2024/04/20

■ なおす - 車両のオイル交換

すっかり現代的になったエンジンヘッド周り。
あ、35年前の初代ロードスターと比べています...。
あの昭和の設計からは、変わって当たり前か...。

昨年の今ごろは実家整理に押しつぶされていた反動のように、今年は、わざわざウォーキングするために、クルマであちこちに移動しています。「健康のため」「ウォーキングのため」なのであれば、自宅周辺を/最初から、さっさと徒歩で長距離をウォーキングすればいいのでは? と思わないでもないです。

 が、ウーラントの詩にもある通り(!?)(2024-3-16ご参照)、あのいちばん遠い、いちばん深い谷も、今はもう花盛りだと思うと(??)、いてもたっていられないです。雪融け・早春・新緑と、津軽地方のそこかしこの、最も良い時候の雰囲気に、身も心も浸りたい思いが、今年はいっそう強いのでしょう。

 その分、クルマの走行距離も伸びるわけで...。オートバイなら燃費が良いのですが、軟弱者の私は、早春のひんやりさわやかな風...のはずが、寒くてこごえて判断や動作が鈍りますので、シューズやら現地でそれを水洗いするブラシやらを積んでクルマで移動...。早春の息吹は、もっぱら、あるいて感じることにします...。

 今日はそのメンテナンスとして、オイル交換をします。エンジン・オイルの他に、ミッション・オイルも交換したいです。今日もまた先月3/9に引き続き、「意味不明な画像だな、コレ」な方、ごめんなさい...。

  F. Garageさん(🔗3/9)にお願いして、また見学させてもらいました。子どもみたいに何でも見たがる困った客です...。

  エンジンオイルは、2,000kmのスパンでは、そりゃちょっとは汚れていますが、ま、もう少し辛抱して使えたかも、と、色だけ見ると、ついそう思います。

エンジン・オイル

  ところが、ミッションのドレン・ボルトを抜いてビックリ!こ、これはいったい...。新しいオイルは、通常は、サラダ・オイルのような明るい色合いなんですが、たった2,000kmで、どうしてこうなっちゃった!?

ミッション・オイル

 まぁ、まだまだこのクルマの年齢は子どもみたいなものです。ミッション・オイルがこうだとわかったら、次回は、チョっと恐怖のデフ・オイルも、ステキな香りに包まれる決意を固めて、交換することにしましょう...。

 ほとんど乗らなかった昨年に対して、今年は、せっかく幸運にも手にしているすばらしい道具なのですから、熟知した専門家のていねいな手で、フレッシュな状態を維持して、悔いなく活用してみたいなと思っています。

2024/04/19

■ あるく - 八甲田山 - 笠松峠付近


 今日も昨日も、どんよりとした花曇りの空。時おり雨がぱらつきます。

 また、八甲田山の道に行ってみます。

 こんな天候の平日ですので、マイカーでドライブという人は少ないでしょう...、と思いまして。

 八甲田連峰を貫く国道103号線を、小型軽量スポーツのロードスターで軽やかに登攀します。道は乾燥路面で閑散としています。萱野高原を越え、酸ヶ湯温泉を越え、冬期閉鎖ゲートを越え、最高地点は標高1040mの笠松峠です。幸運にも少し晴れ間が出ました。


 雪の回廊は、今年はやはり高さが例年より低く、しかも4/1の開通から好天続きだったので、雪も圧縮され、今は3m程度でしょうか。大型バスの車高はそのくらいですので、すっぽり隠れる程度。直線路で2台すれ違える程度の除雪規模です。今日のような天気でも、時おり大型バスが往来します。この「雪の回廊」の時期は定期観光便やチャーター便が組まれているのでしょう。でもバスの側面の車窓からだと延々と壁しか見えないんじゃぁ...、ま、いっか。

 峠ポイントから南に1kmほど下った地点に「睡蓮沼」があり、除雪車両編隊待機用のやや広いスペースがあります(夏期は数台の駐車スペース)ので、そこに停めて、峠の前後をあるいてみます。


 約1km程度ごとに、除雪作業車退避用に道脇に除雪しているポイントがありますので、そこから「雪の回廊」の上に徒歩で登ってみましょう。今日の足元は、モンベルのマリポサ・トレール(トレッキングシューズ)(2024-4/9)を履いています。

