2024/03/04

■ まなぶ - おみやげ選びたかったのにナ...- 青森県立高校入試 平成11(1999)年 - 社会第4問 (地歴公民総合)


先週2/25(日)に続いて、昨日3/3(日)も、その翌日の今日は、クロカンスキーで散策を楽しんだ翌日にしては、朝起きて筋肉痛がなく、ひと安心。じゃまた今日も愉快にシェービングでも...。同じパターンばかりですネ。数年前まで凝って早まって買いだめしてしまっていたオール海外製のシェービング用品。円安が極端に進んだ今となっては、結果として、してしまった買いだめのおかげで、ホッとしています。

 イマは、アメリカ国内が景気過熱抑制の高金利政策を続ける一方、GDP始め経済指標がずり落ちる一方の日本は必至に低利誘導して国民を煽り立ててるようす。なので、私は、外国製品のショッピングなどもはや縁のない底辺層。数年前までは、買ってクレジットカード決済する際には、必至で¥$レートや¥£レートの外貨売買中値を計算して一喜一憂していた自分が、もはや他人のようです。消費社会底辺層の私でさえも、ささやかな願望を叶えるには、理解と計算が大事だと痛感します。

 将来の希望に満ち溢れる高校受験生の皆さんに対しても、「円安」など外国為替差の話は、県立高校の入試に定期的に出題されているようです。一般に入試問題は、繰り返し同じ出題がたいへん多いです。昨年(2023-令和5)の第6問と類似した過去の問題を...。と言ってもココで見る以上は、やはりまともに問題を解いて解説、などという高度なマネは放棄して、楽しそうな会話部分だけを、外野席から野次を飛ばしながら...。あんまり上品なコーナーではないですネ;

---...---...---

4  次の文章はある町の国際交流での、日本人のJさんアメリカ人のAさん韓国人のKさんの会話の一部である。

Aさん    そろそろおみやげを考えなくっちゃ。予算は200ドルなの。

Jさん     今は円安だから、おみやげを多く買えるね。

Aさん    日本にはいろんなものがあるから何にしようかしら。

Kさん     日本も貿易が盛んで、世界各国からたくさんの商品が入っているわね。

Jさん     特に、日本はアメリカや韓国との貿易が盛んだからね。

Kさん    ところで、日本のこの硬貨に描かれている建物は何なの?

Jさん    その10円硬貨の建物は宇治平等院鳳凰堂といって、世界文化遺産になっているのよ。

Kさん    円はいつごろから使われたの?

Jさん    19世紀の後半からよ。でも、10円硬貨は20世紀の中頃から使われているのよ。

Kさん    アメリカの硬貨には何が描かれているの?

Aさん    例えば、10セント硬貨にはルーズベルト大統領が描かれているわ。

Jさん    お金を通して歴史を考えるのもおもしろそうね。

---...---...---

 この会話...、私がチョっと感じたのは、日本人のJさん韓国人のKさんの会話から、お二人は、日常のおしゃべりでも経済分野や歴史分野を論じ合うクセのある方々ではないでしょうか。他方で、アメリカ人のAさんは、怖がって引いてしまって口数が少なくなっている気がしませんか? 

Aさん...内心を推理してみましょう;


Aさん    そろそろおみやげを考えなくっちゃ。予算は200ドルなの。

            ウキウキ...

Jさん    今は円安だから、おみやげを多く買えるね。

Aさん    日本にはいろんなものがあるから何にしようかしら。

            ワクワク...

Kさん    日本も貿易が盛んで、世界各国からたくさんの商品が入っているわね。

            え!? おみやげの内容じゃなくて、いきなり国際経済取引の一般論に入るの?

Jさん    特に、日本はアメリカや韓国との貿易が盛んだからね。

            え!? この人も同じたぐいのお堅いヒトなの?

Kさん    ところで、日本のこの硬貨に描かれている建物は何なの?

