2024/04/30

■ あるく - 八甲田の道

谷地温泉付近のミズバショウ群生地

新緑の美しい秋田岩手の山あいの道をたどり、帰路、今日は、好天に恵まれたので、大胆にも、先日4/26に引き続いて、また八甲田連峰の道を、南側の十和田市から県道40号を八甲田連峰に向かって北上し、八甲田連峰を縦断して帰りましょう。クルマという文明の利器の機動力を存分に駆使して、美しい東北の北三県の、生まれたばかりの新緑を堪能します。

 八甲田連峰の南麓の道、国道102号(谷地温泉-八甲田山田代十文字間)は、観光バスのルートから逸れた道です。日当たりが良く新しい道で舗装も滑らか。休日ですがクルマの往来も稀です。いやそれよりも、吹き出したばかりのブナの若葉がすばらしい色です。

県道102 田代十文字付近

 谷地温泉に来ました。先日4/26に、あの恐怖の濃霧をやり過ごそうとしていったん停車した除雪車待避スペースに来ました。(🔗4/26)

谷地温泉入口分岐点

 ココから少しあるくと、ミズバショウの湿原があります...少し雪の壁を登ってみないとわからないので、バスもマイカーもみんな素通りなんですがネ。今日は暖かいお日さまのもと、ミズバショウの皆さんはフレンドリーな表情です。

 ミズバショウの香りって、わかりますか? この大群落の中にいると、残雪のひんやりした空気が、すばらしく良い香りをまとっています。スズランを少しクリーミーにしたような、さりげないやさしげな香りですが、午後の陽射しがあたる大群落であるがゆえに、ひんやりした風に乗って、強く香ります。ずっとココにいたい気持ちです。

谷地温泉付近 ミズバショウ群生地と、高田大岳

 今日この画像になって初めて背後に見えるのは、難攻不落の(?)高田大岳。このピークを無雪期にあるくのは、直登一本道で体力勝負です。その見返りとして、振り返ると岩手秋田の平野や山々の大パノラマを眼下に見おろせます。

4/26。上↑の画像とほぼ同じポイントで

 ミズバショウ群生地のすぐ近くのブナの木...先日は霧のなか私の背後で動いたのに、私が振り返ると止まったフリをした(?)この木。今日は良いお天気のもと、さやさやと涼し気な風に吹かれています。先日の画像と比べてみてください。周辺の木々は、そろそろ若芽が吹き出した頃ですね。


4/26。上↑の画像とほぼ同じポイントで

 さて、そのまま北進し、猿倉温泉、笠松峠、酸ヶ湯温泉、そして北斜面の萱野高原の上に降りてきました。北斜面と言えど、ブナの巨木群は新緑の息吹も色濃くなってきました。まだまだ表情が変わっていきますので、やはり連日来たい思いです。



4/26。上↑の画像とほぼ同じポイントで

 萱野高原に降りました。高原のスケールの大きさは、いつものこのスマホの広角モードではとうてい表現しきれないのですが、画像右のクルマやヒトのサイズとチョっと見比べて想像なさってみてください。青森側からアプローチすると、ブナが鬱蒼と生い茂るくねくねした狭~い尾根沿いの山道を登ってきて、いきなり大きな展望が開けて、初めての人ならばおそらく「ウヮッ!」と声を上げると思います。

 画像をあらためて見比べると、ほんの4,5日だけの違いとは思えないほど、雪も融け、新緑の勢いが増しています。この大型連休後半は、東北地方北部は好天続きのようです。また来てみたいと思います。

2024/04/29

■ なおす - ロードバイクの整備



■ 昨日の飯詰山を見て、ウォーキングよりやはりロードバイクで楽しみたくなりました。

 登って下りるだけの往復50分なのですが、運動量としてはけっこうキツいです。景色の遷移や風も気持ちよいです。

■ さっそくチャリを出して、チェーンライン周辺とブレーキの整備と洗浄をしようかな...と思ったら;

 ミシュラン・タイヤの「Pro4」モデルはもう古いんじゃないのかと感じ、購入記録を調べると、2015年でした。トレッドの見た目はまだ使えそうですが、予防安全の点で、これはとっくに交換です。上記の金属部品を台所用洗剤とスポンジで洗ってチェーン用オイルで潤滑し、タイヤ交換に気づいた時点で、作業は終わり。手動のインフレータ(空気入れ)も新調し、ワイヤ類(ブレーキと変速機の計4本)の張り直しも、金属疲労の度合いをちょっと調べてみます。すぐタイヤ&チューブとインフレータを注文しました。受け取るまで、しばらくお預けとなりました。

 ちなみに、チェーンホイールは、カンパニョッロの「カーボン・レコード」です。デザインだけのこだわりで選びました。これはもう新調なんてできないので(経済的理由)、次があるとしたらシマノのセカンドライン「アルテグラ」でじゅうぶんです。2023-07/27をどうぞご参照。


2024/04/28

■ あるく - 飯詰山

ダム湖の湖畔の道

県道26号青森-五所川原線(天田内-飯詰(いいづめ)線)、別名「津軽あすなろライン」が、2022年8月の大雨災害による土砂崩れや路面崩落による2年間の通行止めを経て、ついに開通しました。長く待ちました。(2023-07/05ご参照。)

 南北にたて長の津軽半島の中央部を背骨状に貫く標高の低い500m前後の山地を、この道は、東西に横切って、青森市と津軽平野部を結んでいます。朝夕は、現場を往来する作業用車両や業務用車両が抜け道的に利用していて、ある程度交通量がある山道ですが、昼間は閑散として、鳥の声と渓流の流れが聞こえるだけの、のどかな道です。

※ 吹き出したばかりの新緑に混じって、ヤマコブシ、ヤマザクラが見え隠れします

 この道の標高最高地点より東側(青森側)の植生は、見事なひばの単相樹林帯です。が、私の住む西側(津軽平野側)は、ひばと杉の混成樹林で、他の植生も種類が多く、言うなれば里山の雑木林でしょうか。道は、谷筋の河岸段丘を縫う線形ですが、景色が変化に富み、冬期閉鎖になるものの、四季の風景には心安らぐものがあります。

 私にとっては、自転車やウォーキングやクロスカントリースキーのホームグラウンドです。ようやく地元でペース良く日常的に楽しめるようになりました。

 この4/25(木)12:00に、冬期閉鎖および災害通行止めが全面解除になりました。久々に、まずはクルマで路面や修復箇所を下見のため往復します。

 見ると質量とも相当な復旧工事が目につきます。かなりの被害だったようですが、頑強に復旧工事をした痕が何か所もありました。分水嶺を東側に越えた青森側では、いまだ数か所が工事中で、支線の林道の付け替えや500kVクラスの高圧送電鉄塔の移設までもがあるようで、そのための木材の伐採や搬出や重機の搬入やダンプトラックの出入りがあって、素人の見た目にはけっこう無残な現場がむき出しの箇所が多いです。まだ年単位で災害対策工事が続きそうです。

 ふだんは世の中からから忘れ去られたような静かな山道です。土と砂利の道だったココが全面舗装開通したのは、おそらく60年ほど前の「国民体育大会」の自転車ロードレースコースとなったのがきっかけです。当初の設計にはない拡張や補修が繰り返されて老朽化し、2022年のような大きな災害でひとたまりもなく何か所も崩壊したのでしょう。

 また通れるようになったことに感謝しながら、新緑を愛で、往復1時間程度、ウォーキングをしました。今年はここでまたひっそりとロードバイクを復活しようかなという気持ちも湧いて、楽しみです。

ダム湖湖畔の遊歩道