い。一人暮らしの学生や社会人に向けた商品です。大学生協から1万円チョイ程度で新品購入。
■ それが、あろうことか、いまだに青森県の実家倉庫にありまして...。いろんな物の下にうずもれていたほころだらけの箱で、コレがいったい何だったか、近づいて埃をこすらないとわからないほどの状態です。
■ 二槽式洗濯機だなんて、いまどき使っているおうちなどあるはずもなく...。昭和の遺物。表示によると「SANYO 三洋電機(株) SW-S7 (色;TB) 二槽うず巻式 1992年下期製造。
■ おっくうですが、棄てましょう。もう晩秋の晴れ間もこれで最後。来週からは雪を覚悟して、早く作業を完了させなくては。
■ 洗濯機のリサイクル処分はやはり何千円かかかりますので、あの昭和のTV同様(🔗10/22)、自分で分解して廃棄処分することにしました。今度は筐体が大きいので、電動工具に、インパクトドライバのみならず、レシプロソーと、その刃をプラ用・鋼板用と用意。
■ 30年以上の永い眠りを経て本体を取り出し、日の下に晒し、解体前に屋外でほこりを払い、ひとまずウェットウェス(濡れ雑巾)でキレイに拭きあげて...みると、ピカピカと...。
■ コ、コレ、破壊しないで、誰か活かせる人がいるんじゃなかろうか...。そういえば、知り合いの自動車整備工場で「軍手やウェスやつなぎ作業服洗い」に、近所の美容室でタオル洗いに「二槽式」を使っていたのを思い出し、声掛けしてプレゼントしようか、いや、もしかしたら、現在でも職業系の用途があるのかなだろうと思い、調べてみました。
■ すると、おぉ、現在でも新品で販売されているんですね。
■ やはり根強い需要があるようです。
■ まなんだ事は、全自動にない長所として;・構造が単純で壊れにくく、修理もしやすい。 ・カビがはえたり異臭の元になることはない。 ・モーターは小さいが洗濯槽も脱水槽も小さいのでむしろ強力。 ・洗濯とすすぎの工程を同時進行や片方だけ進行できる。 ・ ゆえに短時間にむしろ多い量を洗濯可能。 ・石鹸水や仕上げ剤などその都度捨てずに使い回せる。 ・汚れ具合によって、水量も洗濯時間も洗剤の量と種類も微調整や節約が可能 ・本体価格が安い。・日常衣類とは異なる汚れが出る洗濯もの専用で清潔、・サブ洗濯機として有益...なんとメリットが多いことでしょうか。
■ 解体廃棄やリサイクル廃棄の手間や費用を考えると、私なら0円で譲渡したいです。でも、通常の個人売買サイトだと、送料だけで数千円か...。
■ そこで、主に地元の人たちの間で対面手渡しができる個人売買サイトを選び、「二槽式洗濯機完動品¥1,000(即決価格)。半径50km以内なら当方が軽トラでお届け(¥1,000は配達のガソリン代のつもりです)」、ということで、詳細な経緯や製品諸元を書いて、出品しました。昨夜の話です。
■ 驚いたのは、15分後に「ぜひお譲りください」といきなり連絡が来たこと。近隣の企業的りんご農園経営者の方でした。年内最後の多忙が終わる来週に向こうからロープ持参でトラックで取りに来るとのこと...。その30分後に、一般家庭の主婦の方から「お譲りください。先客がいるならキャンセル待ちをします」...。さらに2時間後に製造業自営業の男性から「仕事で使いたい」...。今朝6時になって植木趣味のご年配の男性から「ぜひ」...。もうさっさと受付終了としないと次々と来そうでしたので、あわてて出品表示を取り下げました。
■ 私の側が世間知らずでもあるのですが、ずいぶん不思議な思いをしました。そんなに需要があるものなのですね。
■ 二槽式洗濯機の現在最先端の利用形態、見直すべき長所、なんでも解体して棄てればいいってもんじゃぁないんだ、...など、1992年製の洗濯機からまなびました。

