▼ やあ、こんにちは、お邪魔します。
▲ ま、どうぞ。デスク散らかってるけど。
▼ おや、今度は、"消しゴム商品テスト"かい? 感心すると言うか呆れると言うか...。キミって『暮しの手帖』編集部に採用してもらえそうだね。
▼ で、どんな消しゴムが"ベストバイ"なのか、結論は出たの?
▲ う〜ん、たくさん消してデスクが消しくずまみれになるから、消しくずがまとまるのがいいと思ってさ、いくつかためしたんだけどなぁ。
▼ まとまったら、いいんじゃないの? キミみたいにそうたくさん使うって言うなら。
▲ たしかに、一度に消す量がすごく多いなら、まとまると便利なんだ。けど、書いては消したり、細かい数字の一部を消したり、なんて使い方だと、どれも同じように細かい消しくずが出るから、大差ないとわかったよ。
▼ んじゃ、"ベストバイ"は選べなかったってことだね。ま〜時間の無駄だったねぇ。
▲ かもね。でも、わかったのは、
1) "消しくずが出ない"を謳う物って、ちょっと堅くて使い心地は悪くない、
でもとても減りやすく、コスパの点でどうかなぁ。2) 伝統のスタンダード品、あの青・白・黒の、"Tombow MONO"を基準にすると、
"KOKUYO RESARE"はそれに追従した感じ。
"PILOT FoamEraser"は、"MONO"を研究し克服し、より硬めで、軽い力で消えるよう努力とした痕跡が感じられる...
▼ やれやれ、消しゴムの違いがわかるグルメになっちゃったね。じゃ、ボクが使うとしたら、何を買おうとあんまり変わらないってことだね。
▲ うん、国内メーカーものならネ。百円均一の、量が多くてオトクな中国製は、どれもことごとくゴミだとわかった。全部捨てちゃったけど...。
▼ 消しくずになる前に早々とくずになっちゃったのかよ。ふぅん。あんまりボクには役立つ知識じゃなさそうだけど、参考にします。
▲ で、悩んだのが、ココ数日、消しくずまみれになっちゃって...。
▼ 払えばいいだけじゃないの?
▲ 床に落としても、掃除する手間は同じだし、チェアのローラーで轢いちゃったら潰れてこびりつくので、デスクの上できれいにするしかないよ。
▼ 手で寄せてデスクの端で、紙に取れば?
▲ そうしていた。けど、けっこう神経をつかって...。
▼ 神経質なヤツだなぁ。んじゃぁ刷毛や羽ぼうきで悠長におしゃれに楽しめば? キミらしくて笑っちゃうね、あはは。
▲ 実は、刷毛で試した。時間ばかり食っていっそうイライラと...。それで、消しくずが出ない消しゴムを試していたってことだよ。消しくずがまとまってくれればいいじゃない。
▼ それでけっきょく、どの消しゴムも同じだという結論に戻る堂々巡りかい。おいおい、もう付き合ってられないね。なら、いっそのこと手っ取り早く、ダイソンとかの電気掃除機を机の上に上げて徹底的にガーガー吸っちゃえばいいじゃない、あっはっは。
▲ 無責任なコト言うなよ、乱暴なヤツだなぁ。こっちは神経すり減らして真剣なんだ...。
あぁっ!そうだっ!
▼ な、なんだよ急に。びっくりした。
▲ 以前、職場の事務所で使っていたマキタの18V掃除機があった!
▼ なんのこっちゃ。
▲ いや、強力充電池セット式の建築現場用の小型掃除機が複数あったのを思い出した。
▼ へぇ、試したら?
▲ うん。
---...---...--- おもむろに探してきて、手指消毒用アルコールとウェスで清拭。
▲ ノズルのうちの一つを、デスク専用にしよう。台所用洗剤で徹底的に洗って拭いて...。よし。
▼ いいんじゃないの? ガ〜っとやってみたら?
▲ うん。
---...---...--- ガ〜〜ッ
▲ おぉ!
▼ いいねぇ!
▲ コレだ! ありがとう!"消しくず問題"は、消しゴムを選ぶよりも、コレで一気に解決だったんだねぇ。君のアイディアに感謝!持つべきものは、無神経な友達だ。
▼ なんか余計なこと言わなかったか?

