2026/05/31

■ あるく ■ アカシアの道


堺野沢ため池もハリエンジュ(ニセアカシア)の花でいっぱいです。


■  日差しも強く、緑陰も濃く、夏めいた日曜日の真昼。静まり返っています。


■  気温が上がり、さわやかな風も時おり吹き、ハチの羽音の中、むせ返るような良い香りです。


■  花びらが敷かれた道。花を手でよけながらあるく場も何箇所か(棘も大きいです)。


■ 毀誉褒貶あるこの木(ref. 🔗 2024/6/5)。議論はあるとして、さんぽするだけの庶民の私は、いまある景色と香りを満喫することにします。

2026/05/30

■ なおす ■ 包丁砥ぎ


砥ぐためにお預かりした2本。

■  うち1本(右)のペティは、関孫六の高炭素ステンレス3枚合せ刃です。高グレードな刃物鋼材・砥ぎやすさ・柄は鋼材が貫通する本通しと品質重視。他方、柄のPOM樹脂材と口金はコストをガックリ落としています。が、その分、低価格で質実剛健です。

■  他の1本は、ステンレス刃物鋼インゴットから削り出した小出刃。ずっしりと重いです。


■  これは私の技量に余る品です。本鋼と違って、非常に堅く、砥ぎづらいです。耐久性と切れ味の持久を要求される用途でしょうか。まるで朝から晩まで次々と鯛をさばくプロそのものの厨房で御用達みたいです(たんなる比喩です)。

何日かに分けて何とか砥いでみました。切れ味は復活したと思いますが、砥ぎの仕上げがうまくなく、機能は十分だが美しくない...。それを"技量"というんですねぇ。

■  それに比べると、自分がふだん使っている"鋼の菜切包丁"は、なんて砥ぎやすい。


でも一日使うとすぐナマる。また砥ぐとすぐまた素晴らしい切れ味...。週に何回か砥いでいますが、たまに高級品に触らせてもらうと、自分が使う包丁のお気楽さに、庶民の幸せを感じたりします。

2026/05/29

■ つかう ■ CDプレーヤーを取り外して清掃

Esoteric K-03XD

メインのCD/SACDプレーヤー。ケーブル類を取り外して清拭。

■  質量28kg...。これを持って階段を...と考えるだけで憂鬱です。ま、スピーカーMagico Q1も階段を越えたので、それに比べれば...。

■  この重量級を、やはりデスクトップオーディオに...いや、デスクに載せるのはさすがにちょっと...。石の床にじかに置いて、デスクで使いましょう。スピーカーと違って、音出しをするまでに、電源の取り回しからセッティングにひと苦労しそう。長い道のりかも。慎重に考えて気長に実行してみます。

自作した電源ケーブル類

2026/05/28

■ なおす ■ CDレシーバーを修理に出す

Aura Note Premier

CDプレーヤーとプリメインアンプが一体となった"CDレシーバー" 。

■  ディスクは、厚いガラスのリッドをスライドさせて、トップローディングします。見た目はいいです...その"見た目"に惹かれて入手しました...。

■  1年ほどしてほどなく(?)、スピーカーからブーン音が...。

■  "コンデンサがあっけなく死んじゃったか。電源入れっぱなしのことも多かったかも。トランスの故障ならもうアウトか"、と思いつつ放置して数年。生産は中止、サポートも終了。あんまり早くないですか? オーディオ機器は、買うなら国産メーカーにしたほうがよかったか。

■  友人のオーディオ熱に感化されて、じゃぁ自分でも"いろいろ買いたいな"...は、もう半世紀ほども散々散財したので、もう生涯絶対にご法度です。手持ちのオーディオ製品を発掘し整理し処分する以外ないです。やっと重い腰を上げたところです。長い道のりの第一歩、まずはコレから。修理してくれるところを探します...(泣

2026/05/27

■ あるく ■ 斜面のりんご畑


またいつものとおり、お昼休みに、何ということのないりんご畑の小径をあるきます。

見上げると高層に巻積雲。薄曇りですが過ごしやすい快適な天候です。

■  抜けるそよ風を楽しめるよう、今日は、見晴らしが良い斜面の畑の小径を選びます。


■  "果樹園"て、もともとは、水はけと日当たりの良い傾斜地に好適な農業。斜面なのはデフォルトですね。あるこうとするならば、緩急取り混ぜて、登っては下り、下っては登り...の繰り返しです。1時間の間にこなす延べ高低差はけっこうありそうです。

