2025/05/31

■ あるく ■ 牧場


今日あるいた記事じゃなくて、🔗5/29のブナの森の、別な画像です。 "牧場"という切り口だけで集めてみました。

 今日は、昼に近づくにつれて気温が下がり、冷たい風雨が強まり、ヤマセが強くて...。天気図を見たら...(°o°; 

tenki.jp 5/31am9:00

 低気圧が進退窮まって閉塞しています...。オホーツク気団をシベリア寒気団が加圧しています:

 とすると24時間後も...:

tenki.jp 6/01の予想気圧配置

(5/31am9:00発表)

 やはり身動きが取れず...。前線も東北の東の海上で澱むように次々と閉塞中。

 寒流親潮の冷風を送るオホーツク気団という扇風機(?)の、電圧をブーストアップするかのような(?)南岸低気圧のまき戻しの風が東北地方に...。

 ドキドキしながら南部地方(太平洋岸)の都市八戸市の天気予報を見ます...;

 あっ (° ロ°; ...コレ、今晩から明日朝にかけて、災害級の風雨では!?...しかも8℃というこの低温...。

tenki.jp 青森県八戸市6/01の予報
(5/31am9:00発表)

 無事を祈ります。

 晴れて穏やかだった先日の南部地方の牧場へと、思いを馳せて、現実逃避します。

 寒冷乾燥の北上高地の縁辺の、いわば最北端という位置でしょうか。すばらしいさわやかさです。トップ画像も。


 往来のない農道。ゆっくりあるくような速度でクルマを進めて、標高を少し上げた別の牧場、あのブナ原生林の牧野へ。


 もう初夏の日差し近いです。

5/28


cf. 🔗5/4

 バーブドワイヤ(畜産用有刺鉄線)も新たに張られ(↓画像左下)、放牧の季節間近です。

2025/05/30

■ あるく ■ りんごの結実


ここ4日間ほど、好天に恵まれています。とは言うものの、どこに出かけるわけでもなく、ま、やはりお昼休みに近所をあるいて楽しむだけなんですがね。

 近くのりんご畑をあるくと、花が散ったばかりの木もあれば、晴天&高温のせいか、結実(nouaison)しているものもあります。トップ画像は、そうとう成長が良いようです。

🔗5/19

今日5/30

 河川敷の畑の道は、雑草を刈る人とて無く、ヒトの背丈ほどのびて、かき分けてあるくほどです。まだまだますます繁茂しそうな勢いです。

2025/05/29

■ あるく ■ ブナの森


好天のもと、あのブナの森をあるきましょう。

5/28

 同じ今月5月とは思えないほど内向的で抽象的だった前回🔗5/4。今日はかろやかで華やいだ雰囲気になりました。

🔗5/4

以上3枚は全く同じ地点で撮影

 下の牧野まで降りて、広めのクルマ回しスペースに停めさせてもらいましょう。クルマの往来は全くないです。バーブドワイヤ(牛脱走防止の鉄条網)が、張り終えた箇所とこれからの箇所があるので、まだ放牧前でしょう。クルマを停めても牛の皆さんの邪魔にはならないことを願って...。


 あるき始めは、12%の登りです。見上げるブナの梢。明るいです。


 どんどん登ります。初夏の暑さ。息は切れますが、抜ける風が気持ちよく感じられます。森閑とした森に響くヒグラシの控えめな鳴き声がのどかです。


 延々と森の道が続きます。


 ブナの木の個体にも個性があります。とりわけ強い個性を持つものも。


 複雑な樹形が、なんだかこころの奥底に響くようです。

2025/05/28

■ あるく ■ 小坂町


すばらしくさわやかなお天気。快晴、気温23℃、湿度40%、微風です。 

 足をのばして、また県境の坂梨峠を越えて、ブナの森に。あの森の中を1時間あるきたいがために、わざわざ何時間クルマで...。でも1年でいちばんさわやかな時期なので、ロードスターで出かけてみたいです。

 難所の坂梨峠旧道を越えます。日本最長の高速道路は、東北自動車道(E4)(埼玉県川口市ー青森県青森市)ですが、この峠を掘り進むE4の坂梨トンネルは、E4では最長のトンネルのようです。旧道は、そのトンネルの前後で、E4と並行しています。いまその山は、おそい新緑が盛りです。

 秋田側に降りるとすぐ炭鉱の町小坂の、風光明媚な山村の田園が開けます。道の線形は、豊かな田園エリアを鷹揚にうねる形で、今の時期はほんとうにすがすがしいです。

 山の中の小さな町の中心部に、不釣り合いに立派すぎる旧財閥系の旧炭鉱事務所が、今は博物館として整えられています。いつもここを通りかかるたびに、その威容に打たれずにはいられません。🔗5/4


 それに比べれば小さなことかもしれないんですが、ここの広い公園敷地内数か所に、金属製の"ヒトのオブジェ"があって、実は、ふと気づいて、ドッキリします。存在を忘れかけていた頃にふと出会うと、そのインパクトはかなり大きいです。


