2025/06/06

■ まなぶ ■ 手帳

"note"
(: "クリエイター"を称する方々が、文、画像などを投稿し、
読者と交流できるメディアプラットフォーム)
に掲載の
「# わたしの手帳」の投稿
...その賑わいぶり...

地元のLoft店舗で、手帳の進化を目の当たりにして(🔗5/6)以来、さまざまな"手帳の使い方"を拝見し、感心。これが知的好奇心の充足と、こころの楽しみになり、ウェブページを散策しています。まさに語源本来の"enlitghting"なヒントの連続です。

 もっとも、自分では、手帳の使い方は、もう数十年来、ごくゆっくり変化しつつも、ほぼ決まっています(🔗2023/10/12)。自分では、数十年の試行錯誤の末たどりついた現在の使い方ですので、上の段落のヒントは大いに参考になるものの、自分専用の手帳のために自分で数十年間考えた結論を変える必要性を感じていないです。と同時に、それは自分にしか合わないものですので、その、VBAまで動員してムダに凝ったオリジナルフォーマットに書き込んだヘタな文字をお見せして、ドヤるつもりはないです。

 ので、これから新しい手帳や既製品の手帳を買いそろえたりするメリットは、今のところ感じていないです。でも「これはすばらしい!ぜひ私もコレで!」という手帳やその使いこなしに出会えれば、その時は喜んで帰依するに吝かではありません。「出会えるかも」という幽かな期待も込めて、ネットを散策して楽しんでいるというわけで。

 ご存じかもしれませんが、前向きな生き方の指針を明確にする啓発的なツールとしての手帳、という画期的ジャンルを築いてきたのが、『フランクリン』です。アメリカ建国の父にちなんでネーミングされた啓蒙的な存在です。私は大学時代の1980年代に、アメリカ版のその手帳に接して、激しいパラダイムの転換を強いられました(...大げさなヤツ...)。

 日本にも、その後40年近く経た現在では、これに似た思想の手帳が何種類かあるようです。

 うち、近時人気の伸びが著しい『自分軸手帳』。実物を見たことは無いのですが、その設計思想には、フランクリンと同じ思考ベクトルを有するという点で、惹かれます...とは言ってもやはり、私個人は、他の人気手帳シリーズ同様、確信を得て入信できず、また今となってはお布施の高額さにもちょっと...。傍観者にとどまっています。


 そのウェブサイトで、書き方のサンプルなどを詳細に見て、なるほどと思い、なごんだのが、「やめたい、やりたくないことを書き出す」という提案です;


 もっともな悩みだと思います。多くの人々の共感を誘うと予想できます。で、その解決は!?;


 「全部カネで解決」「家電製品の購入」でケリをつける結論だったとは...。た、たしかにアリか...。問題を書き出した結果、思考を絞ることができ、その結果得られた最適解だったんですねぇ。あのアメリカ史上初の新独裁者みたいな発想ですネ。かの国の建国時の偉人 B・フランクリンやフランクリン手帳の思想とは、若干、袂を分かつものもありそうですが...。

2025/06/05

■ まなぶ ■ "コンビニ受け取り"


本をamazonで購入しようとしたら、「今ならコンビニ受取にすれば300円引き(期間限定先着順で締め切り)」だと...。

 近くのコンビニに受け取りに行くだけで300円差し引いてくれるとは。

 「価格を少し差し引いたらどのくらいの客がコンビニ受取を利用するのか」を調査する意図がありそうですね。

 すぐ思い浮かぶ販売側の利点としては、販売元の配送経費削減・宅配業務の簡素化・ディーゼルエンジンのCO2排出量削減、道路交通量の鎮静化など、経費のほかにも、社会的環境的メリットも考えられます。他方で、「自宅まで持って来てもらいたい」という客の声も当然認められるし、ただでさえたいへんなコンビニ従業員の仕事がいっそうたいへんに、など、いろいろなことに思い至ります。

