2025/05/09

■ あるく - 八甲田 谷地温泉南麓


昨日に続いて、暖かく快晴です。平地から遠くに望む八甲田連峰。山頂付近にうっすらと雲がかかりそうです。でも、先週(🔗5/3)はいまだ冬枯れだった山も、そろそろ「残雪と新緑のコントラスト」があるかな、と期待して、行ってみます。

 北八甲田連峰北麓の萱野高原から上も、やっと芽吹いてきました。


🔗5/3

 一方その頃、標高を上げた"酸ヶ湯温泉"では...。やはりいまだ、木々の芽吹きはなく、例年の4月上旬みたいな光景です。


 冬季閉鎖ゲート付近の"地獄沼"を通過します。標高が高いだけに、植生は、ブナを越えてダケカンバやアオモリトドマツの高層樹林帯の険しい様相です。いつも観光客の皆さんや駐車車両でごったがえしているのですが、今日は、ゴールデンウィーク明けの平日なせいか、めずらしく人影が絶えています。


 ゲートから上の雪の回廊も、確実に融けて低くなっていますが、いまだ展望がまったく利かないほどの高さです。快晴の昼、往来するクルマが絶えて、快適に進みます。

 谷地温泉を過ぎて数km下り、さて、いつものように、この谷地温泉分岐を目指して、ブナ林の舗装坂道をあるいてのぼり始めます。お昼休みも重なってか、観光車両などクルマの往来が途絶えています。


 地理院2万5千図で見ると、谷地温泉分岐点はH=763m, あるき始めと終わりの地点は609m。標高差は154m程度で、2点間の実移動経路は2.6km程度です(往復5.2km程度)。

 あるき始めた付近は、新緑が始まっています。


5/3

 先週よりよほどよいお天気ですので、つい気持ちもゆるみ、息は切れながらもあるく速さはゆっくりです。

 標高が上がるにつれて、緑がまばらになり、季節がもどるかのようです。


 八甲田山系の新緑前線(?)は、今日の時点でH≒700mまで上がっているようですね。イマまさにその閾値前後をあるいていることが、目に映る光景で実感できます。


 折り返し地点の、ミズバショウ生息地へ。


 うゎ、すばらしい香りです。暖かな晴天下、"むせかえるような"といってもよいくらいです。花弁に見える白い仏炎苞は、昨日今日くらいから崩れ始めています。そろそろ緑一色となるでしょう。目で見て楽しむのは今シーズンはこれで。


 昨年の今日、🔗2024/5/9は、この状態がもう少し進んだ段階を観察できました。ミズバショウのみんなは寒さにもかかわらず規則正しい生活をしてきたんですネ。

 満足して、あとは軽快にあるいて下ります。路肩の雪融け水の流れも、気持ちに軽快さを添えてくれます。もう少ししたら、また来てみましょう、「残雪と新緑」に期待して。


 帰宅して車庫に入れて、メーターに目を遣ってビックリ。


 ロードスターの燃費は26km/ℓなんですか!?(cf. 🔗2024/7/2)  満タン給油したのが先週5/3。このときに0リセットして、田子町(🔗5/4)、巖鬼山神社(昨日🔗5/8)、そして今日の八甲田連峰の道の、計3箇所を往復した結果です。たしかに、市街地を極端に避けるように、"いなかみち"や"旧道"を選んでゆっくり長く走りましたが...。今日は八甲田山系のどの道もクルマが閑散としているのをいいことに、下りは、後続車がいない限りひたすらエンジンブレーキだけでゆっくり降りてみたんですよ...。ちゃめっけをだしたのですが、ロードスターが素直にだまされてくれたような気がして、笑ってしまうようなすまないような...。

2025/05/08

■ あるく ■ 巖鬼山神社の山道


朝からおだやかな快晴です。気温も上がり、どんどん暖かくなってきました。

 久しぶりにこの道をさんぽします。新緑はかなり進んだ頃かな。

 あのカラマツ林。秋の細かい落葉がふかふかと気持ち良いのですが、新緑も新鮮です。

🔗1/19

  4月の低温のなかでも新芽は進んでいたんですね。陽気が良くなるともう明るい初夏の雰囲気すら漂います。

  おや、敷藁です...。この圃場は敷藁をしていたのか。


cf. 🔗 2024/5/1

 それも、これだけの広大な面積にもかかわらず、そうとう念入りです。

 上にヒトが乗ったくらいでは、藁を踏み抜くようなおそれは無く、硬いボードのように、乗れば周辺ともどもたわむかと思えるくらい、厚く密です。また、よく乾燥して表面はツルツルと非常になめらかです。ソリやスキーができそうなくらい。


 重機や人手をじゅうぶんに投入し、ていねいに整えたことが推理されます。強い主義主張や意志や情熱のようなものを感じます。

 折り返し、また明るいカラマツ林をこころ楽しくあるいて、往復1時間ほど。残雪の泥道はところどころあるけれど、このぽかぽか陽気は続くようですので、次の1週間程度で乾いてあるきやすくなるでしょう。

2025/05/07

■ なおす ■ 包丁を砥ぐ


2週間ごとのルーティーンの包丁砥ぎです。🔗2024/2/7

 今日のメニュは、いつも三大レギュラー(?)、三徳と、和包丁の菜切と、鉛筆削り(;^^

 ペティナイフ群は、またにします。

 和包丁は、昨年夏頃から使っています。切るのは野菜や芋ばっかりになっちゃったからです。パンとお菓子とついでに砂糖(とそれを使った食品)は意識してヤメ、お肉は1年で数回だけになったのが大きな理由です。

 大きく重い刀身のおかげで、野菜の場合は、一度にたくさんを速く軽やかに切れます。また、硬いステンレス刃物鋼と違って、鉄材は、小刃があたって切り始める瞬間や切り進んでいる瞬間の感触がとてもよく伝わってきます。

 比較的単純な「鉄」素材なので、砥石でいくらでも砥げるというか、砥いだ労力に応じて鋭さが体感できます。また、少し砥いだだけで切れ味は明らかに戻ります。と同時に、切れ味の減衰が、藤次郎などのSUS-V金10号などの刃物鋼ステンレスに比べると、速いです。いずれにしても、「砥ぎやすい」ということを実感しています。


 もっとも砥ぎにくいのが、...鉛筆削りだったりします。砥いで使うものじゃないんでしょうけれどネ。ただでさえ砥ぎづらいステンレスが、爪みたいに小さいサイズで、てこずります。それでも、やはり毎回(2,3週間おきに)砥ぐのは、効果が明らかだからです。🔗2023/12/30

 アルミダイキャスト製のボディはくたびれていますが、刃はピカピカです。

 ピーラーも砥げたらなぁ(またぼやきです...)。🔗2/13