2024/07/02

■ まなぶ - 燃費


 ふだん日常の足は軽トラで、軽快です。所用に荷物運搬に買い物に、万能選手です。乗り降りしやすくサイズも手ごろで維持しやすいです。

  気分を換える私のスタイルは「ドライブ&ウォーク」です。気持ちよくあるくことができそうなところまで、エンジン音とタイヤ音をかみしめながら、この30年間、歴代ロードスターを愛用してきました。

  90年代末~00年代~'10年代と、「消費ガソリン燃費表」を表計算ソフトで作成していました。ロードスター(初代モデル(NA型)、2代目モデル(NB型))の燃費表をMS-Excelで作り、給油のたびに毎回欠かさず満タン法で入力記録してわかったのは、往復60kmを通勤していれば、ほぼ12km/ℓ~13km/ℓということです。

 ところが、最近はどんな自動車にも、メータークラスタ上に、ODOやTRIPがデジタル表示されますが、同時に、燃費などの情報も表示されます。

 数年前にNDに乗り換えた現在のロードスターの4代目モデル(ND型)の燃費は、メーター表示では、20km/ℓを下回ったことが無く、習慣で記入していたExcelの燃費表との乖離が、0.1km/ℓとか0.2km/ℓ程度のようで、ほぼ正確だとわかりました。ゆえに、そうわかって以来、燃料費総額は、別に記帳している家計簿でわかりますので、Excelの表計算ソフト上での燃費記録をやめることにしました。

 ここで、ふと、もしや、と思ったことが...;

 一方で、軽トラは、小排気量660ccで、レギュラーガソリン。燃費もよいしガソリン価格も安い。

 他方で、ロードスターは、軽トラに比べれば大排気量で、NDの場合は1500ccと2倍と四半分倍。かつ、ハイオクガソリン。燃料単価は高い。

 ですが、NAやNBと違い、今のNDの燃費は、20km/ℓを大幅に上回ります。他方で、軽トラの燃費は、もう20年以上も、15km/ℓに毛の生えた程度です...。

 もしかして、同じ距離を走るなら、ロードスターの方が安いのでは!?...

 いや、まさかそんなことはないだろうと、意識下で否定してきました...。

 で、先日、画像の通り、NDの燃費が、幾度か24km/ℓを表示しているのを見て、上の疑問が、意識の俎上に上りました。

 気づいた以上、計算してみましょう!

 条件をこう措定します;

_ ガソリン;軽トラ=レギュラー160円/1ℓ   ⇔   ND=ハイオク180円/1ℓ

...青森県津軽地方の現時点の平均的相場です。この地方の相場観としては、レギュラーガソリンや灯油が全国平均より安いことと、両者には20円程度の開きがあることが、特徴です。

_ 燃費;軽トラ=16.0km/ℓ   ⇔   ND=20.0km/ℓ

 両者が100km走るのに、何リットルのガソリンが必要で、その価格はいくらでしょうか。

 単純な比例関数ですので、計算すると;

 軽トラは、100km走るのに、6.25リットルのガソリンが必要で、1,000円かかります。

 ロードスターNDは、100km走るのに、5リットルのガソリンが必要で、900円かかります。

 なんと!同じ距離を走るなら、ロードスターの方がハイゼットトラックより安くつくのですか!? さらに実際には、ロードスターが、22km/ℓ、23km/ℓを示すことが多いので、差は広がるでしょう。

 自分では常識だったはずの固定観念が転覆しました。なぜだろう...。大きな理由がガツンと1つあるわけじゃなくて、小さな理由がいくつか考えられ、それがどんどん積み重なった結果なのでしょう;

 軽トラは、骨格や荷台に強度が必要で、車両の質量が嵩みます(660ccで820kg)。他方で、ロードスターは、小型軽量スポーツ(1500ccで1040kg)で、マツダのレシプロガソリンエンジンは熟成され続けています。