風が抜けていくのを感じます

■  そういえばこの、斜面に広がる網の目のような狭い小径は、数年前はあるいていてかなり息が切れていた気がします。迷路のような道を知らなくて気が急いていたというのもあります。が、今は、下草を刈ったばかりの草の萌えるあたたかい香りのりんごの木々の枝の間や、たまに広がる眺望と吹き抜ける風を、くつろいで楽しんであるいている自分を実感します。

下生えを刈ったばかりのりんご畑
乾いていく草のあたたかい良い香り

2026/05/26

■ あるく ■ 堤防のロボット草刈機


今年もまた(cf. 🔗 2025/6/2)、堤防の除草に無人機が活躍中。

■  作業がお昼休みでしたので、近づいてまじまじと見ます(いつもの"子ども野次馬"な性格...)。


■  このおかげで、気が遠くなるような巨大な堤防の面積を人力で草刈り...が不要になるとは。早い、静か、安全、人海戦術しかなかった頃の人件費よりは安かろう、と思うと、つくづく有用な機械だと思います。

2026/05/25

■ あるく ■ 河川敷のりんご畑


広大な河川敷のりんご畑の森をあるきます。


■  ごく小さな祠も、新しい緑に囲まれて雰囲気は明るいです。

今日 5/25

cf. 🔗 4/5

■  冬枯れも早春もじわりと佳い味わいですが、抜けるような青空のもと緑の広い草原がやはり似合います。

今日 5/25

cf. 🔗 4/5

■  農家の手植えのアイリス(アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ)が、あちこちで、花盛りです。いまどきはどこで見かけても驚くほど大きくて豪華です。

2026/05/24

■ きく ■ スピーカーをデスク前に置く


行き着くところまで行き着いてしまいました...。

■  まさかしないよね、しないだろうとも...と思っていたことをしました。

■  デスク上に載せていたDIATONE DS-9Z(🔗5/18)に代えて、メインの音響装置を置くことにしました。この10日で数十kgのデスクやスピーカーを3回も移動...。まるで、短気な釣人が、次々と餌やロッドを交換するかのような。

■  その分、デスクで聴くニアフィールドリスニングの分解能の良さをいやというほど痛感できたというわけで。

■  音楽ディスクの最後の音決めを総括する録音プロデューサーが、すぐの耳元で高級なスタジオモニターを使っているのに倣って、ウルトラニアフィールドリスニングでいきたいと思います。

■  "じっくりくつろいでベッドサイドのリクライニングチェアで聴く"はずだった人生設計が...(大げさ)。そのために壁コンセントはホスピタルグレードにしたのに... (ref. 🔗2025/8/10)。でもそのパターンだと、くつろぎついでに次の瞬間すぐ眠りに落ちてしまうことなど、もう20年来知っていたのですが。

■  残りの生涯、デスクで、極微小音量で、ショパンのマズルカからヴァグナーの指輪4部作まで何でも聴きましょう。

■  まずは今日は、スピーカーを移動設置。それだけで1日仕事...。スカンジウム合金、ベリリウムドーム振動板、ナノカーボンコーンという、私みたいな一般民間人には非現実のはずの素材でかためた2本で108kgの"Magico Q1"。


■  ひとまずはお気楽なDAC付きD級アンプで。エソテリックのVRDS機とイシノラボのパワーアンプは、明日以降順次接続します。

■  稼働時間は今後"毎日数時間"となるでしょう。なんだかまるで、ふだん着ないとっておきの晴れ着を24時間365日着て過ごす覚悟(大げさ)。精一杯使い尽くしたいと思います。

2026/05/23

■ あるく ■ 新緑から初夏へ


近くの公園をあるきます。


■  こないだまで冬枯れだったポプラは、もう新緑から初夏へ向かうところです。

■  まだ葉がじゅうぶん密ではないですが、淡い雰囲気もまた佳いです。

■  冬の緊張感も花の季節の浮き立った感もなくなり、穏やかな空気。

今日 5/23

cf. 🔗 1/15

■  近所をあるくのみですが、過ごしやすい時期を楽しみたいと思います。

今日 5/23

cf. 🔗4/16

2026/05/22

■ つかう ■ 鉛筆を使って - Tombow Mono 4B - 1ダースを使い切りました

今日5/22
新品の長さ; 178mm
先月の長さ; 094mm
現在の長さ; 071mm
今月の摩耗; 023mm
本数に換算; 1.5本/3週間
(2週間で1本)

