2025/03/31

■ あるく ■ 近所の八幡さま


今朝もまた銀世界に。


 でも雪化粧した朝の街は、どこもよい景色です。昼には消えてしまうかなと思うと、むしろ春先の雰囲気すら漂い、今の時期の朝だけの特権、と考えて、冷たい空気を楽しむことにします。

2025/03/30

■ なおす ■ 軽トラのタイヤ交換


 今日午前中は一瞬銀世界になってしまいましたが、昼には強い冬の季節風が吹いて、ほどなく乾燥。イマ「1℃」。3月も終わりなのにと思うと、かえって寒さがコタえます。

 今季もう軽トラで雪の中を走ることはないでしょう、この10日予報を見ると。それにしても、10日後の4/9の「19℃」って、ホントですか!?

tenki.jp 2025/3/30

■ 雪が消えて乾燥したところを見計らって、冬タイヤから夏タイヤへ交換しました(正確には"ホイール交換"ですが、"タイヤ交換"と呼び馴らわされているので)。

 私の今の生活では、軽トラで深夜早朝の通勤通学(?)は無いので、12/1に交換、3/31に交換、をメドにしています。(🔗2024/12/1)

 軽トラは12インチの純正鉄チン貧弱仕様、かつ、電動ですがインパクトレンチがある、という2点で、本当にラクです。タイヤと工具一式積み込み・交換・トルクレンチ増し締め・エア加圧とゲージチェック・撤収まで、作業時間30分。試行錯誤の連続だった30年間ですが、経験は尊いナと思います(🔗2023/12/10)。

 もっとも、油断大敵、しょせん素人の手作業ですので、いつも交換後しばらくは、乗ったら、不安・緊張をもってびくびくしながら五感フル動員で具合を確認しています。

2025/03/29

■ あるく ■ 雪融けの水


 今の時期、あるいてこころはずむことの1つに、雪融け水が"さーっ", "さらさら", "ざぁざぁ", "ごぅごぅ"...と流れていくのを見ながらあるけることがあります。

 暖かくなりつつある空気のもとで、冬の重苦しさやこころのわだかまりまで、融けていく雪とともに流れ去っていくようで、目にも耳にも脳にも、やさしくすがすがしく、新しい気持ち、新しい一年を、入れ替えてくれるかのようです。

■ 道にあふれる雪融け水。山あいの坂道なら、除雪した雪の壁が、暖気とともに、道路側に崩落し、それがまた融けて流れます。


 今の時期、路面の清掃や排水施設の処理に追われる道路管理者には申しわけないですが、アスファルトをごぅごぅと流れる水は、見ていて実に気持ちが良いです。


 音に誘われて目を見遣ると、あちこちで、雪の合間を流れるせせらぎが、あふれんばかりの水量。


 山あいの道を早春にあるく楽しみは、実に多様で、次々と目を楽しませ、尽きない幸せ感があります。


🔗3/20

2025/03/28

■ なおす ■ フィスラー圧力鍋の修理...ま、また

修理完了。
ピンもあっさり最高位に。
安全弁の蒸気吹き出しも軽快に。

またもフィスラー圧力鍋の不具合と修理...。

 2つあるフィスラー圧力鍋のうちの、20年物の「ブルーポイント」。こないだ直したはず...(🔗1/11)

1/11

 前回は、下↓の分解図のうちの右側「ふた用取っ手」のワレでした。今度は、同図のうちの左側「メインバルブ」。

Fissler Website

 加圧できず蒸気漏れがまたまた激しくなったので、観察し、メインバルブ用ビスがグラついていることに気づきます。


 ところが、増し締めしたところ、"ネジがバカになっている(いくらでも回り続ける状態)。


 バルブのアッセンブリを取り外します。


 え!?、雌ネジが、シリンダごと脱落しました...。


 考えます...: もともと内部1.2気圧程度で加圧された120℃以上の熱気が加わる金属接触箇所に、プラスチック部品。その部品の中に、金属の雌ネジシリンダを溶着...。いつかは脱落する構造...。

 Porsche911-996やBoxster-986(自動車のなまえです)の「インターメディエイトシャフト問題」とかMercedesBenz SLK-R172の「エンジンの上にポン置きのECU」とか(実体験のごくごく一例)、世界に誇っているらしいドイツ製品には、20世紀以来百数十年、非常によく見られることですが、"あり得ない設計思想"、"中学生でも危険を感じて避ける設計思想"が、ココにも遺憾なく発揮されていたのか...。

 パーツをまた注文しましょうか。でもコレで、この鍋の蓋用のパーツだけで、13,000円ほど費やす結果になりますネ...。🔗1/8に述べた通り、修理にカネを惜しみなく湯水のようにじゃぶじゃぶ使って、無神経なドイツ人の設計ミスを世界中のユーザーがカネで補ってやりさえすれば、長持ちするのが、ドイツ製品のすばらしい特徴です(自暴自棄気味)。