            え!? なぜおしゃべりの途中に、突然シャっと日本のコインを取り出して論じ始めるの? 

Jさん    その10円硬貨の建物は宇治平等院鳳凰堂といって、世界文化遺産になっているのよ。

            あのぉ、世界文化遺産より、私のおみやげのお話は...

Kさん    円はいつごろから使われたの?

            え!? 交流会での楽しいおしゃべりのときに、各国の貨幣制度の歴史を論じ始めるの?

Jさん    19世紀の後半からよ。でも、10円硬貨は20世紀の中頃から使われているのよ。

えぇ~っ!? このヒト、自国の通貨の流通の歴史を暗記しているの? 

            貨幣鋳造研究者のヒト? 

            それともオタクなコイン・マニアのヒト!? 

            ここにいる私って、場違い感...。

            もうムリだ、この会話ついていけない...。

Kさん    アメリカの硬貨には何が描かれているの?

            え!? 私に話を振るの? 

Aさん    例えば、10セント硬貨にはルーズベルト大統領が描かれているわ。

            必至に答えたけど、合ってるかな (涙目)...。

Jさん お金を通して歴史を考えるのもおもしろそうね。

え!? 私なら、お金そのものの方が楽しいんだけどナ...。

        あの、ところで、私のおみやげは...。

2024/03/03

■ あるく - 堺野沢溜池

水墨画のような世界に浸りました

一昨日3/1から、津軽地方は大荒れ。暴風警報下、真冬の嵐で眠れないほどでした。3/1夜の予報天気図は、見事な冬型。揚子江気団と小笠原気団の強圧な高気圧のおかげで、シベリア寒気団の2ツ玉低気圧が身動きが取れないまま発達する一方です...。暴風は今日の明け方前まで続きました。明け方、あれ、いつのまにか静かになったと思って外を見ると、しんしんと積もり積もる雪。この冬シーズン最大級の積雪量ではありませんか!お雛さまの日にですか!? 

3/1(金)21:00 (tenki.jp)

 雪質を触って見てみると、すばらしいパウダースノーが、風もなく、上から静かに次々と降りてきます。先週の日曜日(🔗2/25)に十数年ぶりにクロカンスキーをしていい気分になり、翌2/26に「あの池の周辺だけまた寒くなって軽い粉雪がどっさり降ってくれないかなぁ」などと調子の良いことを言ったら、ホントに今日3/3(日)の早朝に軽い粉雪がどっさり降りました。

 am6:00現在で気温-5℃。高層気圧面温湿度配置図を調べてみると、この気温気圧配置は、おそらく今日のam9:00ころまでで、もう今シーズンは絶対終わりです。これはもう、さぁ行ってこいと言われているようなものですので、さっそく朝から...と行きたいところ、これほどの雪だとあちこちに除雪車が出動しているでしょう。朝うっかり走ったり停めたりすると邪魔者扱いされます。また、積雪のために、池周辺に軽トラを安全に置けるスペースなんかないでしょう。埋まったりなんかしたら、通りかかって助けてくれる人など絶無です。でも、ま、除雪車作業の時間帯をやり過ごした昼前なら、多少雪質に目をつむっても、池周辺に、除雪車が雪を寄せたスペースや、りんご農家の軽トラの轍が少しでもつくでしょう。それでどのくらい近づけるか、行って見てみます。ダメならあきらめます。

 近づいてみると、池周辺のりんご畑の農道に軽トラが入った轍があります。腹をこすって進んでいるようです。降りて雪質を見ると、昨日までの凍結乾燥路に今朝の乾いた新雪が30cm程度つもったようすです。湿雪が数日にわたって積もっていたら一般車両にとっては危険ですが、今日は腹をこすっても泳ぐように進めそうです。農道深く入り込んで、池の散策路の駐車スペースに強引に入ります。もちろん人影もタイヤ轍もナシです。

