2024/04/23

■ あるく - 砂沢溜池


夜明け頃に、砂沢溜池に沿う農道をあるきます。

 「夜明けの水辺」の光景は、夜明けのグラデーションが水の鏡面に増幅されるうえ、水面に霧が立つので、特別な良さがあります。

 とはいえ、気温は4℃。あるくには、寒いです。今朝いまこの瞬間は、複数の鶯(うぐいす)のみなさんが、これでもかと競うように呼び掛けてきます。

 この上↑の画像のエリアは、下↓の溜池の対岸に見える森林側からの眺めなのですが、道幅は軽トラ1台分の狭隘路です。冬期はヒトの脚を拒む場所です。ゆえに、厳冬期は渡り鳥が多く集う場所でもあります。

 雪融けの今の時期は、植生がまばらで、水面の眺望がよく開けています。夏になると水辺の植物が鬱蒼と繁茂して湖面の視界が効かなくなりがちです。ここに限りませんが、同じ地点で季節によって眺めが変わるのも、またそれぞれ独特の風情があって、趣が深いです。

2024/04/22

■ あるく - 平滝沼公園


 津軽半島の西海岸にある平滝沼公園に。あえてバイパスを避け、午後の陽射しの中、昔ながらのいなか道の沿道の、民家の庭先に咲く梅や桜や辛夷(コブシ)の花をすり抜けるように、ゆるゆるとゆっくり20kmを30分ほどかけて、北上して海側に向かいます。

 ここも桜が満開です。

 広い敷地に桜の木を1000本植栽、という、いかにもいなかのお役所があり余る土地をふんだんに使って造成した公園で(?)、「桜祭」もあって、にぎやかなイベントも開催中...、の終わりそうな時間帯にわざわざ出向いてみるという...。何か世の中の捉え方に偏向がありますか、もしかして、私は...。

 お天気は、やはり昨日同様、晴れているのですが冷たい風が強く吹きつけます。とりわけココは日本海に面する海岸まですぐあるいて5分ですので、海風が身にこたえます。

 日曜のお日さまも傾きかけて、イベントや出店などの関係者は撤収作業中。来訪した客の流れも引き潮ですが、家族連れなどがまだ休日を楽しんでいます。肌寒いのですが、子どもたちの走り回る元気な声、車座になって気合いで飲むおじさんたちの元気な声(?)...、そろそろじゅうぶんお酒が回り、強烈な方言による大胆な放言と爆発する笑い声...。大いになごむ雰囲気です。

 敷地が広いので、公園のすみっこの静かなエリアにも、満開の桜の木たちがたたずんでいます。北縁の緩やかに落ち込むような傾斜地ですので、地面は、前年の落ち葉の下に湿った雪融けの腐葉土。スニーカーなどでは濡れて埋まるので人が寄り付かないです。知った上でヴィブラムソールを履いて来ましたので、一人静かなエリアをえんりょなく散策します。

 桜の木がここにも満遍なく規則正しく植えられて、それぞれが計画的に剪定された枝を伸ばし、傾斜地の下側から見上げると、まるで粗密の均されたぶどう棚のように満開の花を散りばめています。誰も気づいてくれないひっそりとした桜満開の広いエリアです。

■ ちょっと距離を置いて聞えてくる楽し気な休日の雰囲気のなか、一人で味わう「桜の棚」。「一歩引いたしあわせ感」みたいなこの雰囲気を味わいに、今年もやって来たのでした。

2024/04/21

■ あるく - 菊ケ丘公園

※ 公園。2024-2/9↓の雪景色とほぼ同じポイントから


自宅から、小学校をとおって、菊ケ丘公園まで、あるいて7分。図書館もあるエリアで、公園をあるいて、のち、館内で本をめくって、2冊ほど借りました。

 肌寒いけど、陽射しがあって、桜は満開。公園では散歩やおしゃべりの人たちがちらほら。思いのほかやや寒いので、人もまばらで、雰囲気はなごやかです。

 桜は、ここ3日間ほど日中10℃あまりと低温だったので、開花がずいぶんとゆっくりで、いつになく花が長持ちしています。

 風は冷たく強いのですが、いままさにこの時間帯に満開となった花は、散らずに揺れています。

 明日以降は気温が持ち直して、向う一週間は日中17℃~20℃のようですので、いっきに散るでしょう。

※ 小学校

2024/04/20

■ なおす - 車両のオイル交換

すっかり現代的になったエンジンヘッド周り。
あ、35年前の初代ロードスターと比べています...。
あの昭和の設計からは、変わって当たり前か...。

昨年の今ごろは実家整理に押しつぶされていた反動のように、今年は、わざわざウォーキングするために、クルマであちこちに移動しています。「健康のため」「ウォーキングのため」なのであれば、自宅周辺を/最初から、さっさと徒歩で長距離をウォーキングすればいいのでは? と思わないでもないです。

 が、ウーラントの詩にもある通り(!?)(2024-3-16ご参照)、あのいちばん遠い、いちばん深い谷も、今はもう花盛りだと思うと(??)、いてもたっていられないです。雪融け・早春・新緑と、津軽地方のそこかしこの、最も良い時候の雰囲気に、身も心も浸りたい思いが、今年はいっそう強いのでしょう。

 その分、クルマの走行距離も伸びるわけで...。オートバイなら燃費が良いのですが、軟弱者の私は、早春のひんやりさわやかな風...のはずが、寒くてこごえて判断や動作が鈍りますので、シューズやら現地でそれを水洗いするブラシやらを積んでクルマで移動...。早春の息吹は、もっぱら、あるいて感じることにします...。

 今日はそのメンテナンスとして、オイル交換をします。エンジン・オイルの他に、ミッション・オイルも交換したいです。今日もまた先月3/9に引き続き、「意味不明な画像だな、コレ」な方、ごめんなさい...。

  F. Garageさん(🔗3/9)にお願いして、また見学させてもらいました。子どもみたいに何でも見たがる困った客です...。

  エンジンオイルは、2,000kmのスパンでは、そりゃちょっとは汚れていますが、ま、もう少し辛抱して使えたかも、と、色だけ見ると、ついそう思います。

エンジン・オイル

  ところが、ミッションのドレン・ボルトを抜いてビックリ!こ、これはいったい...。新しいオイルは、通常は、サラダ・オイルのような明るい色合いなんですが、たった2,000kmで、どうしてこうなっちゃった!?

