2025/07/31

■ なおす ■ クラシックシェービング - クールなフレーバーで


■ ■ 暑い日が延々と続きます。きのうの津波警報も、次々と注意報に替わり、その範囲も縮小しているようで、このまま収束に向かってくれるよう祈ります。

■ ■ 暑さや重苦しさを少しでもやわらげ、気分をたてなおせるよう、いろいろと工夫して暮らそうとこころがけています。

■ ■ ここのところ、シェービングには、ソープではなく、お手軽なクリームチューブタイプを使っています。

■ ■ イタリア Proraso製の、緑のrinfrescante (さわやか)フレーバーが連日の出番です(↑トップ画像)。

■ ■ ブラシは、豚毛のノットを。

■ ■ 高級品のバジャー(アナグマ)に比べて、豚毛は、乾燥しきった状態ならざりざりした剛毛で、デンスは疎で、見た目が貧相です(🔗2023/11/12)。


■ ■ が、同時に見た目にシャリ感や清涼感があり、つい手が伸びます。とは言え、濡らすとしっとりつやつやに柔らかくなり、価格は安く、寿命もバジャーより長く、欧米では10年20年いや一生使う人も多い定番品です。見た目の貧弱さとうらはらに、身の丈に合った毎日の愛用品という親しみがあります。

■ ■ チューブからほんの5mm程度を、ウォールナットのソープトレイに。トレイにはあらかじめ、ベースとなる自作のオリーブオイルソープを製作時から流し込んであります。ここでラザリング(泡立て)をすると、香りはじゅうぶんにさわやかに立ち上がるのですが、ベースのオリーブオイルソープの滑らかさや純良さが肌をぴたりとコーティングするようなすばらしい剃り上がりが得られます。


■ ■ プロラソの緑チューブは、買った当初は、ミントフレーバーの刺激が、肌にも鼻にもあまりにもキツ過ぎて、とても使えず、すぐ流してしまったことがありました。今は適度に香りが揮発して抜けたか、それともオリーブオイルソープの上で泡立てるのが効いたか、爽やかさはじゅうぶんありつつも、実にマイルドです。

■ ■ やはり、クラシックシェービングは、夏は夏で爽快なものがあります。いつの季節も変わらず、楽しみなひとときです。

2025/07/30

■ 津波警報避難、お見舞い申し上げます

NHK 避難場所マップ

■ 今朝のカムチャツカ半島沖地震(M8.7)による津波警報にもとづいて、高台等に避難されている方々に、お見舞い申し上げます。

■ 当地は注意報にとどまりますが、猛暑炎天下での避難は、想像するだけで、自分に耐えられるかほんとうに不安です。

■ 一刻も早く、何事もなく警報が解除され、元の生活に復帰できることを、こころから祈ります。

2025/07/29

■ つくる ■ 夏休みの工作 - パソコン - 1.さいしょのかんがえ


こんにちは。夏休みになり、わたしがかよう小学校では、宿題に「工作」もえらべます。工作のなかでも、「ダンボールを使って」「廃材を使って」「実験をかねて」工作をするのをすすめられていますが、自分でかんがえたオリジナルの工作もみとめるそうです。

 お友だちのアイさんは、とくいの裁縫で、「巾着」をつくるそうです。「巾着」とは何なのか、はじめてしりました。いいなぁ。お友だちのウミさんは、とくいのお料理用に、「カラトリーセット入れとして籐でバスケットをあむ」といっていました。おしゃれな感じのひびき。いいなぁ。でも「カラトリー」って何かわからなかったので、しらべたら、ナイフやフォークなどの「カトラリー」のことだそうです。

 4年生になったこの春からわたしには部活動がみとめられ、パソコン(PC)部にはいりました。つかっているプログラムはScratchです。でもこの夏休みに、じぶんですきなプログラムをえらんでまなんでみたいです。

 じぶんの家では、これまでおさがりのデスクトップパソコンをつかってきましたが、世代がふるいようで、自宅でAIというのをつかうと、ヘビみたいな名前のプログラムがうんうんくるしんでかんがえています。

 だから、夏休みの工作に、じぶんでPCをちゅーんなっぷしようとおもいます。うまれてこれまでの10年間にたまったお年玉をつかっていいことになったので、ぶひんをあたらしくしたいです。ちいさいケースと電源は、つかいつづけたいです。

