2026/04/22

■ あるく ■ 梅 - 桜より好きな理由


3つに絞ってみます;

【1】立ち姿


■  ホントはこの1つの理由だけで良いくらいです。


■ ■ 寒い中にスっと立ち上がる梅の枝と花には、感極まるものを覚えます。

■ ■ 桃、梨、桜も、花の時期の枝ぶりはほんとうに見事ですが、現代では、たっぷり肥料を与えられ、人の手で豊かに育ってまるまる肥えた実をつける商業的栽培しか目にできない点とは対照的な思いにかられます。


【2】花の種類

■  木も花も、種類が豊富で個性豊かです。


■  背景に、中国の歴史や漢詩の伝統を彷彿とさせるものから、日本で生まれ育てられたものを感じたりと、文化的背景が数千年に渡るような豊かさがあります。


【3】寒中、雪を背景に咲こうとする

■  真っ白な雪の中、浅い春の、ごくほのかな暖かさを感じ取って、少しでも赤いつぼみを膨らませようとする姿に、心打たれます。

🔗 2025/4/3

■  桜の、春爛漫の豪華絢爛さに比べれば、以上の個人的な感傷による3点など、しかし、吹けば飛ぶようなささやかな魅力でしかないかもしれませんね。

■  が、いまでは、桜咲くところに人の群れあり。

豪華妖艶 - 
うっすら"グロテスクさ"も...

■  歴史的には、万葉の時代には桜は知られず、古今集の時点で静かにしかし競って味わい、新古今の時点ではすでに技巧と虚像の耽美へと消えていきました。

■  桜の良さを静かに味わう環境は、現実の地上から消え去って久しく、もはや架空の世界です。ネットで見かける"AIに描かせた「桜」"は、「ゴージャスな桜満開の背景に自分ひとりがたたずむ」という定番のレイアウトではないでしょうか。

■  ひとりで静かにいるとき、目が合うかのような一輪の紅梅...

🔗 2024/4/13

■  青空に弾け散るかのような白梅...


■  私が生きているこの世界では"現実"であって、飾らない、ありふれた日常です。こころからくつろいでうちとけた表情を、生涯味わえる幸せを感じます。