■ 市民健診で、心筋梗塞の疑い、慢性胃炎の疑いが出、精密検査を勧められました。
いずれも、自覚症状があります。
■ いずれも、あらためて精密検査の予約をしました。
■ 30年ほど屋根がないクルマに乗っている話を昨日書いたのは、昨日1日のうちに、こんな会話を1回し、さらに2回親子の会話を聞いたからです。この30年間たまにこんなふうな会話にはよく出くわしましたが...。
■ 昨日朝のうちは、今日と同様、乾いた秋晴れ。いつものヒバ山の内真部の道にウォーキングに、珍しくロードスターで行ってみます(実は今年これまですべてオートバイでした)。森林公園の駐車スペースに着くと、珍しく駐車車両が1台。軽ワンボックスに年輩のご夫婦が乗っており、帰り支度のようです。うち、おじいさんが、「このクルマ、なんていうの? この辺じゃ珍しい形だねぇ」と話しかけてきました。
■ たしかに、積雪地では、幌屋根の自動車は積雪期に漠然とした不安を与えると思います。また、軽いFR(後輪駆動車)なので雪道の操安性に不安があって敬遠されると思います。とは言え、私は、かつて5年間ほど、片道32kmの吹雪の山岳路を、画像のNA型で毎日通勤した経験があります。スタッドレスタイヤは当然装着。万一のためにゴムネットチェーンやスコップを装備し、加えてバラストとしてガソリン携行缶20ℓと水ペットボトル12ℓを同乗させていました。超狭い乗車空間なので暖房はすばらしくよく効きますよ。でも、また通ってみろと言われると...。ま、この地方では売れないクルマだと思います。実物を見たことがない人は多いかもしれません。私も路上で同じ車両を年に1回程度見かけるかどうかです(私が外に出ないというのもありますが)。
■ その帰り、昼前にスーパーに寄ります。ここでは納豆58円を2パック買うだけです。5分以内で戻ってこれるので、幌は開けたまま駐車します。クルマから遠ざかると、後ろの方で、母と小学生高学年っぽい娘さんが会話しています;
おかあさん「わ~、このクルマかっこいい~。いいな、わぁも乗ってみてぇ...」
むすめさん「ヘっ、こしたチャれぇクルマ、冬どすんずやっ!? 」
...津軽弁のうち荒い口調が特徴のこの地方の口語体を、東京弁に訳してみます...拙訳です;
おかあさん「わ~、このクルマかっこいい~。いいな、私も乗ってみたい...」
むすめさん「けっ、こんなチャラい(軽薄な)クルマ、冬どうすんだよっ!?」
…母の淡い夢は一喝却下されました...。二人の会話はどっちかというと立場が逆な気が。娘さんの戒飭は、こんな幌型のクルマに対する世間様の多数派の見方を代表していますよね...持ち主はそのまま肩を落として58円の納豆を買いに向かいました。
■ さらにその足で、図書館が開いた時間なので、本を返却に立ち寄ります。これも、カウンターの人に手渡し返却すればすぐ戻りますので、図書館駐車場に、幌を開けたまま駐車します。返却してクルマに向かいます。と、私のクルマに近づいた母とまたもや小学生低学年っぽい娘さんが会話し始めます;
むすめさん「あぁっ!? おかあさんっ!このクルマ、やねもまどガラスもないよ、どうしたのかな、じこかな!?」
おかあさん「えっ、いいのよ、これはこのままこうやってお店で売ってるの!」
むすめさん「えぇ~っ!? このままのってもだいじょうぶなの? あぶなくないの? あめがふったらどうするの? おまわりさんにしかられないの?」
…「クルマ」の概念を崩壊させるような、まるで首が取れたお人形さんのような異常な状態だったんですね。 すみません...雨が降ったらあわててダイソーに傘を買いにいきますので、どうかおまわりさんに言いつけないでください。
■ クルマをなおす話ではないです。「なおす」は治す・直すのほか、元の状態に戻す、本来の状態にする、気持ちを戻す=癒す、の意味で使っているつもりなんです。
■ 学生時代とその後数年間は、バブル時代の東京のど真ん中でした。TOPIX東証株価指数は連日が空前の高値更新で、大学の門を出れば、都心本郷通りにはクジラのように巨大な高級車が満ちあふれていた頃。流行語「シーマ現象」「レクサス交響曲」とイカれた乱痴気騒ぎを、病苦と貧困の日々を送っていた自分は、遠い目で眺めていたかもしれません。
■ ただ、豊かな人や世の中が存在し、近代経済学的な再分配構造が、少なくとも一国の首都東京には、まがりなりにも成立し、ゆえにそれなりのインフラが整い、そのおかげで下層民の私も都会でそれなりにこころ楽しく生きていけるのは、理屈でも感覚でも納得できていましたので、「今の自分のつらい境遇は、不公平だ、金持ちは悪者だ、世の中が悪いのだ」という方向に思考は流れなかったようです。でもさ、巨体の高級車より都心ならチャリの方が速いですよ(やっぱりいじけていますか(;^^?...)。
■ そのクジラの群れの中に、その頃、驚くほど小さいユーノスロードスターが走り始め、何度か見てハっとすると同時に、見る私は一瞬のすがすがしさを感じました。
■ 都会の狂騒につらくなって、いなかにもどり...(🔗2023/7/16)、でもやっぱりいじけて暮らしたのですね。病苦と貧困の日々は変わらないとしても、ありがたく親の倉庫に当初無料で住まわせてもらったので、その日暮らしの仕事でも、あのクルマのかなり古い中古車なら手に入りそうだと思い、目標にし、数年後の1997年頃かな、くたびれた個体ながら得ることができました。
■ 7年落ちの中古車をあちこち手直ししつつ11年乗って、その間、暮らしに張り合いも出ました。その後ずっと、小型軽量スポーツ(もどき)を30年ほど乗り継いでいます。
■ 選択肢から選ぶ試験方式です。別な選択肢をあてはめて想像してみます...(訳は拙訳です);
問. Electric appliances have ( ) American women from much household drudgery.