 かう部品を、きょうはあれこれかんがえてみましょう。

  PCではゲームもお絵かきもしないのですが、AIの中にすんではたらかされてくるしんでいるいるヘビさんが楽になればいいなとおもいます。まなびたいプログラムは、まずはC言語というものですので、そんなにすごいマシンじゃなくていいですが、いっそうかるくてはやいのがいいです。

 高級言語なのに低級なC言語なら、メモリのセル番地わりあてやポインタのそうさが、わたしにできるかどうかはともかく、すくなくとも概念上はそんざいして、まるでマニュアルミッションをもつ小型軽量スポーツのマツダユーノスロードスターやロータスエリーゼのような、ミッションやサスジオメトリのシンプルなメカの構造をはあくしたうえでのプリミティヴな操作感が、ぞんぶんにあじわえます。構造体からクラスをまなんだら、あとは、まるでPDKミッションの役付き911みたいな豪かいなのりごこちをもつプロトなオブジェクト指向のJavascriptやpythonをすこしずつまなびたいです。あ、あれ、おっと、わたしはたしか10歳女子のはず...。

 おさがりのアルミ削り出し肉厚プレートのケースは、フォームファクタにMini-ITXという制約があります。でもわたしの夏休みの工作にはちょうどよいサイズです。AIが今後どのくらいふたんになるのかわからないですが、そのぶんCPUをおごることにして、ひとまずゲームなしお絵かきなしなので、グラボなし。だとしたら、ATXタワーなんかわたしにはいらないよね。

 小型軽量高速なつもりのPCのスペックですが;

_ Mainboard; Gigabyte B850I Aorus Pro

_ CPU; AMD Ryzen 7 9700X

_ CPU-fan; ID-Cooling IS-40X-V3

_ RAM; DDR-5, 64GB(32GB×2) Crucial CP2K32G56C46U5

_ Strage; SSD 1TB, M.2(type2280), PCIe Gen5 Kioxia EXCERIA PLUS G4 CK1.0N5PLG4J


 そくどのボトルネックをすこしでもつくらないようにかんがえました。

 はやさの点では、いっそSSD2枚でRAID0をこうちくしようかとのおもいが脳裏をよぎりました。なおわたしはたいしたデータもちくせきしないしストリジはSSDのみなので、はそんするHDDをぜんていとしたRAID1や5の冗長性はふようです。バックアップは、容量がちいさいことから、外づけの(というかぐたいてきにはシャシないぶにSSDの物理的別ドライブをSATAせつぞくして)フルバックアップを、クラウドには日々の増分をべっこにまめにかさねたいとおもいます。

 RAID0はマザーボードのBIOSレベルでもデフォルトでかのうですが、もうHDDの時代じゃないんだし、マザボの仕様は、M.2の1枚をCPU直結のNVMeスロットにさすことができるうえに、PCI-eのバージョンは5.0の仕様なのでチップセットをけいゆするとしてもはやいです、きっと。ストライピングのRAIDをいっしょうけんめいこうちくしたとして、はやさの違いをたいかんできるかぎもんになりました。

 CPUは、Ryzen 9700Xなら、他の9000系世代とくらべてTDPは65Wなので、500WのATX電源は、こうかんしないでようすをみます...ちょっとじしんがないですが。

 かう前にかんがえたことは、いじょうです。TSMC製の4nmプロセッサアーキテクチャテクノロジをきっとかんじることができると、たのしみにしています。あ、じぶんが10歳というせっていをわすれないようにしなくては...。

2025/07/28

■ あるく ■ 川倉地蔵尊 "賽の河原"-2


あの湖畔の遊歩道。今年に入ってから特にいっそう、足が向くようになったのですが、道すがらいつも通るけれど、話題に取り上げるのを避けてきた地蔵尊のお話...。いつか書かなくちゃ、でも、書くなら大祭の真夏ころ、と思ってはいたのですが、どうしても重く暑く湿っぽいお話になりそう、と覚悟していました。昨日はごめんなさい。


 今日は、春の光景を。重く湿ったままでは、自分の筆の拙さゆえ、お地蔵様に申しわけないので、夏に書くだろう話(昨日)の雰囲気を予想して、この春に用意しておいた、明るい季節の画像を、どうぞよろしければお口直しに!撮影したのは3カ月前の4月です。→🔗4/25


 あの子ども地蔵の立ち並ぶ鬱蒼とした暑い急坂も...;