 トップ画像のこじんまりとした建物は、初めて見たときには、明治期のカトリック教会かなと思ったのですが、解説を見ると、炭鉱として発足した明治初期に、招いたカトリック修道会が創建した、地元の町の子たちのための教育施設なんだそうです。


 なるほど、二人は、実に象徴的ですね。

2025/05/27

■ あるく ■ 巖鬼山神社の山道


■ ひさびさの良いお天気。3月からずっと天候不順でしたから、今日はいっそう爽やかに感じられます。

■ いつもの山道をあるいてみましょう。お参りして、クマさんと出会わないようにお願いします。

■ あの雪崩ポイントも、両脇に木々の緑が迫ってきました。


🔗3/22

■ いつものカラマツの道。


■ 山頂を望む高原状の道に出ます。


■ 空も空気も、初夏のようです。


■ 戻りのカラマツのアーケード。明るい雰囲気です。


■ ただいま。おかげさまで今日もひとり静かに散策ができました。境内の杉の巨木群と対比して、新緑が目にも鮮やかです。

2025/05/26

■ まなぶ ■ 胃にやさしい自然の...? - 2


▼ で、この、胃にやさしそうな"生薬成分が主体"の"胃散"さぁ...。

うん、さっきからじっと缶を眺めて、どうしたのさ?

 薬草成分だけじゃないよね。

※ 缶フタ裏の添付文書

▲ う、うん、(成分表示を覗き見て)、そりゃ、混ぜたり粉に固めたりしやすい成分だって必要なんだから、チョっとくらい入っているだろうね。

 この割合って...薬草成分が主体ってわけじゃないね。むしろ工業的に合成した化学薬品、今これを仮に簡単に"化合物"と呼ぶことにして、化合物が主じゃないかな。

▲ う、うん。けっこう入ってるね。でもやっぱり自然由来の薬草成分の方が種類は多いよね。ま、それだって"天然の化合物"なんだけど、じゃ今は"化合物"と呼ばないことにして。

 種類は薬草の方が多いね...。量、というか質量比は?

▲ 意外と細かいことを言うね。化合物がそんなに多いかなぁ。

 「文字と数値の羅列」だけじゃ、ふつうは把握できないよ。マトリクス表だとこう;


▲ なるほど、「炭酸水素ナトリウムとかそれ以降の化合物が多い」と言いたいんだね。


▲ 色分けすると、少しわかりやすくなるね。薬草は7種、化合物は5種だね。

 うん。でも、さらに、たとえカラーの二次元配列(マトリクス表)にして示してあげたとしても、ヒトは、コンピュータの機械語じゃないんだから、やはりスグには把握しづらいものだよ。

▲ ふぅん? 何か大げさだよ。ちょっとくらい工業的製法の薬品が入ってたからって。つまりどうだと?

 もし仮に、ボクが、「コレは生薬が主成分じゃない。どっちかというと化合物の粉じゃないのかな。」と、君や他のヒトに本当に「わかってもらいたい」と望んでいるなら、裸のエクセルの表だけ見せて「ホラよ、ワカるだろ」ったってさ、作表した人にしかわからないものだよ。科学者とか数学の先生とか、そうだよね。でも、相手に対しては、さらにプレゼンテーションの努力をするのが誠実じゃないかな。

▲ 表にするよりもいっそう理解が進む方法があるの?

 グラフだと、こうだよ:


▲ あっ!ほとんど化学薬品の化合物じゃないの、このお薬は。「薬草」由来の成分はたったの15%なのか!そうだったのか...。

 うん。"生薬由来の..."をアピールしたいのはわかるし、客観的に見てたしかに魅力なんだけど、だからって、"お薬の大部分が生薬由来の成分からできています"ってわけじゃないんだよ。

▲ う~ん。てっきり漢方薬なんかにごく近い天然の粉末みたいなものだと思ってた...。やはり誤解していたかも。

 うん。簡単な1種類のグラフを使っただけで理解が得やすくなるよね。ただ、今は、「だからこのお薬はけしからん」と言いたいわけじゃなくて、むしろ、「わずかな量の生薬を配合しただけでも、服用した際の、症状改善・爽快感は、じゅうぶん確保できている」ってことだよね。

▲ なるほど。基本的に、酸性に過度に偏った状態の胃の内容物に、お薬は、炭酸水素ナトリウムなど弱アルカリ成分を投入することで、胃の内容物のpHを上げてやる方に導く作用があって、そっちの効能の方が、胃の不快な症状を改善する効果が大きいんだろうね。

 文字や表だけじゃ、よくわからない、っていうのは、理解できないヤツが知能不足というわけじゃなくて、今どきPCを誰でも使える時代になったら、「わからないのは教える側が無神経だから」という面もあるよね。日常生活でも、ウェブのサイトに触れても、他にもたくさんあるよね...。ま、いずれにしても、キミが「効く」って言うんだから、やはりボクも試してみるよ。

2025/05/25

■ まなぶ ■ 胃にやさしい?