 スキー板など装備を下ろしシューズやスパッツ(ゲイター)を装着します。ワックスは、前回入念に塗布した湿雪用が滑走面に残っていると思います。今日の粉雪ならじゅうぶんかな、チョっと足りないくらいかな、今日は塗布せずに歩き始めましょう。


 池の周回路は、30年近く前に大きな公共事業として費用をかけて整備し、それっきり放置状態。野生に戻りかけている箇所・損傷が甚だしく明らかに危険な箇所、など幾多(2023-5-27ご参照)。昨年の無雪期(夏期)には、周回遊歩道をすべて歩けましたが、あちこちで橋が崩落寸前でした。先週見ると、ひば木材で豪華に造った橋7箇所のうち4箇所が崩落の危険ゆえ通行止めの標識が...。見たところクロカンスキーなら楽勝で行けそうですが、ルールには従いましょう。積雪期のスキーなら橋を避けて河岸やりんご畑を迂回する作戦も可能です。


 橋から下流側を見ます↑。画像奥の木立の切れ目が堰堤(ダム)です。大きな落差があって、その向こうは広大な水田、津軽平野の辺縁です。晴れていれば広大な水田と中央に岩木山がスッキリ美しく見えます(そのために造った橋のようです)。また雪融けの機会にでも。

 画像手前が凍結していないのは、画像の背後の上流から沢の水が流入するからです。このエリアの周辺のこのような場所は、どこにでも白鳥や雁がいるのですが(いまこの静かなココにいても、3kmほど離れた隣の「長橋溜池」の白鳥たちの声が聞こえます)、この池は、周回路があるせいで人影や四つ足獣が見られるので、渡り鳥は寄り付かないのでしょう。

 橋から上流側を見ます↑。背景に連なる山また山が見えるはずのところ、今日は水墨画となりました。手前の欄干付近や右の岸辺は氷結や積雪していますが、画像奥は流水のため凍結していないようすがわかるでしょう。

 周回路を、しずかに行きます。


■ 倒木があるようです。


 倒れてだいぶ経っているようすです。撤去せずに枝葉を打ち、下をくぐれるよう手入れしたものと思われます。どういう事情かわからないのですが、なんだか打ち捨てられた公共事業遺跡ですネ。でも今日はそれもまた、枯れた味わいが、良い雰囲気を醸し出しています。ま、人さまにお見せできないかっこうで、この下をよいしょよいしょと、くぐらなくちゃだめですが...。

 先ほど池の下流と上流を俯瞰した橋を見ます。


 緑の季節は、この付近は昼なお暗く湿ってて、虫さんヘビさんに遭遇し、釣り禁止区域ですが土日は多数の釣り少年たちもいて、たいへんにぎやかです。が、今日は、しずかで美しい光景です。こういう季節こそココの風情を楽しむべきだったなと後悔。クルマで10分程度だし、今後、雪融け、新緑と、十数年ぶりに改めて楽しみにしましょう。


■ 今日は、この世ばなれした墨絵の世界、パウダースノーの新雪を、2時間近く楽しみました。シベリア寒気団の低気圧に感謝しなくては!?


2024/03/02

■ なおす - 自動車保険

年間保険料;ハイゼットトラック¥14,420  /  ロードスター¥5,430

自動車を2台保有中。軽トラ; ダイハツ・ハイゼットトラックと、自家用普通乗用車;マツダ・ロードスターです。

 昨年度(2023年度)の任意保険の年払い保険料は;

・ハイゼットトラック  (14等級) 14,220円

・ロードスター(20等級) 5,430円

  ロードスターの保険料、何かの間違いでは? と何度も見直したのですが...。今年の見積では、そうはいかないようです。歴代ロードスターを1997年以来所有して、27年間。年額保険料の最高値は、1997年の86,000円余り(外資系ネット通販保険解禁前)。最安値は文句なく昨年度の5,430円でしょう。