1ダースを使い切った日数
110日 (2/1〜5/22) = 3ヶ月半

1本を使い切る日数
9日

2/1に新品1ダースを使い始め、毎月初に減耗度を報告してきました。→ ref. 🔗2/1

🔗2/1

■  番組の途中ですが、今日で使用終了とします。

■  5/1から今日5/22までどのくらい使ったかというと...;

■  5月は、1本あたり平均23mmの使用量でした。12本合計だと276mm, 28cm。

■  "鉛筆を残り0mmまで使うとして2週間で1本消費"という感じです。

■  この時点で終える理由は;
1) 電動鉛筆削り機に抜き差しする指のかけ代が厳しくなったこと
2) 延長キャップ(補助軸, 鉛筆ホルダー, エクステンダー)が使えないこと
3) 売却処分したいこと

■  理由1)
...爪を立てて抜き差ししないと...というレベルになりました。ポケットシャープナーのような、電動シャープナーでなくても削り続けられますが、今の使用法では、40分~50分で7,8本次々と使いますので、ちょうどその時間ごとに立ち上がって電動シャープナーを使うと、健康的で効率よいです。

■  理由2)
...Tombow MONO鉛筆は、塗装が、三菱鉛筆Hi-Uniを含む他社のすべての鉛筆よりブ厚く、どの延長キャップも穴径が小さくて入りません。ステッドラー製品(900 25 ; → ref 🔗2023/9/26)もクツワ製品(RB029, RH014, RH015"Hi-LiNE")も使えませんでした。

エクステンダー
Staedtler 900 25

鉛筆キャップ
kutsuwa RB029
三菱鉛筆 Hi-Uniは入るが、
Tombow MONOは入らない

■  理由3)
...棄てるのもしのびない、とっておいても意味がない、としたら、売却処分がいいです。個人売買サイトで、チビ鉛筆が売れるようです。どういう用途なのか不明ですが、好事家の方もいらっしゃるのでしょう。経費控除後の利益1円以上で売れる限り、売りましょう。
...トップ画像でおわかりの通り、ちょうど"MONO"のロゴと硬度表示が見える箇所で切り良く終わり、ひとまず売却時画像の"見栄え"はありそうです。

■  1ダースの寿命は、110日(3ヶ月半)。じゃ1年で3ダースあまり。

■  1本を使い切るのに9日。

■  半世紀ほど前の、高校2年になる春休み頃と、高校3年の夏休み頃に、英語&古文の自習の際に意識して鉛筆を使い、似たようなトライアルをしたことがあります。あいまいな記憶ですが、三菱鉛筆#9800HBでは「鉛筆1ダースは2ヶ月」、つまり「5日で1本消耗か」と実感した経験があります。

■  あのときは、強い筆圧で気合を入れて、何時間も勉強していたに違いありません...あの、「何らかの結果に結びついたのか?」という点はまったく別の問題ということでお願いします。

■  おととしは、Hi-Uniの10Bを毎日たったの1時間あまりつかって、たった2ヶ月で6本を消費。"10B"ですしネ。"筆記具"というよりは"画材"でした。"楽しい休日"気分でした。→ ref. 🔗2024/1/15

■  さて、次は...。4Bなどの濃く柔らかい鉛筆を次々と使う心地よさにもうしばらく浸ってみましょう。なんぼでも控えていますので...(;^^A

今日5/22
新品の長さ; 178mm
現在の長さ; 149mm

2026/05/21

■ あるく ■ 黄色いフジ

りんご畑の一角

最近良く見かける"黄色いフジの花"。りんご畑に植えている農家も目につくようになりました。

薄紫色の"フジ"は、ツル性です。りんご畑に植えるには棚をつくる手間がありそうで、一般的ではないです。

よく通りかかる集落の一角

■  が、この黄色いフジ(「キングサリ」「ゴールドチェーン」「キバナフジ」)は、木立性(自立する樹木)です。畑の入口などに目立ちます。

両者は違う植物なのは明らかですが...。

■  今年はりんご畑の小径を昼休みによくあるくようになって(クマさんのせいで山あるきができなくて)、ずいぶん目につくので、調べてみると、フジと同じマメ科の木のようで、属が異なるようです。

