2025/02/04

■ なおす ■ クラシックシェービング - ふつうの石けんじゃだめ?


ブラシで泡立てるクラシックシェービング。その専用シェービングソープは100%輸入品のみだし、ブラシもホルダー(カミソリ本体)も、あれこれ選んで買える市場は日本にないです。

 「シェービングソープは、個人輸入すれば1個何千円もする。ごく普通の入浴石けんじゃだめなのか?」という質問をもらいました。

 ついでに、「納豆に純粋な酢だけかけて、食えるのか?」(🔗1/24)という質問も...(汗。

 いずれも、やってみればいいじゃないですか? すぐに比較対照実験できるものは、自ら実感してはいかが? 自信をもってその適否を確信できることでしょう。

 酢は、選ばないと。多くかきまぜた方がふんわり良い香りに...。ま、しかしそれも、ご自身で、比較対照実験しさえすれば最適解を見出すでしょう。比較なくして断言なしですよ。

 話をシェービングソープに戻しますと、これは、自分で輸入品と牛乳石鹸を比べてみろよ、なんて言えないので、この機会に私が改めて石けんを使い、これまでのシェービングソープとの違いを、再度認識してみたいと思います。

 まず、泡立て。経験的に、浴用石鹸は泡立ちが悪いという印象があったので、今日は、どこでも手に入り、泡立ちの良さを謳う『花王ホワイト』を使います(トップ画像)。

 ブラシには、カナダの"AP Shave"の製品を(🔗Website)。


 ここの製品は、ノット(毛先)の材質と直径と長さ、ハンドル(柄)の材質やデザインを組み合わせてオーダーするのですが、私が持っているなかで、最も径が太く毛量が豊富な"ソープイーター"の異名を持つ(?)ものを。あ、異名とやらは、私が勝手につけました...。すみません。毛量が多いので、泡立ちがすばらしく豊か...、なのはいいのですが、貴重なシェービングソープがすぐなくなっちゃうからです...。

 で、泡立てると: それなりに良い感じです。


 とはいえ、泡立てには、シェービングソープよりちょっと手間。石けんをブラシにこすりつける"ローディング"にも、泡立て"ラザリング"にも、いつもより時間と力を使いました。シェービングソープなら、この絵になるまでには、この労力の半分以下で済むかと。

 さっそくシェービングします。と言ってもその画像はさすがに無いです...。

 シェービングソープと遜色なく、顔にもくもくと塗れます。

 剃り味は、あきらかに、滑りの点(それがシェービングの快感の一つでもあるのですが)で劣ります。それだけ専用品が工夫して開発されているということです。今日はいつもと違う滑りなので、ちょっと気を遣います。

 でも、ちゃんとシェービングソープとして十全な機能を果たします。

 いったん流して、2クール目を塗ろうとしたら、泡立ちが、ガックリ落ちました。この点が、石けんの弱点です。とは言え、輸入ソープに比べれば、価格の点で痛くもかゆくもないので、遠慮なくまた盛大にローディングとラザリングを繰り返せばいいだけです。

 剃り上がりの爽快感や漂う香りは、その点にもじゅうぶん配慮している輸入ソープには勝てないですが、シェービング後の気分は良いに決まっています。固形のバス用石けんの香りは、何と言っても清らかですよね。

 シャワールームを出て、通常の室内に入れば、石けんならではの、猛烈なツッパリ感。これは何か自分に合ったアフターシャワーやアフター洗顔の対策が必要でしょう。

 結論として:石けんでも、ブラシでよく泡立てれば、きちんと役割は果たし、気分も良いです。何より安くて遠慮なくたっぷり何度でも泡立てられます。その意味でもすがすがしさや爽快感は大きいです。

 どうぞ、でも、その後いつか気持ちにゆとりができたら、たまには専用のシェービングソープの極上の剃り味も試してみてください。

 「で、キミもこれからはバス用石けんを使うかい?」と聞かれたら、う~ん...。他にまるっきり何も無くなったら、そりゃ使います。でも、輸入のシェービングソープが無くなっても、私はやはりオリーブオイルなどの油脂類と水酸化ナトリウムを使ってシェービングソープを自分でつくると思います。