 春の短いひとときだけは、なんだか皆で楽し気におしゃべりしていそうな気にすらなります。


 "賽の河原"を模した地峡風にしつらえた地形ですが、やはり春は見通しが良く風が通り抜け、おどろおどろしいネーミングも不似合いです。


 かろやかで美しい春の季節にあっては、どのような場所も、淡く明るい光に満ちています。きのうのイメージが軽くなったことを願って...。



2025/07/27

■ あるく ■ 川倉地蔵尊 "賽の河原"


どんより曇った蒸し暑い日曜日の昼下がり。

 あの湖畔の道(🔗7/13)に。周辺はどこもきれいに除草作業が重ねられた跡が見られ、岸辺の柳の光景もすがすがしいです。


 実は、その岸辺の一部に、「賽の河原」という霊場があり、そこが遊歩道の一部でもあるのでした。

 正面山門は、神仏習合を許容する山王鳥居です。神社鳥居に阿吽像が鎮座している異世界の雰囲気を漂わせています。


 まさに冥界の深淵に向かって開かれる年大祭は、先日終了しました。今日は参拝時間も終了した静かな昼過ぎ。実は正面山門からではなく、遊歩道のある岸辺の急坂を上って社殿の裏手に出ます(トップ画像も)。


 踏み込めば深い闇を垣間見る津軽の地蔵信仰。

 津軽の地蔵講の習俗が非常に色濃いこの霊場は、その地蔵信仰のうち、亡児供養、水子供養、若くして亡くなった人の供養に、独特の生々しいアプローチがある場です。トップ画像もそうですが、外にある小ぶりな有像舟形光背式構造の地蔵は、皆、あどけない子どもの表情です。なぜ、子の地蔵信仰があるのか...。近世以来の深淵を覗く真似はやめておきましょう。

 興味があれば「川倉地蔵尊、賽の河原」などでお調べいただくことにして、さぁ帰ろう...と言いたいところです。が、境内まで登ってきたので、そのまま通りすがりを装って無礼に通過すると、何かが背中に乗っかってきたらちょっと困るので、1点、目につきやすい象徴に想いを致し、祈ることにします。

 地蔵尊堂。


 その正面欄間彫刻が...。


 上の彫刻の左半分では、子が早世した親不孝を親に詫びるために賽の河原で回向の塔を組んでいます、が、それを鬼が崩しに来、積んでは崩され、涙のやまぬ無間地獄です。

 右半分では、水子が賽の河原で鬼の責め苦に遭い、水子は地蔵尊に救いを求めています。

 この賽の河原でさまよう子の虚しさを癒し救済するのが地蔵菩薩だとするアレゴリーを表現しているのだと思います。同時に、今これを拝観する親は、死んだ子が成仏できるよう、この現世で、地蔵菩薩を信じ、追善供養と善行を促されます。

 そ、そろそろ、どんより曇った蒸し暑さに呼吸が苦しくなってきました。光に向かって森を抜けましょう。


 太宰も、『思ひ出』に、乳母の"たけ"から教わったあの世の描写をしています。たけの描写のくだりを思い出すと、芥川の『蜘蛛の糸』『地獄変』、その素材となった宇治拾遺の『絵仏師良秀』まで思いが及び、...暑さは消し飛んで、寒さと動悸に襲われます。


 光があふれる現代の日常にいそいで戻りましょう。現代に生まれ、今日まで生きてきた幸せをかみしめます。これも川倉地蔵尊の功徳でしょうか。

2025/07/26

■ あるく ■ 田んぼの道


いつもの田んぼの道を。今日は珍しく昼までに30℃に達しない曇り空。心地よい風もありますので、あるいてみます。

 青々とした稲は、ふさふさ揺らいでいます。

 気分的な涼しさが少しでも増すよう、なるべくせせらぎの音が聞こえる水際をあるきます。

 水量はかなり豊富です。


 あの遊歩道沿いの路上のブドウ棚(🔗6/24)は...;


 放置状態でした。ぎゅうぎゅう詰めにされちゃったぶどうのみんな、病気になっちゃいそうです。少しでも愛情をそそいできれいにしてくれたらいいのにね。

2025/07/25

■ あるく ■ 牧場の朝


あのブナの森を抜け...    🔗5/29


 日の出直後の牧場を通り抜けます。


 いくつかの牧野をつないで走ります。


 朝4時台。湿度は高いです。牧場という場は、大型の生物のもとで食物連鎖が豊饒です。つまり虫もたくさんいて、一気に取り囲まれて人気者に...いや、居ても立っても居られないのが夏の牧場。