 その結果、エンジン出力1馬力あたりが負担する質量(パワーウェイトレシオ)は、

軽トラが18.8kg/PS、ロードスターNDが7.4kg/PSと、

比較になりません。これが燃費に直結しています。

 NDは、タイヤ空気圧を毎月チェックし、エンジンやミッションやデフは、油脂類の交換スパンに気を遣っています。

 加えて、実は、夏も冬も、クルマのエアコンというものを使ったことがありません。打ち明けると、NBを乗っていた'00年代~'10年代に、クルマのエアコン構造部材(コンプレッサ、コンデンサ、エヴァポレータなど)一式を、パワーステアリングポンプとともに、なんと撤去していました。むしろかなりの費用と莫大な作業でしたが、質量は950kgと軽自動車並みのクルマに...。また、ラジオやステレオといったオーディオも、免許を取って以来40年余り今日まで、まったく使いません。ロードスターの燃費が良く、バッテリー容量が何年も余裕を保ち続けてきた理由になっているんだろうな、と解釈しておきます。

 とはいうものの、考えてみれば、最大の原因としては、軽トラは、1回あたりの走行距離が3km~30km。近場のみです。他方、ロードスターは、同じく30km~300km程度で、1回あたりの走行距離の違いが最大100倍程度ありますので、この比較はあなたの参考にはなりづらいでしょう。

 でも私の個人的生活には刮目すべき結論です。だからといって、今日から軽トラの用事もすべてロードスターで代えよう、というワケにはいかないです。これまでどおり変更なく使い分けたいと思います。

ただ、ちょっとスッキリしました。

2024/07/01

■ あるく - 今別町高野崎


先日(🔗→6/25)訪れた高野崎海岸。断崖の向こうに伸びる岩場とその橋を潮位と見比べて、怖気づいたので、今日は再度行ってみることにします。

※ 先週6/25

 と言っても臆病者ですので、岩場をあるくためトレッキングシューズを持参します。

 さらにまた、あの潮位は満干のいずれなのか、再度行くなら干潮時の方が怖くなくてよい、先週は水平線に靄があって潮風の雰囲気がざわついていたので今度はキッパリ晴れた日に...などと思いめぐらし、お天気が良く風が凪ぐ6/29(土)と決め、その日の潮の満干をあらかじめタイド・グラフ(潮位表)で下調べします。


 予想気圧配置図通りの晴れで微風のお天気になった6/29(土)、タイド・グラフによる高野崎における日中の干潮時刻は14:30、10km隣の龍飛岬は15:00のようです。その時間帯を目指します。

 見えてきました。駐車スペースのある断崖の上は、芝生で、なごやかな雰囲気です。灯台の脇を降り(トップ画像)、岩場に降ります(↓の画像)。


 橋を渡ります。グレーチング(金属網の目)でできており、足の下にすぐ波しぶきが見透かせます。

 柱状節理の海岸の上にコンクリートを流し込んでつくった遊歩道です。干潮時だとやはり間延びして見えます。これが、満潮時や風と波がある日となると、なかなかの迫力ではないでしょうか。見てみたいけど怖いです...。

 先端部につきました。画像左にウミネコが。こちらに警告して鳴くのですが、動く気配はないです。陸奥湾をはさんで画像右の対岸に見えるのは、2週間前に訪れた下北半島の仏ケ浦(🔗→6/17)の岩肌です。

 振り返ります。


 しばらく岩に腰かけて、さざめく穏やかな潮騒を聞き、海辺の雰囲気を堪能しました。

2024/06/30

■ まなぶ - 「オマージュ」- 腕時計の世界

※ 左:Grand Reef  /  右: Grand SEIKO (¥550,000+税)

世に「オマージュ」という制作分野が存在するそうです。オマージュ(hommage)とは、芸術分野で、尊敬する作家や作品に影響を受け、似た作品を創作すること、またその創作物を指す語です。類義語として、「リスペクト」「インスパイア」「トリビュート」。この3語までは二次制作者に表敬していますが、進んで「パロディ」「ジョーク」「パクリ」「コピー」に至ると、そう表現した人の主観では二次制作者を卑下し非難する蔑称となり、客観的に違法性も帯びるニュアンスになってきます。

