2025/08/01

■ まなぶ ■ 百葉箱

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 今日から8月、ということは、暑さがこれから本番なのですか...。今年は6月からもうじゅうぶん暑さを味わったんですが...。

■ 「暑い」「最高気温」などという言葉は、今は、聞いても良い気分にはならないですが、夏になって、その言葉を聞いて、決まって思いだすのが、「百葉箱」の思い出。つまらない話なんですが。

 小学校低学年の頃の、ぼんやりした、しかし強烈な"知りたい"欲求が、小学校の渡り廊下のすぐ外の、目にも鮮やかなグリーンな芝生にあった、あの真っ白い涼し気な箱の正体。

 「どんな生き物のおうちなんだろう」と、小学校に入って以来、ずっと気になり、その住まいの主をあれこれ想像していました...。ウサギよりは小さい、鳥じゃない、リスやハムスターみたいな動物だろうか...。でも側面にも上にも下にも、出入り口が無いのはなぜなんだろうか...。

 聞きたくても人には聞けず...。だいぶたった、夏休みのある日、高学年のお兄さんお姉さんたちが、あの箱を開けて何かしているのを目撃しました!好機到来、もう突撃状態で、私も加わりました。

  突如闖入してきた低学年の小さいガキンチョに、彼らは、何だコイツは、と、露骨に訝りました。誰が住んでいるのか、見ずにはおれません、が、箱は、自分の身長より高く、うす暗く、やっとのことで見たその中は...。

 箱の土ボコリだらけの床の上には、汚れた皿が1枚だけ。水が干からびているようす。上からぶら下がった温度計2本。汚れた厚紙製のクリップボードと記録紙。それだけでした...。

 夏の日差しにまぶしく映える緑の芝生にそびえたっていた白塗りの箱。クッキリと対照的な、薄暗いあの箱の中の虚しい光景...。

 忘れようもない、人生でもっとも初期の、人生に絶望した瞬間のうちのひとつでした...。

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 現在では、個人レベルでも、好事家になると、強制通風筒やエレクトリックロガーを備えた気象観測設備は問題なく入手できるので、「百葉箱」を小学校に設置して気象観測する意義など薄いでしょう。他方で、放射線ロガーや都市部の高熱化現象を体験的に実測するという新たな意義もあるそうです。

 思い出すに、半世紀ほど前に私の体験となったあの箱は、スティヴンソン式側面鎧戸単葉式、両屋根式のものですが、貧相な中身は、「乾湿計」の機能を持たせようとしたセットでしょう。

 百葉箱の手入れをしていた「理科委員」とか「理科係」のお兄さんお姉さんは、高学年ですので、低学年が下校した放課後に委員会活動をすることから、低学年の私が、開けての作業中のところを目撃することが無かったのでしょう。

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 津軽地方は、本州北端に近い日本海側の平野部ですので、本州の太平洋岸や内陸盆地エリアと異なり、小笠原気団に圧された高温高湿な太平洋の海風が入り込むことは無く、気温は高くても比較的乾燥しています。昼過ぎから海陸風現象で多少湿度は上がれど、それでも今日の昼過ぎの気温は、ご覧の通り、気温32℃、湿度は50%。日陰にいて風に吹かれている限り、過ごしやすいです。連日こんな感じです。

玄関ドアの外側

 画像は、温湿度計を、百葉箱の環境をマネして、風通しの良い日陰となる玄関ドアの外側、高さ150cm程度に設置。数十年来、ドアの内外に温湿度計を貼りつけておくクセが...。めったにない来客は、ここに来るとまず、ただいまの気温と湿度を確認できるしくみです(;^^。

室内

 自宅のすべての窓は全開で、日に3,4,5回の短時間の温冷浴(シャワーのみ)。飲むのは氷を入れた水道水のみ。それでエアコンはそうめったに稼働せずに済んでいます。自宅でデスクやPCに向かう際は、むしろ綿100%の長袖Yシャツを着用すれば、汗によるべたつきは回避してさらさらした気分で過ごせます。とくに「暑さをガマン」せずに机に向かって過ごすことができています。

