2025/02/14

■ なおす ■ 除雪...もし、しなければ...


この冬の寒波は、

1) 12月末~1月中旬の大雪。全国でも特に当地;青森/津軽の被害甚大だった。

2) この2月上旬の大雪。当地は、北海道や秋田以南の日本海側に比して降雪量は少なかった、

と、これまで2波。週明けに第3波の予報です。

 1月中旬に除雪予算が尽き、それ以来、国道と主要県道はともかく、それ以外の生活道路に除雪車は来なくなりました。お役所と出入り業者の仲良しな関係は、金の切れ目が縁...一時的に冷えこんだのでしょう。国にお金をねだる災害級の豪雪による追加援助を要請するのが本来の仕事である県知事という方が、その約束をもらってきたらしい直後、1月下旬から晴れ間続き。その後、今月今回の寒波で、各地で青森を上回る災害級の豪雪。

 昨日2/13、1カ月ぶりに除雪ローダが通過。やるべき箇所は多いようすで、ここの界隈はおざなりな作業で通過したのみでした。住民は不満。でも除雪オペレータにしてみれば、そうていねいにこなしているわけにはいかない、って感情はじゅうぶん理解できます。

 が、結果、わが陋屋の前は、除雪ローダが来る前よりかえって道幅が狭くなり、重機で暴れて荒らし回りに来たかのような悲惨な状況となりました(トップ画像)。

 あの理不尽な除雪(🔗1/31)以来、ローダの後始末など途方に暮れた挙句、実は、ふと「除雪しなきゃどうなるんだろう」という邪念が頭をよぎりました...。

今日2/14
 私の生活の場合、

1) クルマがまったく出し入れできない

2) いっそう荒れ果てた悲惨な暮らしぶりに映る

3) ご近所の手前

 実害があるのは1)です。「じゃ、クルマを使わなければどうなるんだろう」と、いっそう邪悪な考えが。

 生活に困るのは、食料品(野菜)が買えないことです。他のあらゆる買い物は、今どきはECサイトを利用すればよいだけです。他に「クルマで通勤」「家族の送り迎え」「病院通い」などの必要性は、現時点でナシ。

 食料品は、検討すると、がんばればすべて徒歩で購入できる気がしてきました。最長経路は、半径4km、吹雪で徒歩なら速くて往復2時間でしょうか。

 ...あ、あるきましょう。かならず毎日吹雪のなかをかならず毎日往復8kmのお買い物、などという事態はあり得ない。運悪く吹雪で徒歩8kmなら、冬山装備でゴーグルでもアイゼンでも雪崩ビーコンでも着用しようじゃないか、と、だんだん狂った方向へと考えが進みます。

 結果、🔗1/28以来今日2/14まで17日間ほどクルマを使っていません。吹雪+徒歩8kmになった事態は、この間4回。風速9mの吹雪では徒歩はムリ(結局それでも8kmを図書館の本1冊のためにあるきましたが)、それ以外なら、健常なうちは可能のようです。

 以上、2月に入って考え実践したのは、クルマを使わないなら、除雪はしない、を、2週間実行してみる、その分、あるいていけるクロスカントリースキーフィールド、街中ウォーキングに振り当ててみよう...。

 気づいたことですが、体力的な負担軽減はもとより、精神的にも気持ちが楽になりました。冬の鬱々としたあの気持ちは、天候のほかに除雪の重圧感がやはり大きかったのかな。

 一方、つらいな、イヤだな、と思っていた除雪作業ですが、「除雪作業をすれば、筋トレと有酸素運動を兼ねられる」と考えるのが、これまで数十年間の唯一の救いとなるような肯定的な思考方法でした。それはたしかにあったのかもしれません。除雪しなければ運動不足から生活習慣病の原因となりそうです。

 が、この17日間の連日のクロカンスキーを経てみた後のタニタ体組成計の判決によると、1) 体重が3kg減、2) BMIが22.3から21.7、3) 体脂肪率が16%台後半から15%台前半、4) 内臓脂肪率は9.5維持(タニタの体組成計推奨値9.5以下)、他に、筋肉量、基礎代謝量とも増加しています。ついでに、"体内年齢"は20歳以上も若い評価となっていますが、これはタニタの顧客リップサービス用アルゴリズムでしょう。

 この体組成計データ推移は、たった17日間ですが、経験のないインパクトがありました。ダイエットを目的としたわけじゃなくて、少しでも除雪から逃げてラクしたい、という発想に出たものだったのに、なんだか遊んで暮らしてかえって健康に、などと、ご近所の、除雪で苦しんでいるお父さんたちには、ちょっと言えないような帰結を得ました...。

 でも、スキーの帰り、あるいて自宅に近づくと、見えてくる悲惨な光景、荒れ果てた陋屋...。明日アサッテは一時的に好天に恵まれるそうですから、ご近所の手前、いっしょうけんめい除雪作業します...。

2025/02/13

■ なおす ■ ピーラー(皮むき器)


台所用品のピーラーです。

 上の画像奥のプラスチック製が、壊れました。

 なおす...つもりはナシ (;^^ 

 画像↓の黄色丸が正常な箇所で、プラの柄を円形にくり抜いています。破損した赤丸箇所は、すぐ割れ、円形が解放U字形となって、刃を保持できなくなりました。

 ダイソーの安物です。過去に自分で購入したものや一昨年の実家整理で出てきたものなど、プラスチック製の安物は、いくつか手元にあったのですが、もう次々と使い捨ててきました。