 バカげていると思いつつ、パーツ番号12-601-02-700を調べて検索したら...:


 つ、ついに廃番に。もう修理できないから捨てろと...。

 フタは使えなくなったとして、「圧力鍋」としての役割は終えましたが、「頑丈な鍋」としては使えます。φ=18.0cmのガラスフタでも買ってきましょうか...。く、くやしい...。

 圧力鍋として致命的不具合となった「メインバルブ用ビス」。コレの機能を踏襲補完できるよう、DIYで、メインバルブのフレームとなっているプラスチック部品にボルトを貫通させましょう!ダメモトです。


 図を描いて構想を練り、部材を測定します。ボルトは、M5×30mmに決定し、用途との親和性を考慮すれば、ユニクロームメッキではなくステンレスの必要があります。手持ちのガラ箱(予備の汎用ボルト&ナット収納箱)には無いですので、買いに行きましょう。


 ドリルで貫通孔を設置。


 困った箇所に貫通。


 フレーム外側上部は、プラ部材に食い込む金属ウチ歯付きワッシャを、フタ内側は、耐圧性水密性ある消耗品と割り切って、ゴムワッシャを使いましょう。


 フタ内部の収まりは悪くないです。 

 フタのフレームトップは、8mm汎用ナットが裸のまま露出して見た目がどんくさいです。せめて袋ナットに。でも人さまにお見せするものじゃないので、ま、いっか...。


 耐圧試験は、トップ画像↑の通り、快調に加圧し、あっさり圧力ピンが最高位に上がります。安全弁も良い反応で、軽快に蒸気を吹き出しました(↑トップ画像)。

 耐圧試験の結果、サツマイモの鳴門金時が、無事ふかし上がりました、あはは。

2025/03/27

■ あるく ■ 巖鬼山神社脇の小径

3/23

昼から冷たい雨が強く降っています(4℃)。このところ何度もあるいたあちこちの"雪の壁"シリーズ(?)は、この雨で、もう冬の面影がおおきく退くことでしょう。

 親密な雰囲気があふれる小径。この2週間ほど、よく通りぬけた、巖鬼山神社脇の、杉の森の小径です。ふりかえってみましょう。

3/14

 上の2枚は、同じポイントから撮りました。だいぶ表情がちがいますね。

 2週間前は見上げるような雪の壁だったなんて、今ではもうだいぶ昔のことのようです。

3/12
途中まで除雪

 少しずつ、空気感が緩んでくるのを感じます。

3/25

3/25

2025/03/26

■ まなぶ ■ アレルギーの原因の一考察? - 大学入試センター試験2006年本試験-英語第3問C


アレルギーは何かお持ちですか? その種類は多いでしょうが、食物アレルギーをいったん置いて、春先の今の季節は、花粉、ハウスダスト、寒暖差などさまざまなアレルギーが、最も発症しやすい時期のようですね。

 私はまったく縁がないのですが、この時期つらそうな方々と接するにつけ、胃がキュっと痛くなる思いです。

 「"アレルギー"なんて昔は無かった」という主張もありますが、・認識されていなかった、・大気汚染や気象変動の有無、・食生活の変化、など、様々な要因で、昔は"認知件数が少なかった"が、現在は"分類・体系化され、数も増加した"と言うべきでしょうか。

 大学入試センター試験の英語科の問題に、アレルギーの原因について考察しかけた(?)ものがあるので、季節柄、ちょっと目を通してみます(2006年本試験 英語3C)。あいかわらず拙訳で恐れ入ります;

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アレルギーに悩まされる子どもの数は、過去30から40年で激増したが、科学者たちは今なおその原因を模索している。中には、大気汚染が増加したせいだという者もいるが、都市部の子どもだけでなく、一般的には汚染の程度がずっと低い地方の子どもにもアレルギーは共通して見られるということもわかっている。 

アレルギーの増加に対する説明として現在有力なのは、いわゆる『衛生仮説』 である。その基本となる考えは、 清潔すぎる環境で育てられた幼い子どもたちの方が、アレルギーを発症する危険性が高いというものだ。今日では、人々は、風呂に入ったり衣服を洗ったりするのは、昔よりも頻繁だ。また、電気掃除機のおかげで、家の中のほこりは昔よりも少ない。こうした変化の結果として、子どもが幼いときにさらされるアレルゲン、つまりアレルギーの原因物質が、以前よりも少ないということであり、これはつまり、子どものからだが、アレルゲンに対する自然の免疫をつくれないということにつながる。簡単に言うと、アレルギー原因物質の増殖を防ぐ自然の抵抗力をつけるためには、そうした物質にさらされることが必要なのだ。 

