※ 画像左端にごく小さく有明の月。中央奥に岩木山。5/3am5:00頃
■ 明け方に菜の花畑を見て、寒いので帰宅しようとして通りかかった切通しの道。坂を降りると、りんごの花が満開で、弱い風に散る花びらを、いっしゅん雪かと見まちがいました。クルマを停め、誰もいないこの十腰内のりんご畑の道を、あるくことにしました。舗装農道が狭いのですが、傾斜地で解放感があり、日中でもクルマの往来が無いので、安らかな気持ちであるくことができ、お気に入りです。
■ 実はココは、冬の光景をご紹介したことがあります(2024-2/18のトップ画像);
※ 2/18 同じ地点から
■ いまや花は満開で、はちきれそうです。山から冷たい弱い風が吹き下ろします。ウメやサクラと同様、リンゴも「バラ科」の植物で、花びらがはらはらと散る離弁花構造は同じです。サクラの花びらが舞うのが美しいのと同様、サクラが終わったこの地では、樹木の個体数では圧倒的に勝る白いリンゴの花びらが、はらはらと舞い散ります。雪のようでもあり、蝶のようでもあり、明け方の休日の、経験のないような不思議な雰囲気をつくり出していました。
※ 2024-05/03 am5時頃