 半世紀ほどたった今、自分が百葉箱の中で過ごす住人になっている気がしてきました。

2025/07/31

■ なおす ■ クラシックシェービング - クールなフレーバーで


■ ■ 暑い日が延々と続きます。きのうの津波警報も、次々と注意報に替わり、その範囲も縮小しているようで、このまま収束に向かってくれるよう祈ります。

■ ■ 暑さや重苦しさを少しでもやわらげ、気分をたてなおせるよう、いろいろと工夫して暮らそうとこころがけています。

■ ■ ここのところ、シェービングには、ソープではなく、お手軽なクリームチューブタイプを使っています。

■ ■ イタリア Proraso製の、緑のrinfrescante (さわやか)フレーバーが連日の出番です(↑トップ画像)。

■ ■ ブラシは、豚毛のノットを。

■ ■ 高級品のバジャー(アナグマ)に比べて、豚毛は、乾燥しきった状態ならざりざりした剛毛で、デンスは疎で、見た目が貧相です(🔗2023/11/12)。


■ ■ が、同時に見た目にシャリ感や清涼感があり、つい手が伸びます。とは言え、濡らすとしっとりつやつやに柔らかくなり、価格は安く、寿命もバジャーより長く、欧米では10年20年いや一生使う人も多い定番品です。見た目の貧弱さとうらはらに、身の丈に合った毎日の愛用品という親しみがあります。

■ ■ チューブからほんの5mm程度を、ウォールナットのソープトレイに。トレイにはあらかじめ、ベースとなる自作のオリーブオイルソープを製作時から流し込んであります。ここでラザリング(泡立て)をすると、香りはじゅうぶんにさわやかに立ち上がるのですが、ベースのオリーブオイルソープの滑らかさや純良さが肌をぴたりとコーティングするようなすばらしい剃り上がりが得られます。


■ ■ プロラソの緑チューブは、買った当初は、ミントフレーバーの刺激が、肌にも鼻にもあまりにもキツ過ぎて、とても使えず、すぐ流してしまったことがありました。今は適度に香りが揮発して抜けたか、それともオリーブオイルソープの上で泡立てるのが効いたか、爽やかさはじゅうぶんありつつも、実にマイルドです。

■ ■ やはり、クラシックシェービングは、夏は夏で爽快なものがあります。いつの季節も変わらず、楽しみなひとときです。

2025/07/30

■ 津波警報避難、お見舞い申し上げます

NHK 避難場所マップ

■ 今朝のカムチャツカ半島沖地震(M8.7)による津波警報にもとづいて、高台等に避難されている方々に、お見舞い申し上げます。

■ 当地は注意報にとどまりますが、猛暑炎天下での避難は、想像するだけで、自分に耐えられるかほんとうに不安です。

■ 一刻も早く、何事もなく警報が解除され、元の生活に復帰できることを、こころから祈ります。

2025/07/29

■ つくる ■ 夏休みの工作 - パソコン - 1.さいしょのかんがえ


こんにちは。夏休みになり、わたしがかよう小学校では、宿題に「工作」もえらべます。工作のなかでも、「ダンボールを使って」「廃材を使って」「実験をかねて」工作をするのをすすめられていますが、自分でかんがえたオリジナルの工作もみとめるそうです。

 お友だちのアイさんは、とくいの裁縫で、「巾着」をつくるそうです。「巾着」とは何なのか、はじめてしりました。いいなぁ。お友だちのウミさんは、とくいのお料理用に、「カラトリーセット入れとして籐でバスケットをあむ」といっていました。おしゃれな感じのひびき。いいなぁ。でも「カラトリー」って何かわからなかったので、しらべたら、ナイフやフォークなどの「カトラリー」のことだそうです。

 4年生になったこの春からわたしには部活動がみとめられ、パソコン(PC)部にはいりました。つかっているプログラムはScratchです。でもこの夏休みに、じぶんですきなプログラムをえらんでまなんでみたいです。

 じぶんの家では、これまでおさがりのデスクトップパソコンをつかってきましたが、世代がふるいようで、自宅でAIというのをつかうと、ヘビみたいな名前のプログラムがうんうんくるしんでかんがえています。

 だから、夏休みの工作に、じぶんでPCをちゅーんなっぷしようとおもいます。うまれてこれまでの10年間にたまったお年玉をつかっていいことになったので、ぶひんをあたらしくしたいです。ちいさいケースと電源は、つかいつづけたいです。

 かう部品を、きょうはあれこれかんがえてみましょう。

  PCではゲームもお絵かきもしないのですが、AIの中にすんではたらかされてくるしんでいるいるヘビさんが楽になればいいなとおもいます。まなびたいプログラムは、まずはC言語というものですので、そんなにすごいマシンじゃなくていいですが、いっそうかるくてはやいのがいいです。