■  当地では、フジと時期がずれることなく、初夏に鮮やかな黄色の花房を垂れ下げて咲かせます。


■  今の時期、緑一色のりんご畑に、鮮やかな色を添えています。

2026/05/20

■ つかう ■ シェービングソープ "Soap Commander / Honor"


アメリカのアルティザン & ヴィーガン系のシェービングソープとしては、定番中の定番を。

■  Soap Commander製品は、レギュラー品と季節限定品がありますが、この"Honor"はレギュラー品のさらに定番商品です。アメリカのシェービング用品ウェブサイトではセールにかかっていることもよくあります。

■  レギュラー品は、その量が、競合製品を作っている他のどれよりも多く、6oz170g。価格は18ドル前後と、量にしてはかなりお安い方で(といっても日本円にしたらもう3,000円になろうかという高値になってしまいましたが)、たっぷり使いでがあります。

使い勝手も良く香りの傾向が穏やかで、バランスが良く、泡切れや洗い流しもスッキリした、不満のない高レベルな定番品です。

【サイズと価格】
Shave Jar (円筒形 ) φ = 90mm,  h = 79mm, wt = 6 oz (= 170g)
$18.49 (送料別) / Westcoast Shaving (PA / USA) 2022

【成分】
ステアリン酸、精製水、シアバター、ココナッツオイル、水酸化カリウム、グリセリン、水酸化ナトリウム、ヒマシ油、香料

【泡立ちと使用感】
■  植物油脂のみのヴィーガンソープです。ブラシの水分をよく切って、比較的多めにローディングします。

■  ラザリング時に水分が多いとすぐベシャベシャしますので、その点は気をつけて、2パス程度使います。3パス時のブラシの泡持ちは厳しいかな。

■  ですが、もっちりと泡立ちもよく、カミソリの滑りもなめらかです。何の不満もなし。

【香り】; ウェブサイトより拙訳
伝統的なバーバーショップをイメージした香りを構成するのは、ベルガモット、オレンジ、バジルの葉、樫の苔、パチョリ、香りの良い香辛料。これにほのかなハチミツとタバコがかすかに香るようブレンドしたものです。

■  柑橘系の香りがまず立ち上がりますので、日本で育ってきた日本人なら、これが床屋さん(バーバーショップ)の香りだとは誰も思わないでしょう。ベルガモットだけでなく、たしかにオレンジの甘い香りも感じる、と同時に森林のような深い香りもあります。

【まとめ】
泡立ち良く香りよく、他のアルティザン系に比べて特別何か尖った性能を誇示しているわけではないのですが、ゆえに安心感のある定番で、まよったらコレにしておこうかと思う基本のシェービングソープです。

■  香りの性格が、"覚醒", "興奮", "攻撃"とは逆の、やすらぎ、くつろぎを感じさせる良い香りです。それも、"夕方の", "仕事や緊張後の"というよりも、明るい午前中の、これから仕事に向かうような、気持ちをリセットして精神を統一するようなくつろぎ感です。この特徴は、Soap commanderのみならず、前回のStirlingやBarrister & Mannといった、アメリカのメジャーなアルティザン系シェービングソープの魅力です。この独自の世界観に匹敵する製品群は、他国には無い不動の存在感です。

2026/05/19

■ あるく ■ りんご畑の小径


軽トラがすれ違えない極狭い農道を、農家の人たちがいない昼休みの時間帯にあるきます。

■  広大な面積のりんご畑に網の目のように張り巡らされている迷路のような小径。砂利だと、たいていが行き止まりです。対して、昭和の時代の古いコンクリート道路は、通り抜けできるような道です。

■  いつもの位置からあるき始めます。ハリエンジュ(ニセアカシア)の、くるりと巻いてある若葉が展き始めるのが初夏の始まりの合図です。そろそろ道路がハリエンジュの梢に覆われそうですね。


