2023/09/20

■ なおす - 検診で要精密検査


市の検診は、ここ20年ほど、すべての数値が正常範囲内でした。が、先日8/27に受けた検診について、今日、市役所から電話があり、精密検査をする必要があるとのこと。

いつかやって来る日だと思っていました。お話をうかがう日を来週に設定してもらいました。

2023/09/19

■ まなぶ - センター試験 - 英語1998本試験第5問 - 歯医者さんでの会話


 
カナダ留学中のツヨシ君が、現地の歯科医に治療に訪れたそうです。会話の内容から、歯科医師のマック先生とツヨシ君は、初診かつ初対面の関係です。和訳してみます(拙訳)。

また英語のお勉強をしましょう。表記の出題です。私は教職でも学校関係者でも受験生を持つ家庭でもない単なる末端の国民で、単純に読んで楽しむだけの外野です。

出題者作成者に敬意を表します。

 ツヨシはカナダの大学で学んでいます。歯の1本にずっと問題をかかえていたので歯医者に行くことにします。

Dr. Mc:こんにちは, ツヨシくん。私は担当医のマックです。どうされました?

T:あの、マック先生。歯がずっとかなり痛いんです。初めはそうひどくなかったんですが、この2、 3日は、そのせいで夜なかなか眠れないんです。

Dr. Mc:なるほど。で、いつから痛み出しましたか。

T:う~ん、1週間くらい前です。アイスクリームを食べているときに初めて気がつきました。

Dr. Mc:ほう、では君はsweettoothの持ち主なんですね。

T:すみません、それはどういう意味ですか。

Dr. Mc:えと、sweettoothを持っている人というのは、デザートや甘いスナック菓子が大好きなんですよ。私のところにいらっしゃる患者さんはそういう人が多いですね。

T:そうですか、僕もまったくその通りです。まあ、ともかく、僕はアイスクリームを食べていたんですが、そうしたら奥歯のひとつに突然激しい痛みを感じたんです。

Dr. Mc:わかりました、診てみましょう。口を大きく聞けて下さい。...うーん、これがその歯ですか、ツヨシくん。

T:ああぁ! そうです!

Dr. Mc:はい、いいですよ。どうやらwisdom teeth(親知らず)のひとつが原因のようですね。

T:wisdomteeth…ですか。

Dr. Mc:ええ,そうです。口の奥のほうにはどちら側にも大きな歯が3つずつあるでしょう。その3つのうちの一番後ろの歯は生えるのも最後なのですが、それをwisdomteethというんです。

T.はぁ、それで、 どうなっているんですか。

Dr. Mc.かなり大きなcavityがありますね。

T:ca…cavityですか?

Dr. Mc:そうです。cavityというのは、腐敗とか損傷で歯にできた穴のことです。すぐにfillingをするのが一番いいと思います。

T:すみません, “filling”というのはどういう意味なのかよくわからないんですが。

Dr. Mc:えー、穴があいているので、 何かを充填する必要があります。あなたの歯にはもういくつか銀の詰めものをしてあるようですね。

T:ああ、そうです。そうしてもらっていると思います。でも日本では、僕のかかりつけの歯医者さんは、詰める前にたいてい何回か治療しました。

Dr. Mc:うーん、その必要はないと思いますよ。大きな穴ですが、それほど深くはありません。歯の根まで及んでいないみたいです。今日、詰めることができますよ。それでもう問題はなくなるはずです。

T:わかりました。早ければ早いほどいいです、マック先生。この痛みはひどいですから。

Dr. Mc:わかりました、Tくん。でもこれからは自分で甘いもの好きを抑えることができるようにならなくてはいけませんよ。デザー卜やスナック菓子は減らすようにして下さい、いいですか。

T:やってみます、マック先生。でも、それって「ミッション・インパッシブル(不可能な指令)」かもしれません。

 想像するだけでもつらくて気が重い歯科治療(もとは自分の不摂生のせいです)が、1回の診察で治療が終わるのか。初診でx線もナシなんですね。いいなぁ。経験豊富な名医なんでしょうか、マック先生は。

