2025/03/05

■ あるく ■ 屋根雪


今朝見ると、また白銀世界。でも昼にはもう道は乾燥路となりました。気温は0℃前後で、まだまだ油断がなりません。

 とはいえ、雪融けの時候で目につくのは、屋根雪。気候が緩み始めたここ1週間程度、あるく途中でいくつか撮り溜めた屋根雪の画像を。

 郵便局(🔗1/2)。いつも見事な仕事をする屋根です。


cf.1/2

すぐ近所の廃業した糀屋さんの工房の屋根。完璧な仕事ぶりです。


同じくすぐ近所の、住む人がいなくなった家屋。古い屋根ですが、すっきり雪を落としています。


近所の二階建ての家屋。屋根雪が2階の窓を覆わんばかり。その雪は大胆に画像右の塀をオーバーフローして下の道路にも雪崩れ込んでいます。


山里の集落にある重機車庫。丘の頂上にあって、大きな片屋根が、谷にいくらでも雪を流しています。


あの山あいの集落(🔗1/26)。そうとうな積雪量だったことでしょう。画像左の出入り口の除雪でやっとでしょうか。


岩手の北上山地などの酪農地帯によく見られる"ギャンブレル式二段勾配屋根"。通常は1階が畜舎で2階は貯蔵庫ですが、ここは住居として使われているようですが...。無事を祈ります。


こちらは伝統的な囲炉裏の煙出し屋根がある津軽の大農家風建築ですが...。玄関と反対の北側はもう除雪を放置という生活スタイルでしょうか。


玄関出入り口が危ういです。建物の骨格がもしかして歪んでいるかもしれません。


圧壊しました...。倉庫のようです。これは切ないです。お見舞い申し上げます。と同時に、この場にいると、他人ごとではない恐怖感、胸をぎゅっと締め付けられる痛々しさがあります...。

2025/03/04

■ りんごをいただきました


昨日の午後にふと我が倉庫に入ってみると、段ボールが置かれています。使い回しではない新品の段ボールでりんごの絵柄。あきらかにりんごの香りがします。はっきり贈答品です。


■ 「誤配だ」とすぐ思ったのですが、荷札がなく、誰かが置いていったふう。近所の人の誰かの遠い知人が誤ってこの倉庫に...と思いましたので、判るまで安置することに。

 でも宅配便のお兄さんたち以外で、"倉庫のココに置けば私が気づきやすくかつ安全"、と分かっている人でなきゃ、ココには置かないはず...。

 逡巡していると、数十分後にメールが。従弟でした。

 これは望外の喜び!すぐにカッターを当てます。

 見事な雪室(ゆきむろ)です。

 開けた瞬間(トップ画像)、これ、3カ月ほど前に他界した叔父(🔗2024/11/19)が、去年の今頃から剪定を始め、育て、収穫した最後の作品なのでは...と思うと、ちょっと視界が滲みます。

 割ると、パッキリと良い音。果汁があふれてみずみずしく、甘みがぎゅっと濃縮されています。う、うれしい!この季節にこんなに良いりんごを。

 大事に慈しんでいただくことにします。

2025/03/03

■ つくる ■ 煮込む


 四旬節前に、ひと煮立ちさせてみましょう、また(cf. 2024/2/2)。

 今日は、いつもの"ごった煮"(🔗2024/2/13)ではなく、レストランレシピで。

 というのも、ありえないほどすばらしいお肉(当社比)を贈ってくれた方がいて...。ありがとうございます。伏してお礼申し上げます。

■ レストランレシピとは言え、著名レストランがレシピをすべて公開してくれると思っていますか? レシピの一部はそっと隠しているでしょう。でもそれですら、プロンジュールからシェフ・ド・パルティエまで、専門知識と技量訓練を積んだ大の男ども数十人が寄ってたかって(?)、膨大な専用厨房器具を駆使してつくった挙句にスーシェフからのダメ出しを食らってさらに磨いた中味を欧州白磁の大皿に盛りつけてメトルが大切に差し出してくれた一皿...。一口で無くなりそうなそれが一皿5,000円程度ならお安いのでは? (と、自分では永遠に縁がないので、思い切り無責任なことを言っています)。それが、家庭で、貧弱な什器装備で、素人が、たった一人か二人で、再現できることは絶対ありえないです。

 それでも"形だけでもマネ"を。そのレベルでもう四半世紀。冬は毎日作っていたことも多々あった年月も重ねて数百回ほどつくったのに(その回数って、著名レストランじゃぁ1,2年ですが)、で、うまくなったかというと...。

 ま、思い出しつつ、つくりました。キッチン用ボウルに2杯でも溢れるような野菜が、炒めているうちに、ニンニクと玉ねぎが半分の量に、セロリとニンジンをどっさり加えたのにさらにまた半分に、刻みトマトを加えてさらにまた半分に、焼いて休ませた肉と赤葡萄酒と香草束を加えてまた半分に...と、ここまで4時間、ますます嵩が減ります。フォンドヴォスープを加えて加熱3時間後、灰汁取りを繰り返してさらに3分の1に。

 肉と椎茸(個人的好み)を取り出して、野菜類を濾します。この辺りの段取はどのお店のレシピも極秘箇所ではないかな。今回は異なる器具で2度濾します...2度じゃ足りないけれど。

 結局、ボウル2杯山盛りだった野菜は、小鉢1杯の野菜の残滓(お肉を見て驚いたので、失敗しないよう、あらかじめ練習を重ねた一部が🔗2/21)と、レードル1杯のデミグラススープに圧縮されました。それで分量すべてです。大量の野菜は、レードル1杯のスープになるためにこの世に生まれてきたのですね。ココが、"全部噛んでたらふく食えるごった煮"とちがって、ツライところです。

 その甲斐あってか、今日は、いつものごった煮の庶民シチューとは異なって、ある程度はノーブルなレストラン風に"うまく"いきました("うまい"かどうかはあくまで当社比です)。

  "たんかん"(🔗2024/2/22)も添えてみます。ネーブルオレンジのようなエキゾチックな明るいフレーバーになりました。今年は遅い灰の水曜ですが、明るい春が楽しみになるような雰囲気が出ました。