2024/02/15

■ まなぶ - キノコ関係者のご家族? - 青森県立高校入試平成11(1999)年 - 英語第3問

青森県庁website「まるごと青森」2006年4月17日

私の地元の県立高校の過去の入試問題の英語の読解問題を、またいっしょに読みましょう。なお、英文を私の拙い和訳にしてあります。

※ 私は中高生のいる家族でもなく学校関係者や業界関係者でもありません。末端の庶民が外野席から、お気楽に連想して、眺めているのみです。

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3. 次の英文は、和雄君と彼の友人のRobby君との対話の一部である。

R;やあ、和雄君。

和;やあ、ロビー君、入ってください。母と私は、あなたのためにちょっとしたランチをつくりました。

R;どうもありがとう。

和;どういたしまして。キノコ・スパゲッティが気に入ってもらえればいいんだけど。

R;キノコ・スパゲッティは大好きですよ。毎年私の町では、きのこ祭りが行われるんです。

和;それはいつあるんですか?

R;8月です。町でいちばん大きなお祭りなんです。

和;どんなことをするんですか?

R;たくさんのきのこを、料理して食べるんですよ。

和;そうですね、青森県では、去年、新種の白いきのこが開発されたんですよ。名前は「ハツユキタケ」というんです。「ハツユキ」とは冬最初の雪のことです。

R;へえ、きれいな名前ですね。今日はそれを料理したのですか?

和;いいえ、違います。ハツユキタケは、来年から発売される予定なんです。さて、食べましょうか。

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Robbyクンは、外国のキノコ名産地の町から来た人なんですね。他方、和雄くんのセリフからわかったのですが、「初雪茸(ハツユキタケ)」というのは、未発売の新種キノコなんですね。

 しかも、互いにキノコにゆかりがあるとはイマこの時点まで知らず...。

 しかも今日のおもてなしメニューは、キノコ・スパゲッティ...。

 キノコの新種開発情報に関して、他の一般的な地球人より、非常に詳しい方...一般に市場に出回る発売の2年前から新種キノコに関する情報を持っている和雄君って...。

 想像なんですが、Robby君は、キノコが取り持つ町の縁で、青森県三戸郡田子町かどこかに交換留学生で来日ですか? でもそのわりに、和雄君は、Robby君の町の「キノコ祭り」は知らなかったのか...。

 ホスト側の超絶キノコ・マニアの和雄君のおうちは、青森県産業技術センター農林総合研究所にお勤めのお役人の方のご家庭とかではないでしょうか...全部デタラメな空想です(;^^A

 キノコに関するニッチでエンスーでマニアな会話を、1万人あまりの青森県立高校受験生が、大して 大きな興味を抱きつつお付き合いいたしま せん した。青森県行政をもろ手を挙げて称揚する出題者の方は、組織内では間違いなく有能な方ですね。

 「初雪茸(はつゆきたけ)」は、青森県の肝いりで新種開発した目玉商品のようです。しかもトップ画像を見ると「県の試験場が長い期間をかけて開発」「マツタケのような香りが楽しめる」とまで青森県庁製作のサイトで豪語しています。でも開発されたとおぼしき1999年以降、青森県に住むネイティブ津軽人の私は、食事の場でも売り場でも一度も拝見したことがありません。今、ググってみると...(ioi;

※ 関東きのこの会 website;2023-4-28 (下線は私)
https://www.kanto-kinoko.com/entry/summary-of-white-mushrooms

2024/02/14

■ あるく - りんご畑 - 十腰内


またいつもの岩木山麓のりんご畑のみちをこころたのしくあるきます。

 前回1/28のログにてご覧いただいた、その同じ地点から。2023/3/21と同じ地点でもあります。

 今日9:00JSTの高気圧は日本の南東にあって1032hPと強圧です(下に天気図)。確かに南西風から南東風にじわじわ変わっています。昼12時の気温15℃。津軽地方は4月下旬の大型連休前みたいな暖かさです。


 路面に水があふれています。昨年2023/3/21の画像とほぼ同じ状態ですが、今日は2/14。1カ月以上早いです。さすがに2月ですので雪は多いです。下の画像は、その地点から後ろを向いて撮影。


 昨日今日が、今年初めて日中10℃を越えた日。雪解けの水はまだおそるおそる流れ出しているような勢いです。それでも、今年は、春が1カ月以上も早く来た、春が1カ月以上も長く続く、と思うと、春風に押された足取りが、うきうきせずにはいられません。

 とはいえ、明日2/15,9:00JSTはシベリア気団の弱い勢力の低気圧が、質より量でゾロゾロと移動して、日本の東の海上にある太平洋高気圧となす停滞前線が、こともあろうに青森県にかかってきます。冷たい雨模様でしょう。