 高級言語なのに低級なC言語なら、メモリのセル番地わりあてやポインタのそうさが、わたしにできるかどうかはともかく、すくなくとも概念上はそんざいして、まるでマニュアルミッションをもつ小型軽量スポーツのマツダユーノスロードスターやロータスエリーゼのような、ミッションやサスジオメトリのシンプルなメカの構造をはあくしたうえでのプリミティヴな操作感が、ぞんぶんにあじわえます。構造体からクラスをまなんだら、あとは、まるでPDKミッションの役付き911みたいな豪かいなのりごこちをもつプロトなオブジェクト指向のJavascriptやpythonをすこしずつまなびたいです。あ、あれ、おっと、わたしはたしか10歳女子のはず...。

 おさがりのアルミ削り出し肉厚プレートのケースは、フォームファクタにMini-ITXという制約があります。でもわたしの夏休みの工作にはちょうどよいサイズです。AIが今後どのくらいふたんになるのかわからないですが、そのぶんCPUをおごることにして、ひとまずゲームなしお絵かきなしなので、グラボなし。だとしたら、ATXタワーなんかわたしにはいらないよね。

 小型軽量高速なつもりのPCのスペックですが;

_ Mainboard; Gigabyte B850I Aorus Pro

_ CPU; AMD Ryzen 7 9700X

_ CPU-fan; ID-Cooling IS-40X-V3

_ RAM; DDR-5, 64GB(32GB×2) Crucial CP2K32G56C46U5

_ Strage; SSD 1TB, M.2(type2280), PCIe Gen5 Kioxia EXCERIA PLUS G4 CK1.0N5PLG4J


 そくどのボトルネックをすこしでもつくらないようにかんがえました。

 はやさの点では、いっそSSD2枚でRAID0をこうちくしようかとのおもいが脳裏をよぎりました。なおわたしはたいしたデータもちくせきしないしストリジはSSDのみなので、はそんするHDDをぜんていとしたRAID1や5の冗長性はふようです。バックアップは、容量がちいさいことから、外づけの(というかぐたいてきにはシャシないぶにSSDの物理的別ドライブをSATAせつぞくして)フルバックアップを、クラウドには日々の増分をべっこにまめにかさねたいとおもいます。

 RAID0はマザーボードのBIOSレベルでもデフォルトでかのうですが、もうHDDの時代じゃないんだし、マザボの仕様は、M.2の1枚をCPU直結のNVMeスロットにさすことができるうえに、PCI-eのバージョンは5.0の仕様なのでチップセットをけいゆするとしてもはやいです、きっと。ストライピングのRAIDをいっしょうけんめいこうちくしたとして、はやさの違いをたいかんできるかぎもんになりました。

 CPUは、Ryzen 9700Xなら、他の9000系世代とくらべてTDPは65Wなので、500WのATX電源は、こうかんしないでようすをみます...ちょっとじしんがないですが。

 かう前にかんがえたことは、いじょうです。TSMC製の4nmプロセッサアーキテクチャテクノロジをきっとかんじることができると、たのしみにしています。あ、じぶんが10歳というせっていをわすれないようにしなくては...。

2025/07/28

■ あるく ■ 川倉地蔵尊 "賽の河原"-2


あの湖畔の遊歩道。今年に入ってから特にいっそう、足が向くようになったのですが、道すがらいつも通るけれど、話題に取り上げるのを避けてきた地蔵尊のお話...。いつか書かなくちゃ、でも、書くなら大祭の真夏ころ、と思ってはいたのですが、どうしても重く暑く湿っぽいお話になりそう、と覚悟していました。昨日はごめんなさい。


 今日は、春の光景を。重く湿ったままでは、自分の筆の拙さゆえ、お地蔵様に申しわけないので、夏に書くだろう話(昨日)の雰囲気を予想して、この春に用意しておいた、明るい季節の画像を、どうぞよろしければお口直しに!撮影したのは3カ月前の4月です。→🔗4/25


 あの子ども地蔵の立ち並ぶ鬱蒼とした暑い急坂も...;


 春の短いひとときだけは、なんだか皆で楽し気におしゃべりしていそうな気にすらなります。


 "賽の河原"を模した地峡風にしつらえた地形ですが、やはり春は見通しが良く風が通り抜け、おどろおどろしいネーミングも不似合いです。


 かろやかで美しい春の季節にあっては、どのような場所も、淡く明るい光に満ちています。きのうのイメージが軽くなったことを願って...。