 蒸し暑さも虫も振り切ってクルマやチャリでゆっくり駆け抜けるのが、朝の爽やかさだけを味わえる、都合の良いさんぽなのでした。

2025/07/24

■ あるく ■ クマ

ドライブレコーダーのキャプチャ

■ 年に1,2回は必ず出会うクマさん...。今回はクルマだったのですが、幌を開けていますので、チョッと怖かったです。こっちにやって来て、ヒョイと助手席に乗られて、肩を組まれて、「ガンガンいこうぢやないか」とドライブを促されたらどうしよう...。

■ ...なんてことはなく、お互い、道のまんなかで、しばらく見つめ合っていました。ライトをつけクラクションをプッと小さく鳴らしたら、ゆっくりどいてくれました。ゆずってもらってホッとしました。が、子熊ふう...。

■ ...ってことは、最も凶暴な母グマが次に出てきていたら...。間に割って入ると母グマはすごく怒りますので、しばらく発進せずに、ゆっくり幌を閉めてようすを見ていたら、対向車に大型のバルクトラック(畜産飼料運搬車)がうなりを上げて現れましたので、安心して発進します。


■ あるいていて、またはチャリに乗っていて、遠くに見かけた経験も。向こうがすぐ茂みに隠れますが、目が合ったときにはほんとうにゾ~っとしました。あ、あわてず、ごくゆっくり後ずさりして離れます。いずれにしても、通報すればいいのかな。今回の場所は、十和田湖南側のカルデラを上り切った秋田側、十和利山の南ルート登山口付近なので、秋田県クマダスに登録か!? もともとこの十和利山や戸来岳(へらいだけ)はクマで有名な場所なのですが。もっとも、それを言うなら、地元の岩木山や白神山地だって...。

秋田県 クマダス

■ 山あいの道を好んであるく点で、お互い似ている?...。いやこちらから向こうの居住地にわざわざ出向いてあるいているので、出会う確率はやはり高いでしょう。毎回あるくたびに、数メートル以内で複数の個体とすれちがっているかもしれません。足跡や落とし物はしばしば見かけます。

■ 2010年代に、好奇心から読んだだけの中学1年国語の教科書に、『クマにあったらどうするか』(姉崎等)という、アイヌ民族の知恵を書いたお話が掲載されていました(私は学校関係者でも中1の保護者でもありません)。それによると、アイヌの対処法は、「1) そのまま立ち止まって話しかける、2) のち、後ずさりして遠ざかる」といったものでした。『話しかける』というのは、命をかけた豪胆さです。幾度か場数を踏んだアイヌならではの知恵なのでしょう。

■ ...が、私にできるようなワザではない確信があります...。こんな離れ業を学校にて検定教科書を通して学んだ中1の皆さんは、これを教訓に、クマにあったら話しかけるのでしょう...  ...か? としたら、文部科学省推奨の正しい国民をぜひ表彰してあげてください。

■ あるく場合にクマ鈴は毎回つけていますが、年々ますます怖い話を聞くようになりましたので、どのくらい効いてくれるかは疑ってかかった方がよさそうです。

■ 暑いことだし、私のような臆病者は、しばらくは家でステッパーでも踏むのが穏当でしょうか。

2025/07/23

■ あるく ■ 湖畔の木陰の道 - 十和田湖


十和田湖。北西岸の滝ノ沢峠にて日の出。壮絶な急峻路をカルデラの内部に降ります。

 晴天で、すでに暑いです。が、湖岸の道に降りると、風が渡り、さざめく波の音がします。

 十和田湖畔の道は、田沢湖のように周回道路がたっぷりの幅員でなめらかに整備されているのとは対照的に、観光地として整備された南側の4分の1周をのぞけば、狭く険しく高低差がはげしく見通しが悪く舗装も荒れ、どんな乗物で周回したとしても、神経がすり減ります。時間と体力とこころの十分なゆとり、地形や道路線形の事前の把握と運転スキルが必要で、思い出すだけで気が重いです。


 その裏返しとして、湖畔のブナやミズナラが実に美しく、おだやかに打ち寄せる波の音を聞きながらの、複雑な光と影に満ちた、森閑とした親密な森の細道の光景を堪能できます。