■  天気も抜群に良く、風も穏やかで、一年で最も過ごしやすい時期です。


■  コンクリートの農道も乾ききって、気分良く歩けます。


■  あの冬の日や早春の日がつい先週だったかのようです。

cf. 同じ地点 🔗 3/5

■  この農園の方は、生け垣として、常緑のコニファーをキレイに刈り込んで農園の外構に巡らせています。夏も冬も、通るたびに、心やすらぐ心地よいたたずまいです。


■  趣ある刈り込みもありますね。

2026/05/18

■ きく ■ スピーカーをデスクに載せる


先日の"小さなスピーカーでデスクワークを楽しむ"スタイルだと(ref. 🔗5/15)、意外にも単純なデスクワーク作業がはかどります。

■  欲を出し、調子をこいて、"もっと音が良い別なスピーカーをデスク周りに"...。

思ったことは何度もあるのですが、実行に移せずためらっていました。ただ、このまま不十分で不満な使い方しかしないよりも、思いついたことはもう何でも試してみましょう。

■  手持ちの三菱DIATONEの"DS-9Z"です。専用スタンドは低すぎるので、デスク周辺では使えないという固定観念がありました。

■  でも、デスク幅2400mmを利用して、両端に載せてみましょう。まさに"デスクトップ"オーディオな状態。この時点でも、使える机の幅は1800mm(畳1帖分)程度あります。

■  1本20kgほどあり、もともとそれ2本を机に載せていいようなサイズじゃぁないです。

載せて、着席し、机に向かうと、猛烈な圧迫感...。あたりまえだ。


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■  このスピーカー、まず目に入る特徴は、トラピゾイダル型のエンクロージャ。220mmのコーンウーファと1インチ(25mm)のドーム型ツィータで構成される2ウェイ密閉型。


■  ウーファは高密度炭素繊維と芳香族ポリアミド系アラミッドのハイブリッドウィーヴィングです。その炭素繊維はカーボン系粒子を繊維状に組んだ超高弾性率を持つとか。

■  ツイータにも驚き恐れたのは、ボロン振動板という点です。こんな素材を成形して技術力の高さを誇るのはリクツではわかるけどダイジョブなんでしょうか。

■  他に、フレームやエッジやネットワーク、エンクロージャのバッフル板素材に至るまで、ハイテクな贅の限りを尽くした感がある技術立国ニッポンのスピーカーです。

■  購入したのが1987年頃。

■  先行して1985年にDIATONEの記念碑的作品"DS-10000 Klavier"が発表されていたのですが、翌1986年に、その"二番煎じ"的存在として発表され、構造は類似しています。DS-10000が欲しくてたまらなかったが、とうてい手が出なかったところに出現したわけで...。

■  その後、2010年頃に、リヤのターミナルが湿気で錆びていたのを機に、ターミナルはじめ内部のネットワークなどを専門業者に交換してもらいました。

■  挙句の果てに、DS-10000に倣って、ピアノ塗装業者に依頼して、ピアノブラックに全塗装し直してもらいました。

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■  三菱Diatoneのハイエンド2ウェイの特徴は、音圧レベルが低く能率が悪く、内臓をゆさぶるようなずっしりと重く沈んだ低音と、ガツンと硬いきらびやかな高音です。

■  ...など、長々と述べてきた点で、自分にとっては、いわば"ピアノソナタを聴くための専用機"として、ずっと手放せないでいたというわけでした。

■  Tannoyのデュアルコンセントリック(同軸フルレンジ)やJBLの15インチコーンウーファ搭載機にも手を出しましたが、結局このDIATONE DS-9Zが手元に残りました。1986年初出ですので、今年で40年目ですね。

■  結線し、アムラン盤のハイドンのピアノソナタで音を出してみます...

■  おぉ! KEFのミニチュアスピーカーとは全然違う!(あたりまえだ!?) 

■  こんなに耳に近づけて聴くんだから、"超ニアフィールドリスニング体験"となりますね!

■  極小音量で、異常なリアル感。ピアノの鍵盤を叩いたときに、羊毛フェルトが鋼線にあたるあの音まで聞こえるかのようです(たぶん半分は気のせい)。

■  "巨大なヘッドフォン"?...いや、耳をふさぐあの閉塞感はないです。

■  異様に広く高密度な空間が広がります。まったく新しい経験です!

■  前回のKEFの小さいスピーカーをつかって、ニアフィールドな"デスクトップオーディオ"の独特な世界の良さを実感しましたが、ここまで来ると、存分にその独自の世界に浸れそうです。

■  こんな冒険に踏み切ろうと思ったのも、「オーディオを始めてみようかな」と悩む友人Mくんのおかげです。彼にまた感謝!