 翌2/16金,9:00JSTは、典型的な春の気圧配置が大陸に出現。揚子江気団由来の高気圧の皆さんが、でも、日本の東の海上方向に前日の寒冷前線を西から押し、おかげで日本の北日本の等圧線は西高東低です。西風が強い真冬の嵐の予感です。


 ところが一転、2/17,9:00JSTは、高気圧に東日本がすっぽり覆われて高温の週末です。春と真冬が3日周期...。

 以上を連続・比較すると;

2/14, 2/15, 2/16, 2/17...いずれも9:00JST (以上、天気図はtenki.jp)


左 2/14(今日)15:00JST実況 (4月並の気温)  /  右 2/16(金)9:00JST予想 (真冬の寒気)
...以上、高層気圧面温湿度配置図はGPV W.Forecast by supercweather

 典型的な春の三寒四温の天気図遷移ですが、今日から落差が極端になりそう。次回、のどかな春の日をたのしんであるけるのは2/18(日)ですね、これは...。今晩から数日、真冬を名残惜しみ、週末を楽しみにします。

2024/02/13

■ こわすつくる - 四旬節前


 明日は灰の水曜、四旬節の入りですので、ビーフシチューも今日で、つまり今年お肉を食べるのは今日で、終了です...。次のお肉はまた来年の2月に (おさかなは2019年6月に一度いただいて以来、食べたことがないですが、何かよくないことがあるのかな、やっぱり...)。

 お肉や他の楽しみを、「感謝する」んじゃなくて「謝絶する」という意味の「謝肉」の意義は今日がその境。

 お肉の最低価格部位「タン先」は「煮ても焼いても食えない」のですが、私は「加圧すれば食える」タチですので、年来ソレで感謝していただいています。

 「箸ではらりとほぐれるお肉」とは、つまり、お肉のうま味が流出しきった抜け殻でもあります。が、代わりにシチューのうま味がたっぷりじわりと...。いくらなんでも塗り箸はむりがありますが、気にせず使います。

 例年コレをつくるのは、気温0℃の冬の倉庫。解凍し、生食(生理食塩水)より低い0.5%で体温程度の40℃のぬるい食塩水にロリエとローズマリを入れてお肉をさらし、洗って拭いて、キツめの塩コショウと香草をふって強火で焼き、休ませて、ワインと加水なしの玉ねぎスープで1時間程度加圧します。何かのついでに次の調理段階を進めるありさまですので、我ながら、いったいいつになったらデキ上がるんだろうなと思いつつ、数日かかったりします。だから、ま、気温0℃の冬の倉庫ですので、何日かかろうと。

 今年の、ピエモンテの「王」と「女王」...年内はさすがにもうこれで...。また来年。

2024/02/12

■ まなぶ - - オーディオ機器の話 3 - 大学入試センター試験2014年本試験 英語第6問


昨日の続きです。昨日は...

(1)...1段落目;オーディオ機器の黎明...蓄音機の発明と改良は、1) より気軽に、2) より良い音質で、の2つの目標を追求してきた。

(2)...2段落目;うち、1)の方向性に位置づけられるのは、1920年代の自動車搭載ラジオ、1980年代の歩きながら音楽をヘッドフォンで聞くという発想の実用化と普及がある。

(3)...3段落目;また、2)の方向性に位置づけられるのは、音質を追求することだ。可能な限りナマの演奏に近いHi-Fiなサウンドをめざす努力をしている。

…といった内容でした。

 今日は、第4段落~第6段落(最後)まで訳してみます;

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(4) 今日、電器店に足を踏み入れると、消費者は、驚くほど多様なオーディオ技術を目の当たりにする。 ポータブル・システムを探している人は、何百という種類の、色、形、サイズの、さまざまなイヤホン、ヘッドホン、デジタル・プレーヤーの中から選べる。 他方、オーディオファイル(audiophiles)、つまりハイファイであることを最優先する音楽ファン、のため、店内の別の売り場では、大型のスピーカー、CD プレーヤー、アンプなどの重量級コンポーネントを展示しており、往々にしてこれらは高額である。 音楽ファンたちは、これらすべてのテクノロジーとこれほど多くの選択肢に直面して、多くの場合、自分のリスニングのニーズに適した機器を調べたり決めたりするのに、多大な時間を費やしてしまうこともしばしばだ。