 価格差引の有無はいったん置いて、"コンビニ受け取り"っていう仕組み自体は、推奨されてよい制度なのですか、それとも推奨されるべきでない制度なのですか。

 日中は自宅にはいない独り暮らしや共働きの人には便利。他方、在宅勤務や病弱で外出が難しい人にとっては、自宅まで配達してもらうのが便利。これらの場合はいずれも、白黒ハッキリしていますね。

 私みたいな、"日中在宅している場合もあれば外出も可能"な生活上の立場のヒトは、玄関前に「置き配」してもらうよりも、コンビニ受け取りを利用したほうが、社会的にも環境の点でも、良いことなのでしょうか。

 「置き配」でも「私はかまわない、むしろありがたい。宅配のヒトも"置けばいいだけ"なんだったらラクじゃなかろうか」と思っていました。が、毎回つねに同じ配送担当者なら、置き場所や置き方も心得てくれるでしょうが、担当者が変わると、その人にとっては、「置いていっていいのだろうか」「どこに置けば」「この客の気に入るような置き方とは」など、こちらが良くても、担当者にとっては、配送先の客ごとに覚えることも多く、とまどいそうです。結果、あらぬところに置いたり、風雨にさらされたり...。

 コンビニ受け取りを考える機会を得たので、今後、並行して利用してみようかなと思いました。300円のインセンティヴで学ぶ機会をもらいました。

2025/06/04

■ なおす ■ 初めてのクラシック・シェービングで痛かったキミへ


Sクンへ。初めての『クラシックシェービング = 両刃カミソリ』で、出血多数の模様、お見舞い申し上げます。そそのかした責任を感じます...まことにごめんなさい。

 参考になる、やさしく楽しく穏やかな語り口の動画が、ニコニコ動画のサイトにあります。7,8分の動画が全40話ですが、最初の10話くらいで初心者卒業です。


 ボクが初めて手にした場面は、🔗2023/5/1の通り。

 入念にたくさんのウェブサイトを精読して、「超臆病」「超ゆっくり」を旨として、実行。「いつもの70%程度の剃り上がりであきらめる」つもりでした。

 やはりムラだらけだったのですが、翌日また、同じく、時間をじゅうぶんとって...。その翌日も、また翌日も...。

 70%が75%に、75%が80%に...。ごくゆっくりですが、慣れていきました。と同時に、剃り上がりのすべすべ感がすばらしい快感に...。

 でもやはり出血することも。かならず出血する場合とは;

 i) 「時間のゆとりがなくて / すぐ予定があって / あわてて」という気持ちが、心の底にすこしでもあるとき。

 ii) 寒い思いをしながら刃をあてるとき。

  iii) 他のすべてのシェービング方法で採られる「刃を肌に押し当てる」のは、ご法度。重量感ある金属ボディの重さで自然に滑らせるのが、快適に楽しめるコツ。

 i), ii), iii) は、まさにいやというほど経験してきました。その結果、経験から得られた自分に合う対策としては、たっぷりの時間のゆとりをとり、シャワールームでじゅうぶんあったまってから、シェービングし始めます。iii)の対策としては、今日の剃り上がりに「完璧さ」を求めないことにします。

 ですので、そんなふうに、あたたかくゆったりとした状況をわざわざつくってシェービングするのですから、当然、思い出すだけで、「楽しく快適なひととき」そのものです。

 10年ほど経てみて、今では、やはり、とっておきの楽しみです。

 たま~に、もう30年来もっているSchickのカートリッジ式"n枚刃 ({ n |  2 ≤ n ≤ 5 } ∩ { n | nは自然数})"を使いますが、むしろ効率が悪くてもどかしく、剃り上がりに不満を感じるようになってしまいました。

 先日おしゃべりした同級生の歯医者さんのM氏は、同じようにやはり診療中はマスク着用ですが、彼は、夜にじっくりシェービングを楽しむ"ナイトシェーバー"だとわかりました。時間と気持ちのゆとりを取れるひとつの選択肢なんだな、と思いました。

 どうぞ、これに懲りずに、休日前の暖かい日に、気分が向いたら、またためしてみてください。こころから願っています。