2025/01/19

■ あるく ■ 巖鬼山神社の山道


 今朝明け方は雪も風もなく、予報では午前中雪かみぞれ、昼からは晴れ。天気図では、大陸の高気圧が張り出して冬型が崩れ、午後は気圧の谷ができそうですので、朝のうち多少降ろうと日中はすぐ好天に好転するでしょう。午後遅くは崩れそうです。

気にかかっていた巖鬼山神社脇の山道(🔗1/16)、予定を早めて午前中にさっさと行ってみます。現地でみぞれや雪がひどかったら、待つなりなんなりして、今日は初めてあの岩木山麓の本格的な山道にクロカンスキーで挑んでみたいと思います。

 着く前から、もう明らかな青空。この時期に、先週同様(🔗1/12)、珍しい晴天となりました。

 まずは巖鬼山神社にお参りして、無事を祈り、さっそく装備を整えて、山道に取り付きます。今日もきれいに除雪してある駐車スペースから、2mほど雪の壁を上がるのがたいへんでした。

 が、取り付くと一瞬にしてもう森閑とした別世界です。

今日1/19

去年🔗2024/1/17

 雪質が悪く、重く湿っています。ワックスは対策をしてきたのですが、焼け石に水。いきなり勾配が急で足取りが重くてもつれます。心拍数が一気に上がってきます。だいたい有酸素運動は、遠距離ランにしても遠泳にしても、最初の10分が、やめよう、もどろう、という軟弱な自分の叫びとの闘いです。

 行く手にコル(鞍部)状の地形がくっきり。積雪で盛り上がっているせいでいっそう細く見え、いっそう難所のような気になります。そもそも息上がっちゃって、あんなところまで行き着くのはムリなんじゃ...? しかもその先は雪崩ポイントだぞ...などと、一歩一歩ゆっくりあるいているのに、苦しさでもう暗澹たる気分。


 雪崩ポイントに。汗と乱れた呼吸で苦しいです。小休止して、倒木の先をよく観察し、耳を澄ませます。画面左上の南南東から日射がありますので、画面右斜面がこの時刻の雪崩パターンです。もう、樹木からボタリと落雪、それがコロコロとあちこちで雪が転がって落ちてきます。


 まだ気温は0℃。倒木をくぐって登り進みましょう。でも汗だくです。Tシャツ1枚でいいくらいです。

 少し呼吸が整い、ペースが上がってきました。大好きなカラマツ林の並木道です。この時期なんと巻積雲が...。南から岩木山を回って寒気が上空から寄ってきそうですが、地表の気温がぐんぐん上がりつつあるのか、海がある北北西寄りから海陸風が吹いています。

今日1/19

新緑の頃。同じ地点🔗2024/5/1

 さらに登って、高原へ。すがすがしさのスケールが違います!

今日1/19

2024/5/1

 ここまで、無雪期なら30分かからないですが、今日は1時間10分でした。

 汗だくだったのが、立ち止まるとひんやりします。気温は1℃。

 鉄瓶で沸かしたお湯を水筒にて持参しました。水筒は山岳専用サーモボトルです。性能はケタ違いです。朝に沸かしたものが、7時間後でも、熱くてすぐには飲めないくらいです。ごていねいにも白磁の湯飲みを持参しました。ま、気分を昂めるためのアイテムですからネ。ゆっくり味わいます。


 津軽の真冬とは思えない、予想を大きく上回る好天。空には高層の巻層雲。広い高原を見渡すと目が痛いくらいです。(トップ画像↑も、ココで撮影)

 ここでじゅうぶん満足して戻りましょう。

 足にまとわりつくようなずっしり重い雪ですが、その上にいったん自分で刻んだトラックが、俄然、高速のトレールに変じます。

 快速。下り基調。景色は順光。今度はこのまま先に進んでしまうのがもったいなくなってきました。

今日1/19

早春の頃。同じ地点🔗2024/4/15

 雪崩ポイントです。気温の上昇とともに、リアルタイムでバラバラと斜面が崩れ始めています。なんとか躱(かわ)して逃げ切りましょう。今日明日でどっさり崩れてくれればいいな。


 神社に無事に降りてきました。おじいさんが、神社前を、今日何度目かの除雪中です。軽トラを停めさせてもらったお礼を言い、私も荷台からスコップを取り出して手伝います。もう終わりかけていたところだそうです。


 ほんとうにこころなごみました。また来させてください。感謝。おじいさんの後ろ姿に手を合わせたい思いです。

2025/01/18

■ あるく ■ 菊が丘公園...に異変?


昨日来、ほとんど雪もなく、今日昼の気温はプラスに転じ、風も弱く、どんより曇ってはいますが、穏やかな土曜日の昼です。

 今日も、ひとりしずかに、広~い貸し切りの大雪原を行こうかな。


 昨日の私のトラックが消えずに残っています。新雪にトラックを刻むよりも、ずっと滑らかで速いです。今日はラク!ひとり静かな散策が、いっそう快適になるでしょう。

 ...などと一人ニコニコしつつ木立の中を過ぎ、小橋を渡り、広場の方に向かったら...

 あぁっ!なんだこれは!?


 今日も穏やかな雪原だったはずが、みんなでめちゃめちゃに暴れ回った痕跡が!? 

 足跡をよく見ると、そうとうな大人数のみんなで、同じ方向にむかって、プラスチック製のカンジキで、大行進か競争した風です。いったい何があったのですか!?


 図書館などの建物や遊具のある方に進むと、集合したり歩き回ったり転がったりした嵐の跡のような雪野原です。

 そのにぎやかさのなかで、トップ画像↑の雪だるまさんが産まれたみたいです。みんないなくなって、一人で留守番のようです。どうもこんにちは、通らせてください...。

 この集団は、どう考えても大人じゃなさそうですね(もしも「成人」「シニア」の皆さんなら、それもまた笑えますね)。今日は、ちょっとタイミングを間違えたら、怒涛のような小学生の激流に巻き込まれるところでした。

 ほんらいのにぎやかな場に戻ったひとときを、しずかな今日の公園で、想像すると...。それもまたいっそうこころ楽しい散策でした。

2025/01/17

■ あるく ■ 菊が丘公園


夜半から大雪。風も強く、倉庫のドアが開けられないほど。気温は-5℃。大雪警報が出ていたんですね。

 am3:00に除雪ローダー通過。am4:00にその後始末の除雪をするも、am7:00にはまたどっさり雪が積もっているので、除雪作業。

 でも、つい、あるいてクロカンスキーに。なるべく近所の人に見咎められないように...と思うのですが、そうはいかず。「スキー? あるいてどこに行くんだ? 除雪は終わったのか? し足りないようなら、我が家にはナンボでもあるから、遠慮なく除雪に来てくれ」と言われました...。そ、そのうち、う、うかがうことを、前向きに検討させていただこうかと...政治家かお役人の答弁ですか(;^^A

 ほんの6,7分程度あるくだけなのに、隔絶された別世界(↑トップ画像)。はぁ~と、安堵のため息がでます。

 光景はあいかわらずです。雪はどのくらい深く積もったのか、ここに来ると、見た感じでは見当もつかないです。

 が、いつもあるいて渡る小橋。昨日も渡ったのに...。こ、こわいです...雪が崩れそうで。


 別な橋ですが、渡りました。ふぅ。でも帰りも渡らなくちゃ。