発芽させた玄米
(胚芽部分にぴょこんと
角が出ています)
■ 米飯は、数十年来毎日欠かさず、玄米です。
■ 自分で発芽させています。簡単です。
■ かつてはヨーグルトメーカーを使っていましたが、そんな電気代をかける必要などもとより無く、しかもその手だと水の交換がつい面倒になります。むしろ、夏も冬も、一日水に浸漬しさえすれば常温放置でよいです。もっとも、夏場と言わず冬も水の交換は頻繁にしています。
■ 今年を振り返ると、数十年来の玄米食がおびやかされ、ついに中断しました。私のような街場の場末の末端消費者など、米価高騰や米不足の打撃をまともに喰らいますので、玄米が手に入らないのみならず、米そのものが入手しづらくなりました。東京で暮らしていた1993年に直撃を受けた"米不足"と類似の体験でした。あのとき都心部(山手線内)ではまるっきりコメなど手に入らず、本当に悲惨な思いをしました。
■ 今回は気分を変えてパスタ5kg2袋を2回購入。これも数十年来大好きなイタリア産"バリラ"の#5と#3でした(ref.🔗4/13)。米の代わりの主食と位置づけて、ヘンに凝らずに毎日淡々と食べられるように、塩とオリーブオイルとつぶしたにんにくのみで通しました。それ以外の味付けではけっきょく食べていないまますべて消費しきったのですが、主食としてそれなりに美味しくて、たのしみでした。これはこのまま続けて、なるべく"コメ依存"を脱却したほうが、とも思っています。
■ それと前後して、2,000円未満の備蓄米5kgを一度購入。同時期に5kg程度をちょうだいした幸運もありました。いずれももちろん精米されています。久しぶりに白米を炊いて、だいぶ勝手が違い、何度も焦がしたり...。
■ 秋になって、やはり玄米が良くて、5kg4,000円弱で2袋、地元の玄米を買いました。と同時に、安かった精米された備蓄米がまったく手に入らなくなりました。
■ でもやっとなんとか数十年来のペースに戻りました。あいかわらず高額で、不満はないわけではないのですが、まずはホッとしました。
■ 水に浸漬し、胚芽からぴょこんと角(つの)?が出た皆さんを久々に見たときには、ほんとうにうれしかった!この気持ちは忘れないようにしなくては。
■ お米は今後安定供給がなされるかというと、誰もがもはや不安になっているのでは。今年の騒動で、政治に対する不信感はもとより、JAや流通業者に対してのみならず、「うちは米なんか買わなくてよい/米の苦労などない」とこの時期にわざわざ煽るように嘯く農家や"貸付農家"(自己所有の水田の稲作を自身では行わない農家)に対して、国民の圧倒的多数派が、反感を持ち、分断の感情が深まったような印象が形成された年となりました。
■ 今は、でも、「さあ玄米を炊こうか」という際には、手元にいつものように存在してくれるお米に対して、素朴に、自然と感謝の気持ちが湧くようになった気がします。
