2025/11/22

■ まなぶ ■ 偉人のことば...は、耳が痛いものです


「なぁ〜にが "W.ゲーテも200年ほど前におっしゃっているとおり"だよ...(→🔗11/19)。また妙な弁を弄して...!」とのことで、見透かされてしまいました。偉人の権威を借りることで人を煙に巻いたまま逃走するというスタンスなわけで(🔗2023/3/22)...。

 似たようなことはおっしゃっているようです。

"Wer klug ist, lehnet daher alle zerstreuende Anforderungen ab und beschränkt sich auf ein Fach und wird tüchtig in einem."

かしこい人は、気を散らすようなさそいはいっさいしりぞけて、 

自分を'ひとつの'専門に限定し、

'ひとつの'分野に明るくなっていくものだ。

J. P. Eckermann: “Gespräch mit Göthe” エッカーマン 『ゲーテとの対話』

Dienstag, den 24. Februar 1824

拙訳で痛み入ります

 思い出すにつけ、読み直すにつけ、自分をかえりみては、身も細るような、耳が痛くなるような、人生を送ってきたのですがね...。

 きれいならざる本で失礼します。うん十年前の学生時代に購入。単語上の色鉛筆桃色は知らなかった単語のつもりのようです。"現在存在する最善の書"だとF.ニーチェ先生による太鼓判も...↓。ニーチェ先生なら満足して幾度も読み直したことでしょう、が、私がまた読み直すとしたら、送ってきた人生を責められる一方になりそうです...

Insel Taschenbuch 1981