 と思いつつ外野席から今年の出題を眺めていたのが二十数年前の1998年1月下旬頃。すると、その年に、全国保険医団体連合会歯科協議会会長名で、センター試験出題のこの内容が「現在の歯科技術に全く反するものである」旨、大学入試センターに意見書が提出されました。

 それは困ったことですね。国家レベルの大学入学試験が、現代の歯科治療技術をじゅうぶん踏まえずに安易に出題するだなんて、けしからん話である...、文部科学省は受験生に謝罪と得点調整と償いを...などと、受験生の立場になったら憤りたいところです。

 が、他方で、受験生にとっても、私のような末端の国民にとっても、その議論の内容はもちろん不明ですが、ただ、英語試験の解答に支障をきたす内容ではない、たわいもない会話でした。そう専門家が目くじら立てて抗議しなくても...と反論もありそうです。

 出題の前に専門家に見てもらえばよかったですね、とも言いたいのですが、機密性の高いものだし、そうもいかないのでしょうか。心労の多いであろう出題チームの皆さんは、またひとつ学び、その後の検証手順の知恵もまた一つ進歩したことでしょう。

 あともう1点、この出題が印象に残ったこと。選択肢の絵です。見て、一瞬、ウッと身を引く受験生も複数いたのではないでしょうか。

 同様に、この翌年の1999年の英語の追試第5問目も、選択肢が、ちょっとリアルな「虫の絵」で、本文の「かなり不快な感じの虫で、羽がないけど飛び跳ねて血を吸う虫」(a rather unpleasant kind of insect.  One without wings that jumps and sucks blood.)に合う虫を、数あるこれらの虫のなかから選べばOK!...って、あんまり元気よく愉快に選びたい図じゃぁなくて、むしろあらかじめ閲覧注意喚起が欲しいくらいです。ここにその選択肢の虫たちの絵をアップして皆さまのご賛同を得たいけど...ヤメときます。この年も、やっぱり、英語の試験中に気分がすぐれなくなった受験生はいたりしたんじゃないのでしょうか。まさか浪人して2年連続でこの「虫歯」「虫」の絵から選ぶ選択肢にあたっちゃったら、心の傷になりそうです(考えすぎか)。

 センター試験30年の歴史では、こんな些末なひっかかりなどより、もっと大きなハプニングも多かったでしょう。経験を積み重ねて良いものにしていく手順と矜持が受け継がれていくことを願っています。といいつつ、外野の私はほとぼりの冷めた頃に、落語みたいに繰り返し読んで楽しみたいと思います...なんて不謹慎な...(;--A

2023/09/18

■ あるく - 柏の田んぼの道


予定より1週間おそく稲刈りですネ (9/5ご参照)。

気温28℃、湿度51%、初夏のような乾いた風がやや強く吹く、さわやかな秋晴れ。明日から数日は雨でひんやりの予報です。昨日今日はあちこちの田やりんご畑で農作業がかなり忙しそうです。

良いお米が実っていますように!


2023/09/17

■ あるく - 廻堰大溜池周回道路


大好きな散歩道、廻堰(まわりぜき)の大ため池を周回する農道です(4/29, 5/5など)。

 この付近は大きなハリエンジュ(ニセアカシア)の群生で、道が画像奥に行くほど深い木のトンネルになっています。と同時に、画像右側に開けるりんご畑の防風林です。画像左側は湖面ですが、例年なら今の時期は湿地帯です。今年は水がかなり干上がって、緑の大草原のように広がっています。

 この道は幹線道路でも生活道路でもなく、りんご畑の森の農道で、冬期には完全閉鎖になる静かな道。たまに思い出したように軽トラが通り過ぎ、あとは鳥のさえずりが響きます。巨大画像でお見せできれば良いのですが残念。お休みの日の雰囲気がただよって、心がなごみます。