「家電製品は、家事労働の多くから、アメリカ人女性たちを( )してきた」
選択肢; 1. emancipated 2. reduced 3. excluded 4. secluded
■どれも他動詞なので、目的格としてAmerican womenをとって、文法的に成立可能です。
■ 1. を選びましょう。
「家電製品は、多くの家事労働から、アメリカ人女性たちを解放してきた」
無生物主語を原因風に訳し直すと態が変わって;
「家電製品のおかげで、アメリカ人女性は、多くの家事労働から解放された」
…家電製品が出現したおかげで、女性は家事にしばられることが徐々になくなり、社会進出が可能となり、男女平等の理想に近づいた、という20世紀のスキームですね。
■ 2. を選んで、無生物主語を原因として訳してみましょう。
「家電製品のせいで、家事労働の多くの分野から、アメリカ人女性たちの数は減ってしまった」
…家電製品という環境破壊物質のせいで、あるエリアにおいて、アメリカ人女性という生き物が絶滅の危機に瀕している雰囲気を醸し出しています...。
■ 3. を選んでみましょう。
「家電製品は、家事労働の多くの分野から、アメリカ人女性を排除してきた」
…アメリカ人女性が、まるで不法入国した移民みたいに差別的な扱いを受けています...。
■ 4. を選んでみましょう。
「家電製品のせいで、アメリカ人女性は、家事労働から、ひきこもるようになってしまった」
…電気製品に恐怖を感じて、心に傷を受け、落ち込んで、部屋にひきこもりになってしまったようです...。
■ 肢2,3,4の3つの選択肢を敢えて置く出題者は、さすが悪意の単語集と高く評価できるでしょう。いやまて、いずれの3つとも、AIが過剰に普及し、人類を乗り越え、人類を指図し支配するようになった21世紀後半を写実する構図であるとの示唆だとしたら...100年後の受検生は2,3,4のどれが正解かで悩むのでしょうか。ちょっと笑いが凍ります...。さすが悪意の単語集...(;^^?
■ 7月から数十年ぶりにまた使い始めた鉛筆ですが、使って減って、電動鉛筆削り器に入らなくなりました。手持ちの、筆箱に入るサイズの携帯タイプの鉛筆削りがいくつかあるので、それを使います。
■ が、削り具合はというと、回して最初の0.1mmでわかることですが、渋く、鉛筆の木部はひっかかるし、肝心の芯がぼろぼろに崩壊します。刃がもうとっくにダメなんですね。刃物の宿命ですね。
■ いくつかある(実は30個程度はあった)ものを、片っ端から試して全滅。それはそうだ、何年も放置しているわけですから。で、また数個を買い足しました。新品はスムーズに削れます。
■ ところで、その古いヤツですが、まとめて全部捨てますか。で、今後、鉛筆を使い続ける限り、鉛筆削りは定期的に捨てて新品を買い足し続けますか...。プラスチッキーな安物ばかりだし...。1つだけ、アルミダイキャスト台座に載ったのもあるけれど...。小学生の皆さんはどうしているんだろう...。
■ 似たような話を、もしかして、波刃のパンナイフでした気がしてきました(7/19)。
■ じゃ、パンナイフに倣い、古い鉛筆削りの刃も砥ぎましょうか...。いや、そりゃ無理だから...と思いつつ、いやもしかしてまさか...。
■ ジッと見ます...。どれも構造は単純で、刃をプラスチックやアルミダイキャストの台座にボルト止めしてあるだけです...。
■ アルミダイキャスト製のこれは、買った日のことを覚えています。もう30年以上も前の無知で傲慢だった大学生の頃(今もあんまり変わりません)、東京の自分の下宿の部屋で鉛筆を使っていてすぐの必要を感じたので、スグ地元の文具店に駆け込みました。安い物(例えば100円としましょう)がある中に、「ドイツ削り」とエラそうに書かれた(エラそうと感じるかどうかは個人の主観です)高額品(たとえば300円としましょう)が置いてありました。すかさず私は、店番をしていた風の引退した店主ふうのおじいさんに、「このドイツ削りって、他の商品よりすごく高いんですが、いったいナニが違うんですか!?」と挑むように質問しました。おじいさんは「刃が違うんだよ」と。「本当にそこまで違うんですかぁ? ふうん」と私は、その「ドイツ削り」1個と安いプラ台座のもの1個を購入しました。これから比べてみるからな、同じだったらただでは済まさんぞ、と言わんばかりの勢いで...(;^^?
