2025/05/29

■ あるく ■ ブナの森


好天のもと、あのブナの森をあるきましょう。

5/28

 同じ今月5月とは思えないほど内向的で抽象的だった前回🔗5/4。今日はかろやかで華やいだ雰囲気になりました。

🔗5/4

以上3枚は全く同じ地点で撮影

 下の牧野まで降りて、広めのクルマ回しスペースに停めさせてもらいましょう。クルマの往来は全くないです。バーブドワイヤ(牛脱走防止の鉄条網)が、張り終えた箇所とこれからの箇所があるので、まだ放牧前でしょう。クルマを停めても牛の皆さんの邪魔にはならないことを願って...。


 あるき始めは、12%の登りです。見上げるブナの梢。明るいです。


 どんどん登ります。初夏の暑さ。息は切れますが、抜ける風が気持ちよく感じられます。森閑とした森に響くヒグラシの控えめな鳴き声がのどかです。


 延々と森の道が続きます。


 ブナの木の個体にも個性があります。とりわけ強い個性を持つものも。


 複雑な樹形が、なんだかこころの奥底に響くようです。

2025/05/28

■ あるく ■ 小坂町


すばらしくさわやかなお天気。快晴、気温23℃、湿度40%、微風です。 

 足をのばして、また県境の坂梨峠を越えて、ブナの森に。あの森の中を1時間あるきたいがために、わざわざ何時間クルマで...。でも1年でいちばんさわやかな時期なので、ロードスターで出かけてみたいです。

 難所の坂梨峠旧道を越えます。日本最長の高速道路は、東北自動車道(E4)(埼玉県川口市ー青森県青森市)ですが、この峠を掘り進むE4の坂梨トンネルは、E4では最長のトンネルのようです。旧道は、そのトンネルの前後で、E4と並行しています。いまその山は、おそい新緑が盛りです。

 秋田側に降りるとすぐ炭鉱の町小坂の、風光明媚な山村の田園が開けます。道の線形は、豊かな田園エリアを鷹揚にうねる形で、今の時期はほんとうにすがすがしいです。

 山の中の小さな町の中心部に、不釣り合いに立派すぎる旧財閥系の旧炭鉱事務所が、今は博物館として整えられています。いつもここを通りかかるたびに、その威容に打たれずにはいられません。🔗5/4


 それに比べれば小さなことかもしれないんですが、ここの広い公園敷地内数か所に、金属製の"ヒトのオブジェ"があって、実は、ふと気づいて、ドッキリします。存在を忘れかけていた頃にふと出会うと、そのインパクトはかなり大きいです。


 トップ画像のこじんまりとした建物は、初めて見たときには、明治期のカトリック教会かなと思ったのですが、解説を見ると、炭鉱として発足した明治初期に、招いたカトリック修道会が創建した、地元の町の子たちのための教育施設なんだそうです。


 なるほど、二人は、実に象徴的ですね。

2025/05/27

■ あるく ■ 巖鬼山神社の山道


■ ひさびさの良いお天気。3月からずっと天候不順でしたから、今日はいっそう爽やかに感じられます。

■ いつもの山道をあるいてみましょう。お参りして、クマさんと出会わないようにお願いします。

■ あの雪崩ポイントも、両脇に木々の緑が迫ってきました。


🔗3/22

■ いつものカラマツの道。


■ 山頂を望む高原状の道に出ます。


■ 空も空気も、初夏のようです。


■ 戻りのカラマツのアーケード。明るい雰囲気です。


■ ただいま。おかげさまで今日もひとり静かに散策ができました。境内の杉の巨木群と対比して、新緑が目にも鮮やかです。