2023/09/16

■ なおす - 玄米を精米


お米を玄米で購入します。米作地帯のど真ん中に住んではいるのですが、農家ではないので。

で、10kgずつコイン精米します。

どのメニューにしますか? 別にそうワクワクしないか...。でも好みは激しく分かれそうです。

デフォルトは「標準白米」ですが、それよりさらにピカピカに磨く「上白精米」もあるようです。「大吟醸」はないかなぁと探したのですが、ありませんでした(あったらお前はそれを選んだのか? と詰め寄られると...)。

逆に、玄米に近い「一分づき」もあるようです。玄米にせず一分づきにするために精米機に持ち込んでお金とひと手間をかける人もいるんですねぇ。

私ならいっそ玄米のままで...30年間ほどそうでした。食感が好きです。ていねいに噛もうという気にもなります。が、残留農薬が...などと言う声も。意に介さず強い決意で主義を貫けばよいのですが、小心者なので、チョっと削りましょう。

ということで、私は「五分搗き」にしています。

分搗き米を自由に選んで食べられるなんて、すばらしく便利です。感謝。

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あの、一点ちょっと(いつもの通り、その「一点」が、長いです)。この、精米最後の段階でお米を受けるために持参すべき容器?ですが、「30kg入り米専用紙袋」(画像右下の紙袋)以外はセットできないのが業界標準仕様になっています(近隣の複数個所複数メーカーの精米機すべて)。

初めて精米機を利用しようと決意した数年前、精米機利用のしくみが不明で、恐怖心が...(クラシックシェービングみたいだな→5/1ご参照)。ここまで読んきてくれた方にはうすうすご察知の通り...根っからの臆病者なんです。ユーチューブなどでじゅうぶんに研究を重ね、かつ数か所を下調べに訪問します(手ぶらで精米機周辺を歩いたりしゃがんだりする不審者です)。

どの複数のブースを訪れても、精米後の白米が床に散乱していて、かつ、かならずホウキと塵取りがぶら下げられています。こんなに白米をこぼすだなんて、ずいぶん皆さんズボラな方々ばかりで...い、いや待て、もしかして、これはやはり最後に白米を受けるのに失敗する確率がある程度高いのではないか...などと推理します。

さて、数年前の、初めて利用した時の話です (毎度ここからが長いので、チャンネルを変えるなら今です);

万が一しくじって米をこぼすのではないかと予想して、焦らなくてよい時間帯として、利用者のいないであろう早朝を選んで訪問。

農家ではないので「30kg入り米専用紙袋」など持っているはずがなく、スーパーの(というか、正確にはニトリとユニクロの)大きな白いポリ袋を念入りに3枚ほど重ねて、精米した10kgの米をこれに受けるつもりです。袋の容量は十分あります。

備え付けのホウキと塵取りを使って、いちおう、あらかじめブース内をきれいに掃きます。掃いた白米混じりのゴミを塵取りに入れたら、塵取りからすぐあふれます。軽トラに常備してある別のポリ袋に入れます。結局、ゴミ・砂・泥・髪の毛・白米の合計で、3合程度はありました(おぞましい記述ですみません)。「炊いて食おうかな」という欲望が、一瞬頭をよぎります。あざ笑っているあなたは、江戸時代初期元禄期の井原西鶴の、大阪堂島のあの話をご存じないからでしょう!? その話によるとつまり...いや、やめときましょう。で、画像では左に見える黄色い収穫コンテナ(画像左の黄色い箱)を置いてあるその台の上に、すくい取ったゴミ入りの袋、いや正確にはごみ交じりの3合の白米入りの袋を置きました。

さて、玄米と段ボールとポリ袋と、さらに、昨日買って用意しておいた新しいホウキと塵取りとごみ袋など、一式を収穫コンテナに入れてブースに持ち込みます。第三者が見れば、どう見ても「コイン精米機をメンテ中の管理人」の構図です。