 腕時計は、独自の宇宙を展開している分野です。値段だけでも、百均で買える物から億のものまで。ただ、価格というモノサシが虚しい独自の腕時計分野も限りなく広く深く展開しているようです。

 思うのですが、いかなる分野であっても、1つのソレを、その客観的価値や価格にかかわらず生涯愛用する人が、最も幸せな人で、最も天国に近い人です。

 腕時計もそうだと思います。私は、興味はあれ、売買の当事者にはなりたくないしなれないです。やはり「外野」「野次馬」のスタンスです。とは言いつつ、安い物を複数持っています。現在の愛用は、amazonで883円で買ったアナログ文字盤の「チープカシオ」です。何の不満もないです。

 他方で、幸せの天国的境地にいるあなたや現世の煩悩にとらわれる私の目から、腕時計の泥沼地獄を見ると、その壮絶さに思わず息をひそめてわくわくして見入ってしまいます。その結果、窓から落ちて、地獄の沼に落ちていく危険もありますので、注意します。

 さて、腕時計の世界の「オマージュ」「リスペクト」「インスパイア」「トリビュート」「パロディ」「パクリ」「コピー」は、百花繚乱なのは、詳しくない私たちにも周知の話です。最も有名な高級腕時計Rolexなど、姉妹ブランドTudorの美しい「リスペクト」から始まり、amazonで買える千数百円の安物パクリ商品から、果てはモロに違法そのものだが、専門家でもなかなか見抜けない「スーパーコピー」という一種の芸術分野も花開いているくらいです。Tudorといいスーパーコピーといい、一種リスペクトすら入り混じった驚きでいっぱいです。

 笑える話題はいくらでもあります。卑近な事例で、今回私が個人売買サイトに出しているブツでひと笑いしてみてください。

 日本製の高級時計は、SEIKOのフラッグシップモデル「Grand Seiko」です。機械式機構の高精度が1960年代にスイス公認歩度検定局のクロノメーター最優秀基準を総なめし、数年後には世界の時計精度コンクールであるスイスの「天文台コンクール」で1位以下4位まで独占。それをさらに上回る社内基準検査合格品を現在も制作販売しています。同時に、1980年代の自社開発のクオーツ式機構が、20世紀スイスの高級時計産業を完膚なきまでに潰滅させました。

 これらメカを搭載し、ケースやバンドに金銀プラチナを用い、日本の伝統工芸技術である漆や彫金で装飾した製品群が、Grand SeikoとSeiko Credorです。腕時計とは、時刻を知る目的に勝るとも劣らないのが、自身を飾る装飾品という目的です。まぁ日常を遊離し目の保養のために、Credorのウェブサイトでものぞいてみてはいかがでしょう?

 とはいえ、一般的な日本人の勤め人で時計趣味を持つ人が、上司・部下・取引先の目に触れることを意識して、日常的に会社に装着して行くことのできる時計価格帯は、数万円から100万円に達しない程度までがいちおうのめやすではないでしょうか。

 Grand Seikoの売れ筋はそこだと思います。私と同世代の複数の友人知人に、彼らが購入した品を手に取って見せてもらい、ため息が...。それだけの実体験ですが、少なくともその美しさや緻密さは理解できました。

 このGrand Seikoの普及価格(?)のラインナップの名品の一つに、2009年作のSBGH001という55万円(税別)の機種があるんだそうです。

 この「グランドセイコーのオマージュ」とは、目が点になりそうな企画ですが、amazonに同時期に出て、笑いとなりました、話題となりました。マニアの世界でも、Grand Seikoのパクリ オマージュは聞いたことがなかった頃です。

 中国製で「Grand Reef」という、なんだかなぁ...なネーミング...。価格は当初12,000円程度か。トップ画像左のとおり。SEIKOを騙って販売する意図はないので、違法でも何でもなく、オマージュ、インスパイア、と表現すべきでしょう。

 が、この時計を手に取ると、アリではないかなと思ってしまいます。画像だけでなく、手に取って一目見ただけは、質感もズッシリ感もキラメキも、時計に詳しい方ならともかく、ワタシのような素人では、違いが判りません...。