 多くは、刃の切れ味にストレスを感じるからです。ジャガイモの皮が引っかかるように感じたらアウトです。

 今日の画像のプラスチック製の個体は、何年も前から未開封でストックしていたのですが、数日前に、やはり切れ味に不満を募らせた挙句捨てた同様の安物ピーラーの後継機種のつもりで新たに開封しました。

 ら、刃を保持するプラ部分がすぐ破損して、もう取付不可能です。

 割と開封したばかりだったので、切れ味は良いです。だから、補修レジンや金属ナット埋め込みなど、なおすことも検討しましたが、切れ味は半年後にはアウトだろうと思い、もう、手持ちのすべての安物は無くなったことだし、ダイソー系などの安物とは縁を切ろうと。

 この不満はずっと何年も持ち続けていて、いつの頃からか併用していたのが、金属の柄のもう一つの個体です。

パール金属 ピーラー (amazon画像)

 コメリのプライベートブランドですが、パール金属製造のOEM製品のようです。

 安物とマトモなものとの見分けは、刃の形状だと、個人的には思います。

 1) 刃が湾曲している、2) 刃のギャップが3mm程度以上広くとってある、の2点を満たしていれば、性能は安定しています。

 とはいえ、せっかく金属柄で耐久性が高いのですが、刃である以上、切れ味は日に日に減衰していくでしょう。 

 パーリング刃をもつパンナイフにも感じるのですが(🔗2024/4/16)、使い捨て構造じゃなくて、長年にわたって維持可能な構造に何とかしてできないものなのかな。それも、シックやジレットみたいなヒゲソリのカートリッジ商法=替え刃商法(替え刃を使い捨てにしていく方式)ではなくて、エンドユーザーが刃を外してお好みのように砥ぐことが可能な構造ならよいのですが、そうはいかない大人の事情があるのですか。

2025/02/12

■ なおす ■ モンベルのジッパートラブル 5

雪が詰まって引き上げられなくなったスライダー

スパッツ(ゲイター/ゲートル)のジッパーの雪詰まりです。

 登山ギアで言う"スパッツ(ゲイター)"とは、ひざ下から足首までをナイロンの防水布で覆い、シューズの上部から雪や小石が入り込むのを防ぐ装備です。藪をあるくときの蛇・蜘蛛・ダニ・鋭利な葉や小枝除けにも好適です。

montbell: Gore-Tex Alpine Spats (2012)

 購入したのは、記録によると、2012年1月16日購入のようです。2年後にも同種製品を購入し、2セット交互に使い回していますので、こんにちまで使えています。

 トラブルが起きるのは、決まって、氷点下・吹雪の日です。

YKK Website 

 シューズ履き替え後のスパッツ装着時に、ジッパーを締め上げるためにまず上の図の"箱"に"蝶棒"を差し込みますが、その際、"箱"の中に詰まった雪を、"蝶棒"で押し込み、圧縮させてしまい、箱の中で氷のように固まらせてしまいます。結果、蝶棒がじゅうぶん差し込まれないまま、永遠にジッパーを閉めることができない事態に。

 ジッパーは精密なので、1mmでも、いや0.5mmでも差込が甘いと閉まりません。

 氷点下、雪が吹きすさぶ中で、詰まった氷雪が融けることはありません。

 解決するには、箱の中の氷片を、細い針状のものでかき出すことですが、吹雪の氷点下でそんな器用な道具や動作などありえません。

 ベストなのは...、ちょっと憚られるのですが、箱を口の中に含んで、体温とだ液で暖めて溶かすことです。その後、フッと強く息を吹きかけます。ほぼ100%解決します。

 ただし、改めて装着する時、足元にて作業する性質であることから、再度、雪詰まりを起こしてしまいがちです。

 症状と解決策をココに書いてしまえば、あなたは、「なんだ、大したこっちゃないな」と思っていらっしゃる通りです。が、このトラブルは、経験がなければ、なぜジッパーが閉まらないのか、見た目ではわからず、視界も悪く寒さつのる吹雪の中で、焦って意地になって力づくで、やり直せばやり直すほど、何度も無駄に強く押し込み、かえって雪を強く詰め込み、氷片を圧縮するだけで、事態は悪化する一方です。結果、吹雪の中で泣いてしまうしかないです。もしそれが冬山でのできごとだったなら...。

 と、今日で、ここまで、5日間、5種類ほどの「モンベルのジッパートラブル」の実体験を書き連ねてきました。どの一つも、冬山で初めて遭遇したら、ただちに生命の危険に瀕すると思います。

 これらの点で、モンベルの工業デザイナーの中には甘い坊やたちもいるんだなという気もします。そう恨みながら冬山で意識が戻らなくなった人がいないことを祈っています。

 ジッパー1つを例に挙げてもこうですので、たとえ低山であっても、ウェアやギアは、スノーフィールドでじゅうぶんに経験を積んで、使いこなしたいものだと、つくづく思います。

 とは言え、モンベル製品を貶めるつもりは全くないです。かの製品は、あらゆる同業他社の製品と比較して、「安全」「慎重」な設計に重心を置いているのは、70年代から使用して、じゅうぶんに実感しています。これからも信頼して選び続け、経験を重ねて、自分にとって最適な使い方を見つけ出して、感謝して使うつもりです。