で、米を受けるためのポリ袋を広げておき、さらにその下には用意した段ボールの箱を置きます。この時点で精米機初体験の緊張は極値に達しています。「こわい...やめようか。でも朝早いし誰もいないし、やるならもう今しかない。今やらなければ生涯やらない」と葛藤します...犯罪でもするんですか。この刹那に感得した一つの真理;「得難き機会はすべての動物をして、好まざる事をも敢ヘてせしむ」。

さて、コインを入れると、精米機の中に隠れているお姉さんが目覚めて指示を出し始めます。「五分づきコース」を選んで、精米ボタンを押します。ドカンという轟音で開始。口をあいて見とれています。精米された米は最終落下地点の上にあるバスケットに次々とプールされていきます。五分づき米は、玄米と変わらないような黒さです。お姉さんちゃんと米を搗いているんですか!? 朝早いからって...。

精米完了。緊張しつつ、ごくりと息を飲んで、両手でポリ袋を広げておき、意を決してペダルを踏んで米を落下させました、

ら、

ドカンという轟音とともに、10kgすなわち100Nが一度に重力加速度9.81 m/s²に加勢されて落下。手に受けるその衝撃が想定外に大きく、「ちょっとずつ落ちてくれよ、おバカ!」と思う間もなく、袋はあっさりと3枚まとめて破れ、米が床にあふれ落ち始めます。米は魔物だなと疳づいた時はすでに遅く、破れた袋の形を取り繕おうとすればするほどますます焦り、米は雪崩のように床に崩落し、沼へでも落ちた人が足を抜こうと焦るたびにぶくぶく深く沈むように、せまい精米ブースはあたり一面に見る見る間に米が堆積し(大げさだと思います)...あとは自由に想像して楽しんでね...(ioi)...。

ブース内の床は精米後の米がざっくざく。誰かが外から開けようものなら滝のように米が流れ落ちたことでしょう。この煩悶に際して覚えず逢着した第二の真理;「すべての動物は直覚的に事物の適不適を予知す」...が、真理はすでに二つまで発明しましたが、毫も悟りを会得した愉快が感じられません。

これが日本昔話みたいな大判小判ならなぁ、あはは...などとあなたのジョークで慰めてもらっている場合ではありません。しかも五分づき米で色は黒く、銀シャリ信仰のある東北人に見られたら恥ずかしいというコンプレックスもあり、誰かに見られないうちに、床にぶちまけた米の中に塵取りを突き刺して狂ったように怒涛の速さで段ボールに掬います。掬ってもすくっても...。で、最後は米をホウキで塵取りに掃き取って段ボールに。掃いて捨てるほどあるというのはこういう意味だったのか...ここに第三の真理が驀地に現前します;「君子危きに臨めば平常なし能わざるところのものを為し能う。之を天祐という」...。幸いに天祐を享けたる君子が、暴君たる精米機の指示に服従させられた奴隷的労務からついに解放に近づいたところ、何だか迫り来る軽トラのエンジン音が...。ここで人に来られては大変だと思い、いよいよ躍起となってホウキを掻きまわす...。足音がだんだん近付いて、ついにガラリと我が闘争のブースを開ける...。ああ残念だが天祐が少し足りなかった...。

「お前、ずいぶんきれいに掃除したな、どうもどうも」と、軽トラのおじいさん。聞くと今度は本物の「精米機ブース管理人」でした!が、すぐ気配を察知して、「マガした(ぶちまけた)のか...。たいへんだったな。準備がいいな。ごくろうさん。大きい(30kg入りの米専用の)紙袋じゃないとダメなんだよ。」と叡智と慈愛に満ちたありがたいお言葉を賜りました。

このあふれる大判小判のように持ち帰った生涯思い出に残る五分搗き米を、その後しばらくは、研ぐ際には、六分搗き米くらいになるまで額に青筋を立てて猛烈な気合いを入れて洗ってはすすぎ、おいしくいただいたのは、いうまでもありません。過酷な労働の後のごはんはおいしい...。