 つまり、ジョーク、いや、オマージュと思いつつ手に取ると、意外にも品質の良さにけっこう衝撃を受けます。パーツの切削や加工からアッセンブリまで中国だと思いますが、だから低コストだとは言えますが、だから低品質だとは言えないナァと実感します。中国の民間の金属切削加工の技術力、いや誠実さまで感じてしまいます。

 厚いサファイアクリスタルガラスの向こうに、精密な立体インデックスやヘアライン仕上げのドーフィン型時分針、クラシック高級時計の青焼き風な秒針が、眺められます。

 ベルトのコマや、金属ベルトと本体の付け根(弓環(ユミカン))は、通常は、ステン板打ち抜き曲げ加工で作ります。SEIKOなら普及価格の10万円クラスまではそうです。下の参考画像は、私がバブル時代1991年11月に東京御徒町のディスカウントショップ多慶屋にて3万円あまりで購入したSEIKO_Speedmaster_7T42-6A10_Chronographです(いまだにごく普通に稼働中。レシートも取説も保管しています)。バンドはステンレスの板巻きです。

※ SEIKO_Speedmaster_Chronograph(1991年購入)

  Grand Seikoでは、ステンレスのインゴット(無垢材)から削り出して作りますので、品質の良さや精度や耐久性は圧倒的ですが、高コストです。ところが、このGrand Reefは、ベルトのみならず、凝った両開き留め具や、なんと弓環までもが、アっと驚くステンレス無垢材の削り出しです。


 時計+ベルトの合計質量は、ズシリと重い140g。Grand Seikoと同じです。

 ムーブメント(中味の機構)は、驚くことに、SEIKO製4R35の外販仕様(SEIKO社が他社に、自社製造のメカニズムを供給販売している)。この4Rは、クオーツ全盛の今となっては腕時計としては高額なSEIKO 「PRESAGE;カクテルシリーズ」などのベーシックライン(10万円未満クラス)に採用されていて、日本製機械式腕時計機構としては安定の定番です。

 外観はGrandSeiko、手抜きのない高精度な素材・切削・加工・組付けに、中身はちゃんと信頼のSEIKO製機械式ムーブメントという安心感。人に見せて自慢できるようなものではないのですが、なんだか一人こころ楽しい気分になりま...せん...よね、あなたは...、やっぱり?

※ 参考画像;Grand Reef (amazon販売時のサイトより)

 ひとり見て楽しむために、1万円程度を出して買った記憶があります。十年程度前です。その後、価格が2万、5万と高騰し、amazonから消えました。ら、Ali-Expressとe-bayにコロナの時期には10万あまりで新品販売されていて仰天!

 これに限った話ではないのですが、時計の価格の魑魅魍魎ぶりに、ここでもまた開いた口がふさがりませんでした。1,980円から始めた出品中のコレ、いったい何千円になってくれることでしょう!?


2024/06/29

■ あるく - 廻堰大溜池


いつもの廻堰(まわりぜき)大溜池の周回道路です。

 道が樹木のトンネルのように、万緑の雰囲気に包まれています。

 上の画像は両岸が湖面、下の画像は左が湖面ですが、画像ではわからないですね。でも、湖畔の道だと思うだけで、森閑とした木のトンネルの道も、水面を通る風が抜けていくような気がして、気持ちが爽やかになります。


2024/06/28

■ あるく - 岩木山高原の道

※ 6/28 金 12:00

今日は、昼12:00の気温28℃、湿度36%!乾いたすばらしいそよ風が吹いています。

 高原をあるきましょう。

 あのとき(🔗→ 5/6)の、植えたばかりだった高原野菜の畑は、いまではいろいろな種類のジャガイモが青々と茂っています。

※ 参考;同じ地点;2024/5/6 
岩木山の雪も印象的です。

  良いお天気は、週末も続きそうです。日曜午後からかなりの雨の予報。明日土曜日も、どこかをゆっくり長くあるきたいです。

※ 6/28...高糖度品種の花が咲き始めています(このエリアは今時分が開花期)。
摘花するのかな...広すぎてムリですよね。