■ あっ!なんだコレは!?...皮をむいてドッキリ!紫色なのか...。
■ いつもの食品店(🔗1/9)。ふだんは週1回行くだけですが、今回たまたま2日連続で。ら、昨日は無かった品種のジャガイモが。ということは新鮮でしょう。買いましょう。
■ 「シャドークイーン」。私の商品知識はゼロ。メイクイーンの亜種だろうくらいに思ったんです。
■ 冬は、半分倉庫暮らしの私の生活は、倉庫にある調理場がほぼ外気温と同じ。まぁ冬期3カ月間は0℃がデフォルトですので、「冷蔵庫」が庫内5℃だとすれば、そりゃ「温蔵庫」ですよ。
■ そんなわけで、ウェルシュ菌などの嫌気性食中毒菌が繁殖しづらい環境から、冬はお安い部位のお肉少々と野菜どっさりをつかって、シチューらしきものをつくります(🔗2/13)。
■ お肉をバターと香草と香辛料で炒め、玉ねぎを加えて炒め、あとは、「ワイン」とはまさか言えないが税法上の「果実酒」とは言える恐るべき「エタノールを混入した輸入ぶどうジュース」でできた「三鳥」とかいう酒造メーカーの『おいしいワイン』と詐称する噴飯物系飲料ほんの50ccを入れて加圧...(加える液体の説明になんだかバイアスがかかっていませんか)。
■ 強圧で1時間加圧しますので、玉ねぎは100%、お肉は8割がた、いずれも溶けて原形はないです。鍋を入れ替え、さらにつぶしたトマトと、ウスターソースか缶のデミグラスソースをごく少量加えて、なお1時間煮ます。ニンジンもジャガイモも加えず、水すら1滴も加えずに終わり。
■ 別途、ジャガイモとニンジンを、水のみで圧力鍋で蒸します。味付けは一切ナシです。
■ ジャガイモとニンジンは、圧力鍋から湯気がたちのぼる状態で、直接フォークでとり、半分はそのまま、残り半分はシチューにディップしていただきます。
■ この珍妙な食べ方だと、素の、ジャガイモのコク、ニンジンの甘さが、いちばん濃厚に感じられる気がします。ジャガイモの品種の個性が、いちいち主張します。「男爵」のホクホク感も「キタアカリ」のクリーミーさも「インカ(🔗6/28)」のカボチャやクリのような甘さも。ニンジンは、県産地場産の安い物でも「ほかほかのくだもの」のように甘くなります。
■ ジャドークイーンは初めてで、その色合いに気おされておそるおそるでしたが、やはりメイクイーンに似ていました。粘り気はグっと控えめです。価格的に同じなので、冒頭のように、鮮度と気分で今後も手に取りたいです。