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コーヒーや茶がつらいとか言っていたけど(🔗5/18)、その後、体調はいかが? 

ありがとう。とても良いよ。

 ボクもあれからコーヒーを飲む際に気をつけてるけど、キミほど軟弱...いやデリケートじゃないから、あい変らずインスタントコーヒーだっておいしいよ。キミ、別に胃が弱いってわけじゃないんでしょ。

 うん。臆病者だから胃が痛くなりがちだったりするのは確かかも。『太田胃散®』は年来愛用しているけど。

メーカーWebsite

 へぇ、毎日欠かさず?

 いや、数日に1回くらい。主食に芋とかパスタとか食べたあとに。

 ふぅん、そりゃまた奇特なこって...。あれって、たとえば医師が処方してくれる「胃のための一類処方薬」「医薬品」ってイメージじゃないよね。医薬品なんだろうけど、どっちかっていうと、漢方とか民間療法的な。

 たしかに「生薬が効く」っていう印象があるよね。ボクも、特に医者にかからなきゃダメな疾病ってわけじゃないんだし、あれ飲むとスっとしてたしかに効いた感じもあるから、"自然な薬草の粉末"みたいな認識でおまじない的に愛用しているかな。

 「生薬」「薬草」というと、「化学薬品」と違って、悪くない響きだね。ボクも、コーヒーだお菓子だパスタだと、仕事に追われているとつい安易に手をのばしちゃうしな。試してみようかな。どんな成分なの?

 正確にすべては知らないけど、こう書いてあるよ。

メーカーWebsite

 なるほど、たくさん「生薬」を使っているんだねぇ。これは自然な薬草由来のお薬みたいだね。胃やからだにやさしそう。うん?...ふむぅ...う~ん。


 どうしたのさ? 胃でも痛いのかい?

 列挙しているこの表示さ、たしかにハッキリわかりやすいんだけど。

 けど、何がどうだと言うのさ?

2025/05/24

■ あるく ■ 忘れられた遊歩道


隣村の遊歩道、というか建前は"自転車道"。集落の裏道とりんご畑の縁辺をぬって用水堰沿いに、”サイクリングロード"として立派に整えられたようなのですが、20年程度たって、行政による管理は放置されています。積雪期はもちろんあるけないですが、春先に歩いたらスニーカーや自転車タイヤなどを貫通する異物が散乱しています。自転車なら、乗り入れて1分以内に両輪パンクが保証されている道です。


 起点からあるいてみましょう。シューズは山歩き用のトレッキングシューズを装備しました。何か由緒ある治水構造物のようなのですが、ごく小さな公園になっています。連日の雨で水がにごっていてちょっと残念。


 クルマも自転車も来ないので、安心してあるける自転車道です(...あれ、いま何か矛盾したこと言ったかな...)。音楽プレーヤを小さい音で聴きながら、気楽にあるきます。途中で通行不能になるのは、もう長年知っています。

 あるき始めると、当初は、集落の家の裏手を行きます。洗濯物が干されていたり漬物樽が乾かされていたり、ワンちゃんに不審者として吠えられたり、と、生活色あふれる風情が漂います。でも、集落の人たちの気持ちになると、自宅の裏庭に遊歩道なんかできたら落ち着いて暮らせないかもしれませんね。画像はナシで。

 用水堰の転落防止柵を、りんご畑の農家の人か、集落の人か、葡萄棚として利用しているようです。Guyot Doubleで超長梢剪定方式(?)でしょうか。


  ごく小さな花をつける葡萄のFloraison(フロレソン; 花期)が終わり、Nouaison(ヌエゾン;結実期)に入った頃のようです。rognage(ロニャージュ; 夏季の剪定)も抜かりなく実施するんでしょうか、ココの路上農園(?)では。してたら笑ってしまいます。


  ほどなく、両脇のりんご畑をつらぬく、快適な散策路に。ところどころ木陰もあって、気持ち良いさんぽみちです。おそらく自分の畑が隣接する農家の人たちが、自主的に、この道を清掃など手入れをしているものと推理します。


  というのも、だんだん道が荒れ始め...。


  柵が、年来、倒壊したっきりの箇所。積雪のせいです。


  この冬に倒木があり道を塞ぎ柵も破壊されていた光景を、今年の雪融けの頃に目撃。その後、倒木は除去されていますね(↓画像右上)。お役所ではなく近所の農家などの作業っぽいです。


  そのうちこうなり...。


  もう進むのはあきらめましょう...。


  それでもここまで、起点からゆっくりあるいて1時間。坂も無くクルマやクマさんなどという危険とも無縁ですので、嘆くようなさんぽみちではありません。近くにあるのですから、感謝して利用し続けたいと思います。