2025/12/15

■ つかう ■ 消しゴムの消しくずは、どう始末


やあ、こんにちは、お邪魔します。

ま、どうぞ。デスク散らかってるけど。

  おや、今度は、"消しゴム商品テスト"かい? 感心すると言うか呆れると言うか...。キミって『暮しの手帖』編集部に採用してもらえそうだね。

 夏頃から、決まったフォームに細かくたくさん書く必要ができて、"鉛筆 > シャーペン(🔗10/15) > 鉛筆"と多用するようになって、消しゴムもかなり使うようになったんだ。

  で、どんな消しゴムが"ベストバイ"なのか、結論は出たの?

 う〜ん、たくさん消してデスクが消しくずまみれになるから、消しくずがまとまるのがいいと思ってさ、いくつかためしたんだけどなぁ。

  まとまったら、いいんじゃないの? キミみたいにそうたくさん使うって言うなら。

 たしかに、一度に消す量がすごく多いなら、まとまると便利なんだ。けど、書いては消したり、細かい数字の一部を消したり、なんて使い方だと、どれも同じように細かい消しくずが出るから、大差ないとわかったよ。

  んじゃ、"ベストバイ"は選べなかったってことだね。ま〜時間の無駄だったねぇ。

 かもね。でも、わかったのは、
1) "消しくずが出ない"を謳う物って、ちょっと堅くて使い心地は悪くない、
     でもとても減りやすく、コスパの点でどうかなぁ。
2) 伝統のスタンダード品、あの青・白・黒の、"Tombow MONO"を基準にすると、 
     "KOKUYO RESARE"はそれに追従した感じ。
     "PILOT FoamEraser"は、"MONO"を研究し克服し、より硬めで、軽い力で消えるよう努力とした痕跡が感じられる...
 
  やれやれ、消しゴムの違いがわかるグルメになっちゃったね。じゃ、ボクが使うとしたら、何を買おうとあんまり変わらないってことだね。

 うん、国内メーカーものならネ。百円均一の、量が多くてオトクな中国製は、どれもことごとくゴミだとわかった。全部捨てちゃったけど...。

  消しくずになる前に早々とくずになっちゃったのかよ。ふぅん。あんまりボクには役立つ知識じゃなさそうだけど、参考にします。

 で、悩んだのが、ココ数日、消しくずまみれになっちゃって...。

 払えばいいだけじゃないの?

 床に落としても、掃除する手間は同じだし、チェアのローラーで轢いちゃったら潰れてこびりつくので、デスクの上できれいにするしかないよ。

  手で寄せてデスクの端で、紙に取れば?

 そうしていた。けど、けっこう神経をつかって...。

  神経質なヤツだなぁ。んじゃぁ刷毛や羽ぼうきで悠長におしゃれに楽しめば? キミらしくて笑っちゃうね、あはは。

 実は、刷毛で試した。時間ばかり食っていっそうイライラと...。それで、消しくずが出ない消しゴムを試していたってことだよ。消しくずがまとまってくれればいいじゃない。

 それでけっきょく、どの消しゴムも同じだという結論に戻る堂々巡りかい。おいおい、もう付き合ってられないね。なら、いっそのこと手っ取り早く、ダイソンとかの電気掃除機を机の上に上げて徹底的にガーガー吸っちゃえばいいじゃない、あっはっは。

 無責任なコト言うなよ、乱暴なヤツだなぁ。こっちは神経すり減らして真剣なんだ...。
あぁっ!そうだっ!

 な、なんだよ急に。びっくりした。

 以前、職場の事務所で使っていたマキタの18V掃除機があった!

 なんのこっちゃ。

 いや、強力充電池セット式の建築現場用の小型掃除機が複数あったのを思い出した。

 へぇ、試したら?

 うん。

---...---...---   おもむろに探してきて、手指消毒用アルコールとウェスで清拭。


 ノズルのうちの一つを、デスク専用にしよう。台所用洗剤で徹底的に洗って拭いて...。よし。

 いいんじゃないの? ガ〜っとやってみたら?

 うん。

---...---...--- ガ〜〜ッ

 おぉ!

 いいねぇ!