ミッション・オイル

 まぁ、まだまだこのクルマの年齢は子どもみたいなものです。ミッション・オイルがこうだとわかったら、次回は、チョっと恐怖のデフ・オイルも、ステキな香りに包まれる決意を固めて、交換することにしましょう...。

 ほとんど乗らなかった昨年に対して、今年は、せっかく幸運にも手にしているすばらしい道具なのですから、熟知した専門家のていねいな手で、フレッシュな状態を維持して、悔いなく活用してみたいなと思っています。

2024/04/19

■ あるく - 八甲田山 - 笠松峠付近


 今日も昨日も、どんよりとした花曇りの空。時おり雨がぱらつきます。

 また、八甲田山の道に行ってみます。

 こんな天候の平日ですので、マイカーでドライブという人は少ないでしょう...、と思いまして。

 八甲田連峰を貫く国道103号線を、小型軽量スポーツのロードスターで軽やかに登攀します。道は乾燥路面で閑散としています。萱野高原を越え、酸ヶ湯温泉を越え、冬期閉鎖ゲートを越え、最高地点は標高1040mの笠松峠です。幸運にも少し晴れ間が出ました。


 雪の回廊は、今年はやはり高さが例年より低く、しかも4/1の開通から好天続きだったので、雪も圧縮され、今は3m程度でしょうか。大型バスの車高はそのくらいですので、すっぽり隠れる程度。直線路で2台すれ違える程度の除雪規模です。今日のような天気でも、時おり大型バスが往来します。この「雪の回廊」の時期は定期観光便やチャーター便が組まれているのでしょう。でもバスの側面の車窓からだと延々と壁しか見えないんじゃぁ...、ま、いっか。

 峠ポイントから南に1kmほど下った地点に「睡蓮沼」があり、除雪車両編隊待機用のやや広いスペースがあります(夏期は数台の駐車スペース)ので、そこに停めて、峠の前後をあるいてみます。


 約1km程度ごとに、除雪作業車退避用に道脇に除雪しているポイントがありますので、そこから「雪の回廊」の上に徒歩で登ってみましょう。今日の足元は、モンベルのマリポサ・トレール(トレッキングシューズ)(2024-4/9)を履いています。

 今この時期には、雪は、氷状態の硬さに締まった時期を過ぎて、徐々に緩んでいます。硬いが、強く蹴るとザラメ状に飛び散る状態です。この先気温が上がると、もうひとの足では乗っかれないでしょう。先ほど、酸ヶ湯温泉の上側にある、無雪期用の「八甲田大岳登山口」で、ツボ足で登山を終えて降りてくる単独行の人を見かけました。プラスチック製の冬用マウンテニアリングブーツに12本爪のアイゼンを装着しています。片手にピッケル1本、ザックにも1本...。猛者レベルの相当な上級者でしょう。永遠の初心者の私なら滑落が怖くてとてもじゃないです。でも雪の回廊におそるおそる3m程度進入する分には、トレッキングシューズでも行けます。比較的歩きやすいです。目を上げると雪原の向うに北八甲田のピーク群。思わずこの雪原をしばらく散策したい衝動にかられます...。臆病者なので、ヤメときましょう...。

北八甲田連峰

 北八甲田のピークを目の前に眺めます。画像の、左端に切れたピークが石倉岳、その右となりが硫黄岳、中央奥ガスがかかるのが連峰の最高峰となる八甲田大岳(1585m)、中央右が小岳、画像右が高田大岳(1559m)。山あるきとしては、八甲田大岳か高田大岳のいずれかのみで丸一日の行程です。ただ、変化に富んだ山あるきの楽しさと景色の美しさからして、八甲田大岳は、まさに東北随一です。想像するだけでワクワクします。この夏はあるいてみたいものです。

南八甲田連峰の一部

 道を隔てて向うの南八甲田連峰は、どのピークも、県内のどの平野から眺めても、なだらかな稜線でおだやかな美しさがあります。斜面を見ただけで、春スキーは夢のように素晴らしかろうと空想してしまいます。他方で、無雪期のアプローチが、体力さえあれば、日の出に出れば午後までかけて、猿倉岳・駒ケ峯・乗鞍岳と主要なピークを踏んで、矢櫃萢の湿原を周回して戻れるのですが、笹藪の根元を這うように細い泥濘な自然の水路地形を登攀し、果てしなくガレた道をひたすら歩きます。いずれもじゅうぶんな整備のないトレールを見失わないようにする緊張感もあって、疲労困憊ルートです。

...などと想像しながら、峠と睡蓮沼の間のアスファルトを2kmほどあるき、萱野高原にクルマで降りてきます。あるきたかったのは、やはりここ、ブナの樹林帯です。萱野高原 - 田代平雪中行軍遭難者像の間の、700m等高線をトレースするようになだらかな県道40号線。クルマの気配はなく、残雪のせいで、空気は冷え、気温7℃。雪と空のグレー、冬枯れのブナ樹林。モノトーンで静かな光景をあるきます。

※ 県道40号 青森田代十和田線

ふもとに降りると、桜もはらはらと散るふっくらとした暖かさでした。