小家族化する傾向も、幼い子どもが家の中でアレルゲンに触れることが少なくなっていることを意味する。 実際、兄や姉のいる子どもは、アレルギーに対し、より抵抗力があることがわかっている。同じことが、家の中でペットを飼っている子どもにも言える。そのような子どもは、たとえばごくふつうに見受けられるネコやイヌの毛に対するアレルギーになることはずっと少ない。

幼少時により多くの種類のアレルゲンにさらされることが、子どもが強い免疫を発達させる助けとなるという点で、科学者らの見解は一致している。とは言え、遺伝、家庭の収入、さらには両親の教育レベルでさえもが、子どもがどれほどアレルギーにかかりやすいかということに何らかの影響を持っているとするデータもある。したがって、『衛生仮説』は、重要な研究領域ではあるが、過剰な清潔志向だけがアレルギー患者の急激な増加の原因だと決めつけることは、まだできない。 

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 この『衛生仮説'hygiene hypothesis'』は、なるほど、と納得したり思い当たる節もあったりするのですが、でも、ごく一面的な考察ではないかな。とりわけ、いま罹患している人たちがみな賛成してくれるとは思えないです。正確な医療の記事ではないので、議論してもしょうがないかもしれませんが、このロジックを敷衍すれば、逆に不衛生であればあるほど強い免疫力がつくのだろうか、と疑問が湧きます。ものすごいホコリの中で暮らしていたら、やはりむしろアレルギーになりやすいのでは?

 自分ではどうだろうかと振り返ると、3点、心がけるというより気になる箇所として、

1) よく「あるく」記事をここに書いていますが、寒い季節だから花粉の季節だからという理由でマスクをしないようにしています。また、台所仕事もPCハード分解組付けもチャリ分解組付けも、「なるべく素手、ただし手洗いは頻繁に」。いずれも、異物質微生物曝露を意識してこころがけているんですが、どこまで正しいかは不明。誤った場面もありそうです。

2) 毎日机に向かう生活なら、やはりイマの日本で暮らす限りは、床に掃除機とモップはかけ、デスクをマメに拭き掃除はしたいです。チェアはメンテ性を考慮して30年来アーロンチェアなどのメッシュ地製のみを選んでいます。思うんですが、目の前のPCのキーボード内部やPC本体内部は、想像以上ではないでしょうか。半年でアレルゲンとなるバクテリアが豊かに繁栄を謳歌している気がして、つい想像すると思い立って分解清掃しています。PC前での飲食は厳禁にしています。ノートPCを使いたくない理由の一つに、キートップの分解清掃がめんどうで不潔になりがちな点もあります。

3) クルマのダッシュボードとフットマット。毎週拭いています。座席は、軽トラは撥水ファブリック素材、ロードスターは革製です。いずれにしても、ウェスで拭き取れる素材を意識して選びました。対して、乗用車や鉄道や航空機の「布地」がちょっと怖い...って、気にしすぎでしょうか?

1)は、多種多様なヴィルス等アレルゲンに短時間曝露、2), 3)は、同じアレルゲンに長時間曝露しない、というつもりです。それで免疫能の学習を増やし負担を減らす、などというつもりですが、どのくらい根拠があるかと言うと...、"おまじない"くらいです。

 患者でもないし医療関係者でもない私のような一般の生活人が、アレルギーに罹患しないで済む対策を簡単に理解するために、Google AI先生に訊いてみました;


 AIの説明【遺伝的要因】は、上のセンター試験本文第4段落でも挙げられていますね。『衛生仮説』の主張は、上の【環境要因】の4点目「幼少期に多様な微生物(=アレルゲン)に触れる機会が少ない」と要約されている点、一致した見解でしょうか。いずれにせよ、どれかたった1つの要因でアレルギーになるわけじゃなさそうです。

 アレルギーと縁がないあなたや私が、今後アレルギーになるかもしれないとして、【遺伝的要因】と【環境要因】は、こちらの手に負えないのですが、【生活習慣】の4点なら、自力でコントロールできそうですね。でもこの4点って、どの1点を備えても、アレルギーに限らず、いずれQOLの低下や何らかの病気に直結するのはあたりまえなんじゃ?...と、わかっちゃいるけどなかなかコントロールしきれないのが現実でしょうか。

2025/03/25

■ あるく ■ 切通しの道


曇り空ですが気温が12℃と、良い陽気です。あのおとといの切通しの道(🔗3/23)、除雪してるかな...、気になるので、昼休みに足をのばしてみます。

 あるき始めたときには、おとといの状態のまま?...と思ったので、あわよくば今日もじゃぁ、また貸し切りの坂道をあるけるかな、と、坂を上り始めたら、車両全面通行止めの静かな山の道の丘の上から、何かエンジン音が。立ち止まって耳を澄ませます...。近づいてきます。除雪ロータリーかも...。