(5) 機器を購入した後ですらなお、オーディオ技術の進歩のせいで、消費者の注意は、音楽そのものからどんどん離れ続ける。 ポータブル・システムの利便性のおかげで、公園でのジョギングや通勤など、他のことをしながら音楽を聴くことができるのだが、このような状況では、音楽の一部が、周囲の騒音に埋もれてしまい、リスナーが音楽に集中することは困難になることもある。 また別の場合、オーディオファイルたちは、最高水準のハイファイを達成しようとして、自分のコンポーネントの組み合わせを試したり調整するのに、かなりの時間と労力を費やしてしまいがちだ。

(6) これほどまでに多くのテクノロジーが利用できるようになると、実際に音楽を聴くことが、二の次の問題にされてしまうように感じることもありうる。 お気に入りの録音を電車に持ち込んで通勤できるのは幸せなことだが、自分の注意がどこか他のところにあるときに音楽を聞いていると、音楽の力の多くは散逸してしまう。 同様に、高品質の機器を利用できるのは良いことだが、完璧なハイファイを達成しようと腐心しすぎるあまり、テクノロジー自体が、自分と音楽との間に割って入るような事態となる。 音楽は驚くべき力強い芸術形式である。 最も大切なことは、おそらく、座って、聞こえてくるモノを、味わう時間をつくることだ。 エジソンやその他の発明者の才能のおかげで、音楽の美しさがこれまで以上に身近になった。 手を休め、真剣に耳を傾けるかどうか...、それは私たち次第なのだ。

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 (4), (5), (6)とも、1) 利便性 = ポータブル・オーディオ、2) 高音質 = 重量級オーディオ機器、の2つの方向が、技術進歩により進化しているのは歓迎するものの、この2方向に、私たち消費者が振り回され、「音楽を聴く」という本来の目的が失われていく恐れがある点、本来の目的に立ち返るよう促してくれます。

 一方の、1) ポータブル・オーディオを身につけて、聞き流しながら何か別なことをするのは、散漫だし、場合によっては危険だったりします。この事例は、今となっては誰でも納得できる場面を思い浮かべられそうですね。

 他方の、2) 重量級の高級オーディオ機器は、あまりなじみのない世界という人が多数派でしょう。

  CD1枚を自宅備え付けのステレオ・システムで聴く場合を想定しましょう。① プレーヤーのトレーでCD盤を受け、回す機構 → ② CD盤からデジタル信号を読み取る機構 → ③ 信号をアナログ信号に変換する機構 → ④ アナログ電気信号を物理的運動エネルギーに増幅する機構 → ⑤ 振動させ音波に変換して再生する機構 → ヒトの耳の鼓膜に到達

  通常の普及価格帯製品は、①と②と③が1つの箱に入って「CDプレーヤー」。④が「アンプ」。⑤が「スピーカー」。

  他方、高級品の泥沼は...、トップ画像は、私が十数年前にちょっとよろめいて(?)所有した機器ですが、ま、マニアの方々から見れば、ヒヨッコのようなかわいい方でしょう。でも、私にとっては泥沼に「はまる」レベルですらなく、それ以前に、沼を発見して怖気づいてさっさと逃げ帰ったレベルでしょうか。

  高級品は、①&②と、③が別の筐体(箱)で、かつ③が左右チャンネルに別れたハコの場合もあります。④の「アンプ」は、CDプレーヤー以外の入力機器などをセレクトし、信号の大きさ(音量など)を制御する「コントロールアンプ(④-1)」と、その制御後の信号を増幅する「パワーアンプ(④-2)」に、筐体が分かれます。多くのパワーアンプは、左右別の筐体です(④-2Rと④-2L)。⑤のスピーカーは、ステレオなので左右別の筐体ですが、大画面テレビ附属のシアターシステムなど、スピーカーのハコだけでが5個以上だったりします。ステレオの場合は、正面に丸い「ユニット」が、高音・低音の2ツついてますよね(2way)。場合によっては加えて中音ユニット(3way)、さらに周波数を細かく分断した4way, 5wayなどもありえます。高音ユニットと低音ユニットを、別々のパワーアンプから電源供給して駆動する強者もいます。この時点で、CD1枚聴くのに、ハコが最低9個以上のものものしさに囲まれることになります...。①から⑤までの筐体は、どのハコの1ツをとっても、大人一人で持ち上げるのは困難なものがほとんどで、どの1ツも、お車1台分の価格で...買え...ないかもしれません...。また、これを繋ぐケーブルやコード(つまり電線)も、やはりお車数台分で...どうかな...。またこのレベルではもはや、おうち建築やおクルマ修理や医療や企業会計と同様、自分一人で何とかするのはムリで、専門家の介入が必要です。参考までに、下↓の画像は、上で挙げた「パワーアンプ(④-2Rと④-2L)」のみの画像と価格...。趣味の世界の話ですので、埒外の私たちがコメントする意味はないのですが...。