 コレだ! ありがとう!"消しくず問題"は、消しゴムを選ぶよりも、コレで一気に解決だったんだねぇ。君のアイディアに感謝!持つべきものは、無神経な友達だ。

 なんか余計なこと言わなかったか? 

2025/12/14

■ まなぶ ■ 理解できなかった『忠臣蔵』-1

江戸城本丸 松の廊下 
(模型 都江戸東京博物館)

12/14は"赤穂浪士討ち入り事件の日"。

 毎年この日になってニュースなどの話題に"今日は『忠臣蔵』の日"なんてのを耳にする度に、もやもや感が...。

 人形浄瑠璃・歌舞伎から現代のお芝居に至るまで、最も有名な伝統的芝居です。

 一般的には、彼らの"主君の仇討ち"行動は、"忠義"に基づいた、人としてあるべき"義挙"として、日本人の琴線に触れるような称賛される見解が優勢です。日本の文化や価値観において広く"美談"として受け止められている気がします。

 いま、あなたも私も、「暴力は/自力救済は/決闘は、現代の民主主義国家では禁止されて...」という現代法をひとまずおいて、武家社会に身を置いてみるとすれば、古来日本人の儒教的価値観に基づき、"肉親と主君の仇討ちは、忠義で美しい行為"ということをいったん疑義なく肯定するとします。

 討ち入った"赤穂浪士"は、"主君を自死に追いやった敵を、討ち倒し、亡き主君の無念を晴らした"。上の価値観に適合しそうです...。

 じゃ、その"敵"って、"主君"を殺したんですか? どんな殺し方をしたんですか。だから"仇討ち"という報復を遂げたんですか?

 主君が自ら死なざるをえなくなったいきさつを知って、激しい疑問が沸いたのが、ストーリーを知った高校時代。

 祖母が、やはり年末迫る今の時期、テレビで『忠臣蔵』を見ていて、私が、それはどんな芝居かと尋ねたら、お前は忠臣蔵を知らないのかと驚かれたのがきっかけです(;^^...く、くやしい...。当時高校生の私は、すぐに調べました...。

 史実となる事件は、時系列的には2つに分けられます(Wikipediaを参照);

1) 1701年4月21日、江戸城内で、赤穂藩藩主・浅野長矩が、高家肝煎・吉良義央に対し、背後から重傷を負わせる刃傷に及んだ。

幕府が江戸城内で朝廷の使者である公卿を歓待する当日に起きたこの刃傷事件に対し、激怒した五代将軍徳川綱吉の命で、浅野長矩は即日切腹となった。結果、浅野家赤穂藩は取り潰し、藩士は全員牢人(浪人)となった。

2) 翌1702年12月14日深夜、うち47名が、吉良邸を襲撃、1)の刃傷事件の被害者吉良義央らを殺害した。その後、この浪士たちは切腹、その遺族は連座して処罰された。

 私の目には、どうしても、

"殺人未遂犯が処刑された。被害者は一命を取り留めた。翌年、犯人の元部下47名が被害者を再度襲って殺害した"という事件に思えました...、今でも、というかますます強く。

 これは"仇討ち"なのですか。日本人の価値観において"美しい行為"なのですか。

2025/12/13

■ あるく ■ 今季初のクロカンスキー


気温0℃、風は珍しく弱いので、さっそくクロスカントリースキーで、あるいてみました。

 今年も楽しくあるけますように。


 昨シーズンは、ブランク後の開始だったので、入りの日(🔗2024/12/15)は、腕も体幹も脚もぎこちなくて、かなり力んでしまいました。

cf. 🔗2024/12/15)

 今日は、なんだか"先週の続き"みたいな感覚で、場所も"近所の公園"だし、日常から離れた幻想的な光景はないものの、"ふだんあるくのとおなじ"という感触でした。

 積雪量は、クロカンスキーをするにはさすがに少ないです。昨日下見したんですが、予想通り、積雪が少ない分堅いので、やはり競技用の細板が好適でした。


 快速です。ふだんろくに使っていない上半身や体幹部に刺激となって、心地よいです。


 こんなステキなフィールドに自宅からあるいて7分で来れるなら、あちこち出あるかなくてもいいぢやないかとつくづく感じます。

2025/12/12

■ あるく ■ 廻堰大溜池


りんごの収穫期はあるくのを控えていた(ref. 🔗11/27)りんご畑の道は、どこももう冬景色となりました。遠慮なくあるけます...人の気配のまったくない雪の道をまたあるける季節となったことに感謝します。寒さをこらえて、ですが。