 と思って見上げていたら、まさに姿を現しました(トップ画像)。

 あるくより少し速い速度ですが、あれよあれよという間に降りてきます。


 吐出量が、さすがに桁外れに違います。もっと近づいて見たい、とは思いましたが、さすがに遠慮して、ずっと離れて、どの画像もスマホの最大ズーム(×6)で撮りました。


 いったんこの場を離れて別な小径をあるいて、十数分後、戻ってみると、除雪の幅員は二車線を確保していました。すごいなぁ...、って、きっと子どものように口を開けて見ていたに違いありません...。

今日3/25

cf. 3/23

cf. 3/14

2025/03/24

■ あるく ■ 梅のさんぽみち


今日は薄曇りですが、気温が10℃と、久々に2桁に。この梅のみちも、雪はだいぶ融けてきました。


 でもこの冬の多い雪で、あちこちの幹や枝が痛んでいるようすがわかります。剪定とは別に、伐採された木や枝があちこちに。


 枝はうっすらと赤みがかってきた程度です。残雪が多いせいか、剪定の進捗度も低いようす。つぼみまでまだしばらくかかりそうです。


 このみちは、急斜面の鑑賞用梅園に、ぐるりと周回できる3km程度の遊歩道を整備し、梅の並木としています。そのうち半周が北向きの急斜面となり、例年、梅の開花直前ごろにやっと除雪してくれるありさまで、梅がつぼみを結ぶさわやかな早春の頃には、あるきたくてもあるけないという、ちょっとやきもきする道です。


 気持ちが緩む季節。一日のうち、あるくためにとっておいたせっかくの時間ですから、あまりせっかちにしないで、ぐるりとあるけるようになるのを気長に待ちましょう。

2025/03/23

■ あるく ■ 切通しの道

あいかわらず気温は低く(5℃)、またこれもあいかわらずあるきたいナと足が向くポイントもかわり映えせず、画像も似たようなモノばかり...ですが、ま、本人はこころ楽しくあるいているわけで。

 あの切通しの道(🔗3/14)を見上げると、ついに除雪に取りかかったようです。今のところは、まずロータリーがひと筋ためしに切削した感じです。車両の通行はまったくムリで、すれ違う待避帯スペースなどもまったく無いです。


cf. 3/14

 日曜日の今日は、除雪作業も無く、二足歩行ならば、貸し切りの小径です。

 1kmほどの切通しの長い直線の坂をゆっくり登ります。見上げると壮観です。

 しかし、あるいてだんだんと息が切れてきます。AT値(有酸素運動と無酸素運動の閾値:Anaerobic Threshold)付近の心拍数140-160bpmレンジで運動している感じで、エネルギーの消費効率や脂肪の燃焼効率は良いのですが、リクツはともかく、要するに苦しいです...。リクツを言い聞かせながらあるきます。

 クロカンスキーの毎日だった2月に、やはり毎日1時間程度この苦しさを続けたら、食べる量は同じか多いのに、30日間で体重がガックリ減り、筋肉量と基礎代謝量が上がった(🔗3/2)のですが、その後は微増です(またナマったからだに...)。AT値を維持した運動がいかに効率の良い運動か実感。

 けど、吹雪の中でのクロカンスキーならある程度覚悟ができているから耐えられるのですが、今日みたいに、良いお天気のもとでお気楽に歩くつもりだったのはずが、苦しい、イヤだ、という違和感。

 振り返って見下ろします。スッキリと伸びた下り坂を見ると、良い気分に。


cf. 1年前の🔗2024/3/25

 などと思ってあるき続けるうちに、脳内にランナーズハイが訪れて、丘の頂上に出ます。トップ画像のような、見晴らしの利く雪原の眺めが開け、ますます良い気分。「やはりちょっと苦しいくらいがちょうどいいな」などと、さっきの苦しさを忘れて調子の良いことを考えます。

 除雪はドコまで進んでいるかな、例年この2,3kmの区間が3月の最後までずっと難所なはず...と、丘の向こうの道を見ると、次の丘の向こうまで延々と...。

 行ってみましょう、せっかくの貸し切りは今日まででしょうから。例年に無いこの雪の壁じゃぁ、4/1開通を目指して、明日から急ピッチで除雪作業が入って、もうあるいてなんかいられないことでしょう。

 谷に下ってまた向こうの丘に登ります。

 振り返って見下ろします。う~ん、爽快です。


 ら、登り切ったところの山道の十字路、そこを境にまた道なき真冬の銀世界となっていました。ここまで45分くらい経過。

 戻ります。今度は後ろから押されるような、快速の下り坂です。今日限定の貸し切りの道。息も弾んで良い気分になりました。次回楽しめるのは、来年の今頃でしょう。