■ さっそく削り比べたところ...、「さっすがドイツ製、やっぱ違うね~」という展開にはならず、同じだよ、おい!どちらもたいへんスムーズに削れて、区別はできません。これはヤラれたな、日本製もドイツ製も今どきは同じだよ。だったら安い日本製の方が良いに決まっている...との結論を得ました。あのおじいさんも、もうそろそろドイツ製がエラいなどという舶来物信仰を改めるべき時代だとわかってもらいたいものです...(;^^?
■ ところが、ほどなくして気づいたのは、日本製100円は、切れ味の減衰が早いです。ドイツ製300円は、あいかわらずサクサクと削れますが、日本製100円は、ひっかかりが激しくなってきました!差は歴然...。もしかしてそういう意味だったのか...。おじいさん、ごめんなさい。
■ その後、自分の変遷として、鉛筆は、シャーペンやボールペンに押されてまったく使わなくなり、三十数年を経ました。あのときの日本製100円はとっくに処分し、手もとに後生大事にドイツ製300円が残ったわけです...三十数年使われないまま。
■ さて、今、そのドイツ削りとやらの刃を、研げるものなのでしょうか。考えました。通常の包丁のように砥石にかけようかとも思ったのですが、サイズ的に、逆に砥石の方が欠けたり削れたりしそうです。大げさにやってブログだユーチューブだにアップしてネタにしたり笑いを取ったり...は今する作業の目的からハズれます。
■ 考えて思い出したのですが、私は包丁砥ぎの仕上げには、ふつうそこまでしなくていい#4000前後の「仕上げ砥」を使いますが、そんなヘンなこだわりがなく家庭の台所で不自由なく使うには、#1500程度で砥いだら、あとは、「新聞紙で返りを取」れば、じゅうぶんではないでしょうか。新聞紙が仕上げ砥になる理由はいつくかあるそうで、紙のザラつきやインクに含まれる炭素成分が、目の微細な高番手の砥石と同じ機能を持つらしいとのこと。物理学的機序はともかく、経験による有効性は周知されています。
■ では、今、鉛筆削りの刃を、新聞紙だけで砥いでみましょう。うまくいけば、今後、気軽に持続可能な作業として、砥ぐことができます(誰もマネしないとは思われるが)。
■ まずは切れ味が悪いまま鉛筆を削り、その感触を覚えておきます。空回りする感じで、木や芯のカケラがハラハラとでてくるだけです(画像左側)。で、ドライバーのクロス1番で、小さなボルトを慎重に回し、刃をそっとはずします。
■ はずした刃を、刃がついた面を下に、刃がついていない辺を右手の親指と人差し指で強くつまみ、刃を新聞紙に押し付け、右方向にゆっくり長い距離でひきずります。また戻ってまたひきずります。摩擦の方向は一方通行です。10回で指が痛くなりましたが、30回、100回、150回...。いちおう、気分的に、刃を裏返して、同様に30回程度。
■ え、それって...研いだんですか? と言われると、まぁ研いだつもりですよ。装着して確かめてみましょう。ダメなら笑って捨てましょう。
■ ら、えぇぇ~っ!? 切れる!かんなくずやかつお節のように、削りかすがしゃーっと上がってきます!(画像右側)。しかも、鉛筆本体の切削面にツヤと光があります!こ、これって、新品同様というか、包丁同様、砥いだだら新品より切れるようになったのではないの?
■ 手持ちの日本製や中国製のプラスチック台座のものもどんどん砥ぎましょう。買い足す必要はなかったのか...。今後は遠慮なく書いて遠慮なく削ってつねにシャープな鉛筆を楽しめます。うれしい!
■ やっぱ、ドイツ製は刃がちがうんだよね、鉛筆削りを使い捨てにする無知な君にもわかってもらいたいものだね...フ......(なんてヤツでしょうか)。