 今この時期には、雪は、氷状態の硬さに締まった時期を過ぎて、徐々に緩んでいます。硬いが、強く蹴るとザラメ状に飛び散る状態です。この先気温が上がると、もうひとの足では乗っかれないでしょう。先ほど、酸ヶ湯温泉の上側にある、無雪期用の「八甲田大岳登山口」で、ツボ足で登山を終えて降りてくる単独行の人を見かけました。プラスチック製の冬用マウンテニアリングブーツに12本爪のアイゼンを装着しています。片手にピッケル1本、ザックにも1本...。猛者レベルの相当な上級者でしょう。永遠の初心者の私なら滑落が怖くてとてもじゃないです。でも雪の回廊におそるおそる3m程度進入する分には、トレッキングシューズでも行けます。比較的歩きやすいです。目を上げると雪原の向うに北八甲田のピーク群。思わずこの雪原をしばらく散策したい衝動にかられます...。臆病者なので、ヤメときましょう...。

北八甲田連峰

 北八甲田のピークを目の前に眺めます。画像の、左端に切れたピークが石倉岳、その右となりが硫黄岳、中央奥ガスがかかるのが連峰の最高峰となる八甲田大岳(1585m)、中央右が小岳、画像右が高田大岳(1559m)。山あるきとしては、八甲田大岳か高田大岳のいずれかのみで丸一日の行程です。ただ、変化に富んだ山あるきの楽しさと景色の美しさからして、八甲田大岳は、まさに東北随一です。想像するだけでワクワクします。この夏はあるいてみたいものです。

南八甲田連峰の一部

 道を隔てて向うの南八甲田連峰は、どのピークも、県内のどの平野から眺めても、なだらかな稜線でおだやかな美しさがあります。斜面を見ただけで、春スキーは夢のように素晴らしかろうと空想してしまいます。他方で、無雪期のアプローチが、体力さえあれば、日の出に出れば午後までかけて、猿倉岳・駒ケ峯・乗鞍岳と主要なピークを踏んで、矢櫃萢の湿原を周回して戻れるのですが、笹藪の根元を這うように細い泥濘な自然の水路地形を登攀し、果てしなくガレた道をひたすら歩きます。いずれもじゅうぶんな整備のないトレールを見失わないようにする緊張感もあって、疲労困憊ルートです。

...などと想像しながら、峠と睡蓮沼の間のアスファルトを2kmほどあるき、萱野高原にクルマで降りてきます。あるきたかったのは、やはりここ、ブナの樹林帯です。萱野高原 - 田代平雪中行軍遭難者像の間の、700m等高線をトレースするようになだらかな県道40号線。クルマの気配はなく、残雪のせいで、空気は冷え、気温7℃。雪と空のグレー、冬枯れのブナ樹林。モノトーンで静かな光景をあるきます。

※ 県道40号 青森田代十和田線

ふもとに降りると、桜もはらはらと散るふっくらとした暖かさでした。

2024/04/18

■ あるく - 八幡さま


 霧の早朝、あるいて3分の八幡さまへ。

 桜はそろそろ散り始めています。霧も、あるくにはよい雰囲気です。

下は、昨年の冬の入り(2023-11/30)。

二拝二拍一礼したのち、本殿後ろの土手に上がってみます。対岸は霧で見事なまでに見えず、不思議な気分です。


■ 本殿後ろの土手の中腹。画像中央と右側は堰堤と一級河川岩木川。大改修が竣成し、巨大化した堤防の裾は広がり、画面中央に縦列していたポプラの大木群はすべて伐採されました。現代化した堤防に大きな安心感。と同時に、幼い頃ものごころついた頃から半世紀以上なじんだ、存在していたはずが失われて変わり果てた光景に、この霧のような、気持ちの整理がつかない思いです。

2024/04/17

■ あるく - 菊が丘公園


今朝は夜明けごろに近所の菊が丘公園へ↑。桜が八分咲きを過ぎたころでしょうか。

その足でいつもの梅園へ↓。いずれも、この2,3日で満開でしょう。週末は花吹雪となりそうです。


この周辺は、梅と桜が同時です。桜も、淡い色の梅の花も、似ているけれど一呼吸おいてみると、異なる雰囲気を漂わせています。いずれも心地よいです。

2024/04/16

■ なおす - パンナイフを砥ぐ


パンナイフの刃は、一般にパーリング(波刃)なのですが、寿命の短さから、私は、波刃だった貝印の製品を、無理やり砥いで、平刃(なめらかな直線状の刃)に強引に加工したのが、20年ほど前(🔗→2023/7/19)。画像↓の通りです。

