2023/04/21

■ こわすつくる - 実家整理 - 金属類を処分 - 事故


■ 朝、廃棄物処理業者のM商店に、切断・破壊・解体した金属を持ち込みました。

■ 切断・破壊・解体の作業は、素人にとっては、ほんとうに命がけな気がしました。少なくとも、毎日新しい出血は見ます。最初は傷テープを使っていましたが、きりがないので、単なるサージカルテープを傷にじかに貼るだけになりました。

■ M商店は、ぶっきらぼうな若者ばかりだけど、処分場=お役所に比べれば、搬入したこちらの目的を何とか達成させなくてはという意図を感じるような、熱心でテキパキとした動きです。

■ さて、私はずっとヘルメットとゴーグルと防塵マスクを装着して作業してはいたのですが、背の首筋に、ガラスか金属の微小破片が刺さったようで、鏡で見ることもできず、痛いけど取りようがなくて、かなり気になっていたところ...

■ 昼に、交通事故を起こしました。イラストほど派手ではないですが、リアル画像をここに貼るのはちょっと...。ガソリンスタンド敷地内での微速の事故でしたが、巻き込んでしまった相手があります。双方けがはナシ。過失割合は、当方100:相手0。

■ 平謝りに謝り、警察の事故処理も保険会社との手続きも、相手のクルマの修理の段取りも、今日一日かけて終わりました。私の保険は来年から3等級降下。私自身のクルマの損害は、当然100%自己負担。

■ 気持ちが荒れて焦って心神耗弱していたようです。40年間運転して、信号待ち停車中に追突された事故経験が1度ありますが、自分から人に損害を与える事故を起こしたのは初めてでした。

■ でも、「電動丸鋸で大腿部動脈切断」とかの事故になる前でよかったかも。もちろん相手の方には本当に申しわけないと悔いています。

■ 脱力感。実家の作業って、しなくてはだめなんだろうか。明日からどうしようかな...。でも立ち直らなくてはいけないのですか。いつかまた解体作業を必ず始めなくては…。

2023/04/20

■ こわすつくる - 実家整理 - プラスチックごみを処分場に搬入



■ 燃えないゴミに引き続き、同日午後に、プラスチック処理場へ。

■ プラスチックゴミの中に混じる「解体したゴルフバッグ」「解体したチェア骨格」は、また担当者のカミソリ・シャープな目つきの吟味にあい、

担当者;「う~ん、ダメ。」

私;「いや、あの、これもこれも、市役所に、画像付きで問い合わせてあります。いずれも担当の迷亭さん独仙さん(いずれも仮名)に『ここまで解体したのであれば、市のプラスチック処理場で受け付ける』という回答を得ています」

担当者;「...しょうがねぇな(方言)...置いて帰れ」

■ ここでも何とかひれ伏して、捨てさせてもらいました。

■ ...泣けるような卑屈な思い...。官吏は強しされど人民は弱し…なんでこんな思いを...。

■ いずれにしても、長らく通った3箇所の処理場往復は、これにて終了。あとは、ひたすら地道に分解分別をすれば、サイズが小さくなるので、ゴミ収集日に少しずつ出します。

■ 山あいにある燃えないゴミ最終処分場のN処理場から、分岐した林道を歩いて5分くらいのところに、「何とか権現の湧き水」というのがあります。小さい谷を挟んだ反対側から湧いているので、湧き水と処理場とはつながっていないと思います。50年前の小学校のときから雰囲気が変わったけど、ここで手を洗って、ライオンさんの吐き出すまる~い味わいの水を飲んで、深いひと息をつき、自分の中に鬱積する毒気を抜いたような気分になりました。


2023/04/19

■ こわすつくる - 実家整理 - 燃やせないゴミを処分場に搬入


※ この話は、ま、その、フィクションです。たまにフィクションをお楽しみください。画像の白亜の殿堂は、バイエルンにある「ノイシュヴァンシュタイン城」ではなく、某市にある「ゴミ最終処分場」の壮麗な事務棟かもしれません。実在する似たような団体や人物とは、ま、その、あんまり関係がないということで。

■ 朝、いよいよ、満を持し、シェービングをし、身だしなみを整えて、恐怖の「燃えないゴミ」処理場へ。「え、なんで?」って?...。ま、お読みください。

■ 他のゴミとちがい、「燃やせないゴミ」の「N処理場」に搬入する場合に限り、市役所で予約が必要です。

■ 昨日、市役所環境課に、電話で予約しました。その際には、何を運び込むのか、非常に詳細に聞かれます。「ガラス板、サイズは額縁から外した程度のもの、約50枚。鏡、半身サイズ6枚と、枠から外すために破砕したガラス片バケツ1杯分と、...」という感じで、予約するのに15分以上の問答の通話。

■ 処理場に行くと、かの有名な「門前ババ」(親しみを込めた方言です)が、この20年間変わらずやはりお勤めでした。

■ 実は、私は、十数年ほど前に、お気楽にゴミ捨てに行って、予約していない・こんなゴミは受け入れられない、など、めちゃめちゃに怒鳴られ責められ、半べそをかいてゴミの半分を持ち帰ったことがあります。


■ 私(緊張して);「予約した、吾輩は猫です(仮名)」

ババ;「ナニィ?、ワァ?...(リストを見ながら)...え~と、ワァ、ワァ、...ねぇよ(無い;方言です)...ホントに予約したのガよ? いつ予約したんだ?」

私;「昨日の午前中10時半頃です。担当は迷亭さん(仮名)という人です」

ババ;...舌打ちをしながらいきなり電話機をにぎり(たぶん市役所に電話)「N(処分場)ですけど、吾輩とかっていう人がいま来てるんだけどぉ…記入漏れだガッ? (怒)...」

■ 何とかお情けを頂戴して、搬入のご了解をいただき(昨日OKしてもらったのに…涙目)、

ババ;「(重量を)量るから、車に乗れって…(方言)」、「何積んできたって? 見るからすぐ荷台のシート取れって...」

非常に険しい目つきで、荷台の内容物を見渡す(険しいかどうかは個人の主観です)。

「このゴミはOK、コレもOK…。養生しようとして包んできた毛布は全部持って帰れよ。ガラスの破片入った段ボールは箱ごと捨てるなよ。ちゃんと空けたら箱は持って帰れ。」


■ な、何とか捨てさせていただきました。はぁ~、緊張した。

■ ま、気を取り直して思うのですが、搬入してくる建設業者や廃棄物処理業者などの荒い男どもを相手に、処分場の門前でスクリーニングを任されているこの女性は、市役所にとって、なくてはならない手放すことのできない素晴らしい人材ではないでしょうか。