Phiwave Audio 2008年10月 - https://www.phileweb.com/news/audio/200810/03/8393.html

  本文で “audiophile”という単語を使っている時点で、執筆者自身がオーディオマニアだと思います。でも、必要なのは、何かしながら音楽を聴いたり、どんな機械がイイとかつべこべ考えるよりも、まずはきちんと音楽を聴こうじゃないか、という、あたりまえの結論となりました。この文のタイトルがそもそも『- - 聴く際の利便性と音質 - 他に優先事項はあるだろうか? - -』ですが、利便性よりも音質よりも、最優先事項は「音楽を聴くこと」だと言いたいんですね。第1段落の最終文『音楽そのものを、これらすべてのテクノロジーの中に埋もれさせてしまわないようにすることが重要である。』 また、第6段落の最終文『最も大切なことは、座って、聞こえてくるモノを、味わう時間をつくることだ。 たちどまって、真剣に耳を傾けるかどうか、私たち次第だ』というのが結論だったんですネ。あたりまえの結論ではあれど、私には耳が痛い話で、執筆者の見識に諫められて、大いに反省し納得しました。音楽にいちばん感動した原体験って、もしかして、中学1年生の時の「カセットラジカセ」だったりします。

2024/02/11

■ まなぶ - オーディオ機器の話 2 - 大学入試センター試験2014年本試験 英語第6問


昨日の続きです。昨日の話は...

(1)...1段落目;オーディオ機器の黎明...蓄音機の発明と改良は、1) より気軽に、2) より良い音質で、の2つの目標を追求してきた。

(2)...2段落目;うち、1)の方向性に位置づけられるのは、1920年代の自動車搭載ラジオ、1980年代の歩きながら音楽をヘッドフォンで聞くという発想の実用化と普及がある。

…といった内容でした。

 思うのですが、上のうち、前者は、真空管の普及により、素人でもラジオが製作できるようになり、1920年代にMotorola-#5T71ラジオキットが、自動車所有者個人が取り付けるカーラジオとして初めて発売されたことを指すでしょう。また、後者は、1979年のソニー-ウォークマンのことだと思います。

 どうでもいい話ですが、私も、1983年に初めてウォークマンを買いました。もちろん再生できるのはカセットテープのみです。ヘッドフォンからの音漏れも盛大でしたが、この頃流行ったのは、山手線や中央線に大音量でドンシャリ再生した状態でさっそうと乗り込んでくる...。そんな、まるで自分のテーマ音楽とともに現れる若者がカッコいい時代でした...。今となっては「音漏れ公害」扱いですネ(笑。私はそんな派手なコトは怖くてできませんでしたが、初めてウォークマンを装着して、人通りのない夜の通りに足を踏み出し、しかもその時聴いたのはバッハの『マニフィカト』(BWV 243)だったりしたので、そのE♭管のノンヴァルヴのナチュラル・トランペットの超高音にビックリ仰天、地に足がつかない状態で歩いていた、あの日を覚えています。

 今日は、第3段落を。

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(3) 音楽の楽しみに影響を与えるもう 1 つの要素は、そのサウンド・クオリティ(音質)である。 1950 年代、「原音忠実 (Hi Fidelity)」、または短縮した「ハイファイ(Hi-Fi)」という用語は、企業によって一般的に使用されていた。その目的は、可能な限り高い品質のサウンドの再生を提供するレコーディングやオーディオ機器を宣伝するためだった。 フィデリティとは、忠実性を意味し、ナマの演奏にできるだけ近い音楽を、録音し再生することを指す。 理想的には、録音された交響曲を、目を閉じて聴くと、あたかもコンサートホールにいるかのように感じられるということだ。 1950 年代以降の技術の進歩により、リスナーがハイファイの目標に、きわめて近づいていけることができるような、最新の録音技術と再生機器が誕生した。

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 “50年代の技術進歩”とは、ステレオ録音技術の普及のことだと思います。

 ステレオ再生は、19世紀後半(1881年)のパリ万博以降、業界では認識されていたようですが、一般に普及した技術となったのはその70年後の1950年代というわけですね。その間は試行錯誤の状態だったようです。だのに、その1950年代からさらに70年後の現代、じゅうぶんに成熟したハイファイ技術に私でも手軽に近づくことができるのは、なんと良い時代に生まれたことでしょうか。そのおかげで、人生変わったり、生きる希望を得たり、などということがあり得たのではないかと思うと、このオーディオの歴史をチョっと顧みただけで、今に生きている生かされているという感謝と感激が、ひとしおです。