 たぶん二十数年ぶりです。早朝の交通量のない時間帯を選んで、西岸から南岸の道を、ゆっくり味わってみることにします。半周で20km程度です。

 南岸に観光地「休屋(やすみや)」地区があり、そこからさらに東に進む道には、大型バスが高速ですれ違えるような、広く平坦な幅員、巨大なトンネルや橋梁をそなえた一直線のバイパスが開通したのが、20年ほど前でしょうか。私はその道をとおったことはありません。

 今朝は、やはり湖岸沿いの狭い旧道を行ってみましょう。


■ 重量感あるブナやナラの巨木群が樹木のトンネルを成している道。アスファルト路面には、枝や葉や流出した泥や土。また路面の一部は苔むしています。今となっては狭く暗く陰鬱な道。かつてここを大型観光バスや物流トラックや観光の自家用車が、大変な交通量と排気ガス量ですれ違っていたとは信じられない思いです。忘れ去られたような道...。


■ 地図左の「瞰湖台」に。少年時代も大人になってからも、この道を何十回となく自転車で往来し、ココで休んだ記憶と光景が一気に襲ってきました。まるで前回来たのが"先週、自転車で、友達と"という気分です。


 いまは、静かな森の道になりました。たびたび来たいものですが、う~ん、はるかに遠い憧憬な気がします。

2025/07/22

■ あるく ■ クリニックの待合室


また友人Sクンのクリニックへ、遠路をロードスターで訪れます。🔗2024/10/20

 こころのケアを望む人に開かれているこの空間...

 静かで、明るく、ほんとうにすがすがしい空間。こころなごむ非日常です。

 ですが、診察に訪れたわけではなくて、今日も休診のところ、平伏してお願いして、ここでたあいのないおしゃべりに応じていただきました...。暑いからあらかじめ氷と水を用意してくれだのなんのと、院長先生に対して、とんでもないわがままを言って、困った友人もいたものです...。


 光と空間の配置が調和に満ちているのに、実に不思議なディテールがあちこちにちりばめられています。建築家さんにその謎解きをチョっとソっと訊いてみたいものですが、いや、あれこれと想像して知らないままでなごんでいたほうが、幸せな子羊でいられそうです。

2025/07/21

■ あるく ■ 牧場のあるエリアへ


休日の今日は、クルマで足をのばします。

牧草ロール

 津軽地方では見慣れない光景のある南部地方のエリアへ。

巨大な葉の"葉タバコ"
...人の背丈くらい

 暑さは変わらないですが、広がる光景は新鮮で涼しげです。



2025/07/20

■ あるく ■ ステッパーで


■ 所用で外出のあと、シューズをいつものように軽く洗ったついでに、そのままステッパーでウォーキングしました。

 街中をあるけば、エアコンの轟音が、いっそう暑さを誘う思いです。ひとまず、家の窓は開け放して、暑さをかみしめてあるきましょう。

 今日もシャワーがここちよく、水がおいしいです。

2025/07/19

■ なおす ■ つけペンと使用済み封筒で


 暑苦しい現実から、今日はこんなふうに逃避しましょう。"気持ちをたてなおす"、という意味の"なおす"。

 使用済み封筒のうち、もっとも多く溜まるのが(もし、捨てずに溜めておくならば、っていう貧相な話ですが)、長形3号(=A4三つ折りサイズ)です。

 20枚程度ずつ、まとめて、4辺を裁断します。


 20cm×10cm程度の、クラフト紙の紙片が、40枚程度できました。

 プリンタで、15mm罫線を印刷。


 今日はつけペン(のうちのGペン)と、いただきもののインクで、Schumann / Dichterliebe Op.48とLiederkreis Op.24 の何曲かを、CDのブックレットを見ながら、ただ意味もなく書き写してみようかな。


 Gペンの感触、クラフト紙のザリザリする書き味、珍しいインク。何も考えずに、なんの遠慮もなく、書くためだけに書き進みます。

 インクも、値段がわからないから、遠慮なく(;^^...ドイツにご滞在の方々から、地元ショップオリジナルのをいただきました。濃紺のインクですが、幽かに緑が入っています。自分の好みはそうだって、伝えていたかもしれませんが、最も惹かれる色合い。ペリカンのエーデルシュタインの"アクアマリン"を濃紺基調にしたような、深く透明な海底の色。すばらしい色合いです。つけペンよりも万年筆の太字でじっくり味わえそうです。

 書くことが、...こんなふうに、こころおきなく、きづかいなく、のびのびと書くことが、いこいのひととき。🔗2023/12/16

感触や筆跡や色や音やインクのほのかな香りを楽しみます...脳にこころよいやすらぎとなっています。