 今日12/12。氷点下4℃、風速8m/sの強風です。猛烈な暑さだった盛夏の頃(🔗7/14)とをくらべてみましょう。あのときは32℃。今日と気温差は36℃...。信じられない思いです。

 が、いざあるこうとはっきり覚悟を決めてあるき出すと、強風下で雲の流れが速く、どんよりしたり晴れたり...。それなりに変化に富み、なかなかすがすがしいものです。

 両脇に湖岸の景色が開ける道を快適にあるきます(トップ画像↑)。

7/14

 同じ地点の真夏の視野と比べると、お互い想像もできない光景ですね。


 冬の入りの光景。暗かった灰色の空と茶色の光景の冬枯れを新たにおおってくれた新雪の白さが、むしろ穏やかな明るい印象です。


7/14

 今年も渡ってきたハクチョウとガンのにぎやかな声が、強風にまじって、なんだか子どもたちの声のようにワイワイと聞こえます。上空にもかなりの群れが飛び交っています。ちょっとこころあたたまります。


 あのハリエンジュのトンネルの木陰をなしていた道が、まぼろしだったかのような見通しの良い空間にガラリとさまがわりしました。開けた灰色の空がさびしい光景です。


🔗6/20
6月のこの日も暑かった。
鳥取は36.5℃のニュースでした。
当地では28℃でした。

 これから雪がどっさりと積もる一方なのかな。どんどん積もってゆく光景も、元気に楽しめればと願っています。

2025/12/11

■ まなぶ ■ 演奏会で"ブラボー"やめて

X(旧ツイッター)

" 名古屋フィルハーモニー交響楽団@nagoyaphil

様々なご意見があるかと思いますが、終演後の早すぎる「ブラヴォー」は、私どもにとってうれしいものではございません。完璧な静寂の方が、はるかにうれしいです。今日は、指揮者も楽員も事務局員も、失望を感じておりますので、あえて投稿いたします。

午後6:23 · 2025年10月11日"


名古屋フィルハーモニー交響楽団の苦しい一言。

 もうちょうど2ヶ月たちますか、名フィルの事務局があえてX(旧ツイッター)に投稿して大きな議論になったのは。

 演奏会に来る客というのは、そもそもオケ自身の存立基盤の中核をなすであろう熱烈なファンと最大の資金源なはず。その人たちに対して苦言を呈する以上は、よほどの苦悩があったことでしょう。

 楽員・事務局員のこらえきれない総意を、抑えに抑えて短くつぶやいたのでしょう。

 論争のほとぼりの冷めた今さら、賛成の意をぼやっとひとこと。(論争のさなかだと、恐怖の論争に巻き込まれる危険がありそうでしたので。)

 演奏会に個人的には絶対に行きたくない多くの理由(→Syn🔗2023/11/5)の、最大のものです。

 300年前に確立した裕福な市民向けの"演奏会"って、今でもそうあり続けています。

 おそらくその当初から、"音楽を聴く"のが第一の目的の人のためのものではなくて、それを踏み越えたいくつかの何らかの欲望を持って向かう場な気がします。

 ゆえに、"演奏会"に"完璧な静寂"は今後も絶対にありえないです。この点、名フィルは、演奏会形式という集金機構によって存立する職業音楽家の立ち位置に、絶望的な矛盾を孕む願いを述べている気がします。

 更に加えて、20世紀の多様な音楽媒体が、"演奏会"を、"音楽を聴くこと"とはいっそう無縁にしたと感じています。

 でも、そういう場に生涯縁がない私を含んだ人類の多数派が存在し続けるのと同様に、演奏会がこのような形で存在し続けるのも、経済的な需給関係があるのであれば、別に良いのでは、と思います。

 さりながら、その場にいなければならない芸術家の皆さんの心中は、お察し申し上げたいと思います。→Syn🔗2024/2/3