画像↑内の、上は新品の波刃、下は加工後の平刃 (2023-7/19)

 でもいずれ切れなくなるのは刃物の運命。私はこれを毎月1回砥いでいます。


 家庭用製パン機(ホームベーカリー)が普及して、私でも自宅で材料をそろえてパンが焼けるのは、うれしいです。

 小中高の頃にヘッセやゲーテの、また大学に行ってからはノヴァリスやシュティフターなどのドイツ文学に親しみました。その小学校の頃から、どうしても不思議でならなかったのが、ドイツ文学の作品中に見受けられる「黒パン」という表現でした。「パンは白いんじゃ?」というのが当然だったので、黒パンって何なのか、まるで中まで真っ黒に焦げたパンを想像し、激しく謎に思っていました。

 東京の大学に行ったので、「パン屋さんでつくったパン」という高級食品を買えるようになり(私の田舎の実家周辺には当時存在しなかった...)、黒パンというのは小麦というよりむしろライ麦を主に使ったドイツや北欧の地方特有のパンだと知りました。「黒パン」という名詞もドイツ語では何種類もあって、大いに謎でしたが、ライ麦の精製度や小麦粉の配合率の違いでネーミングが異なるとだいぶ後になって気づきました。これも文化の一場面ですね。フランスにて「フランスパン」とかデンマークにて「デーニッシュ」じゃぁ、話が通じないのと似ているでしょうか。

 そのライ麦パンを20歳前後にして初めて口にした際には、やはり違和感。小さいサイズでずっしり重く、ごく薄切りで、ぼそぼそした食感で、酸味と粘りがあって、甘さも柔らかさも全くなく...。しかし、特有の香りや栄養価があると知りました。とはいえ、東京のオシャレなパン屋さんのパンを日常的に買える身分じゃぁないので、珍しい食品というにとどまりました。

 ホームベーカリーを使って20年以上たちますが、買った動機は、家族が使いたいから、私も興味があったから、「ふんわりやわらかい、牛乳と砂糖をたっぷり使った食パン」という、ふつうにあこがれる食パンを焼いてみたいナ、というだけでした。が、その後すぐ、小麦粉と塩のみのたった2種の原料と、水と酵母だけで「フランスパン」を食パン型に焼ける、また、なんと「ライ麦パン」も焼ける...ことに気づき、この20年、もっぱらその2種のパンを毎週数日おきに焼いているというわけです。

 この間、いったい何本のパンナイフを無駄に...、いやその話は2023-7/19でしましたネ。

 フランスパンは、こだわって使っている専用小麦粉"カイザー・メゾン"などのクラムが刀身にねばりつきやすいことや、ライ麦パンは、最もハードなタイプのパンであることから、ナイフを入れてスライスする行為は気合いの要るワザです。

 ゆえに、ナイフは、意地になっているかのように毎月砥いで、ベストな状態を保ちます。パンナイフなのに自己満足のカミソリシャープに仕上げています。

 が、焼き上がり時にホームベーカリーの羽を含んで取り出すことがよくあり、スライスする際に、うっかり鉄製の羽に刃をガリガリとあてることもしばしばです。

 以上のような過酷な環境下で酷使する特殊性から、やはり通常の包丁に準じた頻度で砥ぎ続けているというワケでした。

 今日も、小さな重い1斤を、12枚に薄くスライスします。小さい1斤でも1人では3,4日もちます。オリーブオイルのみでよく噛んで食べると、お腹のもちが良いです。後から知ったのですが、ライ麦やサワー種といった素材の効能はもとより、GI値の低さは、精製した白い小麦粉と白砂糖をふんだんに使った通常の「食パン」の比ではないようです。血糖値が乱高下して短絡的な人間にならないよう、少しはドイツ人の冷静な合理性に近づくことができればいいんですがネ...、パンだけマネしてもだめかな。