2025/12/23

■ あるく ■ 津軽平野 - 北端の葦野原


今日もまた、冬の津軽地方には異例の"晴れ間"。気温は4℃と低いですが、この時期、太陽が出ているだけでも不思議な光景です。しかも路面は、この時期異例の"乾燥"路面です。

 むずむずして、ちょいとまた、冬眠中の(🔗2024/12/3)ロードスターのバッテリをつないで、冬眠したばかりのところ申し訳ないが、眠りを起こしてセルを起動します。

 いつもの大好きな"藻川"地区の田んぼの大平原(実はこの場で紹介したことはありません)。冬のお日様のもとで、暖かい黄金色の稲藁色の平原が広がる道を快速に進みます。葉の緑が消え失せた冬の、見晴らしが良い黄金色の道を、ぽかぽかと暖かくこじんまりとした室内のロードスターで走るのは、何だか異世界の幸せ感があります。

 一級河川岩木川に沿って土手沿いの道を、どんどん下ります(地理的には北上です)。

 広大な葦野原の河川敷(🔗11/6)。地平線が見えそうなくらいです("地平線が見える"地理的な条件は、前方直線距離27kmの平原ですので、惜しいところで及ばないのですが)。

 あるいてみます。さすがに4℃のもとでふきすさぶ風は寒い。

 白い太陽が冷淡です。正午の南中時刻付近ですが、太陽高度は計算上で仰角26度程度。だとしても、広大に広がる葦野原は、さすがに綿毛は朽ち果てたものの、今月一度雪野原となったはずの葦の平原が、驚いたことに、ごく少しの暖気でそのロフト(嵩高復活性能)を回復し、また立ち上がっています。


 湿潤期や積雪期に、大量の空気を含む断熱素材という点で冬暖かく夏は乾燥して涼しい屋根素材として、いかなる建材にも優る最高の素材である所以でしょう。

 長い積雪期を経た春には、例年、潰れ果てているのですが、今日この小春日和には、強靭で健気な立ち姿に、心打たれるものがあります。


 ふぅ、なにかことばに表せない充足感を覚えて、また楽しくロードスターのシフトノブを操って、昔ながらの集落をたどる旧道を縫うようにして帰途に着きました。