2025/03/22

■ あるく ■ 巖鬼山神社の山道


巖鬼山神社脇のあの細道に、一部、除雪車が入りかけているようです。今日は土曜日で、除雪作業は無いようですので、あるいてみます。


 雪の壁は2mくらいまで圧縮されてきたようです。除雪痕を見ると、大型ロータリーもローダーも動員しているようです。


 あのコル状(鞍部)の地形も、掘り進められています。あの日(🔗1/19)はクロスカントリースキーのうち競技用の細板で登って、息が切れてあきらめかけていたこの箇所まで、今日あるけば5分だったり...。

🔗1/19

 雪崩ポイントです。


 倒木はどうやら伐採されたのかな。

1/19

 あ、除雪は今のところ、この雪崩ポイントの谷筋までなのか。


 戻ります。雪融けの山道は泥道。次回からは登山靴とゲイターで、遠慮なく大股に下り坂を楽しむことにしましょう。

 純白の真冬の美しさには及びもしない、どんより暗く重く曇った空とぬかるんだ泥道。これも冬の風情。実際にこの場に身を置いてみると、冷たい静かな山の空気感を味わうのも、意外に趣深いと気づきます。

 今日も気持ちがすっきり冴えました。感謝して後にします。

2025/03/21

■ なおす ■ ブリヂストン・アルベルトを譲渡


あのブリヂストン・アルベルト(🔗2024/9/12)、お譲りできました。

 有償で、個人売買サイトにて、お声がけいただきました。

 私の申し出た金額...、ホームセンターなどのお安いママチャリならば新車で買えるくらいです。「だったら新品の方が」とお考えにならずに、私が整備したブリヂストン・アルベルトを、あえてお選びいただく方もいらっしゃるのですね。

 ホームセンターのお安いのをディスるのは、もうヤメておきます(;^^A...。

 ご家族のために、キッチリ安全な自転車を、と、じゅうぶんよく考えて決めようという意識の人たちも、世の中には当然存在します。進んで、素人の私みたいな人間を、ひとつ信じて、個人的に譲ってもらおうじゃないか、とお考えの方は、私にとっては、涙が出そうなくらい稀有な存在だと感じます。

 信じてもらったことが報われますようにと、祈るような気持ちで見送りました。

何とか積載。
無事にご帰宅できますように。
(画像は、用途をお話して
撮影のご諒解を得ました)

2025/03/20

■ あるく ■ 日のあたる坂道



 お彼岸の今日は、好天ですが、やはりまだ風は冷たいです(4℃、5m/s)。"春の陽気"はなおまだ遠いようですが、自宅でずっと机に向かって一日過ごすよりは、せっかくのお休みなので、ロードスターと散歩で3時間ほどすごしてみましょう。

 お日さまのぬくもりが恋しいときには、あの山手の奥の集落に続く坂道がまず思い浮かびます。


 雪融けが進んで皆さん明るい雰囲気になりました(cf. 🔗2/28)。

cf. 🔗2/28
 今日は、燈明やお供えなどの残り香があります。


 用水路の水流は勢いづき、ごぅごぅと爽快な音が耳に心地よいです(cf.🔗1/25)。

cf. 🔗 1/25

 このエリアは自宅からは真東にあたりますが、引き続き、クルマでゆっくり、コンパスを時計回りにぐるりと回すみたいに、弧を描くように、南下します。古い集落をつなぐようにして、狭く曲がりくねった旧道のみをわざわざ選んで進みます。

 休日の昼。バイパスなどはクルマの往来が多いようですが、古い集落沿いの旧道の、お彼岸の昼どきのこと、のどかに静まり返っています。ロードスターの狭い車内でぽかぽかとした陽気を感じながら、マニュアルトランスミッションの操作と感触を楽しみます。

 弘前の市街地を迂回し、今度は岩木山麓に上がり、自宅からは南西にあたる、砂沢溜池にやってきました。


 溜池のハクチョウやガンの皆さんがくつろいでいます。真冬のあいだは水面を覆い尽くしていた個体数でしたが(cf. 🔗3/11)、いまはもうコロニーは小さく、多くの仲間が飛び立ったようです。

cf. 🔗3/11

あるくとやはり、山麓の風はまだ冷たく、雪の壁はまだまだ高いです。春の陽気を期待して寒さにガッカリするよりも、冬の終わりの風情をもうしばらく名残惜しく楽しむつもりでいた方が、気持ちが上向きそうです。